【PS3】アルトネリコ3 世界の終焉の引鉄は少女の詩が弾く レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-01-28 |
価格 | 7329円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ムスメ調合RPG ■ プレイ人数:1人 【廉価版】 ■ 発売日:2011/08/04 ■ 価格:3,800円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 2pt |
94pt
GOOD!
[オリジナリィー]
新しい形での王道RPGだと感じました。
演出面でのオリジナリティーが目立ちますが、ストーリーも十二分に評価できると思います。
レーヴァテイルなど魅力的な人種?もいるのでハマる人はハマります(笑)
詳細はCOMMENTにて
[グラフィックス]
正直なところ大手のFF13には到底かないませんが、これも違うベクトルではありますが評価できます。
アルトネリコの基本絵はマンガ調のアニメキャラクターです。
ですのでFF13のようなリアル系ではありません。2D絵に3Dを浮かべているので
ヌルヌルとした少々不自然な動きに見えると思います。
例えるならFF13は「映画」
アルトネリコ3は「ジオラマ」を想像してもらえれば容易だと思います。
こればかりは仕方のないことかと 完全にベクトルの違いです。
[サウンド]
アルトネリコシリーズは音楽目当てでの購入層もある程度いるそうです。
私もその一人でした。普段はゲームもあまりしない人間なのですが…
やはり映像と音楽の組み合わせの破壊力というのは素晴らしいもので
「EXEC_FLIP_ARPHAGE/.」と言う曲が中盤の大クライマックスで流れるのですが
展開と音楽の演出による焦燥感の表現は展開として素晴らしかったです。関心しました。
あとは歌姫の方々でしょうか
「志方あきこ」さん「KOKIA」さん「霜月はるか」さんなどなど…
ワールドヒーリングな素晴らしい曲の数々 これだけでも購入した意味がありました。
[熟中度]
時間を忘れてプレイしました。
大学は春休みに突入したので、時間だけはありました。
現時点2人TURE、NORMALクリアに掛かった時間は129時間でした(笑)
完全に人は選びますがハマる人はハマります。
[満足感]
五段階評価でいうところの5です。
音楽目的での購入でしたが、本当素直にゲームとして多いに楽しめました。
本来音楽というのは、演出の一部でありストーリーという一本杉への装飾の意味しか
なしません。音楽の印象が強すぎれば音楽負けする事は明白ですし、そのことすらマイナスの印象を与えかねないからです。
アクの強すぎる音楽に負けない世界観演出とストーリー構成。ガストさんには感服致しました。
[快適さ]
システムには難易度調整する項目があり、RPGのレベル上げが正直タルイ人向けの
らくらく機能が搭載されています(笑)
後は本編クリア後のEXTRAで本編で流れたムービー以外にも
イベントが見られるのでちょっと楽しかったりします。
BAD/REQUEST
演出があざとすぎる点です。
演出の影響により、人を選ぶゲームとなってしまっています。
パージ(脱衣)システムなどがあるため、キャラクター萌えができる人でなければ無理です。
非推奨というより無理です。完全にお金の無駄になってしまします。
考えてみるとそのような演出目的の購入層もいるので(ほとんどがそうなのでは?)
ある意味で上級者向け(笑)です。
あと戦闘面です。
ぶっちゃけて言うとアクションもどきの音ゲーです。
キャラクターを操作して敵に切り込むのですが上手に操作しなければ敵の反撃を喰らいます。あと前衛は肉壁です(笑)後衛に攻撃がいかないようにうまく守らなくてはいけません
そしてある条件を満たすと今度は後衛無双だったりします。
ポカンとしてしまいましたが、これもオリジナリティーとして評価できます(笑)
この位でしょうか
この2点からいえることは「アルトネリコ」の世界観として仕方のないことで
それゆえに人を選び、門土を狭くしている要因でもあります。
「そんなのありえねぇよ」とか感じると思いますがプラス面に多いに惹かれたのならば
是非プレイしてみてください。気にならなくなりますから
最後にこれはリクエストなのですがデバックは消しておいて欲しかったです
使わなければ問題は全くないのですが
ただデバックプレイヤーとしてお金を払って参加してる感覚があり正直不快です。
もうすこし繊細な配慮をお願いします。
COMMENT
私は初めて「アルトネリコシリーズ」をプレイしました
それを踏まえてレビューを書かせていただきます
ストーリについて
ある事情で地表に住めなくなった人類が、以前建立した3つの「塔」にすがるように生活している惑星での物語です。
3つの塔にはそれぞれのエピソードがあり、シリーズ3作目にあたる今作は3本目の「塔」での物語です。
前情報としてこの程度にしか分かっていなかった私ですが多いに呑めりこめました。
「アルトネリコシリーズ」の収束に向かっていくTUREENDはとても良かった……
ありがとうございました。名作に出会えて
プレイ環境
「エレコム製」のHDMIを繋いだ「SHARP」2009年制の「AQUOS」
HDMI出力は「1080i」私の環境では「1080p」では出来ませんでした。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 4pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt |
48pt
GOOD!
・サウンド
メインテーマでもある分、全体的に楽曲の質がいいです。
・2週目
過去作では何故なかったのか不思議でしょうがなかったくらいですが、3では普通に2週目の引継ぎができます。
その際、既読スキップが可能になったので以前よりは周回プレイが楽になっています。
・パージシステム
ヒロインが脱ぐことで強くなるというイマイチよく分からないシステムです。
でも可愛いしエロいからそれだけでいい。
引いちゃう人もいるでしょうけどそういう人はこういうゲームをやろうとは思わないでしょうから問題はありません。
BAD/REQUEST
・グラフィック
今回PS3で出すに当たって今までの2Dドットから3Dになりました。
元々グラフィックを売りにしてるメーカーでもありませんし、
いつも通りお世辞にも質のいいグラフィックとは言えません。
とはいえ見るに耐えないと言うほど酷いものでもないのですが。
後、グラフィックとはちょっと違いますけど3Dでのモーションがかなり不自然ですね。
・戦闘システム
3D化ということで最近のテイルズやSOのような3D戦闘になりました。
が、作りこみが足りず面白味がありません。
イメージ的にはテイルズやSOの戦闘から技の要素をなくして通常攻撃のみにした感じです。
そうして前衛が時間稼ぎしている間に後衛が大魔法で攻撃して戦闘終了というのが基本パターンです。
・詩魔法の種類
詩魔法はアルトネリコでも特に重要な要素だと思うのですが、その詩魔法の種類がかなり少ないです。
今作ではヒロインが多重人格によってキャラが変化するようになっているのですが、
その人格ごとに詩魔法が固定で一つずつしかありません。
今までのように新しいCS内で詩魔法を覚えると言うことがありません。
その代わりに戦闘の進め方次第で曲調が変化するというシステムが追加されましたが、
常に思い通りに変化させられるとは限らず詩魔法自体は全く変化しないので正直微妙です。
また固定の詩魔法とは別に各人格ごとに必殺技となる詩魔法もあるのですが、
その際流れるアニメーションはそれぞれ固有のもので良いのですが、
実際の攻撃エフェクトが降らせる物に違いがあるだけで全員全く同じでとても残念です。
・コスチューム要素の削除
過去作では各ヒロインはコスチュームを変更させることによって能力の変動がありましたが、
今作ではコスチューム自体がありません。
その代わりに人格選択がありますが各ヒロインごとの人格数は前作のコスチューム数と比べても圧倒的に少ないです。
そもそも人格とともに丸々キャラが変わるわけですからコスチュームだけ変化させるのとは全く別の要素ですけど。
・快適さ
前作では街中から1ボタンでフィールドマップ画面に戻れたと思うのですが、
今作ではそれがなくなっており移動が面倒な場所があります。
またGOODにもかいたパージシステムですが、パージさせるために毎回コントローラを振らなければなりません。
wiiリモコンのような初めから振ることありきで考えられたコントローラならまだしも、
PSコンのような形状では振ると言う動作がしにくく面倒です。
それでいてこのパージは戦闘の度に数回行わなければならないので非常に苦痛です。
他のボタンに割り振ることも可能なのに振らなければいけないようにしたのは理解できません。
COMMENT
32型液晶テレビにHDMI接続でプレイ。
私個人の感想としてはがっかりしたとしか言いようがありません。
3部作の最終作であり集大成となるべき作品とは到底思えません。
勝手な憶測で言わせてもらいますとPS3で出すことで全て失敗したのではないかと思います。
HDに対応させるために3D化が余儀なくされてしまいますし、3D化自体は別に悪いことだとは思いません。
ですが慣れない3D化に労力を取られてしまい、全体的に今までよりも作り込めなかったように思えます。
詩魔法しかりコスチュームしかり。最低でも各人格ごとに詩魔法、コスを3つ以上は欲しかったです。
戦闘も3D化するにあたって今までとは違う方向性にしたのでしょうが完成度が低すぎます。
シナリオに関しては可もなく不可もなく、過去作と同レベルの質ですかね。
個人の好みで言えばあまり楽しめませんでしたけど。
3部作の締めなのですからそれ相応のものを期待してたのですが残念でした。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 1pt | 2pt | 1pt | 1pt | 3pt | 3pt |
33pt
GOOD!
・参加アーティストの多さ。これだけ参加してれば誰かお気に入りの方は見つかるのではないかと思います。
・ヒロインの多さ。こんだけいれば誰か(略)
・ルートの多さ。
・・・・・・そのくらい、でしょうか。
BAD/REQUEST
・曲が多いのはいいけどあんまり心に触れるのが無かった。ネタ曲多すぎ。2は好きな曲が多く、演出にも一役買っていただけにこの落差は酷い。アーティスト増やすよりも2ぐらいの人数でいいから質を保って欲しかった。
・シナリオに起伏がない。あっちこっち行かされて単なるお使いな気がする。
・主人公のキャラクターのなさ。守る守るだけ言って特にこの人が主人公じゃなきゃいけないというところを感じさせてくれなかった。
・ヒロイン。前作のヒロインに比べりゃあくは薄いが自己主張がなさすぎる。主人公について回るだけで何か魅力感じない。いつの間にこの主人公と惹かれあったのかという描写も薄い。多いだけじゃ駄目なんだよ、多いだけじゃ・・・。
・パージ。失敗しやすいというのはどうなんだ・・・メイン要素にうたわれておきながらシステムとして安定してないというのはいかがなものかと思う。これならコスチュームとかのほうが見た目も変わるし楽しかった。ムービーとかいらないからコスチュームくださいコスチューム。
・フリップスフィア。超必殺技のほうが出しやすいとかどうなんだ・・・・。しかも発動条件が難しいし安定してない・・・・。
・戦闘。つまらん。
・詩魔法。メイン要素のはずなのに種類が減った。1種類しかない。これで戦闘がつまんなくなってしまった。回復魔法とかはどこいったんですか???
・前衛。武器や防具でしか強化できないってどうなんでしょうか・・・・長所を伸ばしたり短所を補ったりとかさせてほしかった・・・・。しかもメンバーはずっと変わらないつらさ・・・。
・3Dしょぼい。酷い。イベントでも棒立ちで能面って・・・。キャラのたち絵も表情が変わるだけでポーズはそのまんまだしな・・・・。
COMMENT
1度バッドエンド見て、2周目クリア間近の感想です。
なんというか・・・・シナリオがぬるく起伏が無い、つまらない戦闘、魅力が感じられない歌、3Dのしょぼさで放置してしまいそうです。
その上システムとして安定してないパージもいらいらを加速させるため、何と言っていいか、誉められるところが少ないです。
パーティーメンバーも少ない、ずーっと前衛固定。あんだけキャラがいるのに何でですか。
もうなんて言うんだろう、いいところを上げようと頑張ってみても無理みたいです。
これが最後ってなんか悲しい。興味がないなら動画とかでいいと思います。
以上。
Amazonレビュー
レビュー日: 2010-02-18
ストーリーの盛り上がり、キャラの濃さは若干薄れた感じがありますが、アルトネリコの雰囲気はしっかり残っています。例のごとく後から出現するヒロインが良い。
主人公は珍しくまとも?な単細胞熱血。
グラフィックは不満があるわけでは無いですが、正直なところ2Dの方がよかったと思います。特にもっさりになってしまった戦闘が。
これは私の推測ですが、RAHシステムの関係でPS3でもギリギリというレベルのゲームになってしまった。しかしPS3で出すからには2Dでは・・・という流れでこうなったのだと思えてなりません。単純にパージシステムのためかもしれないですけど。
PS3でも2Dで構わないと思っている私にとっては残念なところだと思います。
グラフィックにばかり目が行って、容量や処理スペックに理解の無い人は2Dで出したら「こんなのPS2でも出せるレベルだろう」と声が上がるのでしょうが・・・PS3の超スペックと3D化の風潮はソフト会社からすれば製作コスト、技術の限界から困ったものなのかもしれませんね。
そしてPS3で出さざるをえなくなった原因と思われるRAHシステムですが、
・曲の変化、移行に条件や確率があり把握しにくい
・ヒューマの構成をガチにすると選択肢の幅が狭まる
・そもそもベースになってる曲が電波なものが多い
・曲調やテンポが変化するだけでベースになっている曲はそう多くない
と自分の意思で曲を構成することが殆どできず、イマイチ自由度がありません。
戦闘BGMを自分で構成できるという発想は素晴らしいものだと思いますが、正直「キャラとメインに据えたヒューマによってBGMが変わる」くらいにしておいたほうがシンプルで良かったと思います。
全体的にBGM・ヒュムノスはさすがはアルトネリコ。非常に良いものが多いです。
酷評したRAHも自分好みの戦闘BGMになるととても嬉しいものです。
容量にものを言わせて戦闘BGMを数多に変貌させるシステム自体は非常に画期的だと思うので、今後活かしてほしいですね。
演出が少々下手ですが、ストーリー・コスモスフィアの内容も無難にまとまっているので、アルトネリコファンの方には十分に勧められるゲームだったと思います。
GOOD!
ティリア、ココナ、アカネ、ミュートなどの登場人物
ティリアが最大限脱いでも露出が少ないこと。
サキが暴走したフィンネルを止めようと歌う時に流れる歌。
BAD/REQUEST
男女共に戦闘中に脱ぐことで強くなるシステム。カグラや艦これなどお色気を売りにしたゲームならともかく、アルトネリコシリーズには合わないと思うのですが。どうせ脱ぐのなら、温泉イベントなどにしてほしかったです。もしくはウケ狙いでムキムキマッチョのミュートが脱ぐとか。
水着姿やフンドシ一丁で繰り出す変態的な超必殺技。
イマイチな3Dモデリング。
コントローラーをブンブン振らないと起動しない必殺技。
COMMENT
脱衣システムとコントローラーシェイクシステムがなければ良かったのですが。