【PS3】DARKSIDERS(ダークサイダーズ) 審判の時 レビュー
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-03-18 |
価格 | 7140円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / ニュース |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクションアドベンチャー ■ プレイ人数:1人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 2pt | 2pt | 3pt | 4pt | 4pt | 1pt |
68pt
GOOD!
オイオイとツッコミたくなる様な見事なパクリっぷり。
これだけパクればオリジナルになるという見本ではないでしょうか。
ちゃんとオイシイ部分だけ取り込んでます。
目の前の敵をザクザク切って進んで行く感覚で気持ちイイです。
敵の吹っ飛び具合も笑えます。
笑えると言えばこのゲーム、バカゲーなんじゃないでしょうか。
全体的に漂う「お子ちゃまライク」な雰囲気も然り。
技の名前も戦隊物のヒーローが大声で使いそうだったり。
主人公や敵の容姿もデフォルメっぽいし。
ストーリーが真面目で世界観と全然合ってないのも個人的にGOOD。
ドラクエを思い出して貰えれば、そんな感じです。
剣のレベルが上がるとちゃんと実感出来るのもいい感じ。
強くなったなあ、という感覚が無いゲームも多いですから。
ほとんどの場面が死んでもその場で即リスタの安心設定。
オートセーブがいい役割を果たしてます。
ちょっと緊張感には欠けますが。
BAD/REQUEST
前半戦がなんだかちっとも盛り上がりません。
馬を手に入れた時位からググっとおもしろくなるのですが。
それまではずっとチュートリアルをやらされてる感じ。
ボタンの反応が悪すぎで落下死多発。
特に振り向いて即ジャンプの反応の悪さは異常です。
死亡要因=落下死がブッチギリの断突トップって。
魔法みたいなものを使えるんですが、使い勝手が悪過ぎます。
派手さもないし当てにくいしで結局剣だけの戦いばかり。
謎解きの「謎」ではなく「何が正解」なのか分からない時が。
行けるところを探索してたら勝手に解けてるのは気分悪いです。
肝の部分なんだから、きちんと目的を設定して欲しいところ。
バグ報告としてフリーズが何回かありました。
PS3購入以来、このゲームが初めてです。
COMMENT
どうせなら完全な箱庭ゲームにして欲しかったかも。
一つのミッションに一つの場が提供されているので。
宝箱探しなどで結局戻らなきゃいけなかったりするのだから、
だだっ広い世界をドーンと用意して探索させておくれ。
せっかく馬という乗り物が存在するのに活躍の場が少なすぎかと。
買っても絶対損はしませんが絶対得でもありません。
う〜ん、点数通り全てがなんとなく中途半端なのかな。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt |
84pt
GOOD!
・ゲームを構成する要素は他のゲームから殆どを拝借している感は丸出しですが非常にうまく纏めているし、全体のテンポも戦闘と謎解きがマンネリにならない具合に適度に配置されていてゲームとして非常に楽しく仕上がっています。同タイプのゴッドオブウォーに比べ手の込んだ謎解きが多くどちらかと言えばゼルダ型のアクションという印象です。
・音声も日本語にフルローカライズされているし声優さんの吹き替えも上手く敵、味方問わずキャラがカッコよく描写されています。カットシーンの演出も表情のアップ1つとってもコミック風な演出がありカッコいいです。
・全体のボリュームが多くステージも場面によって見た目も全然違うので飽きが来ない。1周目はクリアするのに20時間近くかかりたっぷりと遊べました。アイテム収集要素も多くやり込みもそこそこあります。
・落下死や敵に倒されても直前からすぐリトライ可能ですしペナルティも若干のHP減りだけでストレスが溜まる事はありません。
BAD/REQUEST
・出来が良いアクションと言ってもやはり洋ゲー。コンボが割と単調で派生も少なく武器のレベルが上がっても派生が増えると言うよりは既存の技&購入した技のレベルが強化されるだけでやや単調。サブ武器が鎌と拳の2つが手に入りますがこちらはメインの大剣より更にコンボが少なく残念な感じがします。見た目がカッコいいのがまだ救いでしょうか(笑)
・操作が複雑。1対にカメラを絞るロック機能が便利な反面、カメラがキャラに寄り過ぎているせいもあり多数の敵が相手だと画面外からの敵の攻撃を防ぎ辛いです。使わなくても十分戦えますが、強力な技のコマンドにロック機能を操作に組み込んでいるので使わざるを得ない状態。同時に操作するボタンとスティック方向が3つ以上の技とかが普通にあります。
COMMENT
パクリ要素が多いのは確かですがアクションゲームとして素直に楽しいと思える内容です。過激なグロ表現も少ないですし万人向けです。戦闘はもちろん、ジャンプやオブジェクト操作を駆使して謎を解いていく、どこか懐かしい感じもするアクションゲームが好きな人なら問題なく楽しめる良作だと思います。
頭身がやや低く手足のゴツいアメコミ風なキャラが好きな人だと更に愛着が湧くと思います。
(※女性キャラはスレンダーで美人です)
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-06-24
去年いくつか購入したうちの1本です。
ストーリーがあって良いとは思ったんですが、
どうにも引き込まれる事無く途中で飽きて辞めてしまいました。
発売当時に遊んでいたら違ったのかな....。
GOOD!
<ダンジョンの完成度の高さ>
皆さん言われているように「ゼルダ的」な手触りで解けると快感な謎解きが満載です。主な攻略ダンジョンは4つあるのですが、それぞれ特色豊かで謎解きの方向性も異なっており楽しませてくれます。
ダンジョンで入手できる新アイテムを駆使してそのダンジョンは攻略していくことになるのですが、「こんな組み合わせで使えたのか!」と思わずうなる解法があり驚かされます。ゼルダは全作プレイしている筆者でも、ゼルダとは違った謎の作りで新鮮でした。
初期のダンジョンから大きな空間を利用した仕掛けが多いのも◎。地下を潜って辿り着いた部屋が、のちのちで訪れる部屋とつながっていたり、決して一方通行な攻略にはならない奥の深さを感じさせます。
<戦闘の爽快感>
割と軽視されがち(?)かもですが、戦闘アクションも良くできており、徐々に解放される技により的に応じた様々な戦い方が可能。メイン+サブ+特殊武器の3つを常に駆使できる為、武器が増える毎に出来ることも広がっていきます。
<なつかしい箱庭感>
今作で一番グッと来たのはここです。フィールドを探索していると一見たどり着けない場所にこれ見よがしに宝箱があり、とれそうでとれない・・・が、パワーアップしたアイテム&技能で回収!といった流れがしっかりあり、広いワールドに非常にたくさん散りばめられています。PS3になって、この手の探索は簡略された気がしていたので久しぶりにこういった感覚の箱庭はなつかしくもあり非常に楽しめた点です。
BAD/REQUEST
<ボス戦が淡泊>
いまいち盛り上がりに欠けます。戦闘自体は「弱点をつく」→「ダウンしたボスを攻撃」といった閃き型のスタイルなのですが、上記がパターン化しすぎてしまい、「徐々に攻撃が激しくなる」といったクライマックス感が無いのが原因かと思います。
演出も一因があり、とどめのターンになると一旦プレイ中の画面がとぎれ、ムービーシーンとなるため、興醒めさせる結果に。
やはり攻撃が効いているときは「形勢逆転!」がはっきり分かるBGMなり演出なりで盛り上げて欲しかった。このあたり「ワンダと巨像」になりきれてない点だと思います。
<水中の戦闘>
これは要らなかった気がします。途中水中と地上を行き来して攻略するシーンがあるのですが、水中での戦闘は視点操作が制限される上ロックオンもできなくなるため非常にストレス。剣しか使用不可なのでボタン連打で振り回すしかなく、その結果方向を見失うことがしばしばありました。
<解法があっているのかハッキリしない謎がある>
途中のダンジョンで、オブジェクトの判定が微妙で解けているのかいないのかハッキリしない箇所が気になりました。
<ストーリーがさっぱり分からない>
何の前置き無しに固有名詞や地名が出てきて話が展開する為、思いのほか置いてけぼりになりました。最終的な物語の落としどころも「・・・?」という感想です。2週しましたが釈然としないストーリーは残念でした。
COMMENT
新規タイトルながらダンジョン攻略のボリュームと戦闘シーンの爽快さ・フィールド探索の面白さで完成度の高い作品です。グラフィックは綺麗な部類に入ると思いますが、エフェクトや質感が若干乏しく、物がハッキリくっきり見えるのがチープに感じられるかもしれません。ただそれはアンチャーテッド2やKILLZONEと比較しての話なので充分及第点だと思います。
天国と魔界の入り交じる荒廃した世界という舞台設定は好みが分かれるとは思いますが、イベントシーンが非常に格好良く、キャラデザインも秀逸なので引き込まれました。
続編も出るようなので、そこへの延びしろを期待しつつ・・・大満足の1本でした。
40インチ液晶TVでプレイ