オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 5pt | 4pt | 2pt |
73pt
GOOD!
・超高性能スーツを身に付けた主人公、サムによるスタイリッシュ・アクションが素晴らしい。操作やARモードの使い所に慣れてくると、一人で敵軍を次々と撃破する無双プレイも可能に。
・敵は基本的に無人のロボット兵士なので(しかも妙にかわいい)、人を撃つのが苦手な方も大丈夫。
・ストーリーはテンポよくサクサク進めるから、時間のない社会人も肩肘張らずに遊べると思います。
・格闘(特に連続パンチ)で敵を倒すと快感!
・明らかに「洋画の吹替え」を狙ったワザとらしい会話が、個人的に好き。サムと司令官バーンズのコンビも良かった。
BAD/REQUEST
・ストーリーがかなり短いです。しかもラストが消化不良のため、肩透かしをくらうかも。
・クリア後の特典がほとんどない。隠し武器とか、弾数無限などは、あってもよかったと思う。
・格闘の威力が意外と低い。囲まれた状態で使うのは、ほぼ自殺行為。
・ボスの使い回しが多い。
COMMENT
クリア特典がないとか書きつつも、あまりに楽しいので六周はプレイしました。
ストーリーは完全に一本道ですが、自分なりのプレイスタイルで様々な攻略法を見つけるのもいいかもしれません。
難易度も多彩で、アクションが苦手な人も楽しめますよ。
自分の中では、近年稀に見る神ゲーとなりました。さあみんなも、キマリっぱなしでぶっ放せ!
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt |
85pt
GOOD!
項目ごとに挙げていきます
オリジナリティー
・ARシステムやブースト、格闘による爽快感あふれる操作性が抜群。シューターというジャンルでありながら、狙って撃つだけにならず、さまざまな戦略が楽しめます。特にブーストによるスピード感はとてつもなく、ハイスピード、ハイテンションといううたい文句そのままだと感じました。またARによる狙い撃ちの楽しさがこのゲームの肝で、通常照準を合わせにくい敵に対しても圧倒的有利に攻め立てることができるなど、シューターに不慣れなプレイヤーにも「狙って撃つ」楽しさを提供できている優れたシステムだと思います。
グラフィックス
・高水準でまとまっていると思います。要所に挟まれるイベントシーンもド派手で絶え間ないストーリー進行を盛り上げてくれます。建物などの背景の書き込みもしっかりされており、世界観の構築がきっちりとされているなぁと感心できます。
サウンド
・音楽に関してはうるさすぎず、盛り上がりにかけるわけでもないちょうどいい演出具合でした。
・効果音に関しては非常にすばらしいです。銃撃や爆発音、機械ならではの音質が高レベルで再現されており、非常に爽快です。武器ごとに特徴のある音が使い分けられているし、ここが戦場なんだ、と感じさせてくれる周りの音が臨場感を生み出しています。
熱中度
・これは満点です。絶え間なく訪れるイベントシーンでハラハラドキドキしながら進んでいく展開はまるで映画を見ているかのよう。ハイスピードでテンションマックスのまま次から次へと押し寄せてくる敵の大群、そしてボスキャラ。はっきりいってやめ時が見つかりません。
・さらには、やられてもまたすぐにやり直したくなる抜群のゲームバランス調整がにくいです。あの時こーすれば、あいつはこーしてくるから次はこーしよう、なんていう考えがすぐ浮かんでくるので試してみたくなります。
・チェックポイントが細かく設定されているので、やられてもストレスなくすぐに近場からやり直せるため、これに関しては高い満足感が得られました。やられても「うわー、やり直しかよ。面倒だな、いやだな」と感じることがありませんでした。
満足感
・高レベルでゲームがまとまっているので非常に満足度は高いです。満点にできないのは後述のBADにて。
快適さ
・ゲーム開始時、コンティニュー時に若干のロードが入るのみで、あとはほぼロード無しのシームレス進行。非常にテンポよく、システム関連にストレスを感じることはほぼありませんでした。すばらしいです。
難易度
・シューターというジャンルがゆえ、やはり難易度は若干高めかとは思います。しかしARモードの搭載やカジュアルオートモードによる初心者救済措置は十分にされており、世間でいうほど敷居は高くないと思います。現に自分はこれまでFPSやTPSをまともにプレイしたことはありませんでした。
・強制ARモードがあることによってキャラが死にそうなタイミングでのスレスレの回避が可能になり、ゲームオーバー率を下げていると思います。これは非常にいいシステムで、いきなり飛び出した場所で敵の弾幕の嵐を受けてもARにより回避が可能になり、次の戦略を立てる時間ができるといったように使えます。しかしこのシステムには若干の難もあり、そこはBADで。
BAD/REQUEST
・ボリューム不足
はっきりいってこれが一番の不満です。やはりストーリーが短すぎる。これだけテンポよく進むので、あれ、これで終わりか・・・となってしまいました。やはりあと倍はボリュームがあるとよかったかも。満足感を満点にできない一番の理由です。
・チェックポイントリトライでの武器のグレードダウン
ヘタレな自分くらいでしょうが、ハードでAct2中盤になってもまだ一段階目の武器ばかりということになってしまう。ノーマルでは同一チェックポイントでは一回しかグレードダウンが起こらないため、救済措置としては万全なのであまり気にならないが。
・セーブデータが一個のみ
オンラインに対応してのことかもしれないが、オートセーブで自動的にデータが上書きされていき難易度別のデータを残したりできない。
また、プレイヤーが複数いる場合にデータを共有しなくてはならないため不便といえば不便。
・強制ARモード
これ自体は非常によいシステムで、死にそうなキャラを助けてくれる場面が多々あるのですが、いかんせんゲージを最後まで使い切ってしまうことがいけません。ゲージを使い切ってしまうとオーバーヒートしてしまい、しばらくエネルギーが使えなくなってしまうので、逆にピンチになったり、攻めるタイミングを逃してしまったりします。ここは任意で途中解除をできるようにすればよかったのでは、と思います。
COMMENT
ノーマルモードクリア
現在ハードモードプレイ中
なんか信者みたいにいいことばっかり書いて絶賛していますが、本当に面白いです。
既存のTPSの枠にとらわれず、斬新な試みを多数用意したチャレンジ精神にあふれた作品です。シューターというジャンルで敬遠している方も多いと思いますが、今までこういう作品に触れたことがない方にこそプレイしてほしいです。(自分がそうです)
自信がなくてもまずはカジュアルオートからプレイしてみて、このスピード感とテンション、そしてアクション性と爽快感を感じてみてほしい。ARを駆使して敵を狙う楽しさや、敵の攻撃をぎりぎりで回避していく楽しさを覚えたらもうヤミツキになるはずです。
普段アクションゲームはなかなか長時間遊ぶことは少ないのですが、熱中していつまででもやっていたくなってしまいます。惜しむらくはストーリーのボリュームが少ないことくらい。でも何週も楽しむと思えばそこは自己補完できる範囲です。現に、終わったあとすぐにハードモードを始めてしまうくらい、まったくテンションが損なわれることなく二周目に突入できました。難易度も幅広く設けられていますので、だんだん上達していく楽しさが味わえると思います。
残念ながら売り上げ本数は芳しくないようですが、ぜひもっともっと多くの人に触れて見てほしいです。
これは変にオンライン対戦やcoopに対応するよりも、じっくりと楽しめるオフラインならではの楽しさが味わえるゲームだと思いますので、オンやcoopがないのを理由に買わないでいるのはもったいないと思います。
今回の売り上げでは厳しいかもしれませんが、絶対に続編作ってほしいです。
今のゲーム業界に必要な、とてもアグレッシブなチャレンジ作品です。
プレイ環境
42型 フルHDプラズマテレビ HDMI出力 サラウンドヘッドホン使用
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 0pt | 1pt | 0pt | 1pt | 4pt |
18pt
GOOD!
■アクション
ブーストによるスピード感なかなかでした、弾幕の嵐をすり抜けるのは爽快
ARモードはマトリックスのようで面白い
■グラフィック
日本のゲームにしてはかなりハイレベル
弾幕の表示も多い
敵メカのデザインは個人的に好み
BAD/REQUEST
■オリジナリティ
細部にオリジナリティを感じられるが、ゲームとして上手く組み込まれていないので面白くない
ウリのブーストのスピードアップがゲーム性にマッチしてない
どうせならもっと開けた場所で戦えるようにしてほしかった
一気に敵に近づくことができるのに近接攻撃は微妙、結局遠くから狙うシューティングでしかない
■グラフィック
敵の使い回しが多すぎる
雑魚ならまだしも短期間に同じボスが何度も出てくるのは気が滅入る
■サウンド
銃撃のサウンドが軽い、致命的レベルに銃を撃っている感じがしない
正直TPS、FPSでは一番重要な要素なのでがっかりした
照準を合わせて敵の体力ゲージが減っていくのを眺めるだけといった感覚しかない
金属音が無駄にデカかったりバランスが悪く、BGMも特に印象に残るものがなかった
■熱中度・満足度
クリアまで短すぎる、1日でクリアしてしまった
いくらなんでも内容が薄すぎ、無駄な要素が多いようにも思える
短いなら短いなりに濃密なものにしてほしい、周回する気も起きない
無駄なイベントが多い、やっと戦いにのめりこんできたかなってところでイベントが入る
しかも登場人物の背景の説明も薄いので、物語があまり楽しめない
どうせなら主人公は無言キャラにしてほしかった
■快適さ
ノーマルが難しすぎる、イージーからやらないと初見クリアはキツすぎ
やり応えがある難しさじゃなくて、理不尽な難しさと感じることが多かった
ハードは折角のウリのブーストを使えば使うほど不利になる、本末転倒
COMMENT
単純にあまり楽しくありませんでした
リアルにしようとして、ゲーム性が失われた顕著な例かと
アクションとしてもシューティングとしても微妙、どっちかに特化すべきだった
和製シューティングとして期待したが、和製らしい良さが無く、スロー演出も若干食傷気味
もうちょっとゲーム的な面白さを追求してほしかった
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-10-24
キャラ、テンポ、爽快感などの良さで終始熱中させてくれるゲーム。ストーリーはイマイチだけれども、非常に高いクオリティのアクションゲーム。
大人になって何度もやり込んだゲームは久々。値段もこなれてるし是非。
GOOD!
※ノーマルクリア済み
■オリジナリティ
これまでのTPSとは明らかに違うゲーム性。
ARモード(バレットタイム)、ブースト、それ自体は他のアクションゲームにもあるものですが、これをシューターに組み込んで新たなゲーム性へと昇華した独自性は実際にプレイしないと分からないかもしれません。
実際、体験版で6分台でクリアできるくらいプレイしてから本編に入った口ですが、(今思うと)それでも序盤はそれほどこの機能を使いこなせていなくて、中盤くらいから平常時もこれを使ってガンガン攻めていくという作戦を取るようになると、所謂カバーアクションTPSとは全く異なったゲームであることに気付きます。
うまく突撃できると「自分に酔える」ゲームです。
■熱中度
上記システムを使いこなすことで、一つ一つのアクションに自分なりの美学を持ってプレイできます。こうなってくると、自分なりの演出を考えてプレイしたり、同じシーンでもいろんな見え方ができて熱いです。
また、チャレンジモードなども非常に戦略性の高いMAP+配置になっているので、攻略法を考えるもの楽しいです。
BAD/REQUEST
■おまけモード
ゲームモードとしてもう一つ、制限の中でミッションをこなしていくようなモードとかがあると面白かったんじゃないかなーと思いました。それでもって、そこでポイントを貯めるとスキンを購入できたりといったやりこみモードの類です。
例えば、武器制限のある中で仲間を救出するだとか、制限時間内にパングラス像を探すだとか…。小粒かつ、ストーリーと全く関係なくて構わないので。
戦略の幅を広げるためのヒントにもなって良いと思うのですが。
■ストーリー
これはよく言われていますが、ストーリーには特筆すべき点はありません。
あくまでも流れを付けるための演出程度と考えた方がよいかもしれません。
因みに、途中で終わるわけではなく、続編に繋げることのできる終わり方といった終わり方です。
COMMENT
よく叩かれているストーリー自体のボリュームは気になりませんでした。
寧ろ、これくらいがちょうど良い感じです。
システム的にネット対戦とかはできない仕様なので(無理にやってもゲーム性が損なわれるだけ)そこも気になりません。
三上さんらしい小ネタも入っていて、シリアスながらも笑いも忘れてません。
アクションゲームとして最高のゲームだったのではと思います。
ゲーム性よりもストーリーを求める人には向かないかもしれませんが、昔ながらの繰り返し楽しめるゲームが好きな人にはうってつけだと思います。
売上がそこまでふるっていないらしいのですが、願わくばDLCで追加MAPやスキンが出て欲しいところです。まだまだ楽しみたいので。