【PS3】アサシン クリード ブラザーフッド レビュー
発売元 | ユービーアイ ソフト (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2010-12-09 |
価格 | 7770円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(スペシャルエディション版) / 改訂版の設置基準について |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1人(オンライン:6〜8人) 【アサシン クリード ブラザーフッド スペシャルエディション】 ■ 発売日:2011/08/04 ■ 価格:3,990円 本編及び追加ダウンロードコンテンツと同内容です。 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt |
64pt
GOOD!
オフラインは割愛。
オンライン
今作で初のマルチプレイ対応です。
コンセプトやシステムがいままでありそうでなかった
かくれんぼ対戦です。
オフラインでは機能しているようでしていないステルス要素も
オンラインでは見事に取り入れることが出来ています。
大量に設置されたNPCがいるMAPの中からプレイヤーを見つけ出し、暗殺します。
しかし、自分自身も他のプレイヤーに狙われている為、隠れたりNPCにまぎれたりしながら
移動し、気付かれずにターゲットを暗殺できたときは中々気持ちのいいものです。
自分を狙っている暗殺者を”追跡者”と呼ぶのですが、
追跡者には反撃というコマンドを使用し、暗殺を妨害させることもできます。
また、成績はキル数やデス数ではなく、ポイント制で、
相手に気付かれずに倒したり、隠れながら倒したりすることで高得点を得ることが出来ます。
逆に、走り回って近づいたり、工夫が無い場合は1キルしたとしても低得点です。
なので、キル数に差があり、少しポイントに差があったとしても、
1キルで下位から上位にのしあがることもでき、中々なバランスだと思います。
BAD/REQUEST
オンライン
特定アビリティの性能が良すぎで、工夫せずとも高ポイントがとれてしまうものがあります。
また、ラグの影響がひどく、こちらの攻撃は効かないのに、相手の攻撃が何もかもを貫通して飛んできたりします。
また、ラグで一部HUDが消え、理不尽なペナルティーを科せられることがあります。
(コンパス消失、ターゲット不明、アビリティークールダウンタイム不明、取得ポイント不明、死ぬ直前に使用したアビリティーが持続など)
チーム戦では「反撃ハメ」というものを行うプレイヤーがいるらしく、
某掲示板ではことあるごとに荒れる要素になっており、
プレイヤーのモラルにゆだねられすぎなシステム面があります。
また、こちらもプレイヤーのモラルの問題ですが、
俗に言われる屋根ラーやランナーという、ステルスを無視したプレイヤーが一人でも居ると
それを倒す為に連鎖反応で屋根に上ったり走り回るプレイヤーが増え、
全く面白くない部屋になることがあります。
(面白くなくとも上位を狙うことはシステム上簡単なことが唯一の救いか)
DLCによる完全バージョン別マッチングな為
一部DLCバージョンでは過疎が激しいことがあるようです。
また、DLCでなければ遊べないステージやルールがあるのですが、
ストアが停止している今(2011/06/24現在)面白さ半減といったところでしょうか。
COMMENT
32型液晶TV HDMI
回線:光
DLC:無し
プラチナトロフィー取得済
初のマルチということで色々煮詰まって無い感はありますが、
なかなか面白いシステムです。
シューティング要素はほぼなく、TPS,FPSの近接武器版といった感じでしょうか。
屋根や走ることのペナルティがもっと強化され、
アビリティの優遇が無くなればバランスも改善されとてもいい作品になるのではないかとおもいます。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
58pt
GOOD!
シリーズは2をクリア済み。
オフラインのみの評価です。
・戦闘がスピーディかつ爽快になった
2だと一人の敵を倒すのに何度もボタンを押さなければならなかったのですが、
今回は(ザコなら)すぐに倒せます。
他にも敵の攻撃に合わせてボタンを押せば一撃で倒せるカウンターキルが
発動するのですが、今回はこれを連続で発動できるため、うまくつなげる事が
出来ればかなり爽快です。
では難易度が低いのかと言うとそういうわけではありません。
カウンターキルのモーション中にも敵は攻撃してくるため、これに合わせて
ボタンを押さなければなりませんし、カウンターが発動しないつかみ攻撃や
遠距離攻撃をしてくる敵もいます。
他にも馬上から攻撃してくる敵や近接と銃を使い分けてくる敵もいるため、
待ちに徹していればそれでいいというものではないです。
ステルスキルはもちろん爽快ですが、
多数相手の戦闘も爽快になっているのは意外でした。
・ミッションのリプレイ機能
クリア済みのミッションならいつでもリプレイ可能です。
さらに今回はミッションごとの特殊条件を満たせば相応のご褒美もあるので
挑戦し甲斐があります。
・街の復興
今回は自分で店を回って投資することで街が復興していくので、
自分で改善していく実感があります。ただ一軒一軒店を回らなければならないので
中盤あたりから面倒に感じるかもしれません。
店や医者、水道に投資しても人々の暮らしぶりに変化が無いのは残念。
ローマの街並みは作り込まれていてキレイです。
BAD/REQUEST
・本格的に動き回れるのはローマのみ
ミッションによっては他地域の一部を探索できるのですが、
基本的にはローマオンリーです。ローマ自体は作り込まれているとはいえ、
物凄く広いというわけではないのでやはりさびしいものがあります。
・移動時の動きが鈍い
現実的な重量感を出そうとしているのかもしれませんが、
動きが鈍いので移動時の爽快感があまりないです。
壁や塔ももっとサクサク登ってほしいのですが、いちいち引っかかる感じがします。
塔を登る際、どこがつかめる部分なのかわかりにくいのもマイナス。
全体的にもっとササーッと走ってババーッと登りたい。
一応動きは鈍くてもボタンを押した時の反応は普通です。
・トンネルの数が少ない
今回はポイントからポイントへワープできるトンネル施設があるのですが、
数はもっと多い方が良かったと思います。
長く遊んでいるとトンネルへの移動も面倒に感じるため、近くのトンネルへ
一瞬で移動できる機能も欲しかった。
・リトライ時のロードが少し長い
約6秒あります。ミッションによっては発見されただけで
やり直しになる場合もあるため、この約6秒はけっこう重くのしかかります。
ついでにムービースキップをした際も数秒のロード時間あり。
・どの弟子も最終的な能力は同じ
今回は中盤からアサシンの弟子を勧誘できるようになりますが、
この弟子たちには個別の特殊能力があるわけではないので、鍛えていくと
最終的には全員同じ能力になります。
(任意で強化できる項目は武器防具しかない)
『アサシンクリード ピースウォーカー』的な内容を期待していたので拍子抜け。
まあ最高ランクまで鍛えた弟子は戦闘時にかなりの強さを見せてくれますし、
コントラクト(弟子のみを派遣できるミッション)の成功率も上がるので
育成する実感はあります。
私は本編と関係ないミッションばかりしているので25時間以上プレイして
まだクリアしていませんが(現在終盤)、本編自体のボリュームはあまりないです。
12〜13時間もあれば十分クリア可能だと思います。
サウンド、ストーリーに関しては可もなく不可もなく。
あとバグなのかどうかわかりませんが、馬に乗った状態で敵を25人倒すという
チャレンジミッションで、倒した人数が正しくカウントされないという事が
ありました。たぶん50人以上倒してようやく達成できたと思うのですが、
かなり面倒くさかったです。
長くなりましたがご覧頂いた方にお礼を申し上げます。
拙文ですが、少しでも参考になれば幸いです。
COMMENT
HDTV使用。本体は薄型160GB。
2より良くなっている点が多いので楽しめています。
ただ基本的には街を走り回って暗殺していくゲームのため、
2を単調に感じた方にはおすすめできません。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt | 1pt | 5pt |
46pt
GOOD!
登場人物皆の仕草がとても人間くさく、息をしているように感じる。
ストーリーに引き込まれる。
グラフィックが素晴らしく、ただ何もせずに高所からぼーっと景色を眺めていたくなるほど。
BAD/REQUEST
難易度の設定が出来ない上に難しい。
特に初見にとっては、バグかと思うほど異常に難しいクエストや、どうしても登れない高所がある。何度も詰み、その度に売り払いたくなるレベル。
下手するとただのイライラゲー。
このせいで、せっかくの良いストーリーと世界観に集中できない。
COMMENT
難易度とヒントさえもう少し親切設計であれば…と本当に惜しくなるゲーム。
難しいクエストほど燃えるプレイヤーや、シリーズをずっとやってきた人ならいいかもしれないが、初見でちょっとやってみようくらいの気持ちで手をつけると、かなりのストレスが溜まる。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-04-07
ただ、マンネリ感とかバグが多いこのメーカーとか痛い部分も確かに多いです。
GOOD!
オリジナリティー
1から2への進化も素晴らしかったですが、今作でもしっかり進化しています
前作で不評だった単調な戦闘はより爽快になりテンポよく敵を倒せるようになりました
しかし同時に敵の数やアクションも増え、調子に乗るとダメージを負うことも、、、
(戦闘で死ぬことはないと思いますが)
そして新しく取り入れられた仲間のシステムも面白く、
敵がこちらに気を取られている隙に後ろから暗殺したり、合図ひとつで大量の矢が飛び交い、敵を殲滅したりとかっこいいアクションが増えたのもGOOD!
グラフィック
それほど前作と変わりませんが、それでも十分な出来
舞台であるローマが広いので高いところからの風景もすばらしいです
サウンド
耳にのこるBGMが増えました
オンラインマルチプレイ
新要素のマルチは斬新でなかなか面白いです
ターゲットである他のプレイヤーに見つからないように接近し、一撃で葬るというもの。
同時に自分もターゲットであるので、常に周囲を気にしながらターゲットに接近するのは
緊張感があって楽しめました
BAD/REQUEST
オリジナリティー
GOODでしっかり進化したと書きました
たしかにその通りなのですが、細かいところで新要素はあるものの
全体としては大きく変わったところはなかったというのが私の印象です
シリーズも3作目となり、売りのフリーランにも目新しさはなくなり
ステルスともかけ離れてきています
戦闘が簡単になったというのは、同時に隠れる必要が無くなったことを意味し
飛び道具が強すぎることもあり、ステルスプレイの緊張感もなくなってしまいました
ストーリー
簡単にいうと、敵の親玉がしょぼい&はしょり過ぎで意味不明
まず敵の親玉○○○ですが、いかにも悪そうで魅力的な敵だなあと思ったのは最初だけ。 最初の登場シーンを除くと終盤までほとんど出てこないし、終盤は主人公らに追いつめられて いるため、台詞にも焦りが見え、非常になさけなく見えてしまいます
また、敵を打ち破ってローマに平和が!と思ったら、いきなり最終決戦場へ進んだりと
訳の分からん展開もどうにかならなかったんでしょうか
現代編の終わり方もかなり意味不明でしたが、続編に期待して控えようと思います
フルシンクロ
個人的にこの要素がかなりのマイナスです
おのおののミッションで与えられる条件を満たしてクリアすることで得られるものなんですが
これが所々鬼畜でストレスが溜まります
さらに問題なのは箱庭ゲームの核である自由度を完全に殺しているということです
チャンバラ無双プレイがしたい人も入れば、ステルスプレイにこだわる人もいるでしょう
しかしこのフルシンクロという縛りのせいで制限されてしまっているような気がします
決してこの条件を満たさなければならないという訳ではないのですが、100%コンプを
目指す人には邪魔以外の何者でもないでしょう
COMMENT
BADの欄に長々と書きましたがこのゲームは普通に面白いです
一つのゲームとして見れば、おそらくシリーズ1だと思います
しかしシリーズ通してみると、どうしてもマンネリ感が出てしまっているのは事実です
買って損はしませんが、期待以上のものにはならないと考えてください
ストーリーは現代編は1から、イタリア編は2から繋がっています
1はともかく、少なくとも2の内容がわからないと話にならないので、
前作をプレイした方がいいでしょう