【PS3】LOST PLANET 2(ロスト プラネット 2) レビュー
発売元 | カプコン (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-05-20 |
価格 | 7990円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクションシューティング ■ プレイ人数:1〜2人(オンライン時2〜16人) 【廉価版】 ■ 発売日:2011/04/14 ■ 価格:2,990円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
60pt
GOOD!
前作未プレイ。
韓流ブーム的な前作には全く興味がなかったが、今作はデモ版からかなり期待していた。
映像が非常にキレイ。
環境や状況が刻々と変化するTPSにおいて、リアリティーを最大限追求している。
デモに比べてテクスチャーも厚く、処理落ちも少なくなったのはさすがと言うべきか。
また、ドラマチックに状況が変化するため常に緊張感を持ってプレイに臨める。
ただ歩いていたらいきなり中ボスが土中から出現、などB級映画にありがちなコンタクトシーンが多々用意されていてエンターテイメントとして楽しめる。
武装もキャンペーンを通して、様々なものが用意されるがなんと言ってもVSと兵装の豊富さが素晴らしい。インターフェースとして武装の扱いに不満はあるものの、多種多様なアイテムで戦術の幅、戦略の奥深さが広がったように思う。但しVSはチート級に強いのでキャンペーンでは縛って使わない方がいいかもしれない。
ストーリーはともかく、前作が生理的に無理だった私にとって本作の最大の魅力は、雑兵感とでも言うべき雑魚に焦点が当てられている点だ。単なる賊の一人とか、大規模な軍隊の中での一人とか、とかく他のTPSにありがちな主人公がランボーまたはスーパーエリートなんてことが無い。みなコミュニティを構成する個人であってチームで協力してこそ活きてくる、という現実的なスポットの当て方が逆に新鮮でかつ素直な表現だと感じた。この辺はMAGあたりの思想に近い気もする。
BAD/REQUEST
他のレヴュアーの方も言及されていることだが、スロットでのアイテムゲットはかなりひどいシステムではないだろうか。
あまり意図が無いように思えるし、ショップ形式で充分良かったのではないだろうか。
それが無理ならせめてスロットをアクション用、武器用、通り名用などにカテゴライズしてもらえればまだ救いがあった。
10万pt貯めて通り名しかゲットできなかった時は思わず叫んでしまった。
またストーリー性についてもエピソードごとに話を分断しすぎて支離滅裂になっている感があり、あまりに尻切れトンボである。いろんなエピソードをつまみ食いしていて面白い切り口ではあるが、なにぶんプレイヤーの想像力に頼りきりという面がある。
脳内補完で済ませてくれ、といわれているような唐突なエピソードのオワリに、不完全燃焼になる事もしばしば。
操作性ではダッシュでの方向転換がしづらい点とメニューのレスポンスが悪い点等がある。
COMMENT
(オンラインは環境や時間、状況によって左右されるためあえて評価は避けたいと思う。)
色々と書いたが、総じて良く頑張ったゲームではないだろうか。
カプコンは現在、海外へ向けて商品開発を指向させている。
エピソードの細切れ具合も、アメリカでのFPSやTPSの流れを汲めば大体理解できる。
ストーリーよりも中身の銃撃戦で勝負した一本、と捉えればおのずと評価も変わってくる。
ただカプコン自体がまだ洋ゲー暦の浅い会社であり、本作も発展途上のものとしてみるべきであろう。
日本での評価が低いのはある種製作者にとって当たり前のことで、むしろそう望んでいたはずである。
つまり、このゲームは日本人としてプレイしたいゲーマーにはあまり向かないということだ。
それでもいい、あるいは洋ゲーはまだ無理(ゴア表現など)だけど国産ゲーならいいかな、と考えている人への洋ゲー入門編としてなら大いに勧められる作品である。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 2pt | 3pt |
78pt
GOOD!
初めて書きますm(_ _)m
そのくらい好きなゲームなのでww
まず武器とロボット(VS)が多くていいと思います^^
それによって戦術とチームワークがかなりの幅があると思います^^
何よりも自分が気にいったのは動きが激しいシューティングだからですw
ジャンプしながら動く相手の頭に照準をあわせる
自分も動きながら照準も動かし動く相手に合わせつつ敵のエイムをはずす
グレネードの射撃起爆 etc‥
これらの操作をするゲームはあまり無いとおもうので自分はどっぷりハマってますw
あとTPSなのでFPSの苦手意識があった自分もプレイしやすかったです^^
BAD/REQUEST
まず操作方法ですかねw 体験版とまさかのショットのコマンドが違いますww
あと自分の好きな操作方法をカスタマイズできずパターンから選ぶのはイヤな人もいるかも
次は不親切な点w多くの方が書いているようにキャンペーンのマッチングの待機中とかいろいろ不便
あとフレンド等がいないとVCでもない限りほとんどコミュニケーションがとれません
部屋にコメント欄を作る
チャットを作る等があればシステムの不満が多いので、自分的には改善してほしいところです
あと初心者が知らないコマンドが多すぎますw
合体技 VS合体 インジョク切り替え チャージ解除等
あとアカメとラスボスは最初は意味がわかりませんw
あとランキングの更新がないのでトロフィーにこだわる人は世界記録をだす必要があるのでかなりしんどいです
あとはマシンガンspが強すぎてバランスが崩れてると思います
でもこの点はPS3のクラン戦とかで使用禁止が多いです
色々かきましたがマシsp以外は慣れでカバーできるでそこまで気にはしませんw
COMMENT
自分は発売日からずっとやってて逆に慣れすぎてしまいgoodコメントが少なくなってしまいました(泣)
マナー悪い人が多いですがい良いフレンドがいれば最高に楽しめると思います
敷居がかなり高めですが自分のPS3ソフトではNO1です
低評価なのは敷居が高いため慣れる前にやめた人が多いからだとおもいます
万人向けではありませんがオススメです
次回作でてほしいです
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
75pt
GOOD!
始めに、「ストーリーが在って無いようなもの」という趣旨の指摘が結構見受けられますので、その点を中心にレビューしてみたいと思います。
基本的に「SF叙事詩」として、映画のSTAR TREKやSTAR WARSに対応するゲームがMASS EFFECTであるのに対して、LOST PLANET2が描き出す世界は、ALIENやPITCH BLACKが醸し出すローテクニック臭やヒューマノイドではない宇宙生命体との接触に近いものがあります。ただ上に挙げた映画とLOST PLANETが異なる点は、一つの惑星の中で、様々な人間の群像劇が繰り広げられるという点でしょう。
更に、特定のオリジナリティとしての個人に焦点を当てるのではなく、不特定多数の代替可能な個人(プレーヤー)として物語に参加する手法がとられています。そのため、様々な立場・状況に置かれた様々な勢力の物語を追うことに無理が無く、EDN-3rd(惑星)が置かれた状況、各勢力が置かれた状況を把握しつつ、一つの流れとしてフィナーレを迎えることになります。
ローテクニック臭についてですが、STAR WARSのエピソード4〜6の直線的なデザインには通じるところがあるとは思いますが、機械・兵器のコンセプト自体がVS(バイタルスーツ)とは異なる方向性なので、余り参考にはならないと思います。むしろ工業用ロボットというか、現実の機械や兵器の延長線上という表現がいいでしょうか。とにかく、そのデザインやゲームの中での挙動・駆動音の質感が、説得力をもって表現されています。たぶん、このゲームのデザインの核としてVS(バイタルスーツ)があるのだと推察します(Commentへ)。
テーマとしては、映画AVATARに近いものがありますが、AVATARが「絶対的正義」や御都合主義的なハリウッドの典型が示す「わかりやすさ」であるのに対して、LOST PLANET2はどちらかというと「相対的な提示」をするため、どう受け取っていいか判らないのかもしれません。ただ、「自然」や「環境」が御都合主義や「わかりやすさ」で罷り通る訳が無く、EDN-3rdを複合的且つ複雑なシステムとして考えると、「相対的な提示」が一つの切り口として現れ、様々な解釈が可能になるのだと考えます。最後の方にLOST PLANET2を象徴するシーンがあるのですが、巧く作ったなと個人的に魅せられてしまいました。
映像演出も秀逸です。カメラアングルとスローの使い方が、魅せたい部分で有効に働いていると思います。例えば、300(THREE HUNDRED)のスローの使い方がアクションとアクションの「繋ぎ」の部分に多用されているのに対して、LOST PLANET2はアクションの「起こり」からスローが入り、その後にダイナミックなカメラアングルとスピーディーな展開となります。その為、映像の意図の方向性が明確になり、またカットシーンの多様やスキップ不能であることが無い為、ストレスになりにくいと思います。
以下、ゲームシステムに関して。
キャラクターのカスタマイズ機能が豊富で、五つの勢力のキャラクターの頭部・胸部・脚部・背部デバイスをそれぞれ様々なパーツに組み替えることが出来ます。武器も様々な種類に換装することが出来、それぞれ特徴があります。
キャラクターや武器の他、「通り名」やアビリティも豊富な種類があり、アビリティに関しては対戦用で与ダメージ偏重やキャンペーン用でLv・アイテムポイント稼ぎなど様々な用途に対応可能です。
新しいVSが増えており、可変VSや独特なVSなどは個人的に非常に魅力的です。複座型のVSを操り、複数人で一つのVSを操作することも出来ます。
BAD/REQUEST
グラフィックに関して、キャラクターの目が「死んだ魚」よろしくピクリとも動かず、「まばたき」すらしません。代替可能な不特定多数の個人を表現しているので、彼らの装備や服装で差別化を図るというコンセプトなのは判りますが、目が動かないというのは結構目立ちます。
操作性に関して、前作LOST PLANETと今作に変更点があります。前作ではL1/R1で90°回転、L2/R2でそれぞれグレネード・射撃だったのですが、今作でL1/R1とL2/R2が逆転しています。他のTPS・FPSをみても、攻撃にL1/R1を当てるゲームは少ないのではないでしょうか。どうであれ、発売前の体験版で前作と同じだった仕様を、なぜ製品版で変更しているのか疑問です。UNCHARTEDが一作目と二作目で仕様変更した方式(主にグレネード)とは違い、変更してもしなくても根本的に変わらないレベルで何故変更したのか、理解に苦しみます。
キャラクターのカスタマイズが豊富なのですが、カスタマイズするためには各キャラクターのLvを上げなければなりません。特に武器や通り名、アビリティを「購入」する為にキャンペーンでポイントを稼がなければならなくなります。その際に気にかかった問題点について、述べたいと思います。
キャンペーンの特定のエピソードが非常に煩わしいです。そもそもBOTと呼ばれるAI制御の味方が役に立ちません。明後日の方向を撃ったり、プレーヤーに撃ち込んできたり、特にあるエピソードの複数ある手順の一つすら担ってくれず、全てプレーヤーが孤独に作業を続けなければなりません。一人でやっていても重大な欠陥とは感じませんが、キャンペーンがCo-op前提の設計のため、少々酷ではないかと感じます。
更に武器や通り名、アビリティを購入するためのポイントが、敵(ボス)を倒した際に得られる「ハテナボックス」を取得することで手に入るのですが、存在する時間が限られている為、取れるかどうかは微妙です。乱戦になると特に訳が分からなくなり、また「ハテナボックス」自体が敵の残骸に隠れてしまうこともあるので、取り逃しなんてザラです。
購入システムにも問題があります。全てのカテゴリーが一つのスロットに収められており、何が出てくるかは完全に運次第となります。武器の種類を強化したいとか、アビリティを補強したいといったこちらの意向は完全に無視されます。
対戦に関して、相変わらずVS(バイタルスーツ)が強いですね。対抗武器が存在し、弱点を突けば倒せないことはないのですが、対抗武器を封じられ(相手に取られた状態で)玄人がVSを操ると、手がつけられません。そういう仕様ですので、取り立ててBADだとはいえませんが。
COMMENT
よく「挙動がモッサリ」という否定的な指摘を目にしますが、Goodで挙げたようにVSの挙動を基にした設計ということを考えると、あながち「モッサリ」が「駄目」であるとは言えないと思います。つまり一つのシステムとして決定的な欠陥があるのなら、否定されても仕方がありませんが、仕様として成り立っているシステムに対して「駄目」というのは完全に好みの問題になります。好みは人それぞれありますので、合わない場合プレーに値しないというのは当然でしょう。
これから購入を検討しているLOST PLANET初体験の方は、まず体験版をやってみることをお勧めします。キャンペーン用の体験版がありますので、自分に合ったゲームシステムかどうか確かめてみるといいでしょう。体験版を手に入れられない(ネット接続不可の)方は、出来るだけ情報を集めて、動画を見るなど十分検討してから購入することをお勧めします。
前作ラストの「ロボット変身!」にはがっかりしましたが、今作のシナリオと演出には魅せられました。特に宇宙パートは、演出・ゲームプレー共に引きつけられ、大気圏突入のシーンを見て「買ってよかった」と思ったクチです。こういった演出やロボットものは日本のお家芸だと思いますので、気になった方は情報を集めてみては如何でしょうか。
22インチモニタ・HDMI接続でプレー。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-06-19
○操作性が良く、分かり易い。
アクションゲームとして、
やりたいアクションは一通り
出来る。
○モンスターを撃った時の衝撃と、
銃を撃った感じが好き。
○モンスターが巨大で、倒し甲斐が有る。
○密林っぽいステージでは、飛び系の
モンスターが空中を浮遊してて、
幻想的な雰囲気で良い。
○仲間と共に行動するのですが、
頼もしい。
○2P協力プレイでが、オフラインで出来る。
○キャラクター カスタマイズが出来るのが、
有り難いです。
○ローディングは、ゲームインストールすれば
長くは無い。
○ワイヤーアクションが、操作し易い。
ジャストゴーズ2みたいにクセが無く、
高い所もスイスイ登れる。
■BAD■
×走る操作が何だか微妙で、走りながら
曲がる操作が やり難い。
×照準を合わせる時に、照準ポイントが
早い感じがする。
■感想■
思ってた以上に面白いですが、モンスター
ハンターにも少し似てる感じがしますね。
ステージの雰囲気が良く、操作性も良いので
遊び易かったです。
オフラインで2Pが出来るので、
友人が遊びに来た時に一緒に
遊べるのがGOODです。
ロストプラネットのシリーズは、2が初めてなので
比較は出来ませんが、初プレイでも面白く感じ
ました。
巨大なモンスターが出て来るとビックリしますが、
倒してやろうとゆう気になります。
オススメ出来る、アクション シューティングゲーム
でした。
GOOD!
・オリジナリティー
独特な世界観はよかった。が、TPSというありがちなジャンルのゲームという印象。でもAK(エイクリット)という巨大なモンスターとの戦闘は新鮮。
・グラフィック
キャラクター、背景、マシン、モンスターなどの基本的なグラフィックは今までの中でもいいほうだが、ムービー中にアップになったりした時や、陰などのグラフィックは荒さが目立った。普通にプレイしててもきになったのはちょっと残念。なので良くも悪くもないという3にしました
・サウンド
プレイ中にBGMはないときがあり、盛り上がりに欠ける時もあったが、ここぞというところにテンポのいいBGMがかかるので気にならなかった。GBMがないときも、銃声、爆発音、敵、味方の声、モンスターの鳴き声などのSEがリアルで臨場感が出てた。
・熱中度
システムがよく、通り名などのやり込み要素があり、なかなかよかった。
・満足度
クリア後のお楽しみなどもあり、十分やり込める。難易度があり、何回でも出来るのも嬉しかった。
・快適さ
チャプターごとに難易度が変えられるのは新しく便利だと思った。操作方法がいろいろ選べて出きるのも良かった。
BAD/REQUEST
プレイ中にたまに1瞬固まることがある(自分だけかな?他のソフトは固まりませんが)。インストールがあるが、結構こまめにロードが入るので、気になる人は気になるかも。あと、セーブポイントが細かくないので、クリアできなかったら、結構前のところからになり、モチべーションが下がることも・・・。途中でやめたくなっても結構前からしか再スタートできないところも残念。
あとシステムが複雑で覚えるのに時間がかかった(自分だけかな)。というか説明書を読んでも理解できないことがあった。
それとストーリーがわけわからん。エピソードごとに主人公が変わるし、つながっているかどうかもわからなかった。でもストーリを気にしなくても、十分楽しめる(ムービーは見たほうがいい)。
COMMENT
なぜか評価が低い本作ですが、はっきりいって面白いです。ビッグタイトルということもあり期待が高かったのでしょうか。今なら(2011年)3000円ぐらいで買えるのでお勧めします。
歴史に残る名作とまでは言いませんが、お気に入りの良作になりました。