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【PS3】アーミー オブ ツー レビュー

発売元 エレクトロニック・アーツオフィシャルサイト
発売日 2008-03-19
価格 7329円(税込)
レーティング 【D】17才以上対象 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:ミリタリーTPS(ミリタリーアクション)
■ プレイ人数:1〜4人

Coオペレーションタイプのミッションクリア型シューティングが登場。主に次世代機をメインで多数のプラットフォームでの開発がおこなわれており、米国の民間軍事企業をめぐるポリティカルクライムサスペンスだ。タッグを組んだ屈強な二人組みが、協力しながらさまざまなミッションをこなしていく単純明快で非常に爽快なアクションゲームに仕上っている。武器のカスタマイズから乗り物までありとあらゆる物を利用可能。一人プレーも可能で、AIとの連携が新しい。(転用元:GDEXより)

総合ポイント
61
(難易度)
2.11
レビュー数
9
スコアチャート アーミー オブ ツーレビューチャート

アーミー オブ ツー 購入する
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【60点以上】
55.6%
【標準偏差】
8.74


デフォルト:新着順

480人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 3pt 4pt 3pt 2pt 2pt
総合点
65pt

GOOD!

基本的に親切に作ってある。 迷うこともなく、指示通りに進めていけば
まず間違いなくクリアできると思います。(ルーキーなら)
グラフィックもキレイだし、二人で協力して・・・というところは
ありそうでなかったんじゃないでしょうか。
知らないうちに熱中して、時間が経ってるという感じでした。

BAD/REQUEST

他のゲームのように、あまり撃たれずに・・・というのは無理だと
思います。 ほとんど隠れたままじゃないと撃てないですね。
狙撃なんてしようものなら、標的が頭を出すのを待ってる間に
撃たれまくります。
それとみなさんは違うのでしょうかね? 二度ほどフリーズしました。

COMMENT

自分としてはCOD4の方が楽しかったのですが、サードパーソンシューティング
の方が酔いにくいですね。
色々とシチュエーションが凝っていること、武器や部品を手に入れるなど
やりこみ要素もあります。困った時もAIのアグロを上げて、回り込むなど
何とかする方法もあるので、この手のゲームが得意でない方も それなりに
楽しめると思います。
自分としてはおすすめの部類に入りますね。

   
プレイ時間:わからない(クリア済)
ごりさんさん  [2008-04-06 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

400人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 3pt 4pt 3pt 3pt 2pt
総合点
69pt

GOOD!

・オリジナリティー4点

二人協力が基本って所はまぁ大前提として

まずはやっぱりアグロメーターってシステムですね。
殺意がどちらに集中しているかみたいなもので、低ければ狙われにくく、高ければ狙われやすくなり、それを利用した二人の連携プレイ等が魅力的です。
一応アグロMAXの状態で敵の目の前の障害物に隠れてから、アグロを下げても攻撃し続けられるので、そこだけは敵も馬鹿じゃないです。

「まぁ、ゲームだから(笑)」とか言われそうな自分と味方の硬さはもはや開き直って、イベントムービーですら打たれまくってもドンドン接近してなぎ倒します
これはこれで今までリアル思考ゲームばかりやってた自分にとっては新鮮で良かったですね

あとオンラインのVSモード、これ凄い。
意味不明ですが、一言でいうと「任務のこなしあい」
スタートしてしばらくすると任務を告げられ、それを二人の協力でこなしていきます。
しかしそれには、もう一つのチームの妨害を阻止する必要があるのです、彼等もまた我々と同じ任務を背負っています。
他のFPSやTPSのように、敵との打ち合いをしながらも、任務をこなし償金を手に入れ、最終的に総額を競います。
パートナーが瀕死になっても、近くでxボタンを押せばすぐ復活するので、テンポも早いです。
これに関してはEAぐっじょぶ


・グラフィックス4点

これはなかなかよく出来てます。
これは正直否定されかねないですが、個人的にはCOD4に負けず劣らない美しさだと思います。
遠くの敵が若干カクカク動くのはファミコンでもやってる気分になりますが(遠くでヘリによる増援が来たとき等)そこ以外は特に気になる点はありません。
強いてあげれば、水自体のグラは良いんですが、ボートで水の上を走ったときや、ボートの風圧などでの水の動きがほとんど見られなかったのがちょっと再現度の低さを感じる瞬間でした。


・音楽3点

可もなく不もなくって感じでした。
でも個人的に、ロード中の「デデッデーデー」みたいな音がクールで好きでした、正直今ものすごい恥ずかしかった。


・熱中度4点

色々あるけど(悪いところとか)熱中したといえば熱中しました。
やってる間はかなり夢中になると思います。
隠れながら撃つのが基本みたいなゲームですが、たまにならつっこめるので(アグロが低い時とか)なかなか色んなやり方があるので、プレイ中は「次はどうでるか、あいつはどうやって倒すか」とかばかり考えてました。


・満足感3点

全部品(グレネードとか拡張マガジンとか)を頑張って買って、派手にカスタマイズされた武器を、最後の最後に「カスタムデザイン」(メタリックなデザインになりますが、金の武器とかあるので、そこはそれぞれの好みです)にした時の武器のかっこよさがはんぱじゃなく、それを知ってからというもの、一つの武器が全部品そろった時の満足感がたまりませんでした。
これだけじゃないですが、ここで書いた良いところ全て含めてそれなりに満足しました。


・快適さ3点
これまた可も無く不もなしです、悪いところにちょっと書きます


難易度普通

ルーキー、ベテラン、マーセナリー、3つの難易度があります
正直ルーキーでも死ぬときは結構死ぬんですが(このゲームで言うと瀕死状態)大抵パートナーが治療してくれて助かります、両方瀕死またはどちらかが死亡するとゲームオーバーですが、それ自体は1週クリアに3,4回くらいですむんじゃないでしょうか、ただ自分はFPS・TPSファン(下手ですけどね)なので、ちょっと慣れてる所もあるので、初心者の方はもう少し失敗もあるかもしれません。
でも基本クリアできるゲームです、心配要りません。

BAD/REQUEST

こっちは点数書かずに悪いところをあげていきます

まずAIが若干お馬鹿。
協力プレイが醍醐味なのに、パートナーをAIにしている場合、どちらかがアグロをためて回り込みっていう作戦が、自分が回りこまないとほとんど出来ません。
というのも、「前進・現地維持・追跡(それぞれ、攻撃しながら・攻撃をひかえながらの2種類)」があり、こちらがアグロをため、前進を指示するのですが、返事するくせに敵がいると前に進まない事がおおく、回り込みもくそもないです。
応戦+現地維持を指示して、こちらが回り込んでばかりなので「俺がひきつけてる間に回りこめー!」的なかっこいい指示がまともにだせずに涙します。

あと、ライオットシールド(片方が盾もって、その後ろについたもう片方が応戦)というのがありますが、相手が隠れてようが隠れてまいがその方向にむかって撃ち続けるパートナーが、とても訓練された傭兵には見えません。
肝心な時によくリロードしちゃってます。

それともう一つ、後ろから攻撃しないとダメな武装兵なのに、ショットガンを数発あてると、よろめいて数秒意識を失い、そのすきに回り込んで背中にぶちかましてやると即殺、オンラインとかだとそれこそただの雑魚(P90サブにもってれば常時ショットガンでもさほど苦労しないので

そしてまたもう一つ、オンラインでx押せば復活っていってましたが、テンポはやくていいっちゃあいいんですが、すぐ復活するので、互角の腕の人がそろうと、倒す、蘇生、倒される、蘇生してもらうの無限ループになりかねないです。
ちょっとカオスなランボー戦なのはやっつけな感が否めない。


あとは快適さの所でで書くっていった奴ですが、ミッション中ウェポンディーラー(武器屋)に立ち寄るか否かを聞かれ、「はい」を選択して立ち寄るんですが、いちいちロード(デデッデーデー)が入ってちょっと待つ(20秒〜25秒)
オフなら良いんですが、オンだと、どちらかが「はい」を選ぶと勝手にもう片方も「はい」になり、「いいえ」を選べば「いいえ」になってしまうので、基本的に気をつかって「はい」を選び、必要なければすぐに戻るようにすると思いますので、待つ時間多くなると思います。
対策として、どちらも必要なければ何も押さずにほうっておいて、いつまでもパートナーが何もおさないようなら(5秒〜8秒くらい?)必要ないって事でいいえを選択すると、多少の短縮にはなります、むしろそのほうが多いのかしら。

わすれてました、そういえばちょっとステージ少なかった気がします。
というか、6ステージあって、1ステージに3,4回くらいチェックポイントはいるんですが、結構長いんです。
なのでもうちょっと分割して、12ステージくらいって事にしていたら感情的に誤魔化せたんじゃないでしょうか。
まぁ素直にステージ増やせばいいんですけどね。
なんだか終わり方もぱっとしなかったり、もしかして3部作がどうとかなんでしょうか、そのへんの情報は知りませんが。

それと字幕ちっこかったです、戦闘中の無線なんか7割方読めてません、ストーリーは無理矢理理解しました。
日本語音声にするか、大きくゆっくりな字幕にしてほしかったです、日本語音声やだけど。

COMMENT

個人的にものすごく楽しいゲーム
悪い所も書いたけど、ゲーム自体の悪いとこっていったらせいぜいAIくらいで、他といったらロード云々字幕云々なので、ゲーム的にはお気に入りの一作。
続編製作をほのめかす終わり方に見えなくもなかったので、そうじゃなくても是非続編はつくって欲しいです。
ステージ数と新武器新アーマーと音声か字幕どうにかすれば神ゲーなんじゃないかな!?

気になってる人は買って損ないんじゃないかと思いますよ。
オンラインは人集まりにくかったりしますが、集まるとものすごく楽しいので、オン環境はあってもいいかも。
酷い長文でした。

   
プレイ時間:15時間以上30時間未満(クリア済)
liotさん  [2008-03-26 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

423人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 3pt 3pt 3pt 2pt 2pt 1pt
総合点
53pt

GOOD!

 なんといっても、アグロというシステムが一番のポイントだと思います。
例えば、リオス(スカルマスク)が敵に向かって発砲し、アグロメーター(目立ち度)を高め、セーレム(カスタムタトゥー)がその間に敵の後ろに回りこみ、敵を倒す等の戦法が出来ます。後ろに回りこまないと倒せない敵もいるので、アグロはこのゲームを進める上で必須になります。
また、アグロメーターがMAXになったときに発動できるオーバーキルは爽快です。敵の動きがスローモーションになり、自分のアグロメーターがMAXの時は、攻撃力二倍になります(ただし、隠れられなくなる・動きの速さは敵と同じ?)。相方のアグロメーターがMAXの時は、ステルスモードになります(敵に気付かれない・自分だけ早く動ける)。
このゲームは、1人で突っ込んで行けるゲームバランスではなく、物陰から手だけを出して打ち合いをしたり、アグロを活用するゲームなので、爽快感を求めない、リアル嗜好向けだと思います。
 2人の協力アクションも見所です。
1人が車のドアを壊し、それを構えて盾にし、もう1人がその後ろに隠れて銃を撃つライオットシールド。
1人が足場となり、高い壁を乗り越えるステップジャンプ。
四方を敵に囲まれた時、お互いに背後をカバーし、銃を撃ちまくるバックトゥーバック。(これは決まった地点でしか出来ない)
瀕死の仲間を安全な場所まで引きずり(瀕死の仲間は銃を撃つことは可能)、治療することも出来ます。
他にもCO-OPスナイプ(2人同時狙撃)や、パラシュート降下、ホバークラフト等もあります(戦車・バギーはオフラインでは出てこないようです)。
 コミュニケーションとして、相手に感謝・怒りを表現できます(オンライン向け)。個人的にこのやり取りが一番のお気に入りです。銃をギターに見立ててギターの音まねをノリノリでしたり、拳を互いに軽くぶつけて友情を確認したり・・。怒った時は頭突き!をかましたり、とても楽しいです。ただ、感謝・怒りそれぞれ動きが3種類+セリフ数種しか無いのが残念です(10種類ぐらいは欲しかった)。
リオス・セーレムのキャラも立っていて、2人のやり取りが面白いです。(特にセーレムはいいキャラしてると思う)
 武器のカスタマイズもやりこみ要素のひとつです。
メイン・サブ・スペシャル・アーマーの四種類を、ミッションを達成して手に入れた報酬(お金)を使用して、アップグレードすることが出来ます。
アップグレードはトップメニューからだけでなく、ミッション中のチェックポイントに入った時もすることも出来ます(全てのチェックポイントでアップグレード出来る訳ではなく、1つのミッションで全チェックポイント中2箇所程度)。
敵が強くて行き詰ったときは、アップグレードすると手っ取り早くストーリーを進めることが出来ます(ただし、一度購入した武器は売ることが出来ないので、よく考えて購入することが必要)。
 格闘アクションの種類が豊富で、カッコいいです。
頭突き・殴り→蹴りのコンボ・首を掴み→投げ飛ばす・背後から強烈な肘の一撃等・・・
一方、敵もこっちが近づくと格闘をしてきますが、パンチはマスクがあるので効きません(殴ってきた敵の方が痛がる)。

BAD/REQUEST

 一番気になるのが、字幕がとても小さいことです。
英語音声しかないので、これは致命的です。しかも、戦闘中にもかまわず通信が入ってくるので、なかなか話に集中できません。
 オフラインのステージ数が少ないのも気になりました。全6ステージはあまりに少なすぎます。
ラスボスを倒しても、まだ続きがあると思っていたので、スタッフロールが流れてきた時は唖然としました。また、ラスボスが弱すぎます(ラスボスから一発も被弾することなく終了、強さも硬いというだけ)。
 ストーリーももっと大きな陰謀が絡んでくるのかと思っていたら、特に大きなどんでん返しも無く、あっさりと終わってしまいました(続編を期待させるような終わり方ではあったが)。
 予告のムービーではあったアクション・要素が無かったのは残念な点でした。(怒りを表していると思われるドロップキックや、フォークリフトの協力アクション、綱を利用して高い所を降りる)
 敵の種類も少ないです。大きく分けると3種類しかないのはちょっと・・・(青:ほとんど隠れないで撃ってくる。爆弾を背負って突っ込んでくるものやRPGを使う奴も居る 赤:多く隠れながら撃ってくる。ボスもこの分類になる 緑:重装備で、正面の攻撃が効かない。動きが遅く、隠れずに堂々と銃を乱射してくる。)
  オンラインの人数も少ないように感じました。おそらく、オンラインの範囲が日本国内だけなのだと思います。
 それと、遠くの敵の動きがカクカクするのも気になります。

COMMENT

 はじめから2人の協力を前提に作られたゲームは珍しいので、オリジナリティーは4点にしました。
 ムービーの画質はとても良いです。プレイ中の画質は、光の表現が素晴らしかった(暗い所から明るい所に出ると、まぶしくてよく見えなくなる)。
しかし、遠くでヘリから降下してくる兵士の動きがカクカクするのを見て、興醒めしてしまいました(例えるなら、ゲームウォッチのような感じ)。
なので、グラフィックスは3点です。
 音楽は正直、あまり記憶に残りませんでした。なので3点にしました。
 二日で速攻クリアするぐらい熱中できましたが、ストーリー・オンラインの人の少なさがネックなので熱中度は3点です。
 満足間は、ステージの少なさで2点にしました。
快適さは、文字が小さすぎてストーリー把握に支障をきたしていたので、2点にしました。
 個人的には好きなゲームでしたが、ボリュームの少なさ・オンラインの人数の少なさから、早く見切りを付けて発売日から3日目に売ってしまいました。なので、レビューに間違いが多くあるかもしれません。
 全体を見ると、出すのが早すぎた良作といった感じです。あと半年ぐらいは構想を練っていて欲しかったです。なので、続編が出すのであれば、悪かった点を改善して欲しいです。そうすれば、かなりの良ゲーになれる作品だと思います。

   
プレイ時間:15時間以上30時間未満(クリア済)
Virgo-Takedaさん  [2008-03-25 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

466人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 4pt 2pt 2pt 2pt 2pt 2pt
総合点
46pt

GOOD!

初めてのソフトだったので、これが次世代機か〜と感動しきっきり。
綺麗です。

オフでの強力プレイはさすがに熱いです。
こういうのやりたかったんですよね〜

BAD/REQUEST

オンが繋がらない。
オン協力が一度だけ繋がったことがあるけど、それっきり。
オン対戦は未だ一度も出来ていません。
オンが出来ない、オフでも協力できない。
一人でこのゲームをするかとなると、ならないゲーム。

オン環境これをどうにかして欲しい。
繋がればもっと評価があがるソフトになりうると思う。

COMMENT

このゲームがきっかけでPS3を買いました。
チラシに載ってた「一人じゃここまで戦えない」
協力プレイをやりたいと思っていた自分と弟には強力キャッチフレーズでした。

プレイ時間:わからない(未クリア)
yoさん(Webサイト)  [2008-03-31 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: PLAYER01
レビュー日: 2008-03-20
レジスタンスでFPSの面白さに目覚め、アンチャーテッドやCOD4にはまった人、レインボーシックスベガスのように仲間を使った戦術アクションが好きな人にオススメします。
このゲームは操作しているキャラクターの姿が見えるTPSというジャンルで、プレイヤーの操作するキャラとCPU(オンラインや協力モードでは人)の操作する相棒とのコンビで進んでいきます。タイムクライシスのイメージにも似ています。

このゲームのキモは何といってもアグロメーターという敵からの注目度を示すメーターです。
メーターの両端に自分と相棒が配置されており、一方が敵の前に姿をさらしたり、敵を攻撃すると敵の注目を集めてアグロメーターが傾き、集中攻撃を受けやすい状態になります。このアグロメーターを利用して進んでいくわけですが、仲間にバリバリ撃たせて敵の注目を集めておいて、自分はこっそり回り込んで、無防備な敵の背中を撃つという戦術(その逆も可能。)は決まると爽快です。前方からの攻撃が無効な重装甲の敵を倒すには必須のテクニックです。

敵の注目が完全に自分にむくと、攻撃力が倍になる『オーバーキルモード』。完全に味方に向くと自分の姿が敵から見えなくなる『ステルスモード』が発動するのもゲームらしい味付けとなっています。

武器も豊富でかつカスタマイズできる項目が多いのもうれしいところです。ガトリングガンのような派手な武器は攻撃力が高い代わりにアグロメーターが上がりやすく、拳銃やサイレンサーつきの武器は目立ちにくいという特徴があります。一方が陽動をし、もう一方が隠密撃破といった戦術も立てられますし、作戦中はいつでも相棒と武器の交換が出来るので、役割を交代することも可能です。

セレクトを押すとGPSが表示され、進むべき道が矢印で表示されるのも親切で、3D迷子になりやすい人にも安心です。反面、操作は仲間に様々な指示を出せる分、少々煩雑で、チュートリアルだけでは覚えきれないと思います。

難点も挙げます。
・洋ゲーにありがちな字幕の読みづらさはやはり健在です。文字そのものが小さい上、白い背景に白い字が表示されることも多く、見づらいのは残念です。ストーリーが相棒モノなのに戦闘中にも起こる面白いやり取りが楽しめないのは本当に勿体無いですね。
・ロードが少し多い。武器屋で頻繁にロードするのは少し残念なところです。

厳密なシューティングというよりは戦術アクションを楽しむゲームです。ストーリーも相棒モノの映画を見ているようで楽しいです。

相棒と背中合わせになり、四方から群がる敵を一掃するとき、相棒と息をあわせて二つのターゲットを同時に撃破するとき、敵にやられた自分を相棒が安全なところまで引きずっていって治療してくれるとき、相棒が壁の上から手を伸ばして引き上げてくれるとき、CPUのはずの相棒との間に不思議な絆が生まれるのを感じました。
味方に対して、作戦がうまくいったとき褒め称えてハイタッチしたり、失敗した不満をぶつけてぶん殴れるボタンがあるのも相棒モノらしく楽しい(それぞれに5パターン程度ある)。

しかし、主人公の二人がジェイソンみたいなマスクをかぶったゴツい二人組みというのが日本市場では損をしていると思いました。マスクのデザインを変えられますが、どれもおどろおどろしくグロいデザイン。タイムクライシスのように男前二人が活躍するゲームならもっと売れていたんじゃないかと思えてなりません。見た目で躊躇せず、まずは手にとってくれることを切に願います。おバカだけどカッコいい二人組。きっと気に入ると思いますよ。

【PS3】アーミー オブ ツー
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