【PS3】SCOTT PILGRIM VS. THE WORLD: THE GAME レビュー
発売元 | ユービーアイ ソフト (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2010-10-20 |
価格 | 1200円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ オンライン配信専用 ■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1〜4人 |
- 総合ポイント
- 64
- (難易度)
- 2.00
- レビュー数
- 3
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 2pt | 1pt | 2pt | 2pt |
41pt
GOOD!
●good
・くにお君ライクなベルトアクション
レベルを上げて新しい技を覚えたり
ショップのフードを食べて能力値を底上げ出来たりなど
成長システムがあるのが面白い。
・4人までの協力プレイに対応しているので
身内や友人などと一緒にプレイすると楽しい。
・電子音とギターを中心としたBGMはノリがよく、耳に残るものが多かった
BAD/REQUEST
一周が2〜3時間程度で終わり、またキャラ別の性能差も少ないので
周回プレイするモチベーションが湧かず、飽きが早い。
さらに、協力プレイ時に2P〜4Pで使ったキャラの成長データがセーブされないという仕様が物凄く不満。
上記の仕様によって、結局やり込むためには全キャラを1P側で育てる必要があり、
協力プレイの恩恵も減ってしまっている。
加えて、オンラインでの協力プレイに対応していないのも残念
オンラインでの協力プレイが可能であれば、別キャラでの周回プレイも多少は楽しめる物になったと思う。
あとはエンディングのスタッフロールが長い上に飛ばせないのがしんどい
全キャラでクリアしようとすると何度も見るはめになる。
ともかく楽しかったのは最初の1周だけで、周回プレイが苦痛なゲームだった。
もちろん、無理に周回プレイをする必要も無いのだが
それだとゲームとして短すぎるしどっちにしても満足度は低い
・原作を知らないとストーリーやキャラクターの設定がほとんど把握出来ない。
・PSストアの動画や他のゲームをダウンロード中にこのゲームをプレイすると
物凄い処理オチが発生し、まともにゲームをすることが出来なかった
ちなみに、他のダウンロードゲームでは、こういう症状を経験したことは無い
COMMENT
海外のコミックが原作になっているゲームらしいです。
協力プレイは、そこそこ面白いんですが、一回クリアしてしまえばそれまで
自分は、このゲームにキャラゲー以上の価値を見出せませんでした、
原作を読んだことがあるファンなら楽しめるかもしれません。
同タイプのゲームなら、オンラインにも対応している
キャッスルクラッシャーズの方をおすすめします。
一応、体験版が配信されているので気になった人はチェックしてみると良いと思います。
GOOD!
◆オリジナリティー
ゲームのパロディが多く、システムもほぼ「くにおくんシリーズ」を意識したベルトアクション。
オリジナリティが高いとは言えないが、数々のネタからは開発者のくにおくんへの愛が感じられる。
◆グラフィック
とにかくよく動くドット絵のキャラで見ていて飽きない。HD機でこれは新鮮。
◆サウンド
チップチューン+ギターサウンドの軽快なバンドサウンドが気持ちいい。
ベルトアクションを好む層にはチップチューンという音楽は
世代的にも合っているのではないだろうか。
Anamanaguchiというプロのバンドがこのゲームの曲を書き下ろしたようで
スコットピルグリムという破天荒かつ軽快な世界観にぴったり。
ゲーム内でトンネルに入るとBGMがこもったり、
ステージ後半でチップチューンのみのサウンドにギターが加わったりする演出が上手い。
◆満足度
ベルトアクション好きには買って損は無いと思える満足度。
ステータスを上げることもできるので初心者でも問題ない
BAD/REQUEST
◆快適さ
・メニューを立ち上げるときに長いロード時間がある。場合によってはフリーズすることも…
・ゲーム内の翻訳がまばら。魅力的なキャラが多いのにキャラ紹介が英語なのはもったいない。
・エンディングのスタッフロールが飛ばせない。
・オンライン協力モードが欲しかった。
COMMENT
HD機は3Dグラフィックの作品が多い中で懐かしのドット絵ベルトアクションは珍しい。
ゲームのパロディネタが多く、コミカルなキャラが動く様は見ていて楽しい。
グラフィックを見てるだけでも楽しい気分になれるので
ドット絵と2Dアクションが好きな人にはオススメ。