オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 1pt | 1pt | 2pt | 1pt | 1pt | 1pt |
29pt
GOOD!
キャラクターを成長させ、世界をめぐり、大役を果たす……
RPGとしての必要最低限の要素はきっちり備えている、その点は評価できる。
いわゆる「最近のクソゲー」にありがちな、ゲーム進行に関わる致命的なバグはなさそうな感じ。
BAD/REQUEST
映像・音響のクオリティが、同時期発売のPS3専用ソフトと比較しても格段に酷い。
特に気になるのは、映像ではキャラクターの顔グラフィックと敵データの露骨な使いまわし、音響面ではBGM音量が全体的に小さすぎる点が気になった。
また、マップ探索時にエンカウント率が理不尽に高いのが気になった。
シンボルが大きすぎる、速すぎる……というのは仕様として無理やりにでも納得できるのだが、狭い通路に嫌がらせのようにシンボルが密集しているなど「バランスを度外視した」不適切なシンボル配置が目立つのが難点。
あと、個人的には戦闘が惜しいと感じた。
弱点部位や属性という「作りこめばいくらでもマニアックにできる」仕様を実装しているのに、その使用を生かすバランス調整がなされていないため、ほとんどお飾りになっているのが勿体ない。
実際のところ「レベルを上げて物理で殴ればいい」というほど本作の戦闘は簡単ではない(後半はそれなりに敵のスペックも高い)が、凝ったシステムを作ったからにはきちんと練り込んで欲しい。
COMMENT
一言で観想を言うなら「勿体ない」
素材やアイデアを生かせていない惜しい作品である。
仮定の話は無駄だと承知してはいるが、もし発売元の日本一ソフトウェアが販売のみでなくソフトウェアの監修まで関わっていれば、弱点部位やボーナス倍率といった本作独自のシステムは底知れぬ奥深さになっていたかもしれない。
1作目でコケたタイトルでの続編製作は無理かもしれないが、日本一ソフトウェアが本格的に関わってリメイクされた「真・ラストリベリオン」の登場を切に願う。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 1pt | 2pt | 0pt | 0pt | 0pt | 1pt |
7pt
GOOD!
このゲームのいいところはぶっちゃけ”無い”です。
影山さんの歌は確かにかっこいいですが、ゲームの世界観とはミスマッチです。
強いてあげるとするならばバグがないところ。
デバッグだけはちゃんとやっていたようです。
それとトロフィーが集めやすいこと・・・ですかね
BAD/REQUEST
・グラフィック
はっきり言ってPS2レベルです。
キャラが毒・麻痺などの状態異常にかかっても、ずっと立ちモーションままです。
眠っているのに剣を持って構えていたりします、一体どうなっているんだろう・・・。
・BGM
耳に残らない。ダンジョンのBGMは環境音同然であり、まったく盛り上がらない。
戦闘BGMはフィールドBGMよりかはマシですが、それも耳に残らないです。
・戦闘システム
シンボルエンカウントシステムだが、敵シンボルの動きが異常に早く、どこまでも追いかけてくる。まず振り切るのは不可能に近い。しかも当たり判定も広い。
こちらがある程度のレベルに達すると、それ以降はもの凄い勢いでHPと物理攻撃力が上がっていき、攻撃魔法の存在価値が皆無になります。”以後物理で殴るだけでいい”ゲームと化します。しかも敵のHPはかなり高いので中々戦闘が終わらないという事態にも発展します。
また、敵のステータス異常攻撃がウザすぎます。こちら側は動けぬままジワジワHPを削り取られていきますが、中盤以降はこちらのHPが高すぎるため死ぬこともできずにただただ弄られ続けます。快適さなんて微塵もありません。
敵へのステータス低下魔法が全然成功しません。設定ミス?
COMMENT
非常に有名な賞を受賞したとのことなので、中古で買ってプレイしました。
ストーリー、ゲームバランス、音響、そしてグラフィック・・・すべてがヤバすぎます、商品未満レベルです。
これは修行用のゲームなのか・・・。
トロフィーリストにこのゲームの名前がある事が恥ずかしいです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 1pt | 1pt | 0pt | 1pt | 1pt |
18pt
GOOD!
■評価できる内容でも無いが…
他のレビュアーが仰るようにバグやフリーズが見つからなかった。
RPGの中でもかなり容易にとれるプラチナトロフィー。
BAD/REQUEST
■シナリオ
ボリューム不足のストーリー。戦闘含めて12時間程度で終わります。
ドラマチックな内容ですが出来事がほとんど言葉だけで片付けられてしまい非常に味気無い。
■システム
戦闘はシンボルエンカウントだがマップが狭い為ほとんど敵に見つかる上、こちらより速く何処までも追いかけてくるという鬼仕様。また倒してもすぐ出現するので連戦させられる恐れがある。
戦闘システムは敵の部位を特定の順番で当てると大ダメージを与えられる独自のシステムは最初は全くわからないので手当たり次第殴って順番を見つけるしかない。
キャラは交代制だがステータス異常をもう一人のキャラも引き継ぐのでマヒや眠りなどに陥ると何もできなくなる。その為回復ができずに攻撃され続けることもしばしば。
またレベルアップによるステータスバランスがおかしいので後半はゴリ押しで戦うだけになる。
街は一つしか存在せず宿やショップが無い。街の人々の賑わいなど皆無。
地図はあるが移動手段のある場所がわからない為、序盤から迷わされる。
■グラフィックス
単体で見ればそれほど悪くは無いが住人が幽霊キャラの複製やマップの少なさが目に余る。
会話は動かない絵、戦闘時ステータス異常にかかってもいつもの構えなど演出が酷い。
■サウンド
英語音声が棒読み。
終盤の影山ヒロノブの熱唱は世界観と合わない。
■快適さ
上記にあるマップに迷う、エンカウント仕様、ステータス異常仕様などを考慮すると非常に悪い。マップ移動時のロードも地味に長め。
COMMENT
2010クソゲーオブザイヤー大賞という悪名が付いたこと。
32液晶HDMI
購入動機はトロフィー欲しさとどんなクソゲーかという興味からです。
ゲームバランス、シナリオ、演出等が崩壊していて全く楽しめない。
いかに手を抜いてゲームを作るかに拘ったかのようなゲームで制作者はよくこのゲームを発売できたなと思う。
トロフィー狙い以外に買う要素は無いでしょう。
Amazonレビュー
レビュー日: 2010-01-29
映像はきれいです。が、そのきれいさが仇になって造詣の薄さが際立っています。ダンジョン・城・建物・フィールド・モンスター・自キャラのどれをとっても昨今のRPGの中で群を抜く酷さです。この造り込みの甘さが世界観を破たんさせ、物語への移入度を格段に下げています(特に、FF13プレイ後だったのでその落差に愕然としました)。行動原理の理不尽さを納得させるだけの世界観を構築しているならまだしも、全体的な安っぽさゆえ「あー、まぁこんなものだろうな」とプレーヤー側が諦めモードに入って整合性の脳内補完をし始めるしかなくなります
ストーリーは一本道、登場人物は数える程度しかいない上に町や村のにぎわいや他との交流もありません。RPGでありながら終始地下にもぐっているような圧倒的な閉塞感があります。音声はいまどきのPS3には珍しい2.0ch、コントローラーはバッテリーに優しい「無振動」仕様(笑)、洋ゲーを意識した(と思しき)英語台詞、それとイベントは動きのない絵です。ヌルっと絵が変わってサクッと事件が起きます。結構ドラマチックな事が起こったりするんですが、いかんせん見せ方が猛烈に平坦なので「え???はい???」という”演出面での衝撃”を受けます(むしろ”笑撃”と言えるレベルですが)。という仕様なのでお察しの通り未だかつてないレベルで置いてきぼりを喰います。イベントパートはたとえるなら「喋る紙芝居」です
バトルに関しては多少面白みがありますが、慣れてくると非常に時間を喰らう作業になります。敵を攻撃する際割り振られた「部位」を順序良く攻撃しないと窮地に立たされます。逆に、攻撃順序が判明すればコンボ成立となり大ダメージが与えられますが、厄介な事に直ぐ死んでくれません。数ターン放置するとHP満タンで復活してきたりします
魔法攻撃もできますが、物理攻撃をした部位のみに作用する限定的なものになります。ターンバトルですが行動ポイントの制限(終了後に微々たる回復しかしない)が付けられていますので連戦になると泣きたくなります
戦闘するキャラは入れ替わり制ですが「一人目が受けた状態異常を二人目もきっちり受け次ぐ」という腹立たしさ全開システムを搭載していますので、一人目が眠ったら二人目も眠ったまま、そのまま安らかにゲームオーバー、という事態にも遭遇します(私が遭遇したのはもっと酷く、雑魚敵で最初がマヒ攻撃、その後気絶攻撃のパターンで2000近くあったHPを全部削られゲームオーバーになった事があります。とても切なかった・・・ でももっと切ないのは、状態異常になってもHPの横に印が付くだけでキャラは戦う姿勢のまま、という残念な仕様でしょう。通常と同じく剣を構えている状態で眠ったり気絶したりしています。もうちょっと危機感のあるグラフィックを宛てられなかったんでしょうかね・・・)
エンカウントしてくる敵はフィールド上をうろちょろしていますが、見つかると音もなく延々と追いかけてきます。倒しても自然と湧いてくるのでフィールドをゆっくり探索する事も出来ません。一応モンスターが侵入できないサークルはフィールドにあるのですが、入ったら諦める、といった事も無く外で延々待ちかまえており、結局こちらが折れて戦う羽目になります
極めつけは、自分のレベルが上がり戦闘に慣れて下位レベルになったモンスターとエンカウントすると”経験値0”という、本当に時間の無駄な戦闘がちょくちょく発生してしまう事です。お金で何かを買う、という事も出来なければ武器のパワーアップもありません、なのでこれらの戦闘によってたまっていくのは「ストレス」だけになります。一応エンカウント率を下げる魔法もあるんですが・・・「それが何か?」と言わんばかりに追いかけてきます(笑)
また、フィールドによっては「何の音も振動もなくみるみるHPが減っていく」場所もあり、初見は何の前触れもなくゲームオーバーになったりしました。当然のようにマップもちんまりとして暗部が多く非常に見辛いです。その上、現在マップのエリア名は英語表記+物凄く小さな文字で書いてあるので”アルファベットの形を予測する感じ”でアタリをつけなければなりません。トランジットエリアはありますがぼんやりとした入口の画像が並んでいるだけでエリア名は一切書かれていません
消費アイテムは最大で10コ、ものによっては1コしか持てません(そのくせ宝箱を開ける鍵は制限がないので「お前はどこぞの映画のキーメーカーかよ!」という状態になってますが)。「不親切」という点では実にハイレベルな設計思想が組まれていますね。ここまで来ると「キャラクターに魅力がない」などという、普通では結構な問題が極めて瑣末に思えてくるから不思議です。このゲームを通じで自分が大らかになったな(言いかえれば、すぐに諦めがつくようになった)、と感じたり・・・ きっとクリアしたら、もっと他人に優しくできるような気すらしてきます
最早拷問のようなゲームですが、昨今の進化したRPGに慣れた目からすると逆に新鮮に見える要素もあります(単なる錯覚かもしれませんが・・・)。何て言うんでしょうか、これはまさに「最新のレトロゲーム」と形容できるのかも知れません。他人に勧め辛いですがツッコミどころは満載なのでネタとしては面白いですよ・・・ ちょっとだけ泣いていいですかね・・・
追記;このゲームをクリア後複数のRPGをプレイして改めて感じた事があります。非常に個人的な見解ですが、楽しめたRPGは、最も比重の掛かるバトルにおいて ○適度に苦戦する(アイテムや補助をやりくりして状況に応じた戦術を立てられる) ○共に局面を乗り越える(助けてくれるor護ってあげたくなる)仲間が同じフィールドにいる ○どんな戦闘でも見合った経験値とお金やアイテムが手に入る ○戦闘を繰り返してでも欲しいと思える武器や防具がある といった項目が最低でも1つはあったと思います。翻ってこのゲームにはそれらが全く見出せなかった・・・ 単なる急激なパラUPでは「キャラクターを育てている」という実感がわきませんし愛着も生まれません。最初から最後まで見た目も全く変わらないし・・・
クリアし実績もすべて解除し、なぜか得も言われぬ敗北感に襲われると共に残ったのは「虚しさ」だけという、ある意味では近来稀にみる画期的なゲームだった、と思いました。例えは悪いですが「一歩間違えば気絶しそうな物凄い珍味を食べる事で味覚領域が格段に広がった」ような感覚を得られました・・・自分にとっては何らかのプラスにはなった、と考えたいんです、ええ・・・
GOOD!
レベルアップ部分に関しては正直1レベルの重みが全く感じられないRPGが多い中、極端すぎるがここまで強くなるのはいいと思う。
よく「このゲームはトロフィー取るの簡単ですよ」なんてありますが、案外「やり込めば」とか「ある程度慣れれば」というおまけがついてくるが、サウンドノベル以外でここまでほぼ誰でもプラチナが取れるのは珍しい。
(だから「このゲームのトロフィーを取ること自体恥ずかしい」と言われてるみたいだが…汗)
BAD/REQUEST
戦闘部分はちゃんと練りこめばいいものができたと思う。結局システム病に取りつかれて思いついたまま全部入れてみました感丸出し。
例えば系統ごとにある程度弱点をまとめて、とりあえず種類を多く。各地に点在する唯一会話できる存在から狙う場所のヒントが聞けて、後は各敵最大でも狙う場所は5箇所程度に抑えてたらもっと世間の評価は変わると思う。
GOODで書いたとおり、このゲームは1レベルの重みがFC版ドラクエ1よりもはるかに重い。1つレベルをあげたらそれまで強敵だったものがあっさり雑魚に。
例えるなら1レベル上がれば竜王がキメラぐらいになり、更に1つ上がればスライムにまで弱くなる。ちょっと極端すぎると思う。
しかもちょっと強い敵と戦えば1〜レベルアップなのでザコによるレベル上げが本当に必要ない。
せめてこの半分程度の成長でいいと思う。
そんなレベルとステータスが上がりやすいこのゲーム。
とにかく雑魚が邪魔になる。狭い通路にシンボルエンカウントにあるまじき「キャラより広い範囲で戦闘になる」などここらへんも調整不足が感じられる。
しかもほぼ強制戦闘的なザコ戦はレベル1〜2上がればボーナス含めて経験値0になるので完全な時間の無駄。
これでMOTHER2のように雑魚は戦闘画面に入らずに終了とかあればよかった。
(快適さ0点)
シナリオは正直何一つ残らなかった。シナリオライターの頭の中には壮大な世界観とあらゆる設定があるんだろうが、行動範囲は日本の山深き農村の農家一件の中で全部終わっちゃった感が半端ない。
曲は一切耳に残らず、グラフィックもなんか有名なイラストレーターさんに書いてもらってるらしいが自分はそういうのに全く疎いため、そこも残らず。
にもかかわらず0点なのは雑魚が数パターンしかないとか、立ち絵数パターンが雑に置かれてシナリオ展開とか、曲は殆ど聞き取れず、なおかつキャラボイスが英語の教材か!としか思えない雑さが本当に酷い。
(ほか0点部分)
満足感1点は「トロフィーが恐ろしく楽にとれたから」の1点です。
COMMENT
自分は「これは超一流の一本糞だ!」と理解した上で購入したのでまだマシですが、本当に何も知らず、これを定価近いお金で買った人は発狂したんじゃないだろうか…と心配してしまいます。
本当に褒める点は「トロフィーが楽!PSNのグミ先輩やLinger in Shadows並に簡単」なところのみ。
ただでさえここでは自分は評価が低めになってしまってるのにこのゲームで10点以上つけたら他のゲームは+50点は付けないと駄目だろう!と思えるぐらいの出来の悪さなのでこういう評価になりました。
PSを最近買って、「トロフィーが寂しいなぁ…自分もプラチナトロフィーってのをとってみたいなぁ」と思った人だけ攻略サイトを見ながら短時間で取って下さい。後は売るなり捨てるなりお好きにどうぞ。
でもちゃんと遊べてプラチナトロフィーが欲しい!という人なら428買ったほうが絶対いいと思います…(小説読むのめんどくせ…な人以外は楽しめるかと)