オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 5pt | 5pt | 4pt | 4pt |
89pt
GOOD!
<スピード感と爽快なゲーム性>
ブーストを使って回り込み、AR(スローモーション)で弱点を突く・・・といった豪快&爽快なアクションが可能。TPSとしては珍しいゲーム性だと感じた。決して目新しいシステムではないが、高い次元で上手く纏めてあり完成度が高い。使いこなせてくると如何に”格好良く魅せるか”に拘ってプレイできるなど奥深さがあるのも◎。
<ハイテンションなゲーム展開>
とにかくテンションが高い。様々な敵ロボットやオブジェクトが至るところで爆発・炎上しており、そんな中をかいくぐってゲームが進行する。否が応でもテンションが上がる。一部を除いてずっとそんな感じだからスゴい。
<非常に幅のある攻略性>
雑魚キャラの倒し方一つとっても「弱点をつぶして撃破」「相手の打ってくるミサイルを撃って巻き込み」「頭部を破壊して無力化」など様々な攻略法があり奥深い。ARを駆使することでそういった攻略に気づくこともあり、システムと攻略性が上手く合致していると思う。「ここはEMP(特殊ボム)を投げておくと楽」など思わぬ解法が存在することもあり、古き良きゲームの攻略性を感じた。
<迫力のボス戦>
圧倒的な大きさと迫力で迫ってくるボス戦が用意されており、ただデカいだけでなく、きちんと攻略ロジックがあるため闘っていて非常に面白い。もちろんその攻略にはAR&ブーストを駆使する必要もあり(駆使しない解法もある)前述のようにシステムとゲーム性がしっかり噛み合っている結果だと思う。ボスについては悪い点も・・・(後述)
BAD/REQUEST
<ボス級の敵キャラの少なさ>
良い点であげたボス戦はアルゴスという最初のボス戦なのだが、アルゴス以上のボスがいない。全編通してボス戦は5〜6箇所あるが、アルゴス以降は変化球なボスばかりで迫力に欠け、そして戦略性にも欠けるという残念っぷり。最初のボスがもっとも白熱するボス戦というのは如何なものか。アルゴス戦を終え「こんなボス戦が今後も続くのか〜!」と誰もが期待し、そして肩すかしを食らうことに。
<盛り上がらないストーリー>
これは皆さんも指摘されているとおり。良い点で「ハイテンション」と評価したゲームプレイとは対照的に「盛り上がらず稚拙な」シナリオが非常に残念。奇をてらわず王道でいいのに・・・。さらには決着のつかない結末には閉口した。続編への展開が明白ならまだしも、未知数であるにも関わらずこのような尻切れトンボでは酷いと言わざるを得ない。
<やりこみ要素のなさ>
クリア特典が皆無で難易度が追加されるだけ。クリアタイムのやりこみはあるものの、あまりにも乏しい。新たな武器のアンロックや弾無限・ブースト無限など、特典要素はいくらでも考えられるだけに勿体ない。
<長く遊ばせる工夫がゼロ>
上記にも関連するが、本ゲームはオンライン対戦などは皆無。それ自体悪いとは思わないが「長く所持していたい」と思わせる工夫がなく、勿体ないと感じた。例えばチャレンジモードのクエストを月1回でも配信するなど、ネットワークにつながっている利点を活かした展開があれば良かった。
<シャープさに欠けるグラフィック>
決して見劣りするレベルではないが、輪郭が太くぼやっとした印象をうけるグラフィックが個人的に気になった。画面上1/4ぐらいをハーフトーンの白色で覆って「空のまぶしさ」を表現しているのも気になった。(ベヨネッタでも同じ効果を使用しておりプラチナゲームズの伝統??)
COMMENT
新規タイトルながら、高い完成度をもっていることに凄みを感じた。発売前から高い期待をもっていたが、それをきちんと超える出来映え。ハイスピード・アクション・TPSとでも言うべきジャンルで、いままでに類を見ないゲームだと思う。それだけに「もっとこうしていれば・・・!」と思える箇所が余計に悔やまれる。売上が芳しくないようなので続編は期待できなさそうだが・・・バージョンアップできる要素が散見できるだけに、この作品のイズムを引き継いだタイトルが後発されることを期待したい。
40インチ液晶TV・サラウンド環境でプレイ
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 4pt | 3pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt |
89pt
GOOD!
<オリジナリティー>
TPSというジャンルを確立したバイオハザード4。バイオハザード4にカバーアクションを加えてTPSの完成形をつくったギアーズ・オブ・ウォー。ヴァンキッシュはそのギアーズ・オブ・ウォーをにブーストダッシュとスローを加えた作品と言えばわかりやすいですしょう。この二つは特に目新しいとか、斬新だとかではありませんが、この作品の特徴であり、重要なシステムです。
<グラフィック>
カットシーンでは少しぼけてますが、プレイ部分は全体的には綺麗です。キャラクターの動きも速く、オブジェクトもよく壊れるのにティアリングや処理落ちもほぼしないはすごいと思いました。
<システム&プレイ>
ブーストダッシュとスローモードはこの作品の最大の特徴であり、高速移動しスローで敵をどんどん撃破できてとても爽快です。とくに難しいシステムなどはないです。
ロードする回数はそんなに多くはないですし、ロード時間が短いのはよかったです。しかし通信画面等飛ばせないところでロードしてるかもしれません。
BAD/REQUEST
<システム>
武器しか改造できないは残念でした。格闘攻撃をすると1発でオーバーヒートするので、スーツの改造やパワーアップは欲しかったです。
<プレイ>
本編が短いです。チャプター5でもクリアなのですが、7は欲しかったです。
クリア特典がほとんどないのもマイナスです。ブーストーゲージ無限とか弾無限とか無敵とかネタコスとかは欲しかったです。
ちょっとカバーアクションが粗かったです。カバーポジションから体がはみ出てたり、ブーストダッシュしながら障害物を乗り越えようとしても、ブーストダッシュ→カバー→乗り越えるなのでうまくできない事が多かったです。
ザコ敵は種類豊富なのですが、ボスが少ないです。使い回しが目立ちました。
<ストーリー&シナリオ>
ここが一番悪かったです。
ロシアは大量に国民が餓死し、クーデターがほきるほどなのに大量の兵器を持っていたり、アメリカは国の力が弱まってるといはいえコロニーに人間の兵士しか導入しないしどうなってるんでしょうか。
キャラクターも魅力的とは言えませんですし、シナリオもよくない、決着もつかず続編出す気満々な終わり方です。
COMMENT
21型テレビ、D端子使用。
プラチナトロフィーを獲得したのでレビューを投稿しました。
ボリュームが少ないとよく聞きますが、チャレンジはクリアしたのでしょうか?本編だけで何十時間もプレイさせろという意味でしょうか。チャレンジは難しくクリアするのは大変でした。チャレンジをクリアした自分にとってもボリュームは少ないとは思いませんでした。
<総評>
三上氏のタイトルは、バイオハザードシリーズ、GODHAND、プラチナソフトゲームスのタイトルは、MADWORLD、ベヨネッタをプレイしましたが、その中で一番面白かったです。
ジャンルとしてはTPSなのでしょうが、TPS要素があるアクションゲームといったところです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 4pt |
91pt
GOOD!
体験版をプレイし、非常に興味を持ったため購入しました。一通りプレイしたためレビューを書きます。
<システムについて>
ブーストによる超スピードを使い敵陣の中を颯爽と突っ切り、背後に回ってARモードを使用してのスローモーションを使用して敵を殲滅するといった爽快感あふれるプレイが可能で、これほどのスピード感を持ったTPSは今までにないゲームだと思いました。
また戦場で爆音などの影響で会話が聞こえにくいですが、オプションの設定で字幕のON/OFFの切り替えが可能なためONにしておいた方がいいと思います。
<武器について>
種類が多くクセが強いものが多いためなかなか飽きません。例をあげると射撃では全くと言っていいほど威力がありませんが、近接攻撃では唯一オーバーヒートしない上に非常に高いダメージを与えることが可能な武器などがあります。
戦闘では射撃や手榴弾だけでなく格闘もあり、格闘はブースト時や各武器によってモーションが異なり(いくつかは重複しています)状況に応じて使い分けるなどと言った戦術も取れます。私はヘビーマシンガン装備時に繰り出せるサマーソルトが少し上に上がるという特性を利用して、サマーソルトを適当に出して空中にいるときにARモードを起動させ上から頭を狙うといった戦術を使っています。サマーソルトで敵を倒しつつ他の敵にヘッドショットを決めて倒すととなかなかかっこいいですよ(笑)
<グラフィックについて>
コロニー内の施設やサムのタバコの火など細部まで作りこまれており、かなり綺麗にできています。モノレールに乗っているときに景色でも楽しんでてと言われますが、実際に私は周りを見て綺麗な景色を堪能していました(笑)
<難易度について>
難易度も狙うと自動で標準が敵の頭部などの弱点へと行くカジュアルオートから、雑魚敵の攻撃数発だけで瀕死になるゴッドハードなど幅広くあるため自分に合った難易度を選ぶことができます。難易度はノーマルではそれほどでもないですが、ゴッドハードとチャレンジモードのミッション6が非常に難しいため4にさせてもらいました。
また敵の配置や出現順番変わらないため最初クリアできなくても自分で戦い方や進み方を試行錯誤することで、攻略が可能となるためよい調整がされていると思います。現在私は最高難易度のゴッドハードをプレイしてますが、今までの戦術ではMISSION1ですらかなりやられてしまっているため新しい攻略法を自分で試しています。自分で攻略法などを考えたりするのが好きなため、私はこの部分の影響もあって熱中度を5にさせてもらいました。
BAD/REQUEST
<ストーリーについての不満>
あまりストーリーの良し悪しは気にしないほうなのですが、初見プレイでノーマルを選んでも3時間台でクリアできるほどストーリーが短いのは少し残念でした。体験版で練習していたせいでサクサク進んだのもあると思いますが、ちょっと短いのではないかと思います。
チャレンジモードや複数の難易度と色々ありますが、ボリュームがやや不足していると思います。
<システムについての不満>
ある武器を除き格闘を使うと即オーバーヒートになるのは体験版の時からどうにかならないかと思っていました。
オーバーヒートになるとブースト、ARモードの使用不可と移動速度の低下などリスクが非常に大きいためあまり狙って行けるものではないです。格闘の攻撃力は非常に高いという影響もあると思いますが、せめてエネルギー大幅消費などにしてほしかったです。
またコンテニューデータを複数作れるようにしてほしいと感じました。MISSIONから自分のやりたい場所から始めることが可能なのですが、その際に武器やグレネードのアップグレードが初期化されてしまうため高難易度で途中からプレイしてしまうと非常に厳しい戦いになります。このような仕様もあってコンテニューデータは3つほど作れるようなシステムだったらいいと思いました。
最後に迫力のあるムービーシーンが多いためムービーシアターのようなものがほしかったです。
COMMENT
テレビが壊れてしまったため昔のブラウン管テレビとAVケーブルでプレイしました。
体験版の時からハマっていてPS3のゲームではデモンズソウル以降久々にハマるものに出会えました。スピードあふれる戦闘や戦略性などに非常に満足しています。
ぜひとも製作者の方々に続編のゲームを作ってほしいと思っています。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-10-24
キャラ、テンポ、爽快感などの良さで終始熱中させてくれるゲーム。ストーリーはイマイチだけれども、非常に高いクオリティのアクションゲーム。
大人になって何度もやり込んだゲームは久々。値段もこなれてるし是非。
GOOD!
※ノーマルクリア済み
■オリジナリティ
これまでのTPSとは明らかに違うゲーム性。
ARモード(バレットタイム)、ブースト、それ自体は他のアクションゲームにもあるものですが、これをシューターに組み込んで新たなゲーム性へと昇華した独自性は実際にプレイしないと分からないかもしれません。
実際、体験版で6分台でクリアできるくらいプレイしてから本編に入った口ですが、(今思うと)それでも序盤はそれほどこの機能を使いこなせていなくて、中盤くらいから平常時もこれを使ってガンガン攻めていくという作戦を取るようになると、所謂カバーアクションTPSとは全く異なったゲームであることに気付きます。
うまく突撃できると「自分に酔える」ゲームです。
■熱中度
上記システムを使いこなすことで、一つ一つのアクションに自分なりの美学を持ってプレイできます。こうなってくると、自分なりの演出を考えてプレイしたり、同じシーンでもいろんな見え方ができて熱いです。
また、チャレンジモードなども非常に戦略性の高いMAP+配置になっているので、攻略法を考えるもの楽しいです。
BAD/REQUEST
■おまけモード
ゲームモードとしてもう一つ、制限の中でミッションをこなしていくようなモードとかがあると面白かったんじゃないかなーと思いました。それでもって、そこでポイントを貯めるとスキンを購入できたりといったやりこみモードの類です。
例えば、武器制限のある中で仲間を救出するだとか、制限時間内にパングラス像を探すだとか…。小粒かつ、ストーリーと全く関係なくて構わないので。
戦略の幅を広げるためのヒントにもなって良いと思うのですが。
■ストーリー
これはよく言われていますが、ストーリーには特筆すべき点はありません。
あくまでも流れを付けるための演出程度と考えた方がよいかもしれません。
因みに、途中で終わるわけではなく、続編に繋げることのできる終わり方といった終わり方です。
COMMENT
よく叩かれているストーリー自体のボリュームは気になりませんでした。
寧ろ、これくらいがちょうど良い感じです。
システム的にネット対戦とかはできない仕様なので(無理にやってもゲーム性が損なわれるだけ)そこも気になりません。
三上さんらしい小ネタも入っていて、シリアスながらも笑いも忘れてません。
アクションゲームとして最高のゲームだったのではと思います。
ゲーム性よりもストーリーを求める人には向かないかもしれませんが、昔ながらの繰り返し楽しめるゲームが好きな人にはうってつけだと思います。
売上がそこまでふるっていないらしいのですが、願わくばDLCで追加MAPやスキンが出て欲しいところです。まだまだ楽しみたいので。