【PS3】ラチェット&クランク FUTURE(フューチャー) レビュー
発売元 | SCE (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2007-11-11 |
価格 | 5980円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション 【廉価版】 ■ 発売日:2008/07/03 └ 価格:3,800円 ■ 発売日:2009/12/03 └ 価格:2,980円 銀河の英雄ラチェットがPS3で帰ってきた! PS3のスペックをフルに活かし、描かれたハイクオリティのCGをインタラクティブに操作可能な次世代アクションだ。 ハリウッドCG映画さながらの銀河SF世界を舞台に、1匹と1台が画面狭しと大暴れ! 銀河冒険アクション×爆裂シューティング以外にも、乗り物、ミニゲームなど多様なお楽しみ要素が満載だ。 完成されたレベルデザインにより、ゲーム初心者からアクションゲームファンまで、十分満足することができる。(転用元:GDEXより) |
Amazonレビュー
レビュー者: ヒゲづら
レビュー日: 2008-08-31
レビュー日: 2008-08-31
なにより特筆すべきはグラフィック。
リアル系ではなくピクサー映画のような画質で、遙か遠くまであらゆる物が動き、その中を次々と大小を問わず敵が現れ、壊せばそれが破片となって飛び散り、爆発からなにからエフェクトが派手で、もう驚くほどの爽快感。
操作性も良くて、ショートカットでほとんどの操作をワンアクションで出来て、しかもリアル系のアクションが陥りがちな動きの重さがなく、あくまでライトな従来型のゲームなので実に小気味いい。
文句を言うなら、あちこちで6軸センサーを使ったシーンが出てくるけれど、どうにも唐突で「使ってみたかったから入れました」的なシーンが多いところ。
バランスはやや簡単。といっても、歯ごたえがないということではなく、チョッピリやさしく作られていて、少しアクションをかじった人なら練習すればクリア可能といった感じ。
ただ、コンティニューポイントが案外シビアで、一発死がわりとあるのに、派手に戻されることがあるのは、難易度の調整としては少々どうかと思ってしまった。
そんなわけで『ラチェット』は、今現在のPS3 の中で最グラフィックがトップクラスで、操作性が大変に小気味よく爽快で、バランスがいい、文字通り素晴らしいゲームで、これがベストで買えてしまうのはたまらない。
しかも、買ってクリアしてから、フューチャー外伝で「その後のストーリー」が少し楽しめるオマケつき。
絶対のお勧め品ですよ!
リアル系ではなくピクサー映画のような画質で、遙か遠くまであらゆる物が動き、その中を次々と大小を問わず敵が現れ、壊せばそれが破片となって飛び散り、爆発からなにからエフェクトが派手で、もう驚くほどの爽快感。
操作性も良くて、ショートカットでほとんどの操作をワンアクションで出来て、しかもリアル系のアクションが陥りがちな動きの重さがなく、あくまでライトな従来型のゲームなので実に小気味いい。
文句を言うなら、あちこちで6軸センサーを使ったシーンが出てくるけれど、どうにも唐突で「使ってみたかったから入れました」的なシーンが多いところ。
バランスはやや簡単。といっても、歯ごたえがないということではなく、チョッピリやさしく作られていて、少しアクションをかじった人なら練習すればクリア可能といった感じ。
ただ、コンティニューポイントが案外シビアで、一発死がわりとあるのに、派手に戻されることがあるのは、難易度の調整としては少々どうかと思ってしまった。
そんなわけで『ラチェット』は、今現在のPS3 の中で最グラフィックがトップクラスで、操作性が大変に小気味よく爽快で、バランスがいい、文字通り素晴らしいゲームで、これがベストで買えてしまうのはたまらない。
しかも、買ってクリアしてから、フューチャー外伝で「その後のストーリー」が少し楽しめるオマケつき。
絶対のお勧め品ですよ!
GOOD!
・グラフィックは本当に素晴らしい。
ただ単純にステージがCGのように美麗、というだけでなく、飛び回る飛行船や湧き出る敵、そして超巨大な生物が奥に見えたりと、ステージそのものがCGアニメのようです。リアルというよりかはファンタジー系統の作り込みですが、惑星を転々とするこのゲームならではのグラフィックだと思います。雪降る惑星、近代的なビルが並ぶ惑星、ジャングル、様々なステージが飽きを感じさせません。
・ストーリーが良い。
ストーリーはこの次回作であるフューチャー2、そしてできれば外伝もプレイされることを強くオススメします。この作品だけでは消化不良だというのもありますが、次回作のストーリーが本当に素晴らしいものなので、ぜひ続けてプレイして欲しいという念もあります。続けてプレイされた時、ストーリー中に登場していた伏線の謎が解け、設定に謎の多かったこのゲームの深部を垣間見ることになるでしょう。この手のゲームのストーリーなどあってないようなものでしたが、今シリーズはなかなか物語に関する描写が多く、どんどん先に進めたくなるような作りになっています。
・爽快感溢れる戦闘
ラチェクラといえば派手な爆発、吹き飛ぶ敵ロボット、そして舞い踊るボルト(このゲームの通貨)でしょう。小さい敵がワラワラ湧いてきたら爆発系統の武器で一掃!散らばったボルトの山に突っ込んだときのジャラジャラという音は本当に気持ちがいい。強大な大型の敵にはロケットランチャーや固定砲台!戦況に合わせた武器の切り替えで進めていきます。それぞれの武器は使うごとにアップグレードしていき、またラリタニウムというアイテムを集めることによって武器にオプションを付け加えることができます。お気に入りの武器をどんどん強くして無双するも良し、幅広い武器を強化して万全に立ち回るも良し、プレイ方法は尽きません。
サウンドはステージ毎の雰囲気に合った曲が用意されています。個人的には海賊達と戦うステージのサウンドが、かのパイレーツのテーマ曲のパロディアレンジだったのが好きです。
難易度はちょうどいいくらいだと思います。アクションゲームではありますが難しすぎず、またゲームオーバーや残機システムがないので、近場からやり直しができます。
BAD/REQUEST
・クランクパートの復帰地点がちょっと…
ラチェットの相棒、クランク。シリーズの定番的要素ですがこのクランクを操作するパートがあります。今作ではゾニーという種族と協力して進めていくのですが、いかんせんラチェットと操作性が違うために操作しづらい。まあこれはいつものことですし慣れれば問題ないのですが、ステージの終盤で足を踏み外し谷底に落下、やり直しとなったとき「え?最初から?」と、つい呟いてしまいました。ラチェットパートでは先述のようにやり直しにストレスなど感じないのですが、クランクパートだけは地味にイライラする。もともともっさりした動きなので、終盤から最初の地点に戻されるとやる気が削がれます。これは気になる人と気にならない人が分かれるとは思いますが、私は結構不満です。
・マップが見にくい
隠し要素であるゴールデンボルトというアイテムや最強武器の設計図、ちょっとした宝箱などが登場するので、地形を把握する際にマップを確認する場面がありますが、「え?今自分はどこだよ」と思わずにはいられません。自機マークが点滅していたりしてくれれば…。
・シューティングがうざい
これは定番ですね。シリーズ1作目から言われていた不満(人によるが)要素です。今作でも健在ですが、これに関してはもうお馴染みというか、「うざいけどないとさみしい」程度の認識です。したがって2週目以降はスキップできたり等の設定が欲しかったですね。アクション要素が面白い反面、次ステージに意気揚々と向かったらシューティング…またかよ…なんてこともあります。これは毎回言われていることですね。
・ヒロインがブス
誰だこいつ
・難易度を選べるようにしてほしい
もう少し歯ごたえがあった方が良かったかな…感は否めません。4や次回作には難易度設定があります。
COMMENT
総合的な評価では最高峰です。間違いなく。
上に挙げた不満要素も補って余りあるほど。私には不満等はクリア時に感じられませんでした。
PS3というよりか近年のゲームソフトで類を見ない完成度です。
クリア後は隠し要素や純粋なアクションに没頭できるので、プレイ時間やボリュームも充分。
そしてシリーズ恒例のランチャー武器。今作では制作が若干面倒ですがその威力はシリーズ最強ではないでしょうか。ぜひ手に入れてみてください。
ストーリーやグラフィック、そして爽快感、あらゆる方向で素晴らしい感動を与えてくれたソフトです。たくさんの方にプレイしてもらいたいですね。