【PS3】真・三國無双５ レビュー
| 発売元 | コーエー （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2007-11-11 |
| 価格 | 7560円（税込） |
| レーティング | 【Ｂ】12才以上対象 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
| タギングトップ3 |
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| タイトル概要 |
■ ジャンル：タクティカルアクション 【廉価版】 ■ 発売日：2009/07/02 ■ 価格：3,990円 「真・三國無双5」では、「無双」シリーズのウリである「一騎当千の爽快感」をさらに高めるため、プレイヤーの腕次第で無限に攻撃をつなぐことができる「連舞システム」を搭載。 まるでカンフーアクションさながらの派手なアクションを実現している。 また、次世代機の高い性能を活かしたリアルな戦場の臨場感の再現や、全登場キャラクターや武器のヴィジュアルイメージを一新し、新たな操作感を味わうことができる。(転用元:GDEXより) |
- 総合ポイント
- 48
- (難易度)
- 2.48
- レビュー数
- 84
541人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 3pt |
94pt
547人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 5pt | 3pt | 5pt | 5pt | 5pt | 2pt |
94pt
GOOD!
オリジナリティ：今までの無双と同じではなく変化を付けようという意気込みは良し。批判が凄いが変化なくしては進歩も無い。これが第一歩。
グラフィック：とにかく美しい。古いテレビでやってる人は大したことないとか言っているがハイビジョン用のグラなので悪しからず。途中途中の演出が素晴らしく丁寧な作りこみ。こんな作り込んでおいてもっと無双で使える人数増やせとはスタッフに過労死を迫っているのだろうか？
音楽：効果音が弱いが、無双の世界観に合った音楽、音声とも言える。
熱中度：武将がどんどん強くなっていくのと、途中途中の演出が見たくて辞め時が見つからない。やられたらフリーモードで鍛えて再挑戦てな感じで余計に。
快適さ：操作性がよにかく良い。戦闘中はロードもなく、戦闘準備中に裏読みしているのも素晴らしい。
満足感：やることはボタンの連打だが上記の理由から大満足である。敵の数は今までの無双の比ではない。その中で暴れまわる様は正に一騎当千！
BAD/REQUEST
・武器取得の楽しみは確かに薄い。効果次第なのではっきり強さに反映されにくい。結局スキルツリーで連舞レベルを上げるという、共通の育成になる。
・フリーモードである程度鍛えてからでないと弱すぎるので、作業感は強め。
・声優の配役がおかしい。孫権一族の声はどいつもこいつも合ってない。もったいない。
・処理落ちが頻繁にある。これが次世代機の限界？もっとパワーを見せてくれ。
・相変わらず女キャラに魅力が無い。セクシーさもない。
COMMENT
とにかくハマッた。次世代機は早くから所持していたがこの無双5が一番プレイ時間が長かった。洋ゲーの傑作と呼ばれるものもプレイしてきたが操作がややこしく難解で時間の限られてる状況下では苦痛でしかない。
この単純さと爽快さはやはり無双。丁寧に作られた日本製のゲームはバリバリの洋ゲーマーには物足りないだろうが、ライトユーザーにはよろしいかと。
変わった部分もあるがこれは間違いなく次世代無双である。ガンダム無双なんかとは比べ物にならない。
XBOX360でリメイクものの無双もやってきたが断然こちらのほうが熱中度が上だ。
630人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 3pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt |
89pt
GOOD!
最初、超雲をつかいましたがカンフー映画のようにかっこよくてとてもおもしろかった。水を泳げたり、特殊技や連舞システムが気にいった。最初はあんまり連舞ランクがなくてかっこよくなかったけど、スキルで集めていくとかっこよくなっていった。殺陣攻撃もよかった。
BAD/REQUEST
ムービーの画像をもうちょっと良くしてほしかった。無双モードのキャラをもうちょっと増やしてほしかった。
COMMENT
買って損はなかったと思います。三国無双ファンだった人も新しいシステムが増えたので楽しめると思います。
518人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5pt | 3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 2pt |
85pt
GOOD!
・無双モードのストーリーが良い
ナレーションだけではなく各ステージの前後にムービーが入るのでストーリーに入り込みやすい
ステージ前後のムービーには他キャラの無双モードとかぶるとかの使いまわしが一切ない
特に貂蝉や典韋・孫尚香など実際の三国志の物語にはないＩＦの要素があるストーリーが面白かったですね
呂布の無双モードが一番私的は面白かった
ステージやってる間の劇中ムービーは極力減った感じで音声セリフのでのやり取りが多くなったのでテンポを削がれにくいです
・アクションのモーションが細かく流麗
これに慣れると前作までの無双の動きがすごく粗く感じてしまいます（笑）
連攻撃で切れ目なく攻撃を続ける事ができますし攻撃中の動きもものすごくスムーズでストレスがありません
連舞ランクが∞まで行けばかなり化けます
さらに緊急回避があるので多少攻撃を調子に乗って出すぎて敵が強攻撃や乱舞を出してきそうな時に「やばい！」と思った時に助かります
強攻撃で敵のガードを的確に崩せて属性も付加される上にかなり強いので敵に切り込みやすい
殺陣システムも最初は難しいが慣れてくればこれで連舞ゲージをサクサクランクを上げられるので決まれば気持ちいいです
連舞システムに関しては賛否両論ありますが攻撃の流れを楽しむという面で考えると良いシステムと思います
操作が簡単になったのでアクション初心者の方にもとっつきやすいですし逆に色々こり出すと結構シビアな操作でそれなりのスキルが必要になります
馬が呼べるようになったので今までよりも馬を活用しやすくなった
特殊技で拠点内に敵を誘導して火計発動とか山岳地帯で坂の上から落石発動とか強襲で一気にごり押しするとかその他習得スキルと組み合わせる事により武将の個性が強くなった
更にこの特殊技は敵武将も使ってくるので落石とか使われると結構あなどれない
・ステージ構成がよりパワーアップ
まず高低差がよりはっきりしたのがいい
山岳ステージなんかは特に違いがわかる
崖からすべるように降りれたり低い所に位置する拠点に上から飛び降りて奇襲をかけたりできる
今回川など泳げるようになったので上陸できるポイントさえ把握すれば目的地までうまくショートカットもできます
エンパみたく拠点に回復アイテムが一定時間経過または制圧後に出るようになったので回復が楽になったのでわざわざ回復アイテムの入ってる壷を探す手間が省ける
また拠点を落とした時に一緒にいた味方の軍団の戦意が上がるので敵に囲まれて死に体になってる軍団も蘇生でき助けに行き甲斐もある
拠点や軍団長を倒した時に「おー！おー！」と勝ち鬨を上げてくれる演出も盛り上がります
戦功目標がわかるのでそれを目標にして攻略する楽しみがある
攻城戦で門を早く壊す為に城壁の弩砲を壊しに早く梯子をかける為に工兵をサポートしたり衝車を守る為に近くの守備隊長を倒したりしなければいけないので単に自分のまわりの敵を蹴散らせばいつの間にか開いてるとか緊迫感に欠けないところがいい
・ロードが快適
インストールできるのでロードは早くなりました
ただ最初のナレーション飛ばしたりするとちょっと待つ羽目になりますが
BAD/REQUEST
・前作の武将削除およびモーション被り
ほとんどのレビュアーの方がおっしゃられてますがキャラ削除が痛すぎる
さらに無双モードがない武将のモーション被りが惨いそして武器のデザインが技・標準・力すべて一緒で名前が違うだけ
さらには削除されたキャラは一切の存在を消されてるというありえない仕様
猛将伝の布石なのかはたまた開発の時間がなかったのかはわかませんが最低でも前作までの武将はちゃんと出すべきだった
（せめてホウ徳と姜維は残してやってほしかった・・）
せっかくスキルや特殊技で武将の個性が出せてもモーションが被ってると魅力半減です。本当にもったいない
さらにモデルチェンジが色違いしかない上に２つまでしかない
まあ無双モード全員分ははっきりいっていりません
４みたく数だけ多くてだと最後の方はラストキャラを出すだけの作業になってしまいだれるので
その分今回のようにストーリーがしっかりしてればいいですし同じ勢力だとどうしても似たり寄ったりの展開になりますし
今回削除された南蛮勢力や西涼勢力を考えればステージ数減は仕方ないかもしれないですが（ミニステージは別にいらないので）それでももう少しあってもよかったんじゃないかと
あとフリーモードで袁紹・董卓・張角などの勢力側や特定ステージで守備側とかもしたかったかな
・包囲戦の意味があまりない
時間や戦功の効率で考えると結局包囲戦でべらぼうに強固になった武将相手に武勲包を稼ぐより包囲から逃げてさっさと倒すか特殊技発動させて武勲包稼ぐ方が全然効率がいい
メリットが武勲包アップだけじゃ意味があるとは思えない
包囲戦前の「じゃーん！じゃーん！」の演出は好きなんですけどね（笑）
・処理落ちに敵消失
敵のワラワラ感は今作も十分にあります
それはいいんですが今回もやはり処理落ちがありますし場合によってはかなり酷い場合もあります
（特に赤壁や官渡など敵が武将が一斉に画面内に出たとき）
敵が目の前に突然沸いて出現するのもちょっと・・まあ伏兵は別としていきなり目の前に沸いてすぐ攻撃ってわけではないですが
敵軍団の残党を追ってると進入不可地点まで長いとにそこに到達する前に突然消える
プレイヤー武将の後ろに回った敵が完全に消えるので突然後ろから攻撃を受ける時がある（まあこれは後ろにいたら敵が見えないのは当たり前と強引に解釈してますが（笑））
視界にいるのは半透明処理くらいしてほしかった
・やり込み要素
ユニーク武器は残してほしかった。アイテムは各キャラ共通になるので初期状態からいきなり強くする事ができたり色々バランスを崩すのでなくてもいいがユニーク武器は各キャラ固定なので残して欲しかった
ユニーク武器があってあとは運ややり込み次第で攻撃力や効果によりユニーク武器よりも強い武器が出るかも・・くらいがよかった
LVも50が上限でも別にいい（無駄に引き伸ばしても作業感が募るだけ）がスキルを全部習得するとレベル上げがだるくなってくるのでLV50で何か特典が欲しかった
馬収集は一応ありますが４の護衛兵くらいは熱中できなかったかなあ
別につまらなくはないですし最高ランク馬がゲットできれば嬉しくがあるんですけど・・
・チャレンジモード
暴風以外はあまり面白くない
やっぱり敵と戦う仕様のチャレンジモードがいい
COMMENT
４まで来てさすがにマンネリ感がいっぱいだったので今回の連舞システムをはじめ色々変わったのはすごくいい事だと思います
多少荒削りな面はありますが新システム無双の第一弾としては十分に合格点だと思います（オリジナリティー５）
私的には２で初めて無双をやった時くらいに新鮮な感じでプレイできました
グラフィックはPS3ではすごくキレイというわけではありませんが特に酷いというわけでもないです（ムービーはもう少し頑張ってほしかったですが・・典韋の頭とかポリゴンでカクカクだし（笑））
キャラデザに関しては見た通りで好みは完全に分かれるので割愛します
音楽は聴いて無双BGMとわかるくらいに特色ありますしシリーズ最高まではいかなくとも耳に残る曲が多く少なくともBGM空気とかじゃありません
（今回もサントラ買いました）
私は新品で買いましたが十分楽しめたと思います
最初は私も正直ものすごく微妙でしたがいい点で上げたような理由でやればやるほど味が出るまさにスルメゲーになり最後まで熱中できほとんどのキャラをLV50までやりこみました（笑）（熱中度５）
・・がこれだけ変わってしまった上にキャラ削除などマイナス面が大きく露出してしまいやりこみ面では低下したのでヘビーな無双ユーザーさんには合わない人が多いかもしれないですね
不安であれば中古で安くなるのを待つかベスト版を待つのがいいかもしれませんね
あと難易度は修羅だけは除きます（笑）私の腕ではちょっと無理がある難易度ですね
32型HDTV使用・HDMI端子接続
Amazonレビュー
レビュー日： 2007-11-20
強キャラだった馬超も独特の騎乗攻撃がなくなったため出番なし。
新システムの連舞にはゲージが４段階あります。
1,2段階目は攻撃範囲も狭く、無双ゲージもほとんど溜まらない為使い物になりませんが、
最初はこの２段階目までしか使えません。
ゲージＭＡＸの４段階目を使用可能にするには、自分のレベルを上げ専用のスキルを身につける必要があります。
やっとスキルを身につけても、戦闘開始時のゲージは０です。
ゲージを上げるには運良く敵の落とした専用アイテムを拾うか、
□ボタンを連打し、途切れることなくひたすら攻撃を続ける必要があります。
これがかなり大変で、ヘタしたら戦闘終了までにＭＡＸにならないこともあります。
にもかかわらず、ちょっとでも敵の攻撃を受けたり攻撃をしないでいるとゲージはガンガン下がります。
（特殊能力を覚えた馬に乗っているときだけはゲージは下がりません）
せっかく泳げるようになっても泳いでいる間は当然ゲージは下がり続けます。
このシステムによりゲージ維持に気を取られ、ゲーム中に遊び心を持つ余裕がなくなりました。
せめてＭＡＸになったら、何があってもゲージは下がらないようにして欲しかった。
そうまでしても前作までのシステムの方が全然使えましたが。
今作は多数を巻き込んで倒せる技が少ないので結局ちまちま倒し続けることに・・・。
しかもザコ兵は間合いを取ってくるので、こちらから近づいて倒さなければならず爽快感もありません。
無双乱舞すら後ずさりして避けるので、従来ほど敵を巻き込めず。
敵将も後ろ向いてるのにガードし、こちらから繰り出したガード崩しも緊急回避で避けまくってきます。
そのため吹っ飛ばし技を持たない武将や技の出が遅い武将は使い物になりません。
前作のチャージ攻撃が復活すれば、千人切りや敵将戦ももっと楽になるはずです。
このシステムで今後リストラされたキャラが復活しても、正直プレイする気になれません。
無双４のステージを一新し、呼べる馬と今作の作りこんだ無双モードのムービーを加えたら充分良作だったと思います。
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GOOD!
まず、連舞システム。公式サイトのムービーを見たころから期待していましたが、実際にプレイしてみると本当にカンフー映画のようにリズミカルで滑らかかつ魅力的な動きで敵を倒していけて、かっこよくて本当に楽しいです。１〜４までのモーションより遙かにリアルで、人間らしさ、そして武の達人らしさがよく表れた動きになっています。さらに、見た目だけでなく実用性もバッチリで、攻撃の途中（武器を振りおろした後次の振りに移行する間）にもよくキャラクターが動くので無駄な隙が減り、小回りも効いて、円を描くように攻撃したりすれば敵に包囲されてもスムーズに突破できます。戦国無双シリーズの緊急回避が追加されたので、連舞レベルが低いうちは攻撃の途中で敵が光り出したら緊急回避を押したりと、うまく攻撃に組み合わせれば、敵の攻撃を食らわずカッコイイ＆連武数が途切れない攻撃が可能になります。（戦国無双より滑らかに＆速く回避できるので気分も削がれない）また、今までのシリーズではチャージ攻撃がいちばん強かったですが、今作では連舞（□ボタン連打）の高レベルの攻撃がかなりの威力なので、包囲戦（敵・見方の一般兵に周りを包囲され、一騎打ちが行われることがある）や呂布、強化武将などと戦うときに疲れなくて＆楽しくていいです。
今作では、いままでのように安直にアイテム装備でキャラが一気に強化されるというのではなく、武器に攻撃力重視・攻撃範囲重視・攻撃スピード重視タイプとあり、今回の戦場にはどれがいいだろうかと、「考えるのが」とても楽しいです。
がんばって隠しアイテム（それもネットをみながらといううんざり作業）をとらなければいけなかったり、アイテムをつけるだけで簡単にキャラが強化できてしまうようなゲームバランスの破壊がおこったりせずちょうどいい。
また、今回も達成目標というミッションがあるのですが、やってもやらなくても画面に残念な効果音とともに失敗！とかでないので（メニュー画面を開けば成否を確認できる）、やりたくなかったり、今のキャラの成長具合では無理だと思われるものは無視を気楽にできるのがとてもいいです。また、中にはかなり難しいものもあって、次は達成してやる！とやる気がでる要因となったり、「あそこをまわってこういってここにいってあいつを倒す！」と戦略を立てる指針となるので、ゲームが単調にならずにいいスパイスとなっています。
さらに、今回は味方武将を助けると、敵武将を倒した瞬間周りの兵達が「うおー！」と、喚起され、喜んでくれるし、自分のキャラに合わせたセリフを味方がしゃべってくれたりするので、より「戦場で自軍の勝利に貢献するぞ！」「味方を死なせない！」と思えて、感情移入できます。そのうえ、ストーリーモードでは戦闘の前と後に必ず自キャラの戦う理由、その時の気持ち、掲げる理念などの描写がされるムービーが入るのですが、これは本当に驚きました。今までとは比べ物にならないくらい話が作り込まれているんです。ほかのキャラのムービーで登場した時には「ただなんとなく自分が天下を動かしたいと思っているだけ」の人物に見えるキャラが、今度はそのキャラでストーリーモードを始めてみると、そのキャラの信念、戦う理由、内に秘める理想などがよくわかり、「冷徹に見えるけれど実は平和を求めているんだ」「愚直な人物かと思ってたけど実はちゃんと考えた上での思想だったんだ」などと思わされ、納得し、すごく感情移入できました。展開も、「ああ、この人ならこうするだろうな」と、戦国無双２みたいな馬鹿みたいな展開は全くありませんでした。シバイのラストも、彼の描写をちゃんと拾っていれば当然の行動だと思います。（兵数は少なすぎると思いますが）
音楽も全体的にノリのよい闘っていてテンションの上がる曲が増え、「やってやる！」という気になります。中でも一番フリーモードのキャラのレベルあげでお世話になる黄巾の乱の音楽が、連舞攻撃であっちこっちを攻撃しているときにめちゃくちゃマッチして、かなりいいかんじでお勧めです！
ステージも、城門の破壊が意外にも楽しめ、単調に敵をたたっ切るだけにならずよかったです。また、定軍山などがちゃんと山になっていてリアルでよかった。
奇襲も楽しすぎるし、軍団長を撃破するとその軍団に所属する一般兵がゆっくり後ずさったあと逃げるのが人間らしさがでていてちゃんと生きている感じがする。いままでとは大違い。
BAD/REQUEST
・包囲戦はもうちょっと敵武将の強さの一時的上昇を抑えて欲しかったです。いや、強さは今のような感じだとしても、完全に１VS１の勝負なら問題なかったでしょう。軍団長のみか、少なくとも副将はでしゃばんなって感じですｗ
なおかつ、敵武将が味方一般兵の壁のところを緊急回避でうろちょろして中心にまっすぐ来ないのがイライラしますかね。一般兵の小突きももうちょっと短い範囲にしてほしかった。たまに突進してくるんですもの。実際こういう包囲戦のようなものがあったら、逃げようとする奴に小突きくらいはするでしょうが、突進までは・・・武将同士の勝負を壊してしまいます。やりすぎ。
・夷陵の戦いの火計が防げないところ。
・右上の全体地図がＰＳ３になってから（ブレイドストームもそうだったが）見難い。うちはテレビが大きいので何とかなったが、小さいテレビだとかなり難しいと思う。
・ストーリモードがあるキャラのストーリーの完成度が高いことや、ゲーム容量のことを考えると仕方がないのか？とかをいろいろ考慮しつつも、やはりもうちょっとストーリーモードを多くのキャラにつけてほしかった。ギエンなどは一見作りづらそうに見えるが、なぜ劉備をここまで慕うのかなどの描写があったらとても感情移入できたと思う。史実で参加する戦いが少ないと余計な戦いを入れなければならないためであろうか。海賊討伐戦みたいなのは確かにうんざりなのでそういうのが無くなったのは正解だが、それでもどうにか工夫してほしかった。
COMMENT
なぜこんなに評価が悪いのか全くもってわかりません。考えてみたのですが、確かに僕も最初のころはかなり苦戦して、無双シリーズに慣れているはずなのにゲームオーバーの繰り返しでした。でも、どのキャラでも必ず黄巾の乱をフリーモードで２回クリアしてからストーリーモードを始めればかなり丁度いいレベルで進むことができます。あんまりキャラが強くなりすぎても萎えるので、それくらいがちょうどいいと思います。
あとは慣れが必要なゲームなのかもしれません。
無双シリーズを結構やってきた人でやり応えを感じる難易度ですから、初心者の人なんかはフリーモードを「易しい」で４回くらいクリアしてからストーリーモードを始めたほうがいいかもしれません。慣れた人でも、全くフリーモードをやらずにストーリーモードをクリアするのはかなり難しいでしょう。でも、この難しさが飽きないで「くそ、次こそは！」と思って楽しめる秘訣となっているので、この難易度はコーエーには捨てないでもらいたいものです。