【PS3】テイルズ オブ ヴェスペリア レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009-09-17 |
価格 | 7800円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) / Xbox360版レビュー |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:「正義」を貫き通すRPG ■ プレイ人数:1人 【廉価版】 ■ 発売日:2012/08/02 ■ 価格:3,800円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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2pt | 3pt | 4pt | 2pt | 1pt | 3pt | 1pt |
43pt
GOOD!
テイルズの面白さの全てであるアクション戦闘。
基本的にアビスの3D+フリーランに、技を当て続けて表示が出た時にタイミング良くボタンを押すと敵を一撃で倒す(強敵にはダメージ)システムや。オーバーリミッツ中にためる時間無しに術攻撃が出来たり、攻撃や技の終わりの停止時間が無くなり、連続で技が繋げられるといったシステムが追加されています。
なにかと面白い合成、ちょっと寄り道した先にいるギガントモンスターと言う強敵、不思議と面白い武器から引き出すスキルシステムなど、色々と楽しめる要素が沢山あります。特にシリーズ初となったイベントスキップ機能は嬉しいです。
シリーズでも最高峰のボリューム。本当に寄り道無しで普通にクリアするだけでも、20〜30時間以上はかかる大ボリューム。しかも今回はサブイベント、隠し要素が多数あります。全てをやり尽くすには途方もない時間が掛かるはずです。
いくつかある隠しダンジョンが非常に凝っており。その内の一つが、連続でボスと戦うダンジョンで、ボス戦が好きな人にはたまらない内容になっています。
ずっと戦闘画面で進むものも面白く、連続した中での戦略が良い感じです。
BAD/REQUEST
「いまだに」セーブポイントで、「いまだに」宝箱が存在し、「いまだに」モンスターがお金を落とし、「いまだに」ダンジョンに意味不明のパズルが存在し、「いまだに」ストーリーの目的が戦闘では無いのに、ゲームが戦闘に偏り過ぎていて、ゲーム全体の遊びの幅が非常に狭い。
いったいいつの時代のゲームですか!? これらの問題点は、過去にハードの制約でそうせざるを得なかったからこそ泣く泣く見過ごされてきた「本来は回避しなければならないゲームのお約束」ですよ!?
これはもうゲームとしては致命的な問題です。戦闘の圧倒的な面白さでごまかされていますが、これで戦闘が退屈だったら、ダメゲーム街道まっしぐらです。
相変わらずストーリーはどうでも良いレベルです。というか酷いです。
ネタバレになるので詳しくは控えますが、「個人の尺度で善悪を判断し、あまつさえ法で裁けないからと偉い人を手にかける、思い上がったクソガキ」が主人公なんです。
この時点でもう最悪なんですが、それよりもっと酷いのが、そのクソガキを肯定するようなストーリーであることです。
そしてそのために考えられたストーリーがあまりにも酷い。
このままじゃただの犯罪者で終わるんで、それを正当化するために採られた策が「帝国やお偉いさんを徹底的に悪く描く事」でした。
何? 被害者はいつも下の人間で、お偉いさんは堕落しているって? 馬鹿も休み休み言いなさい。
偉い人間に課せられる責任の重さ、多くの命を背負っている事の苦労も知らないで、一方的に被害者面ですか?
そしてそんな思い上がったクズ人間がついに裁かれる事も無く、むしろ悪い奴を倒した英雄として評価される。
これ、一歩間違えたら「犯罪者を褒め称える内容」として問題になりますよ。
これの何が「正義を貫き通す」なのか? ストーリーを重視して、プレイを縛るイベントをバカみたいに用意しておきながらこの内容ではあまりにも酷い。
ストーリーを取っ払ってシステムだけで遊ばせて頂きたい。
COMMENT
完全に戦闘アクションゲームとして割り切ることが大切です。それ以外はダメダメです。
いちおうボリュームの多さを言っていますが、ストーリー部分以外は結構スカスカで、イベントをスキップするとすぐ終わってしまいます。
暇つぶし程度か、たまに息抜きにやるのが良いでしょう。
何?「テイルズにストーリーを期待する方が間違い」だって?
でもゲーム自体がストーリー重視に作ってるんだから、そこを評価から外すのは駄目でしょうよ。
それで評価すると、やはりこのゲームは駄作だと思いますよ。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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2pt | 4pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt | 3pt |
43pt
GOOD!
グラフィックが綺麗ですね。アニメが動いてるようです。
さすが次世代機のパワーだと感じました。
キャラクターデザインも安定していて、どのキャラも使ってみたくなるデザインになっています。
BAD/REQUEST
せっかくグラフィックが綺麗なのにイベントでアニメムービーが流れたりするのは
どうかと思いますね。
全部このグラフィックでイベントも作って欲しいと思います。
後は戦闘がいまいち面白くないです。
敵が無駄に硬いため、戦闘が長引き、ボタン連打ゲーと化しています。
技も必殺技は色々ありますが、標準の技が少ないので非常に単調です。
ストーリーははっきり言ってつまらないです。
最終目標がはっきりしないので、だらだら続く上、同じ町に何度も行かされるので疲れます。
特に盛り上がりもなく、ラスボスも空気なため、感動がありません。
COMMENT
グラフィックは大幅に進化しましたが、中身はいつものテイルズです。
ファンは楽しめるかもしれませんが、万人向けではないと思います。
戦闘はともかく、せめてストーリーだけはもう少し考えて欲しいですね。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 1pt | 2pt | 1pt | 3pt | 1pt |
40pt
GOOD!
■ローディング
快適です。
戦闘中に装備を持ち替えても全く止まらず、大魔法が乱れ飛んでも
暗転カットインすら入らずに、キャラが動き続ける終盤の戦闘は圧巻です。
■戦闘
雑魚を即死させるシステム、フェイタルストライクが良い感じでした。
試みは良いのですが、難易度ノーマルだと最終ダンジョン以外は条件が整う前に
雑魚が柔らかくて死んでしまう辺りが気になりましたが。
BAD/REQUEST
■BGM
クリア迄やって記憶に残る曲が、一曲も無かったRPGは初めてです。
得に会話中のBGMはボリュームが低すぎて、聞こえすらしませんでした。
■戦闘
前作にあたるアビスと比較して、大幅に仲間AIが劣化したため
(箱よりは良くなってるそうですが…)
仲間入れ替え→料理でTP回復のゴリ押しで、全く楽しくなかったです。
200〜800回使用で性能が上昇する特技や、100回使用しないと登録されない変化特技。
何が面白いと思って、こんな設定にしているのか理解が出来ません。
ボスはボスで、スーパーアーマー攻撃の頻度が異常に上がっており
近付くだけ損をするので、飛び道具で封殺と言う単調さ。
例え近接戦を挑んでも特に事故ることもなく、全滅の危機感もないため、緊張感がなく
面白味のない仕上がりでした。
さらにデフォルトのカメラワークに難があり、操作キャラを見失うことも多々ありました。
■アイテム関連
戦闘時のアイテムの選びにくさ、武器付け替えの面倒さ等々いらだちを感じました。
特に合成はインターフェイスが整備されておらず、面倒過ぎでした。
COMMENT
箱版の評価が高く、大人向けシナリオと言うことで期待していましたが
序盤の展開は良かったものの、最後はいつものテイルズでした。
しかも戦闘については、アビスよりも大きく劣化しており
ゲームとして見た場合、面倒な要素のみが増え、残念な出来だと言わざるを得ないです。
何を持って高評価を受けたのか、私には理解出来ませんでしたが
丁寧な作りではあるため、いつもの「寄り道要素満載」のテイルズに抵抗を感じない方であれば
楽しめる作品だと思います。
私のようにゲーム部分を楽しみたい方には、厳しいかもしれません。
Amazonレビュー
レビュー日: 2009-12-29
アビスなりきりコスチューム特典の有効期限は2009年12月31日までです。
今から注文してもそのときまでに届かなければ利用できないので
ご注意ください。
GOOD!
テイルズシリーズはグレイセスのみプレイ。
同じように評価の高かったヴェスペリアに興味を持ち購入したテイルズ初心者です。
・オリジナリティ
とても王道な作りのRPG、フィールドがあり街がありダンジョンがある。
スキルシステムや武器防具の合成、サブイベントもりだくさんなど
いわゆるJRPGの要素を全部集めたRPGだと思います。
HD機でこれだけ徹底したJRPGの王道はヴェスペリアのみかもしれません。
・グラフィック
アニメ調のあたたかいグラフィック。広大な世界をしっかり作られています。
あとOPアニメの出来がとても良いです、質が高い!
・熱中度、満足感
圧倒的なボリュームです!やってもやっても終わりません。
スキル集めや武器合成もついつい全部集めたくなります。
ただでさえスケールの大きいRPGなのにやり込み要素がとにかく多く
とにかく大盛りRPGがやりたい方向きだと思いました。
BAD/REQUEST
・快適さ
全体的に豪勢なRPGなのですがとにかく快適さがなってないです!
戦闘前のロードがちょっと入るのですが、たまに3秒くらい画面が凍り付くときがあり
フリーズした?と勘違いしそうになりました。
他にもさまざまな面でプレイヤーの快適さを削ぐような作りが多いです。
スキルの着脱は面倒ですし、ステータス画面の操作性もやりづらい。
なによりセーブするのが長い上に、毎回何かデータをアップロードしていたりと
プレイヤーのストレス軽減に重点が置かれていない作りになっています。
個人的にこれは大減点でした。
・グラフィック、演出
CGイベントシーンが最悪です!人形劇とはよく言ったものだと思います。
キャラクターはわりと良いのですが演出がひどすぎて見ていてがっかりします。
せめてもっとアニメーションシーンを随所に盛り込んでくれればいいのにそれもほとんど無いです。
・ストーリー、キャラクター
悪くはないです、とくに主人公ユーリと仲間の少年カロルはとても良いです。
ですがヒロインがド天然お姫様でとにかくいいこちゃんぶるのが少し気になりました。
敵キャラが同情の余地のない悪役なのは良いと思いました。
・戦闘
テイルズのキモは戦闘だと思いますが、個人的に爽快ではなかったです。
グレイセスが簡単・派手・爽快と三拍子そろっていたのに対して
ヴェスペリアは地味で爽快さが少ないです。
キャラが成長してスキルを憶えていくといろいろできるようになるのですが
40時間以上プレイしても壮快さも派手さも微妙でした。
テイルズ玄人の方はスキルを使いこなしキャンセルやコンボなどできるのでしょうが
素人にはもうすこし簡単に楽しめる操作にしてほしかったです。
・その他
大盛りでいろいろな要素が詰め込まれているのが魅力のRPGだと思いますが
全体的な印象が「ただ詰め込んだだけ」で綺麗にまとまっている気がしません。
いろいろな要素が上手くリンクするようにしてくれれば楽しかった気がします。
COMMENT
大長編、大ボリュームの王道B級RPG、という印象です。
PS3でJRPGを堪能しまくりたい!という方におすすめだと思います。
ただテイルズ素人の方にはあまり向かないというか、少し人を選ぶところはあります。
膨大な量のゲームシステムを憶えるだけでも大変なのに使いこなさない面白さがわかりません。
個人的に新規おことわりファン向けRPGという感じがしました。
ところどころ細かい気遣いがないところも二流っぽい感じがして残念でした。
決して悪いRPGではないです、ただ二流です。二流なんです。
ドラクエFFのような一流RPGと決定的に遊びやすさや完成度では差があるように思いました。
もっとプレイヤーの遊びやすさを重視してほしかったと思います。
今後PS3で出るであろう新作に期待したいと思います。
(32型液晶 HDMIケーブル 新型PS3でプレイ)