【PS3】End of Eternity(エンド オブ エタニティ) レビュー
| 発売元 | セガ （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2010-01-28 |
| 価格 | 7980円（税込） |
| レーティング | 【Ｂ】12才以上対象 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ ジャンル：RPG ■ プレイ人数：1人 【廉価版】 ■ 発売日：2010/12/09 ■ 価格：3,990円 |
- 総合ポイント
- 77
- (難易度)
- 3.12
- レビュー数
- 73
675人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5pt | 3pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt |
86pt
641人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
75pt
GOOD!
▼オリジナリティー
戦闘システムとフィールドマップが主な点。
まず戦闘についてはインヴィンシブル・アクション（無敵の移動攻撃）中の銃撃、
レゾナンス・アタック（3人同時攻撃）といった点が面白い。
また、スクラッチ・ダメージとダイレクト・ダメージという概念の存在。
それらのコツを掴むまでが難しいが、理解出来れば頭を使って敵を葬る
面白さがある。銃撃中にスローになる点は「WET」等に近いかな。
フィールドマップはSLGマナーのヘキサであり、エナジー・ヘキサというアイテムで
埋めていく形式。形状や色付きのものをどう使うか？という計画が楽しめる。
また、メインキャラクターの内、ヴァシュロンについては声優の演技も含めて
完成度が高い。これだけ多くのゲームでキャラクターが飽和している中、
そこそこ新鮮なキャラクターを作り出せた点は評価に値する。
服装システム（チェンジ・購入）についても評価すべき点。
自分のコーディネイトのまま、ムービーに登場するキャラクターはなかなか斬新。
▼グラフィックス
全体的に淡い色彩で、スクラップ、工場的な建築が多い。
個人的には「Fallout3」を思い出したが、描画レベルは不快にならない程度に粗い。
▼サウンド
可もなく不可もなく。
個人的に、オーケストラ的な管楽器は世界観に合わないと感じた。
銃撃等は違和感無いと感じた。
▼熱中度
クリアまでは高い。
▼満足感
一定の満足感はあった。
▼快適さ
セーブ／ロードのインターフェイスをPS3デフォルトではなく、
オリジナルで作成した点は良かった。
BAD/REQUEST
▼キャラクター
ヴァシュロンこそ完成度が高いが、ゼファーとリーンベルで帳消しと言ったところか。
前者は思春期丸出し感を演出させたかったのかもしれないが、
さすがに好感は持てない。
後者は後者で台詞回しで女言葉を喋らせたりと、妙に媚びた印象しかない。
▼グレネード・特殊弾
作成可能になる時期が遅すぎる。
また、素材が常に不足するバランスであることが多く、気兼ねなく使用出来ない。
▼銃のカスタマイズ
もう少しインターフェイスを快適にして欲しかった。
「パーツを外すと、カーソルが外したパーツに行く」点が最大の不満。
また「全部外す」等の機能は入れて欲しかった。
パーツの素材入手において一部異常に面倒なものがある点も不満かな。
▼ストーリー・世界観
主にRPGについて、グラフィックスの向上に伴って感じているのは
生活感の描写の有無。
そういう意味でどうしても強引に感じてしまう部分が多かった。
例えば、食料はどこから来るのか…など。
ストーリー的に、徐々に過去が明らかとなる展開方式は間違っていないはずだが、
やはり一本筋が通っていない点は否めない。そもそもPMFという単語は
使うべきではなかったと感じている。
▼セラフィック・ゲートの不在
実はこれが一番残念。
VP2よろしく、本編のパロディなど期待していたのだが。
COMMENT
トライエースらしい戦闘システム重視のRPG。
あえて言えば、VP2の戦闘に満足出来た人にはおすすめです。
（当然、エインフェリアのストーリーが〜というタイプの人には薦められない）
クリア後のダンジョンに挑む中、もういいかなと感じてレビューを書きました。
ただ、これがS評価でFF13がD評価というのはどうかな、とは思います。
B〜Aの中間くらいが妥当な作品で、新しいシステムに挑んだ点は大いに
評価出来ると思います。あとは見せ方でしょうね。
32・HDMI
646人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 5pt |
73pt
GOOD!
全体的に独特の仕様が目立つ、どれもこれも新感覚のパズルっぽい印象。
なれるまでに少し時間は掛かるが、なれれば面白い。
□バトル
・独特の戦闘システム
今までに見たことがないRTS風味の戦闘システム。
プレイヤーの武器、配置、行動順など戦術面が、ダイレクトに影響するのが面白い。
ワンパターンで攻略できないバランスが絶妙。
・バトル時の爽快感
ダッシュ・ジャンプなど、まるでACTの様なバトル。
とりあえず攻撃するのが楽しい、攻撃を繰り出すたびに敵がバラバラになっていく。
演出も派手な上、破壊したパーツがどんどんアイテムに変わるのが気持ちイイ。
・スクラッチ／ダイレクトダメージ
削って削ってトドメを刺すという独特の爽快感。
タメにタメたストレスを一気に発散するイメージに近い。
・フィールドマップのヘキサ
ヘキサ（テトリスみたいなブロック）を使って、フィールドをオープンさせる。
開けるとアイテムをもらえたり、ダンジョンが出現したり、パズル要素があって面白い。
ターミナル効果は面白いが、少し面倒だった。
・難易度
序盤から開発者に対して殺意を覚えるほどの高難易度。（後半はさらに）
だが、それが良い。
このゲームではレベルよりも、武器のカスタマイズと戦術に重きが置かれる。
攻略方法が分かれば、途端に虐殺に変わる。
□それ以外のシステム
・着せ替え
これはこのゲームの楽しみのひとつ。
プレイヤーキャラの服を自由にコーディネートでき、またそれがイベントにも反映される。
自分はリーンベルにばっかり投資してた。
・カスタマイズ
このゲームでのキャラ強化のキモ、パズルの様にパーツを銃へ取り付ける。
スコープの上にもう一個スコープなど、絶対にありえないカスタマイズも可能。
一人でニヤニヤ妄想しながらカスタマイズするのが吉。
□グラフィック
・美麗なグラフィック
映像のクオリティ自体は演出も含め、国内ではかなり高いレベルでまとまっている。
ただシャドウのジャギやマッハバンドが少し気になった。
□シナリオ
・キャラがユニーク
どのキャラも個性的で、一度見たら多分忘れない。
個人的にはペーター（見た目とCVのギャップがスゴい）がツボだった。
・ギャグシーン
各チャプターに一回くらいはコメディっぽいイベントシーンがある。
出来もチープな方向に突き抜けていて良い、何かぶっとんだ独特のセンスを感じる。
BAD/REQUEST
基本的にユーザーフレンドリーではない部分が気になる。
テンポが悪く細かいところでストレスがたまった。
□バトル
・ダンジョン内で装備変更できない
ゲーム中で一番気になった。
ダンジョンに入る前に武器の選択を見誤ると、ボス戦で死ぬほど苦労する。
あとマガジンとグレネードを一人しか装備できないのは何故？
・状態異常が強すぎ
何か一つでも喰らうと全滅必至。
特に毒がヤバい、時間で最大HPが減る状態異常と言えばヤバさが分かると思う。
・謎の当たり判定
障害物の当たり判定が直感的でないため、しょっちゅうぶつかる。
ぶつかるだけならいいが、このゲームでは攻撃が中断され行動終了になるため厳しい。
必殺の３人攻撃でも、知らぬ間に他の２人が倒れてるなんてこともよくある。
・ボスが地味
特に人型のボス（カーディナル）が、何となく地味で弱かった。
もっと人外っぽい外見とか、別のカタルシスが欲しかった。（こいつは殺せない！みたいな）
他の強ザコ戦闘に比べるとホント地味。
□フィールド
・逃げられない赤マス
たまに逃げられないマスがある。（ほとんどトラップ）
知らずに入ると、倒せる実力がない限りリセットするハメになる。
救済措置が欲しかった。
・町が歩きづらい
道は狭いし、自宅から店までが微妙に遠い。（ホームタウン）
全部の施設が１箇所からアクセスできるようにして欲しかった。
・闘技場
同じ敵と何度も戦わなければならないので飽きる。
せめて【１戦でランクアップ】か【敵の構成はランダム】にして欲しかった。
・サブミッションが面白くない
バリエーションはあるのに、やってることは全部お使い。
達成感がないし作業感が強い、報酬は嬉しいけど。
□シナリオ
・説明不足
何かシナリオが難解すぎて、よく分からなかった。（解体新書が必要なレベル）
敵が正義で、プレイヤーがイレギュラーな存在っていう図式は面白いけど。
COMMENT
□総評
オリジナリティーの塊でプレイ前は微妙な印象だったが、やってみると面白い。
どれもこれもパズル要素が強いので人を選ぶかも。
自分はパズルゲーム大好きっ子なので、試行錯誤するのが楽しかった。
このゲームはとにかくバトルが楽しい。
RPGでこの爽快感を体験できるゲームは中々ない。
シナリオもシリアスとギャグのバランスが取れていて、どのキャラも立っていた。
ただもう少しプレイヤーに分かりやすいシナリオだったら良かったかも。
全体的に難解＋説明不足で、ちょっとユーザビリティが足りない気がする。
こういう小さい不満点は解消してもらいたい。
これらを解消した続編が出るのなら、ぜひプレイしてみたいと思う一本。
653人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 5pt | 3pt |
91pt
GOOD!
○オリジナリティー
既存のＲＰＧとは全く異なる戦い方、移動方法、ＭＡＰ等々オリジナリティーにおいては
文句無く５点です。他のゲーム会社が新作を渋り、シリーズ物ばかり出す世の中でここまで異質なＲＰＧに挑戦したトライエースは凄いと思います。
○熱中度
ハマる人はハマるゲームだと思います。
まず戦闘が爽快感抜群なんですよね。マシンガンで削ってハンドガンで倒す。これが基本なんですが、ただそれだけじゃなくて結構考えさせられるんですよ。
敵を倒す順番や、レゾナンスアタックの順番。戦い方なんて二転三転。マシンガンにマガジンケース装備が良いのか……いやいや、二挺拳銃でゲージ上げ効率重視など悩みは尽きませんね。戦闘だけじゃなくてＭＡＰでもヘキサで開放していくという地味にハマるものあります。ストーリーもこれが中々どうして！
かゆい所に手が届かないようなそんな疑問が沢山。初めて設定資料集が欲しいと思ってしまいました。銃の改造等も結構癖になります。とにかく様々な要素で熱中させてくれるので熱中度５点つけました。
○快適さ
戦闘に掛かるロード時間も気にならず、セーブなどもその気になれば何処でも可能と言う優しさ。二週目も考慮したムービーでのスキップ。戦闘で死んでもリトライ可能と、快適さには結構気を使っているゲームだとおもいます。余程の事が無い限りストレスは感じないんではないでしょうか？
５点つけても良いと思いつけました。
明記はしなかったですが、もちろんグラフィック、サウンドなども文句無いですね。ただ、とびぬけてという印象は無かったのでこの点数になりました。
何といってもこのゲームの最大の見所は主人公達のキャラと魅力ですね。
上手くユーモアとシリアスな面を出してグイグイと惹きつけてくれます。
BAD/REQUEST
強いて言うならストーリーのツギハギ感が気になりました。
ＯＰであれだけ重要な事を流しておくのは疑問でしたね。本来プレイ中に流すべきムービーでしょ？あれは。ＯＰ飛ばしている人結構いて気づかない人居るんじゃないですか？
ストーリーでもどうしてこうなった？ 的な事が多々あり、語られるべき事が語られていない部分が多すぎる。その辺りどうにかならなかったものなんでしょうか？
COMMENT
期待せずにやったら意外な傑作だったゲームです。本来のＲＰＧと違って馴染めず放棄する方も多いかもしれませんが、馴れると面白いので是非馴れてください。
あ、後最後に一つだけ。最初闘技場でチュートリアルを全部受けてください、でないとわけも分からず戦闘で死にます（笑）
Amazonレビュー
レビュー日： 2010-02-16
ストーリー： いまいちまだ分からない。。。スタートはいきなりクエスト発生し、ちょっと戸惑いました。ちょっとずつ３人の謎がとけて行きます。がこれはこれで良いと思います。
マップ： ワールドマップはパズルみたいな感じですモンスター(ランダムバトル)が落とすピースで進めない場所をうめて進めるようにします。マップはカーソルで移動します、でカーソルがプレイヤー扱いでカーソルを動かすとランダムでバトルに入ります。町はFFなどに近い感じです。
バトル： 戦闘はなれればおもしろいです。ただ個人的にインビンシブルアタック中いちいちシーンが変わるのが気になります。攻撃中はシーンチェンジなしでゲージがたまりそのまんま攻撃できた方が良かったと思います(攻撃によってはシーンが変わるのはOKとおもいます、たとえば手榴弾を投げるなど、もしくはスローモーションにかわるとか)。
キャラ： そこそこ。。。リーンベルはかわいい。キャラの服装など変えれるのもよいです。
自分が悪いと思う点はマップのカーソルとショップのアイテム値段と最初のいきなり感。
あと久しぶりに説明書を読みました。普段はプレイしながら覚えたりチュウトリアルでやってます。やればやるほどはまっていきます。
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GOOD!
オリジナリティ５点をつけるために生まれたようなゲーム
このゲームにオリジナリティ５点をつけないで何につけようか
まず何よりもその独特な戦闘システム。
シミュレーションゲーム的といえばよいのか、パズルゲーム的といえばよいのか
ここまでＲＰＧで戦闘に夢中になったゲームは久しぶり、いや初めてかもしれません
購入するまでは途中で飽きるかもしれないと思っていましたが
レベルや装備、敵モンスターが変わる度に変化する戦術や状況に最後までダレる事なく遊べました
狙ってやっているんでしょうけども、ストーリーを進めていくと
こんな事もできる、あれ？こんな事もできるのかとやれる事を自分で発見できる
ゲームデザインというかバランスは見事としかいいようがありません
フィールドも独特で、パズル的な要素も含ませているかと思えば
従来の新たなフィールドを探索する時のドキドキ感というかワクワク感というか
そういう部分もきちんと残されているのは好評価。
適当な部分を開けてでてきた宝箱からベゼルのかけらがでてきた時の嬉しさや
適当に入った戦闘マスの敵が強すぎてロードするしかなくなった時の悶絶的な悔しさ等
たまりません
愛すべきキャラクター達、でてくるキャラクター達からあふれ出る個性
ムービーで流れる漫才やコントに近いやり取りにおもわず何回吹き出したか
中でもクリスマスイベントは秀逸でゲームシステムとの組み合わせが最高です
このイベントを考えたスタッフのアイデアにただただ脱帽しましす
それと同時にあのイベントでこのゲームを更に好きになりました
BAD/REQUEST
シナリオが少し独特です、全体的に説明不足な感じがします
が、それもまた世界観構築に一役買っているというか
ただ、やはりもう少しわかりやすい方が良かったと思います
グレネードの使い道のなさ
弾数に制限があり更に本体に当たらない場合さえあるグレネードは正直死んでます
弾数を無制限にして更にもう少し爆発の範囲を広げて範囲攻撃っぽさを強調してもいいかなと思いました
サブミッション時の戦闘
戦闘自体は楽しいんですが、さすがに同じ配置で同じ敵、さらに８体とかを３回連続で戦う
とかになるとさすがにダレます
序盤とか中盤はどうしても１体づつしか倒せないのでもう少し範囲攻撃的なものがあるか
こういう戦闘をもう少し減らしてもらえると嬉しかった
闘技場
なぜ１ＲＡＮＫ上げるのに同じＲＡＮＫを３回も４回も戦わないといけないのか意味不明
ボリュームを水増ししてるだけにしか思えない、このゲームで唯一怒りを覚える部分
COMMENT
次世代機(PS3、XBOX360)でプレイしたＲＰＧの中でダントツで一番おもしろかったです
戦闘がやみつきになり、ついつい睡眠時間を削ってまでプレイしてしまいます
体験版での評判がいまいちよろしくなかったようですが
製品版では親切なチュートリアルもついていますし、レベルがあがると
プレイヤーがやりたい放題できる爽快感重視のバランスになっていると思います
体験版でこの戦闘はちょっとなーと思ってる方も安くなってからでもいいので
是非プレイしてほしい作品です