オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 1pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt |
44pt
GOOD!
北斗の拳ファンとしてはまずこの企画にオリジナリティ+1点。
今までの無双シリーズより溜めがあり、重量感のあるアクション。
重みのある効果音との相乗効果で、従来の無双とは違った爽快感があります。
黒王号含めたラオウの圧倒的な強さ。
モーションも豪快で使ってて楽しいです。
ステージも北斗の拳の世界観をよく表現できてると思います。
BAD/REQUEST
誰もが真っ先にプレイするであろう、原作のストーリー再現の伝説編。
探索要素を加えたアクションアドベンチャー的なモードなのですが、これがちょっとひどいです。
ただでさえ地味で微妙な性能のモーションなケンシロウ、初期状態では操作しててストレスを覚えるほどの酷いもっさり具合です。敵の数も少ないため爽快感全然ありません。
こんな状態で謎解きのために広大なステージを右往左往。
初プレイの掴みとしては印象最悪でした。
無双闘舞はプレイヤーにストレスしか与えません。
トドメのアクションをプレイヤーに委ねたいという意図はわかりますが
あの慌ただしい操作に、失敗したらボスの体力大幅回復という仕様は明らかに滑ってます。
無双シリーズ伝統、雑魚の鬱陶しい飛び道具。北斗神拳の前ではボウガンの矢など・・・あれー?
一応ジャストガードで跳ね返したりできますがあまり実用的とは・・・
もっと使いやすいカウンター攻撃のアクションが欲しいかも。
サウンド関連は良くないです。特に愛をとりもどせのメタル風アレンジがショボくてなんかガッカリ。
アニメ版から一新された声優さんも概ね残念な感じでなんとも。
特にサウザーはもうちょっとこう・・・どうにかならなかったんでしょうか。
効果音だけはいいんですけどね。
グラフィック、綺麗は綺麗なんですが場面によってはムービーのポリゴンモデルが
異様にツルツルテカテカしててPS1のゲームのムービーみたいなチープさを感じることも。
ケンシロウがへっぽこすぎて悲しくなる。動きは遅いし攻撃範囲はあまり広くないしでちょっと・・・。成長させて技能を覚えると幾らかマシになりますが。
逆に原作で雑魚にすらやられていた女性キャラ・マミヤは弱点こそあれ北斗神拳正統伝承者が霞む高性能っぷり。
これはキャラゲーとしてちょっとガッカリ・・・
COMMENT
アクションゲームとしては正直言ってちょっと微妙、
キャラゲーとしてみてもスタッフの北斗への愛を感じるような感じないような・・・。
世界観の再現はすごいんですけどアクション部分の荒削りさが脚を引っ張ってる感じです。
せめて無双闘舞とケンシロウのヘナチョコ性能さえなんとかしてくれれば。
基本的に「北斗の拳」というガワを被せたいつも通りの無双なので、
あまり北斗の拳らしい立ち回りができないのが一番残念でした。
中ボスクラスのモヒカンが奥義で倒しきれなかったり、
雑魚相手にチマチマした展開を強いられたり、銃弾でコロコロ転ばされたり。
たしかに無双はそういうゲームですが、せっかく破天荒な原作を採用したのだから
もっとはっちゃけてお約束を打破して欲しかったかなあ。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 5pt | 4pt | 2pt | 2pt |
76pt
GOOD!
とにかくこのクオリティの北斗キャラを操って闘える…というだけで原作漫画のファンには
たまりません。グラフィック自体は現行機では普通のレベルかもしれませんが、
かつてこれほどまでに血の通った北斗キャラたちが動くゲームは見たことがありません。
どのキャラも非常に魅力的です。
コスチュームなどは漫画から一新されていますが、原先生が監修したというだけあって、
どのキャラも納得の出来です。
技や奥義の演出が全体的に派手で、敵が豪快に破裂またはコマ切れになって死んでいったり
壁やオブジェクトに当たって砕け散ったりといった演出は、今までの無双にはない爽快感があります。壁やオブジェクトに当たると大きな追加ダメージも入るのでゲーム的にもうまく機能しており、「吹っ飛ばすと気持ちいいけど結果的に敵がバラけて殲滅に時間がかかってしまう」これまでの無双シリーズに比べて、爽快感と効率のバランスがうまくとれていると思いました。
また武器を持たずに基本的に「拳」で戦うため、攻撃のリーチや範囲が今までの無双に比べると
狭いんですが、「挑発」を使うことで雑魚が一か所に集まるというシステムで、爽快感が
薄くなるという事態をうまく回避しています。敵を一か所に集めて一気に殲滅すると非常に
気持ちいいです。この「挑発」システムは是非他の無双シリーズにも取り入れてもらいたいです。
伝説編と幻闘編の2つのモードも、それぞれ趣が異なり飽きがきにくくなっていると思います。
伝説編で疲れたら幻闘編、幻闘編に飽きたら伝説編といった感じで、ずっと熱中してプレイ出来ました。伝説編の一対一のボス戦も、これまでの無双シリーズは一対一はつまらない事が多く、
プレイ前は心配だったんですが、実際やってみると思った以上に熱い勝負ができ、これのためだけに
伝説編を何度もプレイしました。
奥義が格好良いので、新しい奥義見たさがモチベーションになってキャラクターの育成も苦にならず、高い熱中度を保ったまま遊べました。よって熱中度は5点をつけさせてもらいました。
BAD/REQUEST
これまでの無双シリーズに比べると1キャラが作りこんであるとはいえ、
プレイアブルキャラが8人はいくらなんでも少ないと思いました。
しかもそのうちの何人かは幻闘編でしか使えないのも残念でした。
シンやサウザーでも伝説編の一対一の熱い闘いがしたかったです。
伝説編は「原作再現モード」といいつつ、その再現度には首をかしげる場面がちらほら。
長編漫画をゲームに落とし込むために、エピソードを削ったり
ゲーム性との兼ね合いで原作とは違う展開にするのは、ある程度仕方がないこととは思いますが
「なんでそのエピソード削るの!?」とか「その展開は違いすぎるだろ!」というシーンが
多かったように思います。もう少し原作ファンの心理を読んでほしかったです。
また伝説編は若干冗長で間延びする感じがありました。もう少し1ステージを短くしても良かった
ように思います。音楽がない場面が多く、少しさびしくも思いました。
COMMENT
不満点もないわけではないですが、北斗の拳ファンということもあり全体的には非常に楽しめました。
アニメ版からの声優さんの変更も、思ったほど違和感なかったです。
個人的には最近の無双シリーズの中で、最も良い出来だと思います。
HDTV28型
D端子
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt | 1pt | 3pt |
39pt
GOOD!
原作に沿ったストーリーの伝説編。
伝説編をクリアすることで解放されていくifストーリーの幻闘編。
いわゆる従来の無双は幻闘編で、伝説編はアクションアドベンチャーに近い作りです。
幻闘編はそれなりに面白いと思うし、これが北斗無双の売りではないかと思います。
BAD/REQUEST
■グラフィックス2pt
人目で北斗キャラと分かる再現度ですが、今のPS3の平均レベルと比べるとやや劣っている印象です。ケンシロウの髪の襟足が浮いているのでカツラに見える、手の皺だけ妙にリアルで年寄りの手に見える、などのマイナス要素が目立ちました。
■サウンド2pt
アニメと声優が違うので、アニメ世代には残念かも知れません。
声優も頑張っているとは思いますが。
\"愛を取り戻せ\"もアレンジじゃなくて、原作通りに歌詞付きでやって欲しかった。
総じてBGMは印象に残りません。
■熱中度2pt、快適さ1pt
まずはケンシロウの伝説編から始めることとなるわけですが、伝説編特有の煩わしさ+初期状態でのもっさり感+1章のプレイ時間の長さ+章の多さがネックとなり、幻闘編に辿りつくまでのモチベーションの維持が困難です。
FF13で自由度が広がる11章まで我慢してプレーしているのと同じ感覚です。
普段の無双感覚で遊べる幻闘編と違い、伝説編ではイベントをクリアする1本道のアクションアドベンチャー。
敵を全滅させないと次に進めないのに、雑魚敵は数は少ない癖にまばら、異様に硬くて1回じゃ殺しきれない、スーパーアーマー標準搭載の中ボス、ピンチになると発する無敵オーラなど、いちいちストレスが貯まります。
■満足感2pt
キャラの選択も散々言われていることですが、もう少し使えるキャラが欲しかったですね。
ケンシロウ組、拳王組、南斗組、五車星組など、従来の無双シリーズのようにチームに分けたモードがあっても良かったように思います。
使えるキャラが多くて文句言う人はいないでしょうからね。
COMMENT
HDMI端子、REGZA55型でプレイ。
無双シリーズのマンネリ、北斗要素の期待感。
混ぜ合わせるとやっぱりこんなもんか、期待するもんじゃないな、という感想。
心のどこかで5点満点の4点くらいを期待していたのですが、2点くらいですかね。
比較的マシな幻闘編をするために、つまらない伝説編をやらないといけないのが一番辛かった。
ケンシロウの伝説編、幻闘編が終わって、さぁ、シンの幻闘編をやろうというところで初期状態のシンのもっさり感で力尽きました。
言うほど悪い出来ではないです、期待が大きすぎただけです。
最初のガンダム無双が楽しめる人なら買いかと思いますが、個人的にはあまりお奨めできません。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-06-18
幻闘編でシンを使いたかったので格安で購入しました。
真・北斗無双よりこちらのほうが面白いです。
ヒマな時に息抜き程度でプレイするのが良いでしょう。
PS3を起動する機会も減りましたが、買って損はないと思います。
GOOD!
重量感ある動き。
人によっては「もっさり」という感覚を持つと思いますが、自分はこれが北斗らしく見える良い調整と思いました。三国みたいにシャカシャカした軽い動きだと北斗っぽくならなかったと思います。
奥義の再現。
上手くできていると思います。ちょっとキャラクターによって差がありますが、ラオウやケンシロウは特に再現度が高くて使っていて楽しいです。
ロードがほぼなし。
読んだままですが殆どストレスは感じません。
幻闘編の爽快感。
オリジナルストーリーの幻闘編ですが、これがストーリーも楽しく、ザコを倒す爽快感はたまりません。
ジャギの完成度がやけに高い。
開発陣にジャギファンがいるのかどうかわかりませんが、散弾銃打ちまくり、バズーカ乱発など一番凝った作りになってますw
BAD/REQUEST
声優がちょっと・・・・
TV版の声優は無理でも、もう少し近い声の声優を使って欲しいですね。ラオウとか全然イメージと違う。
音楽がダメ
愛をとりもどせ以外にTV版の曲が使われていないというのもありますが、三国と同じようなメタルっぽい音楽なんていりませんよ。
ケンシロウが弱い(対複数人)。
ジャギより弱いかなw範囲攻撃が少ないので囲まれると厳しいし、一番爽快感が無いです。一番始めに扱うキャラなんだからもっと無双らしい技が欲しい。
中ボス(ザコ武将?)がやけに硬くて、無敵技も使いすぎ。
幻闘編でやると特に感じますが、なぜかボス並に硬いです。巨漢系の中ボスなんかは攻撃しても怯まない上に、こっちの攻撃に合間に無敵技で強制的に割り込んでくる(回避するにはこちらが奥義を出すしかない)ので理不尽な上に面白くない。
拳士の奥義を直撃されてもピンピンんしてるザコとか原作無視も甚だしい。
原作ファンだと、「ラオウの剛掌波を喰らってもカスダメージって馬鹿にしてんの?」って思ってしまいます。
ボス戦が単調。
三国の悪いところでもありますが、そのまま引き継いじゃった感じ。ひたすらガードするボス相手にボコボコ殴ってガードを崩してダメージを与え・・・というのを繰り返すだけ。まったく進化してないです。
弓兵ウザイ。
近接兵やボスと戦っている間に弓兵に攻撃されたらそりゃ被弾しますって。無敵技の乱発もそうですが、回避がほぼ不可能な攻撃が多すぎ。強引にでもダメージを与えてピンチを演出したいのでしょうが、その考えは安易すぎますよ。ボス戦の単調さにも絡んできますが、格闘そのものを進化させて難易度を調整しましょう。
COMMENT
三国の悪いところも引き継いでしまっていますが、それでも原作ファンなら楽しめると思います。
悪いところも色々ありますが、第一作目としては十分楽しめますし、今後に期待できる面も多くあります。キャラクターを増やすだけって可能性も当然ありますが、声優や音楽をTV版に近づけるだけでも原作ファンのイメージは相当変わると思います。
爽快感は三国に劣りますが、北斗ならではの楽しみもあります。今後に期待!