オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 1pt | 1pt | 0pt | 0pt | 0pt | 4pt |
6pt
GOOD!
最初の内はそれなりにインパクトがあるグラフィック。
一部の因縁VS、エクストラステージ時のBGM。
後はラグがあまり感じられない通信対戦。
無理矢理でっち上げてこの位…。
BAD/REQUEST
・コンピューターを異常に強化しすぎ
自分はアーケード版のスト4はそれなりにプレイしていて、上手くはないが、一応ほとんどのキャラクターで剛拳を出せる位だが、ノーマルでも明らかに異常に強くされていて、飛べば対空で落とされて、待ちに徹していれば上下に攻撃を振られていずれ防ぎきれずに崩される。
それ以外にも明らかに何かを間違えた強化をされている為、通信対戦にいく前にコンピューター戦で投げる人がいてもおかしくはないと思う。
今作のプロデューサーはアーケードモードを通信対戦での下地にしたい…と言った内容の発言をどこぞのウェブページでのインタビューで答えているが、だからと言ってそれがコンピューターの過剰強化に繋がるというのは流石に理解出来ない。
ノーマルが強すぎるならイージーやイージエストにすればいいじゃないとも思うが、正直言えば難易度を下げても全くもって関係なく、せいぜい待ちに徹している時の攻めがノーマルに比べて僅かばかりだが苛烈じゃなくなる位で、鬼の様な超反応は相変わらずなので結局龍虎の拳2真っ青なパターン戦法を確立するしかなく、言い換えれば確立出来なければコンピューターにすらボコボコにされまくるしかない。
家庭用の追加キャラや一部のアーケード版のボスキャラクターなどを使いたいと思っても、この難易度のせいで初心者の方や、それ程上手くないよと言う方は解禁出来ずに投げ出してもおかしくはないと思う。
・3Dグラフィックでありながら無理矢理2Dの動きを再現させている為、違和感が凄すぎる。
投げ技やスパコン等々、今までは2Dだからこそ許されていた嘘を3Dになっても引っ張ってしまっている為、最早ご自慢のグラフィックさえも違和感を生む元凶にしかなっていない。
コストがかからないとか作るのが楽だから3Dにしたというわけではないのならば、少なからずこの辺の嘘臭さを少しでも感じさせない様に作るべき。
例えば、EX技を使用した際の演出ががただ体が光るだけというのは何なんだと…体が光るって言うのがまずおかしい(2Dならまだ笑える嘘であるが)し、安易に今までのシリーズの流用をしているだけでしかない。
恐らくたまに見かけるキャラクターの動きが変だというのはこの辺から来るものじゃないかと個人的には思っている。
・明らかに複雑なセービングシステム
確かに口で言うなら相手の攻撃を受け止めながら反撃が出来る攻防一体のアクション、となるのだが…現実はそうは行かない訳で。
単純にそれだけの内容なら良いが、セービングの溜めをダッシュでキャンセルしたりだの(例えばリュウなら)ヒットを見て、昇龍拳の出掛りをスパコンゲージを2メモリ消費してセービングでキャンセル(EXセービング)してウルトラコンボに繋ぐとかその辺がくっついてきて結局訳が解らない事に。
それでも、出来ないなら出来ないで良いじゃない、と今までの作品なら何とか言えていたのだが…今作に関しては少なくとも、先のリュウの例えの昇龍拳の出掛りを…と言うのが出来ないと対戦は勿論、コンピューター戦でも満足なダメージを与える事が出来ない。
アーケード版の時はそれ程意識しなかった自分でも、練習せざるを得なくなり、何とか出来る様になったが…下手なりに格ゲーに触れていた自分でもこのザマでは久々に格ゲーをやった人や初心者は無理。
こんな複雑なシステムにする位ならまだブロッキングの方が解りやすかった。
ブロッキングはシステム自体は非常に単純なのだが、相手の攻撃が当たる直前であろう事かガードとは逆の方向にレバーを入れなければならない点でリスクがでかすぎると言うのが問題で、上級者と初心者の壁を大きくし過ぎている原因だと思っているが。
・BGMがあまりにも…。
とりあえず、エグザイルはない。
いつからストリートファイターの世界観はあんなちゃらちゃらした曲のようなものになってしまっているのかと本気で制作者を問い詰めたくなる。
篠原涼子さんの恋しさと切なさと心強さとは劇場版スト2とも、そしてストリートファイターの世界観にもあっているからこそ受け入れられていると思っている。
アーケード版のインストゥルメンタル程度ならまだ聞き流せるが、歌が入ってくると最早拷問で、しかもそれをメインメニュー中、そしてインストール中延々と聞かされるというおまけ付。
目先の利益に囚われたのか知らないが、名前がそれなりに売れているアーティストを使えばいいと言うものではない。
また、ステージのBGMも正直微妙すぎる。
スト2キャラのアレンジは一部を除いてまだ聞けるが、スト4の新曲はそれこそ(個人的には)ロシアステージとエル・フォルテ、剛拳のテーマ位しか聴く所がない。
内容もいまいちだし、印象にも残らないというダブルパンチ。
エグザイルのそれのように悪い意味で耳に残られるよりはマシだが、印象に残らないBGMばかりというのもそれはそれで問題だと…。
・ロード。
インストールは必須。
やらないと1プレイの時間がロード待ちで無駄に延びる事になってしまう…のだが、そのインストールをしようとなると耳障りなエグザイルを延々と聞かされる事になってしまうと言うジレンマ。
とは言え、一度インストールをしてしまえば、十分快適なプレイ環境になるので、消音でもしてインストールをすべき。
逆に言い換えれば、インストールが必須という時点でロード時間は落第レベルだと言ってもいいだろう、流石にPSP版のいたストみたいに1ラウンドごとに1分も2分も待たされる事はないが、それでも数十秒は確実。
・チャレンジ・トライアルの課題がある程度の知識を最初から要求しすぎ。
課題として出されるコンボをこなしていくトライアルだが、とにかくその課題文があまりにも初心者のことを考えていないとしか思えない。
技名と同時に入力法を出す位はしても良かったのではないだろうか。
波動拳とかならばまだしも、いきなり鎖骨割り(→+中P)とか言われても解る訳がない。(これはあくまで例である)
同様に当たり前のようにターゲットコンボとか書かれても『?』となってしまう。
この辺の表示はもう少し考えるべき、プラクティスモードではないとは言え、立ち位置が明らかにプラクティスのそれなのだから…。
そう言う意味ではお手本が見れないと言うのも問題で、同じ強キックでも遠距離なのか近距離なのか、そして普通に多段ヒットする技はどこでキャンセルを掛ければいいのか、等々試行錯誤を促したいのだろうが…突き放しすぎである。
また、課題もノーマルの終盤から当たり前に目押しと呼ばれるアクションを要求され、難易度が必要以上に吊り上がってしまっている。
例えば、しゃがみ中Kから波動拳は所謂キャンセルで難なくできるのだが、目押しとなるとそうは行かず、例えば、中Pから中Pを繋ぐ、と言った普通には出来ないようなコンボを当たり前に要求してくるのである。
この段階で出来る人と出来ない人とで差が出てくるのだが、少なくとも自分は無理。
もっと言うなら、とてもじゃないがそんなコンボを実戦で狙っている場合ではないと思う。
・通信対戦のマッチングがアテにならない。
通信の検索条件を同じ強さにしているというのに、普通に自分の数倍以上のバトルポイント(プレイヤーの強さを示す大まかな指針)を持つプレイヤーがヒットしたりなど、訳が解らない事に。
また、対戦突入まで相手のバトルポイントなどの情報が見られず、せいぜいプレイヤーネームと称号、そして通信においてラグが起こりやすい状況か否か位しか解らないため、前述のアテにならないマッチングと併せて、ランクマッチは迂闊にプレイする気になれない。
また、マッチングで検索を掛けてヒットしても、いざ勝負を仕掛けようとするとエラーだのなんだのでプレイ出来ない事が多いのが問題。
・演出がおかしい。
おかしいと言うか、ダサイと言うか…。
豪鬼のウルトラコンボは技名からどうかと思うが、簡潔な演出(相手を掴む→暗転→相手が倒れていて、豪鬼が背を向けて佇む)だからこそ格好良く、印象に残りやすいはずの瞬獄殺に変にカットイン(相手を掴む→一瞬千撃と言う文字とカットインが入る→暗転→ドアップの豪鬼が佇む)を入れたせいで一気にダサくなっているとおもう。
カットインさえなければフィニッシュの演出はかなり格好いいと思っている所だけに正直残念。
後はリュウの『まだ立ち上がるのか!』は声優さんの演技がおかしいのかも知れないが、少なくともリュウというキャラクターには合っていない。
また、ケンが明らかに小物の扱いになっているのも気になり…丹田ストリームのギャグ顔と言い、因縁VSの対戦キャラと言い、明らかに…仮にもリュウの親友でライバルという立ち位置なのに…。
そして流石に剛拳は無理があると思う…意識を取りもどすのに時間がかかったというのも無茶苦茶すぎ…。
・アーケード版の公式イベントがプレイ出来ない
折角オンラインでダウンロードが出来るのだから、アレンジコスの配信だけではなく、これ位はやって欲しかった。
流石に作業じみた『怒濤の左ボタン』や『投げ技スペシャリスト』などはあまり…な感じだが、透明化されたCOMと闘う『透明人間現る!』等は新しい楽しみ方も出来て良いと思うのだが。
まあ、本音を言えば家庭用のせいで公式イベントに最近は明らかに力が入っていないとしか思えないので連動させるとかの形でもう少しアーケードにも救いが欲しいと言うか。
・表示が小さすぎる。
流石に対戦後の勝利デモの台詞、そしてキャラクターとかは見えるが、モードセレクトやマッチングの相手情報などにかかる所の文字等々の情報ははっきり言って何が何だか全くもって読めない。
いくらPS3がハイビジョンテレビ用向けだとは言え、今までPS2の頃までは全く問題なかったものが急にまともに見られなくなる、と言うのは問題。
最低限オプションで文字サイズの変更が出来る位は出来ても罰は当たらないし、出来て然るべき。
・キャラクターバランスが…。
細かい所まで突き詰める程上手い訳ではないが、オンラインで対戦する相手のほとんどが、ザンギエフかサガットかリュウか、と言う時点でバランスが取れてないのは明白だろう。
特に、ザンギエフは今までのシリーズでは一発逆転要素の強い玄人キャラだと思っていたが、今作では異常に判定の強いダブルラリアットや異常に広い吸い込み判定と相まって、今までまともに使えなかった自分でさえもお手軽に使えるキャラになってしまっている。
アーケード版の話になってしまって申し訳ないが、ザンギエフに適当にダブルラリアットを連発されているだけで手も足も出ずにやられていくバルログの姿を見た時は何事かと…。
また、ウルトラコンボも前述の3人などはやたら高性能だが、弱いキャラは救いがないレベルで使い物にならず、本来の一発逆転の大技と言うよりも駄目押しの一撃、と言うのが正しい惨状。
EXセービングからのウルトラコンボがパターンとして確立してしまっているせいか、溜めキャラがそれの煽りをモロに受けていて非常に苦しかったり、等々…細かい所を上げていけばきりがないレベル。
思い付く所を書いてみたが、この位で…なお、項目毎の点数はコメント欄で纏めて記載させて頂く。
※改訂前はキャラクターバランスに関しては頻出な上に、既にかなりの長文となってしまっていた為に書くのを控えたが、やはりそれではレビューとして意味をなさないと判断し、追記する。
COMMENT
※誤字・脱字、文章の修正及び一部追記の改訂稿。
21型ブラウン管TV D1端子接続
オリジナリティ:移植ものな上に、結局はスパ2Xに余計なものをくっつけた焼き直しでしかないので1点が適当。
グラフィックス:3Dを悪く言うつもりはないのだが、するならするで少なくとも2Dだから許された嘘を3Dにそのまま引っ張ってくる事は許されない。最低限違和感を無くす位の事はすべきだし、出来ないなら最初から3Dにすべきではない。とは言え、パッと見での評価は出来ない事もないのでお情けで1点。
サウンド:エグザイルの時点で0点ものだが、ステージBGMで気に入る曲が皆無ではなかったのでギリギリ0とはしなかった。とにかくエグザイルが足を引っ張りすぎている上に、良い意味で印象に残る意味が少なすぎる。
熱中度:過剰に強化されたコンピューター相手にボッコボコにされまくるのが大好きなマゾヒストならば熱中出来るかも知れないが、生憎自分はマゾヒストではないので白ける事はあっても熱中など出来ない。そして塵も積もれば何とやらと言える細かい所の気のきかなさが積もり積もって最早フォローの余地がない。文句なしの0点。
満足感:熱中度とほとんど同じ理由。家庭用のオリジナル要素も前述の異常に白けさせる要素を帳消しには出来ず、これまたフォローの余地のない文句なしの0点。
快適さ:文字の小ささ、そしてそれを変更する事が出来ない気配りのなさ、マッチング周りの不備、明らかな異常調整など、快適さを損なわせる要素はあれど、快適な要素は皆無と言って良い。よってこれも文句なしの0点。
追加要素目当てで本体ごと買ったのだが…見事に裏目に出てしまった。
意地で全キャラのエンディングは出したものの、対戦までやり込もうという気にはなれず…すぐに売却に出す形に。
スト4はアーケードでたまにやる位がちょうどいい。
ともあれ、一言言わせて欲しい。
『これのどこが原点回帰(ストリートファイター2)なんだ?』
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt |
70pt
GOOD!
●古き良きシンプルなシステム
最近の格闘ゲームに多い複雑なコンボやスピーディーな展開をごっそり削除し、あえて分かりやすいシステムにしたのは良いと思う。目押しなど高度なテクニックも要求されるが、新システムのセービングは簡単なので初心者でも楽しめる土台がある。反射神経優先の格ゲーよりも考えることで駆け引きを成立させているので、ゴリ押しであっという間に負ける最近の格ゲーに付いていけませんという人も遊べるのは良い。
●万人向けかつ新時代のデザイン
秋葉系アニメキャラ偏重のゲームが多い中、スト2ブランドは独自のデザインで筋を通してるのが個人的に本家格ゲーメーカーの意地が感じられて良い。また、ゲーム背景やキャラクターのモーションも3Dと2Dがうまく融合できていると感じる。モーションも滑らかでキャラクターの立ち回りが映えるようになっているのも◎。超必殺技などのエフェクトも派手。
●家庭用追加キャラ
家庭用独自のサービスも視野に入ってるのは素晴らしい。最近はアーケードをコンシューマに移植するだけというケースも多いので、こういったサービスは今後も続けて欲しい。
●オンライン対戦
通信環境の相性にもよるが、光通信かつ国内の相手であればラグもなく快調にプレイできる。その辺はアーケードと遜色ない(目押しもいける)。回線の状況に難はあるものの、世界中のプレイヤーと対戦し、コミュニケーションをとることも出来るので面白い。
●チャレンジモードやサバイバルモード
指定されたコンボをこなしていくモードがあり、初心者でもこれをやればある程度ゲームのシステムを引き出すことが出来るようになっている。ハードモードは格ゲー経験者でも難易度が高いと感じるものもあるため、以外に楽しむことができる。また、こういった課題をクリアするとオンラインで使用できる称号やアイコンが獲得できるため、アイコンを集める…といった対戦以外の目標設定もしやすい。
BAD/REQUEST
●キャラバランスの偏り
これは格ゲーにおいて致命的とも言えることだが、あるキャラクター数名に使用頻度が偏っている現状がある。対戦で勝つことを目的としたときに、最もそれに適ったキャラということだが上級者に近づけば近づくほどその差が出てきてしまうのが残念。
●オンラインマッチングの不便
ラグの少なさなどは素晴らしいのだが、ラグの少ない人を探すことに時間が掛かる仕様になっているのは残念。日本語、英語、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス、韓国とフィルタを掛けられるのだが、すべて「優先」というフィルタなので完全にシャットアウトすることはできない。海外は韓国以外最低の通信環境でしかプレイが望めないため、真剣勝負がしたい人には疑問が残る仕組みである。
また、ランクマッチは一試合で解散となってしまうため、再び部屋を作るか、部屋を探さないと次の対戦が望めないというのも×。自発的に退室できるシステムなのに、強制的に解散させられる意図は不明である。
●ストーリーの薄さ
どうみても間に合わせで家庭用に付けたと思われるアニメーションは、内容が無いも当然の出来で、正直要らないと思った。後にアニメーションとして練った作品を出した方が商業的にも良かったのではないかと思ってしまう。
●EASYモードに疑問
過去の家庭用格ゲーを思い返しても、EASYで難しいと感じたのは初めて。原点回帰とライトユーザーの復活を謳った作品であるはずだが、このEASYの難易度は矛盾していると思う。
隠しキャラクターの獲得条件を簡単に達成させない為にこの難易度を作ったのであれば、NORMALやHARDに条件設定を変えれば良いだけだと思うのだが…。
●ダウンロードコンテンツの乏しさ
コスチュームは1種類、色は2種類の初期設定は乏しすぎる。ダウンロードコンテンツに400円ほど支払えばコスチュームと色が増えるが、これも結局1種類追加、10色追加という残念な仕様。ゲームがシンプルだけにあえて2種類にしたのかもしれないが、こういった「楽しめるサービス」には力を入れて欲しかった。
欲を言えばコスチュームの種類を10種類、色を4種類くらいにしてもらえると◎。
COMMENT
そこまで複雑ではないシステムなので誰にでも楽しめる作りにはなっていると思う。そういう意味では無駄を省き、新しいゲームを作ったという評価は出来る。しかしキャラバランスの問題は格ゲーにおいて死活問題でもあり、時間が経つに連れてその問題は顕著に出てくるはず。
初心者、中級者は夢中になれる土台で遊べるので素晴らしいとは思うが、フィルタリングが細かく設定できないので、どうしても上級者が混じるようになり、「楽しめるコミュニティ」からはみ出てしまう部分があるのは否めない。
ユーザー同士で強弱の線引きが出来て、対戦相手をある程度明確に選べる人は遊べるゲームだと思う。フレンド登録をうまく使うべし。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt |
74pt
GOOD!
はじめに動画を見た段階では3Dはちょっとなーと思っていたが
実際にプレイしストリートファイター4に触ってみると
操作性がかなり2Dよりというより2Dそのままである事に驚いた
しかも3Dである事を生かしたウルトラコンボ時の演出等も派手で爽快感があるし
キャラクターの顔がいちいち細かく変化しているのも見て取れ実に楽しい
オンライン対戦も快適そのもので極一部の相性が悪いと思われる方々を除けば
ラグという感覚を一切感じずに対戦を行う事が可能
色々な格闘ゲームの通信対戦をやってきましたが、これほど快適な通信対戦は初めてです
また家庭用格闘ゲームにありがちな遊べるモードの少なさを
きちんとフォローしているのも好印象
各キャラクターの基礎的な者を学びつつ、連続技も学べるトライアルモード
いろいろな条件下で戦っていくサバイバルとタイムアタックなど
これら全て各キャラクター毎に順位が記録されオンラインでもスコアで争う事ができる
BAD/REQUEST
アニメ。
各キャラクターにプロローグ、エンディングでアニメが入っているのは実に嬉しい
が、その内容の無さと絵の汚さに悲しくなる
トライアルモード。
ハードになるとかなりテクニックを必要とする連続技を要求されるが
初めて触るキャラ等ではどのようにしてその連続技を当てるのか判断がつかない場合がある
せめて成功例等が表示される機能が欲しかったように思う
値段。
VF5の時も書いたが格闘ゲームでこの値段は正直ありえない
このゲームが原点回帰や昔ストリートファイターをやっていた人に戻ってきて欲しいのなら
尚更もっとお手軽な価格で販売するべきだったんじゃないかと思う
正直格闘ゲームをやらない友達等には勧めにくい
DLC。
元から入ってるデータのアンロックにお金を払わせるのは印象がよくない
しかもまとめて売らずに1週間に1パックづつ
また今後オンラインパッチで追加されるチャンピオンシップモード等も
追加されるとだけ発表し、いつ追加される等日付の発表はなく安易な中古対策だと思った
COMMENT
通信対戦がおもしろく毎晩遅くまでついついプレイしてしまいます
部屋を立てて遊ぶ事もできますが一人でアーケードをプレイしていると
突如乱入画面に切り替わりオンライン対戦がはじまる「待ち受け」というシステムは
ゲームセンターにいるような感覚で遊ぶ事ができます
面倒臭くもありますが。
早くチャンピオンシップモードが追加されればいいなあ
Amazonレビュー
レビュー日: 2009-02-22
ゲーム本体の方は過去(スパ2X、ゼロ3あたり)とは感覚が少し違うなと思いました。液晶TV&アダプタを介してリアルアーケードプロ初代でプレイしていますが、ジャンプ大キックを出そうと思ったら出る前に着地してしまったり。遅延のせいかなとも思ったので購入してからアーケードで初プレイしてみましたが、アーケードも同じ感覚でした。ターボまではいかないですが、スト2の頃と比べると全体のスピードが速い感じです。4プレイ目くらいでブランカで初クリアしましたが、他キャラではまだまだ、ラスボスにもたどりつけません。難易度MIDでプレイしてますが、過去の作品と比べると難しいかなと感じます。特にザンギ!バニシングフラットってこんなに強い技だったっけというくらい強くなってます。飛び込み大攻撃&必殺技だけではなかなか進めません。
3rdよりは正当な続編という感じがしますので、スト2ファンには3rdよりもおすすめだと思います。
GOOD!
ネットワーク対戦が充実していておもしろい。
モードが豊富でながい事遊べる。
システムが複雑ですが、その分練習すればなんとかなり、達成感がある。
ゲーセンよりキャラが豊富で各キャラが作りこまれている(昔の使いまわしですが)
BAD/REQUEST
今チャンピョンシップG2ですが、上級者になればなるほど
待ち、投げハメばっかりになってきてストレスたまりまくりです。
対策はあるんでしょうが、ゲームとして全然おもしろくありません。
はっきりいって対戦格闘がよっぽど好きな人か、スト2好きな人じゃないと
おすすめできません。
COMMENT
ネットワークは外人ばっかりです。ライトゲーマーは買わないほうがいいでしょう。
はっきりいって卑怯な戦いばっかりです。
でも昔スト2やってた友達集めてわいわいやるのはいいかも。