【PS3】ワールドサッカーウイニングイレブン2011 レビュー
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010-10-28 |
価格 | 7980円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:サッカー ■ プレイ人数:1〜7人(オンライン時:2〜8人) |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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2pt | 4pt | 2pt | 4pt | 2pt | 2pt | 2pt |
53pt
GOOD!
・顔がリアルでよい。テクスチャのおかげ?
・チャンピオンズリーグ満載はうれしい。
・オランダリーグやイタリアリーグもリプレイの際のマーク等実際のエンブレムを使用している
・リベルタでロベカルとかに会える
・BGMを入れられるのがいい。初期のBGMは若干チープだしほとんど無名アーティスト
BAD/REQUEST
残念ながらたくさんある。
エフェクトが一見ないように感じるが、今までのウイイレと同様に理不尽なところがある。わかりにくいようにしているだけ。プレー内容が明らかに上回っていてもすさまじい決定力で負けたときは憤りを感じる(特にオンラインで連勝しているとき、相手の能力値が高いときに躊躇に現れる)。
オンラインの決勝トーナメントでミナンダ、ヒメレスなどほとんど初期メン相手に一本もシュートが打てなかった(その時自分はD2にいた)。明らかに選手の動きに理不尽といえる怠慢を感じた。
絶不調の中村憲吾にフィジカル負けした時も悪意を感じた。
エフェクトでいとも簡単に得点されたとき、いとも簡単に1対1でシュート外す時がある。
ごたごたのなかで勝手にシュート、パスする時がある。スーパーキャンセルできるとき出来ない時がある。ボールに近いやつがいるのに遠くのやつにカーソル合わせる⇒どっちみち近いやつに勝手になるから二度手間だし、走っている最中だと減速するはめに。
自身が失点した後は不利なエフェクトが短時間緩和される。
超理不尽負けを喫したときは次の試合で相手が超理不尽試合を味わう羽目になる(かわいそうに)
マスターリーグD1まで行ったがD1の奴としかあたらないのがむかつく。
クリロナ、プジョルなどのゴールデンメンバーで編成された奴には、内容で圧倒しても終了まぎわで同点、逆転負けを味わうのが落ち(回避方法としてシュートを一本も打たせない⇒そうすることでコナミエフェクトも断念して後半あたりに自分のシュート決定率が極端に上昇する)
強いやつ弱いやつがはっきりするかもしれないがエフェクトをもう少しなくして欲しい。
COMMENT
オフはほとんどやっていないのですが、真面目にオンをすると痛い目に会います。ほどほどにやらないとばかばかしくなると思います。
でもウイイレが日本産で一番できた作品なので選択肢はありません。
今回はチャレンジという意味で次回作に期待したいです。
ただし本音を言えばFIFAが日本人選手の顔を似せたり、モード充実を図ればすぐウイイレ止めます。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 1pt | 1pt |
32pt
GOOD!
リプレイ時のグラフィックは前作に比べ格段にレベルアップしたと思います。
やっと次世代機の画質に追いついたといった意味で基準の3ptです。
懐かしい往年のプレイヤーが多数収録されているのもウイイレの1つの魅力。
BAD/REQUEST
・オリジナルティー
ある意味オリジナルティーがあると云ってしまうべきなのか
オフ・ザ・ボールでの動きが酷すぎる。
ボールを持っても前に走り出す事なくボールを持った選手の近くをウロウロするだけで
フィールドプレイヤー全員で戦ってる気がまったく感じられない。
・グラフィック
リプレイ時のグラフィックだけはGOODでしたが
試合時のグラフィック等はBAD。
ドリブル時の砂袋を蹴ってるかの様なボールの挙動、あり得ないスピードで出るパス等など
選手の顔等、似ているのは日本代表選手ぐらいで
海外選手の顔は一部を除き適当な作り。
昔から要る選手は作り直しも見られないので代わり映え無し
PS2時代の顔と変らない選手も居たりと適当すぎる。
・サウンド
耳に残る音と云えばボールを蹴った時の音の違和感
・熱中度/満足度/快適さ
サッカーができないので皆無
COMMENT
37インチHDTV、HDMI環境
最早、サッカーゲームと呼べない作り。
マスターリーグのオンライン化など面白い試みはあったのですが
肝心な試合の部分がサッカーの出来ないサッカーゲームなので本当に残念です。
グラフィックが良くなったニ世代前のサッカーゲームと云った感想です。
1vs1の駆け引きや、どう崩して行くか等を
一切考えず気軽に遊びたい方にはオススメなゲームだと思います。
逆にサッカーの知識がある方には全くオススメ出来ないゲームです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt |
43pt
GOOD!
グラフィックは前作の『2010(蒼き侍含む)』と比べると、細部の作りこみが
底上げされてて、まぁレベルアップしているかと思います。
特にゴール後のリプレイは前作よりも格段にクオリティが高いかと。
ドリブルでの体の挙動など、かなりリアルに近いものがありますから、
決めた時の感動は前作より高いですね。
『マスターリーグ』や『ビカム・ア・レジェンド』等でのメニュー画面で、
お気に入りの選手や自分で作ったエディット選手らが壁紙として映し出される所なんかは、
かなりGood。
個人的にエディット選手を作成して完全なマイチームで進めているので、自分が作った
選手らが無駄にカッコつけて映っている姿は、妙に苦笑いする様な楽しさを味わえます(笑)
それぞれのチームの選手らも、大分似てきましたね。
エディットに関しても、今回は前作よりもフェイスをやや細かく設定出来るので、
1人を作るのに時間はかかるけどそれもまた楽しみの1つと思えるならばじっくりと
やりこめるかと。
操作性はBADでも書きますが、GOODの点では『魅せるポイント』が増えた点。
慣れは必要だけど、操作を覚えて華麗に
切り抜けた時の爽快感は何ともいえませんね。
BAD/REQUEST
・グラフック
GOODでもグラフィックは書きましたが、ここでのBADはエディット。
またもやヘアー選択はカツラかと言わんばかりのゴテゴテ感満載。
前作とほぼ同じなので、もう少しバリエーションを増やして欲しかった。
ビューの角度が前作と変わったのですが、中々慣れず単純に見にくい。
それに何といっても前作よりもスピード感がない。
まぁ若干リアルに近い仕上がりにはなってますが、ゲームという中で爽快感・スピード感が
ない&前作よりも劣る様に感じるのはどうかと。
・操作性
リアルさを追求してかと思いますが、操作方法多すぎです。
慣れるまで、まるで試験勉強をしてるかの様に何度も反復して覚えなければならない上に、
華麗さを追求したら覚えるものが多すぎて、私は途中で断念しました・・。
もう少しコンパクトにまとめてほしかったですね。
あと今回から採用された360度パスできるシステム。
便利なようで意外に不便です。想定外の場所にパスを出しまくりです。
まぁ私の操作が下手なのかもしれませんが、『プレイヤーが意図した所にボールが出せる』
というフレーズが・・・意図してないところに出る回数が多いのはどうしたことか(-ω-;)
この点はある程度オートでもいいような気がしますね。
・BGM
前作のアップテンポメインからかなり変えてきましたね。
これは個人的な嗜好もあるとは思いますが、前作はサッカーというスポーツと結構
マッチした選曲だったのですが、今回のは・・。
まるでコメディ映画のワンシーンにでも使われてそうなハートフルなのもありますしね。
まぁ局自体増えた感じはしますので悪いとは言いませんが、戦いに赴く前に
ややミスマッチなのが流れてくるというのも、ちょっとKY的な感じはします。
っていうか、一番気になったのは今回の解説。
北澤さんはそのままですが、前作の福田さんから名波さんへと交代になったのですが・・・
個人的にはミスチョイスかと。
まぁ個人のことをとやかく言いたくはないですが、少なくとも解説という枠だけで
考えたら、あの妙にやる気のない口調は聞いててイライラします(-ω-;)
福田さんの方が数倍マシだったなぁ・・・。
カビラさん・北澤さんのコメントも、大半が前作と同じ、更に機械的に同じ事を繰り返し言うというのも手抜き感が出てて、
前作をやりこんだ私としてはいまいちとしかいえないレベル。
これは前作も同様ですが、前の試合とまったく同じ事しか
言わないというのは、ちょっとどうでしょう。
もう少しバリエーションを増やして、ダブらない様にしてもらいたかったですね。
・他
相変わらず読み込み時間の長いこと・・・(-ω-;)
1試合進めるだけでどんだけ待たせんねんってくらい待たされます。
まぁこれはウイイレだけの問題ではないのですが・・。
COMMENT
ウイイレ自体、他ジャンルのゲームと違って『サッカー』という決められた枠の中で
作らなければいけないゲームなだけに、新鮮味を出すのが難しいとは思いますが、
今回のはグラフィック以外はちょっと失敗したかな感が否めない作りでしたね。
まぁここから初ウイイレの方だったら大して問題はないレベルかもしれませんが、
前作愛好者やウイイレフリークな方々からしたら、未消化と言わざるをえない作りです。
せっかく新しいチームやリーグ、システムを入れているのに勿体ない。
もう少し操作性等快適性、爽快感を追求して欲しかったですね。
作り自体悪くないだけに、ひじょうに惜しいです。
せめて追加データを充実させたり等のフォローをして頂きたいものですね。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-01-11
グラやシステム的に。
×2回のディレイがこの時はないのでかなり守備がやりずらい。ゲームスピードがノーマルでも速すぎ。
ここまではまだいいです。一番悪いのは、移籍状況が反映されないことです。オンラインが打ち切られても、その当時のデータパックは今でも配信してほしいです。2011なのに選手は2010当時のままとか今更やる価値なしです。一応バージョンアップのパッチは適用できます。
いいところはオフのMLがよく出来てるとこです。いろんな情報が流れるので他チームの動きがわかることなど。
また、BGM音楽が非常に良い。いろんなジャンルがあって。
初めて買った時は楽しかったけど、2回目は今更感が強すぎて一ヶ月持ちませんでした。
GOOD!
●試合画面でのパワーゲージ
パスの長短をボタンを押す長さによって決めるわけだが、それが視覚化される事で安心感が増した。
同じパスコース上に、複数の味方がいる時などに便利。
●直接フリーキックからの得点率の向上
前作は、こんな距離が枠に飛ばないのか!という作りだった。今回はかなりリアリティがでている。
パワーゲージ決定のシビアさ、枠・枠外のバランスも良いと思う。
●スルーパスボタンを使った横パス精度の向上
前作はサイドの選手を走らせる時など、スルーパスボタンで横パスしても、球足が長く受け手が追いつけない事があった。
プロとしてあるまじきパスミスが減ったのはうれしい事。
●マスターリーグオンライン
ゲームセンターで稼働していたと聞いていたが、その魅力になるほど、と思う。
オンラインでゲームに勝つと高いポイントが獲得でき、自分のような勝率1割台の人間からすれば、選手獲得までにかなり時間がかかり、負の連鎖に落ちる事も。。
実力ごとにもっと明確にカテゴリー分けした、ポイント獲得の場があってもよいかもしれない。
●ゲームプラン内のGUI
スタメンがフィールド上にアイコン表示され、左スティックでマウスポインタみたいなのを操作し、ポジションの調整、選手交代ができるのはわかりやすい。アクセラレータ機能、複数選手の能力比較、ソートなどがあればさらに快適だと思う。
BAD/REQUEST
●左スティック 全方位パスの未成熟度
全方位パスと言えば聞こえはいいが、完成度が低ければ楽しさの足かせになるのは明らか。もう少しパスミスが少なくなるように設定してもよいのでは。
前作までとはかなり違った操作性、結果的に上がった敷居の高さの原因だと思う。
十字キーとパスボタンの強弱で同様の操作は可能ではないのか。
●ゲームプラン内での設定した戦術が反映されにくい
たとえば「チームスタイル」内で「パスのサポート意識」、「プレスの強さ」を最大・最小で比べてみても、その違いが少ない。
結果的にどうしても、誰とやっても、ゲームスタイルの違いを出しにくい。
●ボールの軌道、シュート精度
ロングパスでビーチボールの様な軌道を描くときがある。最近のボールは良く飛ぶが、重さはきちんと残していると思う。その辺の表現がうまくない。
一方でシュートは、オモチャのような強さ・精度をよく見せる。クリア、サイドチェンジではワンステップで信じられない強さのキックを見せるのだが。。
●一対一 ディフェンダーが優位すぎる
縦の突破からの体の入れ合いで、ほとんどディフェンダーが勝利する。俗に言う「ゴリブル」対策なのだろうか。
普通、ドリブラーに対しディフェンダーは、ディレイで対応するのが基本。ゲームバランスを保つためなら、別の方法でドリブル対策をすべきでは。
これが現実ならサッカーから一対一が、かなり少なくなってしまう。
●スルーパス 崩して無いのにディフェンダー棒立ち
いくらなんでもこれは。。
中を通す気持ちよさを実現したかったのだろうが、ディフェンダーが棒すぎ。リアリティが犠牲に。
対戦していると、お互いスルーパスを狙う雰囲気が漂っている。ゲームバランスの面から見ても、スルーパスの有効性が強すぎる感がある。
●スライディングタックルのファウル率の高さ
美しくフェアなスライディングが決まった!と思ってもファウルだったりする。わかっていないのか、ラフプレイ対策か。
●繊細なコントロールが必要 スカッとしない
左スティックは全方位操作なので、操作のムダを防ぐため、少ない入力角度での操作となる。シュート時のパワーゲージもシビアなのでチョン押しが基本。職人か!と嘆きたくなる。
COMMENT
ゲーム自体のスタイルが、崩し・スルーパスを使った中央突破を指向しており、それに合わせたゲームバランスが構築されている。
得点するためのテクニックの頂点にスルーパスがあり、その優位性を保つため、いたるところのプレイのリアリティが犠牲になっていると思う。
バルセロナやスペイン代表が活躍が目立つ今のサッカー界だが、いろんなサッカーがあっていい。スタイルの多様性、自由なサッカーを縛ってしまったゲームという印象。
全体的に、実際のサッカーの臨場感を表現している点では、前作より落ちている。
シリーズを通したユーザーも、初プレイから慣れるまでに時間がかかると思う。最近のシリーズでは一番の敷居の高さではないだろうか。