【PS3】PORTAL 2(ポータル 2) レビュー
発売元 | エレクトロニック・アーツ (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-05-19 |
価格 | 7140円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon(廉価版) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:ファーストパーソンパズルアクション ■ プレイ人数:1〜2人(オンライン:2人) 【廉価版】 ■ 発売日:2012/05/31 ■ 価格:3,129円 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
70pt
GOOD!
○シンプルなゲームシステム
出入口となる一組のポータル(どこでもドア、天狗の抜け穴的なやつ)を作り
ゴールを目指す分かりやすいシステムのパズルゲーム。
ストーリーモードを友人と共に考えて解いたが、非常に楽しめた。
ガチアクションゲームが苦手な友人への接待ゲームとしてもありかもしれない。
(ただし詰まったときは完全に詰んでしまうのが難点)
○全体を通してちょうど良い難易度
段階を通してギミックを学んでいけるステージ構成であり、
私の場合、8割方は2〜3回の試行の末にゴールにたどり着ける難易度だった。
ライトアップや配置箇所の限定で、巧妙に気づかせてくれており、
「あっ、分かった!」という快感が繰り返し得られるのが良い。
○ロボットの個性
人間くさく、しかし人間としてみると狂気じみたロボット達の台詞回しが秀逸。
多くのプレイヤーが「キャラクターゲーム」として評価しているのがうなずける。
エンディングは感動しながらも、にやにやしてしまった。
○おまけもあるよ
外国のゲームには良くあるが、スタッフのコメントなどが充実している。
別に日本のゲームに見習えというわけではないけれど、
こういうのがあるとちょっと嬉しい。
BAD/REQUEST
○気づけないと、解けない
パズルゲームの宿命だが、ポータルやギミックの利用法が初めて出てきたとき、
それに気がつけないと永遠に解けない。
ステージセレクトして次の問題へとか、
失敗を繰り返すと親切に教えてくれるといったこともない。
(…でもだいたい次の日には自分で思いつくので、詰んだらさっさと寝ることをオススメします)
○音楽は
個人的にはもう少しゆったりした音楽を聞きながら
マイペースにテストを行いたかった。
○中盤の行く先不明
中盤に広い空間を進むシーンが出てくるが、進行方法がわかりにくい箇所が多い。かなり残念。
○張り紙が和訳されていない
結構おもしろいことが書いてあるが、全部英語。
○終盤のパズルがパワーダウン
クリアに必須となるポータルだが、終盤にはその利用法はある程度パターン化されてしまう。
繰り返し&組み合わせになるのに加え、ストーリー的な流れもあり、
ややパワーダウンが感じられた。
COMMENT
「白い壁を探すゲーム」
前作未プレイ。シングルプレイのみクリア。
名作と聞いていたが、実際にやってみるとかなりおもしろかった。
システムは単純なパズルゲームながら、サポートするロボット達がいい味を出しており、
悪態をつかれてモチベーションがあがるという不思議な体験を味わった(笑)。
よく考えて一発でクリアできた時の爽快感も良いし、
あーだこーだと友人と議論しながら試行錯誤するのも良い。
次回友人が来たときには、協力プレイもやってみたい。
余計な心配だが、こういったアイデア勝負のゲームだと、次回作は作れるのだろうか。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 3pt | 5pt | 3pt | 2pt | 3pt |
72pt
GOOD!
オリジナリティ
今まで一人称ゲームは戦争などの銃撃アクションが主体だったが、パズルを通して、自ら解く快感や重力によって飛ぶ快感などを没入感として一人称に取り組んだ革新的なゲーム。またこの手のゲームは携帯機と相性がいいと思いがちだが、美麗なグラフィックや高度な物理エンジンなどで世界観を構築しているため、据え置き機でも納得のいくパズルゲームになっているとうならせる出来になっている。
熱中度
難しすぎず、簡単すぎない。ちょうどよい難易度で解いたときのアハ体験を絶対に感じさせてくれる。道中、解けずにストレスが溜まっても、解いた瞬間に今までのストレスを忘れさせてくれるくらいに。また短いメインストーリーの中に斬新なアイデアが詰め込まれ、怒涛のなぞ解きが押し寄せてくる。
BAD/REQUEST
快適さ
ロード時間は長いとは言えないが、方向感覚を失って、頻繁に落ちたり、機械に銃撃されてやられるゲームでもあるので、頻繁にロードがかかってしまう。
重力の概念があるため、落ちたときに本当に落ちたような没入感はあるが、それが3D酔いを誘発する。長時間のプレイにはあまり向いていない。
中盤からの道探し
最初は実験室に区切られて、部屋ごとに集中してなぞ解きを行うのだが、中盤から実験室までの道中もポータルを作ったりして、ゲームプレイ全体がなぞ解きになる。ポータルを作れる場所を探し、次の道を探すことに時間がかかりストレスがたまることも。またポータルができる場所もあえて気づきづらい暗がりの壁に解法があるなど、普通になぞ解きパートとストーリーを追う移動パートだけに分けてもらったほうがよかった。
COMMENT
前作は未プレイでポータルというゲームに触れたのは初めてだが、とても貴重なゲーム体験ができたと断言できる。
初回は攻略本やサイトに頼らずに自力でクリアしてほしい。固定観念のスパイラルから抜けて、新しい思考にたどりついた快感はこのゲームならでは。
次世代のパズルゲームにふさわしい作品である。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
80pt
GOOD!
◎オリジナリティ・満足感
パズルアクションかつFPSというのも独特ですが、それ以上にポータルを活用しながら進むゲーム性がとても新鮮でした。それに加えてパズル部分の「解けたときの達成感」があるので、シングル・マルチ共に最後まで楽しみながらゲームプレイが出来て良かったです。
◎グラフィック
驚いたのはメカ系のキャラクターの動きで、各部位をうまく利用して人間のような感情表現をしているところ。そして機械や施設などの雰囲気も良い。一人称視点と相まって、ゲームらしい没入感を味わえます。世界観の表現が上手いですね・・・。
◇マルチプレイ
ボリューム的にはシングルとマルチで半々ぐらいでやりごたえ十分。ネットワークオンラインだと大体は野良同志ボイスチャット無しとかなのでそれなりに苦労するかと思いきや、意外とサインだけでも意思疎通できてしまう部分があるので、フレンドが居なかったとしてもやってみるのがオススメです。もちろん、知り合いとならより楽しいとは思います。画面分割でも一度プレイしたのですが、「ここでこうやれば・・・」というような感じで色々と会話して結構楽しめました。
◇キャラクター
全体的にちょっとブラックだったりシュールだったりする物言いが良かったです。AIの人間的な部分と機械的な部分が独特の個性になっていて、魅力的なキャラになっていたと思います。
◇開発者による解説モード
このモードを選ぶと、ゲーム内の各場所で開発スタッフからのメッセージを聞ける箇所が出現し、ここでそれぞれのこだわりなどの開発秘話を聞くことができるオマケ要素があります。クリア後も「そんな裏話があったのか」という楽しみ方が出来たりするのが良かったです。
BAD/REQUEST
ストーリー自体の出来は悪くない上に、むしろ演出は上手いレベルなんですが、前作の内容を知らないとちょっと分かりにくいかなと感じました
その他は目立って悪い点は思い当たらなかったのですが、3D空間を動きまわるので人によっては酔ったりするかもしれませんし、ボリュームは60時間超級のゲームと比べれば少ないと感じる人もいるかも。あとはパズルゲームである都合上、難易度が人によってバラつくとか、そのぐらいかな・・・。
COMMENT
シングル・マルチともにクリア済み、前作未プレイの状態でのレビュー。
海外のレビューサイトで高評価だったのがきっかけで知り、映像などを見て購入を決めました。
粗のない作り、かつオリジナリティのあるゲームで素直に良いゲームだと思います。
とりあえず、ソフト1つ分しっかり楽しみたいならマルチプレイもクリアすることをおススメします。シングルで進むのとはだいぶ違う感覚を味わえるので、ボリュームの事も含めてやらないと結構損です。
前作にも興味が湧いたので、機会を見つけてプレイしてみようかと思います。
21.5型液晶モニター、HDMI接続でプレイ
Amazonレビュー
レビュー日: 2015-12-22
しかしそれすらも凌駕する面白さがこのゲームにはあります。買おうか迷っている方は是非購入をおすすめします。
二人プレーも楽しいですよ!
GOOD!
オリジナリティ
無人の研究所という世界、独特の言い回しや言葉を使い軽い狂気を感じるキャラ、おそらくこれらが、このゲームの一番の魅力だと思います。一見清潔なステージが多いですがちょこちょこロボットやアナウンスが変な言い回しで皮肉や脅しをかけてくるので常に軽い緊張感をもてます。
快適さ
プレイしててロード時間や処理落ちなどストレスを感じる場面は皆無でした。というかここまでストレスを感じないゲームも珍しいかも。
BAD/REQUEST
熱中度
とにかく雰囲気は素晴らしいのですが、肝心のゲーム部分がかなり単純でパズルゲームというよりはただの移動ゲーム。基本はポータルを作れる壁をみつけて入り口と出口を作り進んでいくというものですが、ポータルを作れる壁が殆ど意味がある場所にしか無いため、とにかくポータルを作ってくぐるだけという感じでした。アクション要素もなくギミックも固定されているため回答がひとつしか無いのも寂しかったですね。また1ステージが短くリトライも気軽なので考えるよりも適当にした方が早いというのもつまらない理由のひとつかもしれません。
快適さ
これは人によるんでしょうが、普段ゲームで酔った事ない自分でもこのゲームは酔いました。
上記でも書いていますがポータルを作る壁を探すのに視点をぐりぐりしまくります、おそらく狭いステージが多く特にほかのゲームではあまり無い上や下への視点移動が多いためと思います。
酔いやすい人はそこらへんも考慮した方がいいかと。
COMMENT
前作未プレイで特に情報も集めないで購入しました。パッケージを見て、これはどこでもドア的なものを使って迫り来る敵から逃げきったり敵やトラップを撃退していくゲームなんだと勝手な妄想をしてました。そのぶん肩透かしをくらった感じですね。完全な被害妄想ですが。
とりあえずあまり人に薦められるゲームではありませんが、倉庫番などの単純なパズルゲームを楽しめる人には買いなのかなと思います。