オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 2pt |
85pt
GOOD!
長い間気になっていた作品。みなさんの評価の高さもあり、ようやく手に取りプレイしました。
FC版かまいたちの夜(同2.3)、弟切草、街は過去にプレイしていて、中でもかまいたち初代と街はかなり没頭してやりこみました。チュンソフトの作品、というかサウンドノベル自体が相当久しぶりなこともあり、なんとなく抵抗もあったのか購入してからしばらく放置していたのですが、いざディスクを本体に入れ、ゲームが始まる前のあの「チュンソフト」のロゴが出てきただけで、否応にもテンションが上がりました(笑
もうそこからは睡眠不足との戦いの日々・・。このいきなり突きつけられる「BADEND」、あぁコレコレ、このノリ・・とワクワクしながら始めたが最後、一気にヤメ時がわからなくなるほど話に引き込まれました。「街」同様、「他人の判断が他人に影響を与える」わけですが、誰かが「KEEPOUT」した場合、誰のどの部分に「JUMP」ポイントがあるのか探しながら他の登場人物の話を読み進めて行き、全員をその時間帯で「TO BE CONTINUE」にすると一応話はひと区切りになりますが、毎時間ごとに緊迫感たっぷりの予告編が導入されるので、結局手が止まりません。なので私の場合「眠さが限界に達するまで」が一区切りになりました。
登場人物の役者さんは、はっきり言って知らない人ばかり(一部有名人を除く)でしたが、一通りエンディングを迎えたあとはネットで検索するほど好きになっていました。皆さん実際に台詞を話されて演技していたということで、静止画とは言え、画と活字と音楽でこんなにも臨場感が伝わるものかと感心しました。御法川、加納、ひとみが特に気に入りました。あとタマがかわいかったです。あと、個人的に名脇役賞は「梶原さん」でしょうか。
最後には物語がひとつの線に結びつきますが、そこに辿り着くまでのそれぞれの苦悩と成長が共感出来るものであったり客観視出来るものであったり・・・笑うとこもあれば首を傾げるとこも。そして思わず目が潤んでしまうとこも。鳥肌が立ったり、驚きで思わず「マジか!?」と声を出してしまうところもありました。総じて役者さんの演技と、音楽と、文章力が最後まで手を抜く事なく「物語を見せる」力に秀逸だったと感じました。本当に終わってしまうのが残念な作品でした。
あと、ちょっとしたことですが「片手プレイが出来る」のはいいですね。
タバコを吸ったり飲み物を飲みながらプレイ出来ました。
エンディング(トゥルー)に入る場面は本当に鳥肌がたちました。いい意味で。
本当に温かい気持ちになりました。
ちょっと押し売り加減の強い某アーティストと主題歌でしたが、
最後には聞き入ってしまい、しばらくは頭の中にサビの部分が回っていました。
たぶんこの「サウンドノベル」というジャンルは万人に受けるものではないと思いますが
本を読む、ドラマを見る感覚でたくさんの人にプレイしてもらいたいと思う作品でした。
BAD/REQUEST
「BADEND」のノリが許せるかどうかで評価も分かれそうですが・・・私は「アリ」ですので悪い点には挙げません。本編はもちろんクリア後のボリュームもしっかりあり、悪い点が見当たらないというのが感想です。まぁ細かいとこを言えば突っ込み所もありますが・・・気にならない程度でした。賛否両論のカナン編についても、特にいらないとも面白くないとも思わなかったです。鈴音編は泣きました。
あ、今思いつきましたがクリア特典に「○○○の栞」がないのは残念でした(笑)
「亜智の妄想編」とかあったら楽しそう(笑)
COMMENT
37 HDTV使用
前述通り、もともとサウンドノベルは好きでしたが
かまいたち3があまりにひどかったこともあり、ちょっと敬遠していたかもしれません。
忌火起草についてはプレイしていませんが、遊んだ方の評価を見ていると中々手に取ろうとは思えず。 この428に関しては、ほんとレビュアーの皆さんに感謝です。おかげさまで素晴らしい作品に出会う事が出来ました。私のレビューも掲載していただけるのであれば、ぜひ未プレイの方の参考になり、感動を共有出来ることを願います。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-05-20
映像、音楽、操作性、ストーリー、演出、登場人物文句なし!!
最近PS4本体を購入。PS3の電源を入れることがほとんどなくなったためにPS3は売却しようかと思ったのですが、このゲームをまたやりたくなったらと思い売却をやめました。
PS4に移植されないかなー
GOOD!
素晴らしいシナリオ。
“とても良くできたサスペンスドラマ”と言ってしまえばそれまでだが
飽きさせない演出とセリフまわし、個性的なな出演者たち、
そして巧みなザッピングシステムによってただのテレビドラマにはない
魅力的な作品となっている。
複数の主人公を切り替えながらストーリーを進める「ザッピングシステム」は
まさに“運命の歯車”といえるシステムで、
1つが狂うと全てが狂ってしまう、という絶妙な仕掛けとなっている。
時間ごとに区切りはあるものの、どの主人公も常に新しい展開を匂わせて終わるので止め時が見つからない。
ボリュームもこの手のジャンルにしてはそこそこあると思う。
BAD/REQUEST
特に大きな不満はなくプレイを終えたが、
強いて言うならば2周する気にはならないという所か。
まあこういうタイプのゲームなので当たり前のことだが。
そしてメインの半分くらいでいいので(さらに画も使いまわしでいいので)
まったく別のストーリーがあったら良かったなとは思う。
いちおうオマケストーリーはあるのだが、
主人公が違うので、スピンオフ感が強い。
あの魅力的なメイン主人公たちの、全然違ったストーリーを見たいと思うのは
贅沢なリクエストだろうか(笑)
COMMENT
Wii版は未プレイで、初めてPS3版で初めてプレイしたが
数あるPS3ソフトの中でも、かなり上位に入るほどの満足度だった。
内容はグラフィックや音質以外はWii版とほぼ同じらしいので
すでにWii版をやった人には流石に勧められないが
やったことのない人はぜひともプレイして欲しいと思う作品だった。
特に普段ゲームをしない女性の方も、これなら絶対に楽しめると思う。
まぁ、普段ゲームをしない方はPS3本体を持ってる可能性は薄いかもしれないが。