【PS3】輸入版:DEAD SPACE レビュー
発売元 | Electronic Arts (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008-10-14 |
価格 | 0円(税込) |
レーティング | (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:アクションアドベンチャー |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt |
86pt
GOOD!
宇宙の荒涼とした感じ、無機質な宇宙船内、凄惨な殺害現場、カルト的な宗教の祭壇
そういった雰囲気を再現したグラフィックが素晴らしいです
ホラーの視覚要素としては、かなりの物です
また、サウンドが恐怖を誘います
こういったゲームの常として、索敵は音が重要なのですが、
敵の出す叫びや物音だけでなく、突然鳴り響く金属音や、部屋に充満する機械の作動音
そして、宇宙空間に飛び出した時の無音時に、主人公の呼吸音だけが聞こえるシーンとのギャップは
プレーヤーを視覚以上に追い詰めていきます。
ヘッドホンでやるのは、あまりにも生々しく怖いのでお勧めしかねるくらいです
また、こういった演出面だけでなく、ガイド機能が充実しているためゲーム進行を迷うこともなく
ゲージ類を廃し、主人公の背面にHP表示をつけて、演出と表示の見やすさを両立したり
遊びやすさに十分なまでに配慮されている点も、非常に良く出来ていると思います。
BAD/REQUEST
まず、日本語版が発売されていないという点が大きくマイナスです。
有志による翻訳が進んでおり、ゲーム内の細かい資料まで日本語訳がありますが
ネット環境が必須であり、ゲームを行いながらPCなどで調べるという作業は
ソフト本体の問題とは言えませんが、ユーザーにとっては大きな負担です。
また、ゲーム性と直結しており、決して意味のないものではないのですが
過剰なまでの残虐性は、ゲームと言えども流石にやりすぎな面も否めないと思います。
他には、XBOX360版ではゲーム内の演出とマッチしたセーブ画面がありますが、
PS3版では、PS3標準のセーブ画面が表示されるのは、せっかくの雰囲気が損なわれると思います。
COMMENT
ホラーゲームとしてみると、今まで遊んだタイトルでは一番面白いと感じました
ストーリー、演出、ゲーム性、それらがかなりの高いレベルでまとまっています。
海外のゲームであり、日本語翻訳もされていませんが、
PS3版では、海外版がそのまま動作するので、ホラーゲーム好きにはぜひプレイして頂きたいです。
私は日本のアマゾンで購入し、有志の翻訳wikiを見ながら遊びましたが、非常に楽しめました。
敷居は決して低くありませんが、優れたゲームを楽しめることを考えるとデメリットにはならないと思います。
2の海外発売も決まりましたし、2の日本発売を願っています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 2pt |
94pt
GOOD!
海外版バイオみたいなもんだろ?どうせつまんないんだろうなぁ・・・・
そんな思いを抱きながらネットで目にしてから段々と調べ始めて止まらなくなってしまい
英語という事やゴア表現がすさまじいなどと色々と不安でしたが購入を決意。
結果・・・大満足です。
ありがちなB級映画のようなシチュエーション。バイオのような敵。
なのに・・・なのに・・・所々でオリジナリティを感じさせられました。
オリジナリティー
煩わしいメニュ画面や不自然な体力ゲージ、残弾表示。
そういったゲーム的な要素が完全に排除されており、リアリティを感じさせられます。
ホログラムを使ったメニューー表示では当然、時間なんて止まりません。
後ろから襲われる事なんてざらです。
体力ゲージもFPSにありがちな視界を歪ませる表現かと思っていました。
スーツに体力ゲージを装着するとは・・・いやはや、負けました。
考えそうで考えられない。
そして随所随所にある生き残った人々の死に様・・・体が固まってしまいました・・・
あぁ、本当にここは「地獄」なんだと思いました。
小難しい操作が一切ない所もいい。狙う。打つ。引き寄せる。止める(遅くする)この4つと基本操作だけでゲーム進行をします。
派手なアクションもありません。キックしたりパンチしたり。そりゃそうです。
主人公はFBIでもどっかの秘密組織のエージェントでもありません。
しがないエンジニア。エイリアン戦うサラリーマンさんです。
それが逆に良いのです。
僕はどちらかというとバイオをプレイしていてもスーパーヒーローを扱っている様な爽快感を感じていました。
DEAD SPACEは違います。主人公はあなたです。唯一違うのは勇気があるかないかぐらいw
彼は超人的な動作で弾をよけたりなんてしません。あなたが出来ないように。
宇宙を舞台にしているだけあって、無重力空間や無酸素エリア。本物の宇宙が味わえます。
天地反転表現などでどこが天でどこが地なのか・・・いえいえ、宇宙に天地はないんです。
それでも天地を探してしまうのは地球人の運命だと思いました。
極限まで洗練されたシステム、ディスプレイ、主人公。
以上の点から★5を付けさせていただきました。
グラフィックス
プレイして5分で日本で発売できない理由が分かりました。
四肢切断なんて当たり前。ばらばらに吹っ飛びます。
内臓なんかも道中で見かけたりします。触れるとごろごろと転がっていく頭・・・
血にまみれたベッド。
僕は心の中でこう思っていました。自分はグロ耐性があると。
そういうのもFALLOUT3やブラクラで踏んでしまったグロ画像などを見ても平気だったからです。
戦争での惨状や解剖に立ち会うとご飯が食えなくなるとか、なーに言ってんだか。って感じでした。
そんなもん死体だろ。ただの映像。そんなもんもしこの世界の内臓や血が綿やらなんやらでもそう思うんだろ?こんなもの人間の本能に埋め込まれたすり込みじゃないか・・・そう、おもっていました。
正直、吐き気がしました。自分がいかに小さな世界で生きていて、愚かだったのか理解しました。
手術室で電気ノコギリを持った生存者が内臓かっ拓いた生存者に笑顔で刃を振り下ろす・・・
吹き飛ぶ血・・・断末魔。
そしてその後電気ノコギリで自殺。
これ、ムービーでもなんでもありません。道中の出来事です。
さらにそれをPS3のグラフィックとDEAD SPACE独自の描画システムでよりリアルに見せられるんです。
今でも思い出すと吐きそうになります・・・
光の描写もGOOD。ありがちなオーバーな光でなく、現実世界の光です。
僕に吐き気をおよおさせる程のグラフィック・・・文句なしで5点です。
サウンド
特に優れているというわけではないのですが、環境音などがとてもよかったです。
ガタンッと鉄が落ちる音や何かが倒れる音。そういった音にヒィッっと毎回声を上げていましたw
ゴツン・・・ゴツン・・・という音がして何かと思ったら狂った生存者が壁に頭をゆっくりと打ち付けているおとでした。心の底から恐怖し、コントローラーを落としてしまいました。
僕のTVはオーディオなどなく貧弱な音源ですが十分恐怖は味わえました。
DEAD SPACEはなんかのサウンドを取ったらしいですから、是非豪華なオーディオセットでプレイすることをオススメします。
熱中度
2週目の高難易度や数々の実績。普通にもう一度クリアするだけでも飽きないと思います。
怖い・・・怖い・・・でも、やめられない。これはハイクオリティな恐怖表現のなせる技なんでしょうね・
サイレンやバイオやサイレントヒル、各シリーズを全てプレイしましたが熱中度はこれがダントツでした。
言葉では上手く形容できないのですが、ひきつける何かがあるのでしょう・・・
快適さ
オリジナリティでも触れた事とほぼ同じです。
シンプルなホログラム表示や、スーツの体力ゲージ。残弾表示。ゲームをしている感を感じさせずとても快適でした。
セーブポイントがちょうど良いところに設置されているのも中々の配慮だと思いました。
道順が画面に表示されるのもGOODこれのお陰で英語がわからなくてもOKです。
ゲーム感を感じさせないシステム。よって★5。
BAD/REQUEST
今の所は特にこれといって特筆することが無いのですが、あえて言うなら恐怖表現が後半になるとワンパターンだと思います。
と、言うのも前半で殆ど出し尽くしているので使い回しっぽいかなぁと。
サイレンみたいな雰囲気の恐怖じゃなくて、ビックリ箱的な恐怖演出なのでワンパターンになりがちです。
敵や武器がちょっと少ないかな。未知のエイリアンに遭遇したドキドキ感や新武器GETのワクワク感。そういうのをもっと味わいたかったです。
ボリュームは思ったよりかなりあったのですが、もっとプレイしたいのでもっと増やして欲しかったかなw?
COMMENT
良作です。日本じゃ発売できない理由も納得です。そして日本仕様に変えればそれはもうDEAD SPACEではありません。
お取り寄せややコアなゲームショップにたよらないといけないので手が出しづらいですが、キチンとその苦労を労ってくれました。
僕の中では神ゲー認定確定です。
多くの方が心配であろう英語ですが、問題ありません。
文章なら中学英語と単語力さえあれば分かるでしょうし、DEADS PACEの内容翻訳サイトもあります。
僕の場合文章は電子辞書。
会話の場合はケータイ片手にその翻訳サイトとゲーム画面を交互に見ながらプレイしました。
16歳の弟でもその方法でストーリクリアと内容理解できていたので絶対大丈夫だと思います。
ありそうでなかったこのゲーム。
SIREN3にがっかりしていたので凄く面白く、この上ない恐怖を感じました。
「うわぁ〜やりたくねぇ〜」だなんて言いながら熱中徹夜プレイしたゲームは久しぶり・・・いや初めてです。
グラフィックとサウンド共に最高水準なので是非最高の環境でプレイして欲しいです。
さぁ・・・宇宙船Ishimuraでお会いしましょう。
40インチ液晶テレビ、D端子使用。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 2pt |
96pt
GOOD!
オリジナリティー
TPSとしては、宇宙ものはあまり見たことがないので高いです。またバイオハザード4や5のように頭を吹き飛ばせば一撃などという事はなく、頭を吹き飛ばしても襲ってきます。いろいろな人が書かれている通り、まず手足などを破壊して動きを鈍らせてから倒すというのが非常に斬新だとおもいます。
グラフィックス
光と影の使い方が非常に上手で、電気の落ちた部屋で非常灯が回転している様が何かが突然出てきそうで怖かったです。生存者が化け物に殺されるときに窓にこびりついた血痕が非常にリアルで、グロテスク度を上げています。
サウンド
敵が出てくる時はバイオハザードみたいに低い感じの音楽がながれますが、探索中は無音で遠くで鉄が落ちたような音がしたり、突然部屋の電気が落ちて警告音がなったりなど恐怖を演出する音は非常によく出来ていました。
熱中度
怖くてやめたいはずなのに、いつの間にかもう2時間ほどプレイしてしまいます。「次の部屋には何が待っているのだろう」と期待しワクワクとドキドキで熱中してプレイしました。
快適性
様々なメニューや回復がワンボタンで出来るのは非常に便利です。
特にアクションが苦手な私にとっては、回復がワンボタンで出来るのは非常に助かりました。
マップを見るときも画面切り替える必要がなくホログラムで表示してくれるのもストレスがなく非常に未来感があって好印象です。
満足度
バイオ5でガッカリした私にとっては恐怖、雰囲気、アクション性どれをとっても大満足です。こちらの評価を見て中古ゲームショップで4900円台で購入しましたが、8000円でも元が取れます。
難易度
アクションが苦手な私でも、イージーがあるので全てのチャプターをクリアーできました。自キャラが死んでもチェックポイントから再開するので楽です。
BAD/REQUEST
武器について
扱いやすい武器が少く、実際に能力的に使える武器は少ないのが欠点です。また、購入するまで武器の効果が分からないのも欠点です。
あとラスボスが一番簡単なのは達成感に欠けました。
私が不満に思うのはこのぐらいですね。
COMMENT
ついついバイオと比べてしまいがちになりますが、バイオがPS3での進化すべきところを再現している感じです。
バイオ5で恐怖の原点でガッカリした人やグロ体制がある人はお勧めです。久し振りに夜中にやプレーしたくないゲームにでありました。
Amazonレビュー
レビュー日: 2013-11-17
昔は洋ゲーはちょっとなと思っていましたが本作で考えが変わりました。
何が起こっているかわからない恐怖や閉所の恐怖などシリーズ1作目だからこそのネタバレの無い面白さがあります。
操作もとっつきやすいし英語がわからなくても優秀なロケーターがあるのでゲーム進行には全く問題ありません。
おすすめです。
GOOD!
恐怖演出が秀逸。 初代バイオの10倍は恐ろしい。船内の無機質なデザイン、敵のグロ表現などもいい。そこらの壁や床に付着している血痕がいい味を出している。TV設定で明るさを暗くすると敵が見づらくなってさらにいい。深夜部屋真っ暗にしてヘッドホンでプレイすれば完璧。
操作性がいい。 主役アイザックがほんとキビキビ動いてくれる。各種武器も十字キーでワンタッチ切り替えでき回復もワンタッチで、ここらストレスナッシング。
ナビゲーターもすばらしい。 セレクトボタンでマップが呼び出せるが小さいしなんかごちゃごちゃしてて正直見辛い。しかしそんなもん見る必要全然ナシといえるほどに優れたナビゲーター。R3を押し込むだけで、行き先を指示してくれる優れモン。方向音痴もこれで安心。ただしナビだけに従ってると大量のアイテムを取り逃がすんで注意。
ロードほぼなし。 チャプター開始時にちょいあるくらいで、ゲーム中はほとんどなし。
死んでも直前からやり直せる。 特にペナルティもなく、あまり戻されることもなく再スタートするのでプレイしやすい。
不死身のハンターがいい。 バイオ3を思わせる不死身の敵ハンターという奴が1匹いて、そんな出番は頻繁にはないけど、忘れた頃にいきなり襲い掛かってくるので緊張感あっていい。数匹と一緒に出てくると焦りまくる。
BAD/REQUEST
通信がうざすぎ。 序盤にはぐれたアイザックの同僚2人から、後半になると科学者らも加わり頻繁に通信が入ってうるさい。やたら喋るし、スキップできんし、前面にウインドウが出て邪魔だし、英語だからいまいち理解できんし、シーンによっては回線切れるまで進めんかったり。
エレベーター多すぎ。 なんだかやたらエレベーターが多かった印象。一箇所、大型の貨物用リフトで敵が出てきたが、あとはただ上り下りするだけの味気ない箱。おまけにやたら時間がかかるときがあるので、エレベーターだけでなく、いろんなデザインの階段とか鎖やロープで上り下りしたり、ダクトで一気に滑り降りたりできたらなぁと思った。
手動でリスタートできない&リスタート時のロードがやや長い。ちょい撃ち損じすぎたな〜HP削られすぎたな〜って時にチェックポイントからリスタートしようにも手動で出来んので、いちいち死なないといけない。またリスタートに10秒ちょっとロードが入り、アンチャやゴッドオブウォーはほぼ一瞬だったので、なんか長く感じてしまった。インストールでここは短縮して欲しかった。
敵の種類が少ない。後半ともなると同じような奴ばっかり出てくる。倍の種類は欲しかった。
エイムの感度調整が出来ない。
1周で最大レベル5まで上げれるスーツのデザインが、どれも変わり映えしない。
COMMENT
全体にとても完成度が高くて、一気にノーマルをプレイ。そのまま勢いでインポッシブルもクリアしてしまった。近年のバイオが失ってしまった恐怖を、このゲームで味わうことが出来る。日本発売禁止になったほどなので、そのレベルは相当なもの。興味ある人はぜひプレイして欲しい。
難易度は、そんな難しいってほどでもない。この手のゲームをよくプレイする人なら、インポッシブルでもたいして苦労もなくいけるでしょう。苦手な人も、チートコードでステーシス(敵を一時スローにする)能力を連発できるので、それ使えばクリアは大丈夫。