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【PS3】アルトネリコ3 世界の終焉の引鉄は少女の詩が弾く レビュー

発売元 バンダイナムコゲームスオフィシャルサイト
発売日 2010-01-28
価格 7329円(税込)
レーティング 【C】15才以上対象 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon(廉価版)
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:ムスメ調合RPG
■ プレイ人数:1人

【廉価版】
■ 発売日:2011/08/04
■ 価格:3,800円

総合ポイント
57
(難易度)
1.81
レビュー数
31
スコアチャート アルトネリコ3 世界の終焉の引鉄は少女の詩が弾くレビューチャート

アルトネリコ3 世界の終焉の引鉄は少女の詩が弾く 購入する
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19.4%
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9.7%
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【60点以上】
45.2%
【標準偏差】
19.08


デフォルト:新着順

474人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 2pt 4pt 3pt 4pt 3pt 1pt
総合点
66pt

GOOD!

最初にこのゲームは、「ファン向け」そして「キャラゲー」だということを挙げておきます。

・詩(ヒュムノス)

アルトネリコといえばこれ。
今回も素晴らしいものが揃ってます。
しかし、今回は過去作とは色々な意味で違います。
詳しくは書きませんが、今回ヒュムノス史にその名を残す「トンデモヒュムノス」があります。
正直過去作をやった人のほとんどは「なんじゃこりゃ!?」と思うでしょう。
「こんなのヒュムノスじゃない!」と思う方もいるでしょう。
しかし、解説や歌ってるキャラを見れば、なるほどと納得できるのではないでしょうか?
もちろん、過去作のごとき「これぞ!ヒュムノス!」という曲も多くあるのでご安心を。

・アルトネリコシリーズ特有の表現

家族やシリーズを知らない人が見たらドン引き、
見られたら場合によっては恥ずかしいでは済まない表現。
もうシリーズ恒例になってますね(汗
開発側も、もう明らかに狙ってそういうキャラや展開を用意してます。
不快に思われる方もいるでしょうがこれが「アルトネリコ」なんです。
もはやこれは詩と並びシリーズの柱と言わざるえないでしょう。

・詩調合
 簡単に言えば戦闘BGMを作れるもの。
「中身」はともかくとして、「システム自体」はオリジナリティがあり、
 音というものに重きを置くこのシリーズには非常に合っていると思います。

以上です。
残念ながら3で追加されたものは詩調合以外(これもあくまでシステムだけを見た場合)
良い点に入れる気にはなりませんでした。

BAD/REQUEST

・3D化
満を持してのPS3での発売。
それに引きずられる形での3D。
感想を一言で言うなら、開発側にそれを成すだけのパワーが無かった。ですかね。
滑るような歩行走行モーション。
イベント時にはほとんど動かないキャラ。(従来の立ち絵での言葉だけの表現)
たまに動いたかと思えば、動作の不自然な人形劇…。
さらに戦闘での過去作における2Dだから許された部分を改善していない。(武器のグラなど)
そして根本的にPS3としては並以下なそのグラフィック。

・戦闘システム
見た感じはテイルズ、スターオーシャン等とあまりかわりません。
しかし、
・命令や、作戦などがありません。他の前衛2人はひたすら突っ込むのみ。
・アイテムの再使用タイムラグが無い。ゆえに一撃死でもない限り死なない。
・敵の使い回しが多い。
・武器を変えてもグラが変わらない。3D化したがゆえに違和感があります。
・詩魔法が1キャラ(人格)につき1つ。人格を変える必要も正直無いので、
意識して変えないと(戦闘中はできない…)同じものをずーっと見ることに…
・戦闘自体も非常に単調。
 タイミングをはかって前衛殴る→詩魔法チャージを待つ→魔法発動
 最初から最後までほぼこの流れです。加えて前述したように魔法は基本1つなので…

・詩調合
良い所で挙げたのはあくまで「システムとして」見た場合です。
残念ながら肝心の中身は、全部試したわけではないですが、
結局、似たような音楽ばかりになります。
しかもなぜか、一つの組み合わせでも複数の音楽パターンがあり、
あ、これいいかもと思っても次戦闘で必ずしも流れないという現象が・・・

COMMENT

PS3になりどんなものになるかと、期待半分不安半分でしたが、
蓋を開けてみれば、システム周りは底が浅く、
詩とキャラ周り(ADV風味のコスモスフィアやトークマター、調合会話等)に
異様に力を入れたいつも通りの「アルトネリコ」でした。
前作からのファンなら、アルトネリコ的キャラ達のドタバタや詩に満足できるでしょう。
しかし、そうでない方は一度公式を見てキャラが自分好みかどうか、
できたら動画なども見て、少しだけゲーム中の詩がどんなものか知ってからの方が無難です。
そして、もし良いと思えるなら是非1作目からやるのをオススメします。
過去2作をやってるとやってないでは本作の面白さが俄然変わってくるからです。
自分はスタッフロールで過去作をやってて良かったと思いました。

最後に。
3本の塔を舞台にした「アルトネリコシリーズ」も終章となりました。
これで終わりじゃ物足りない思う方もいると思います。
でも、私はこれで終わりで良いと思います。
正直、今の開発側ではこれが限界だと思います。
ストーリー的にもこれ以上は(それこそ続編ともなれば)蛇足感は否めません。

しかし、これで「アルトネリコワールド」が完全に終幕というのは惜しいですね。

   
プレイ時間:15時間以上30時間未満(クリア済)
モチモチさん  [2010-02-10 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

510人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 2pt 2pt 1pt 1pt 3pt 1pt
総合点
35pt

GOOD!

好意的な解釈をすれば、無難にまとまっている箇所は多いのですが
前作までで特化していた要素が、軒並みパワーダウンしているので列挙する事が困難です。

[インターフェース]
シリーズ通して、一番快適なのでは無いでしょうか。
メニューウィンドウを開くだけでウェイトが掛かった1に比べると大きな進歩だと思います。

BAD/REQUEST

[音楽]
折角力を入れた自動戦闘曲生成システムですが、著しく人を選ぶ内容となっております。
アルトネリコシリーズは、これまでは如何にもゲーム音楽らしい戦闘BGMを採用しておりましたが
今作の戦闘BGMは電波系萌えソングという作風です。
そういった楽曲が好きな人には良いかも知れませんが、過去作のような雰囲気を求める方には
絶対にお奨め出来る曲調ではありません。

フィールド、ダンジョンのBGMも極一部以外には印象的なものは無く
危機的状況のシリアスなイベントシーンの際に掛かる音楽に関しては
何故かコメディ調という失笑する出来栄えです。

[戦闘]
魔法の充填率を上げて、発動してトドメという黄金パターンを繰り返す内容です。
魔法以外では倒すのが非現実的な雑魚敵も多く、戦闘の流れは必然的に固定されます。
問題となるのはプレイヤーの介入出来る余地があまり無い事。
スターオーシャンシリーズのような斜め上見下ろし型のリアルタイム戦闘ですが
プレイヤーは、ひたすら壁役に徹して魔法の充填を待つデザインです。
リアルタイム戦闘なのに、回復アイテムの使用ディレイが皆無のため
十分なストックさえあれば、どんな敵が相手でも問題無く倒す事が出来てしまいます。

全体的にテンポの悪い戦闘ですが、過去作に比べて演出面での退化が残念でなりません。
1キャラクター1種類の魔法のみで食傷気味になる上に
魔法発動時のヒット演出も爽快には程遠く、ようやく一戦終わったという開放感しか感じられません。

[キャラクター]
1人のヒロインに複数の人格を当てはめた結果、主人格とも言うべきキャラクターの
掘り下げが過去最低のレベルとなってしまいました。
これまでの作品では、ADVパートで一人ヒロインの精神の多面性を描く事によって
本編中のヒロインの行動理念が説得力を増したのですが、
今作のヒロインは掘り下げが不十分な為、記号的なキャラクター付けとなっています。
良く言えばわかりやすいキャラクター付けですが、悪く言えば表面上だけの都合の良いキャラクター付けです。

[シナリオ]
当座の目的の為に行動して、それが解決したらまた次の目的地へ・・・という
典型的なたらい回し型のシナリオプロットとなっています。
ゲームとしての最終目標は勿論設定されているのですが、それが明らかになるのは終盤も終盤。
良く言えば変化に富んだ、悪く言えば目的の確定しないご都合主義と言えます。
イベントシーンでパーティメンバーの一人が脱落している事に気づかず
次のイベントシーンまで通常にゲームが進行するような、あからさまに不自然な描写や
世界観を知った上で考察すると首をかしげる大小の出来事まで、品質はお世辞にも高いとは言えません。

COMMENT

旧作ファンとして、かなり厳しい評価をさせて頂きました。
ヒロインがHD画質で脱衣する「パージ」システムは話題作りに貢献したかも知れませんが
代わりに、何か大切な要素を忘れてきてしまったように感じられます。

アルトネリコシリーズは今作で一旦完結のようですが
その締めとなる作品が、このような出来栄えだったのは残念でなりません。

プレイ時間:30時間以上60時間未満(クリア済)
Xenumさん  [2010-02-14 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

471人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 2pt 4pt 2pt 2pt 2pt 2pt
総合点
48pt

GOOD!

1.2は経験済みです

・戦闘曲が豊富になりました
・その他の音楽も相変わらずよいです
・キャラクターがかわいい
・コンフィグで画面調整が出来る
・調合が1のようにセーブポイントで出来るようになった
・曲が装備によって戦闘中変化する
・コスモスフィア(ADVモード)が相変わらず過激
・1.2をやってきた人ならニヤリな展開がちょっとばかしある

BAD/REQUEST

・背景に対して3Dモデルが浮いている
・そのため合成映像のようなシュールさがありシリアスなシーンでも苦笑してしまいます
・戦闘システムがテイルズシリーズみたいなのですが、練りこまれてるわけじゃなく単調なのが残念でした。2の戦闘がよかったので引き継いでほしかったな・・・
・3は1,2に比べて塔を登ってる感じがしませんでしたね。ダンジョンが短いせいかと思われます
・歌姫が多いのでメインヒロインが空気になりがち
・詩魔法が固定
・一部動作をする時コントローラ振るのですがイマイチ反応しない事があった
・シナリオの盛り上がりに欠ける

COMMENT

22インチ HD液晶

今回PS3となりどうなるのか楽しみでした。
しかし1,2とは違う3Dになり、なにか違和感を感じるようになりました。
グラフィック面を頑張ってるの分かるのですけど、アップになるとキャラの顔グラフィックの微妙さ加減がなんともいえませんでした。
上にも書きましたが背景にキャラが浮いてるので世界観にもイマイチ入り込めない所もありました。
そんなに頑張らなくてもドット絵でよかったのになぁ・・・

戦闘システムも曲が豊富なのはいいのですが、前衛(使用キャラ)のすることが単調で、
バンバン殴ってコントローラ振って魔法ゲージがたまったら押すってだけなのが・・・
1.2のように魔法を変えられれば単調にならずに済んだのに・・・

文句ばかりになってしまいましたが、相変わらず音楽の出来はいいです
今回は歌姫が一番多いので、いつも以上に力入れてるなと感じました
もちろん歌姫が多いからといって手を抜いてるわけじゃなく全体的にいい曲ばかりでしたよ

キャラクターも1.2と変わらずかわいいです
攻略できないキャラクターも攻略できたらなーと思うくらいです

システム、グラフィック面を優先したい方にはオススメできません
しかし音楽、キャラクター目当てで買うのであれば買いでしょう

 
プレイ時間:30時間以上60時間未満(クリア済)
はにたさん  [2010-02-03 掲載]

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466人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 2pt 4pt 2pt 2pt 2pt 2pt
総合点
48pt

GOOD!

[サウンド]
 やはり歌詞付きの音楽(ヒュムノス)に関しては他のゲームに比べ抜きんでるものがあると思います。今回は多数の歌姫を起用するなど最終作としての意気込みも感じられました。

[オリジナリティ]
 それが良いか悪いかは置いておいて、戦闘をアクション系に変更したり、RAHシステム、パージシステム等新たな試みを取り入れたりと意欲的な姿勢は評価したいと思います。パージシステムなんかは初めて見たときは良く考えたな…と苦笑したものです(笑)

[その他]
 別人格という概念の導入のおかげで、メインヒロインが苦手な人もコスモスフィアやストーリを進めることに対する苦痛感が若干緩和されるのではないかと思います。…まぁ別人格はあくまでサブキャラ扱いなので結局メインヒロインとしかエンディングを迎えられないという点では微妙ではありますが。

BAD/REQUEST

[演出]
 正直これが1番ひどかったです。
 
 まずはヒュムノスの多用。今作はメインキャラにヒュムノスを歌うことが出来るレーヴァテイルという種族が多く存在するという特性上仕方が無いとは思いますが、ストーリーを進めていくとテンポ良く彼女らがヒュムノスを次々と披露していってくれるため、ひとつひとつの印象が薄くなってしまいました。

 次に3D化による演出面の劣化です。ヒュムノスのお披露目シーンでは、詩が盛り上がってきているのに棒立ちなキャラ、あるいは動きがあっても棒立ち+手を少し動かしているレベルであったり、エフェクトがしょぼすぎたりと、せっかくの見せ場が台無しです。

 通常会話でも2D立ち絵が挿入されずに進むシーンでは動きがあって然るべき部分はほとんど棒立ちなのはもちろん、動きがあっても数秒間でループしているため非常にチープ感が漂います。ポリゴンキャラの表情変化なんてのは皆無です。

 そのくせギャグシーンにおけるポリゴンキャラの表情、動きは無駄に豊富で、正直力入れる部分間違っていませんか、と感じてしまいました(ある意味では正しいのかもしれませんが)。

 これなら以前の2Dドット絵でワンポイントに表情変化や動きを入れていたときのほうが演出面では大分マシでした。3D化することで演出面の弱さが際立ってしまった感が否めません。

[戦闘システム]
 戦闘BGMに合わせて流れるバーに対してタイミングよく前衛が攻撃していくと後衛がパージ(簡単に言えばストリップ(笑))していき、詩魔法が強化されていくというシステムなのですが、もはや作業に近く、面白みが全くありませんでした。

 バーに合わせて攻撃しようとすると攻撃のテンポは悪くなるし、おまけに今作でも敵が多いとラグる、キーレスポンスがあまりよろしくない等、合わせようとしても合わないこと請け合いです。

 さらに前衛のアクションパターンが殴る(×3、パターン固定)→必殺技という流れしかないため、非常に単調です。防御は何もコマンドを入力しない状態で勝手にやってくれるし、バックステップなどの攻撃回避アクションもないので、敵に突っ込んでいって、殴る、たまにスティック動かして攻撃よけるの繰り返しです。

 また、前衛は3人いますが、操作キャラ以外には指示が出せないので他2人は背景に近いです。いないよりはいた方がマシレベル。

 極めつけは後衛の詩魔法が1人につき1種類(攻撃魔法のみ)しかないということです。戦闘中に他のキャラに変わることも出来ないので、同じエフェクトに飽きてきますが、飛ばせないのでだれること間違いなしです。

 あと、後衛(ヒロイン)を守りながら戦うことをコンセプトにしているのに、前衛が敵に攻撃しているときはほとんどヒロインは画面外というのはいかがなものかと…いつの間にか攻撃を受けていて、慌てて助けに入ることが多々ありました。もう少しカメラワークをなんとかして欲しかったです。

[だれるダンジョン]
 シリーズ全般にいえますが、ただ長いだけで面白みも何もなし。更に、道のりが複雑なダンジョンほど何故か何度も往復するはめになるので苦痛以外の何者でもないです。カメラワークもあまりよくなく、すぐにキャラが障害物にひっかかる、エンカウント無効アイテムなし、ということがさらにイライラを募らせます。

[ストーリー]
 話が唐突過ぎるところが何ヶ所か。説明不足も相極まって盛り上がってるシーンで首をひねること多数、当然話にのめり込めませんでした。

 あと基本「俺達の考えが正義!この想いをぶつけて相手を黙らせるぜ!」な良くも悪くもヒーローものなストーリーなので受けつけない人もいるかもしれません。

 さらに星を救うという重厚なストーリーの割りにメインキャラたちが終始ラブコメっているので(今作はカップル乱立でさらにピンク色な空気が濃くなっています(笑))盛り上がりに欠け、気がついたらエンディングという感じでした。アルトネリコらしいっちゃらしいですが。

 あと、メインヒロイン2人のトゥルーエンドを見たのですが、ラスト(エンディング前)の台詞回しが全く一緒。…手抜きとしか思えないんですが…。
 また、最初に適当に進めてバッドエンドに行ったときなんかは唐突過ぎてついていけませんでした。今作はいつもより若干分岐がシビアなので気を抜いていると不意打ちを食らうかもしれません。

COMMENT

 1,2プレイ済み。

 シリーズ最終作として過度な期待を持っていたということを差っ引いてもちょっと物足りない感じでした。回を重ねるごとにゲーム性が弱くなっているように感じるのは私の気のせいでしょうか…RPGで戦闘とダンジョンが楽しくないのはどうなんでしょう。

 まぁなんだかんだ言っていますが音楽やベタベタなコメディ部分は割と好きなので続編とか派生作品とかが出たら買ってしまうんじゃないかとは思います。…ヒロインのアクが強すぎるとどうにもつらい部分もありますが(笑)

 
プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
銀狼さん  [2010-02-10 掲載]

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Amazonレビュー

レビュー者: HelioTrope
レビュー日: 2010-02-18
1.2と続いてきて、一応ストーリー完結となる3ですが、前作から引き続き登場するキャラが多いので1と2をやってからのほうが楽しめます。

ストーリーの盛り上がり、キャラの濃さは若干薄れた感じがありますが、アルトネリコの雰囲気はしっかり残っています。例のごとく後から出現するヒロインが良い。
主人公は珍しくまとも?な単細胞熱血。

グラフィックは不満があるわけでは無いですが、正直なところ2Dの方がよかったと思います。特にもっさりになってしまった戦闘が。

これは私の推測ですが、RAHシステムの関係でPS3でもギリギリというレベルのゲームになってしまった。しかしPS3で出すからには2Dでは・・・という流れでこうなったのだと思えてなりません。単純にパージシステムのためかもしれないですけど。
PS3でも2Dで構わないと思っている私にとっては残念なところだと思います。
グラフィックにばかり目が行って、容量や処理スペックに理解の無い人は2Dで出したら「こんなのPS2でも出せるレベルだろう」と声が上がるのでしょうが・・・PS3の超スペックと3D化の風潮はソフト会社からすれば製作コスト、技術の限界から困ったものなのかもしれませんね。

そしてPS3で出さざるをえなくなった原因と思われるRAHシステムですが、
・曲の変化、移行に条件や確率があり把握しにくい
・ヒューマの構成をガチにすると選択肢の幅が狭まる
・そもそもベースになってる曲が電波なものが多い
・曲調やテンポが変化するだけでベースになっている曲はそう多くない

と自分の意思で曲を構成することが殆どできず、イマイチ自由度がありません。
戦闘BGMを自分で構成できるという発想は素晴らしいものだと思いますが、正直「キャラとメインに据えたヒューマによってBGMが変わる」くらいにしておいたほうがシンプルで良かったと思います。

全体的にBGM・ヒュムノスはさすがはアルトネリコ。非常に良いものが多いです。
酷評したRAHも自分好みの戦闘BGMになるととても嬉しいものです。
容量にものを言わせて戦闘BGMを数多に変貌させるシステム自体は非常に画期的だと思うので、今後活かしてほしいですね。

演出が少々下手ですが、ストーリー・コスモスフィアの内容も無難にまとまっているので、アルトネリコファンの方には十分に勧められるゲームだったと思います。

【PS3】アルトネリコ3 世界の終焉の引鉄は少女の詩が弾く
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