【PS3】L.A.ノワール レビュー
発売元 | ロックスター・ゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-07-07 |
価格 | 7770円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:クライムスリラー ■ プレイ人数:1人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 1pt | 4pt | 2pt |
48pt
GOOD!
グラフィックがとてつもなく綺麗。
→風景・オブジェクトはもちろん事前のプロモーションにもあったように人物の描写・言動作など細部まで作りこまれている。
ロード・読み込みも早く、操作面での不快感は無かった。
BAD/REQUEST
尋問の選択肢の判断・正解不正解がわかりにくく納得できないことがほとんど。
間違っていてもストーリーは進んでいくし、正解しても(プレーヤーに対しての)報酬や目立った能力上昇があるわけでもないのでモチベーションの維持が辛い。
手掛かりの探索が面倒。無関係な物を見る必要があるのか。
登場人物が非常に多く、名前だけ出てきても誰のことかわからない。時間間隔が空くとなおさら。
マップが広すぎてサブイベントをこなす気になれなかった。
基本的には決められたレールの上を歩かされている感覚。ありがちな映画にプレーヤーとして入り込むスタンスだが、単に脚本を回りくどく・ややこしく見せているだけという印象。
COMMENT
GTA(特にSA)、RDRが好きなのでR☆というだけで購入・プレイしたが、GTAのイメージはこれといって当てはまらない。まだRDRのほうが銃撃戦・狩りなど爽快感・達成感・成長感が感じられた。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 1pt |
47pt
GOOD!
■1940年代LAの世界観・雰囲気を箱庭で緻密に再現している点。
■キャラクターの表情が細かく、違和感のない点。
■オープングやチャプター間にインサートされる主人公にまつわる過去のシーンなどの映像クオリティが高く没入感を高めている。
BAD/REQUEST
■推理アドベンチャーゲームだから仕方ないのとしてもアクション操作のレスポンスが鈍く、思うように動いてくれないことが頻繁にあった。その割に銃撃戦やカーチェイスも多く、ストレスが溜まることもしばしば。一応アクションシーンは3回失敗するとスキップ可能にもなるが、なんだか逃げている仕様にしか思えない。
■参考人の調書・容疑者の取調べが3つの選択肢から1つを選択するシンプルさで、期待外れに感じた。表情の細かな変化を読み取ってアリバイを崩すといた面白味もほぼ無く、せっかくの高度なアニメーション技術ももったいない気がした。
■後半プレイキャラが切り替わることがあるのだが唐突感は否めず、ストーリー展開もかなり駆け足になるので粗さを感じた。プレイヤーの感情移入度といった点では失敗。
■広大な箱庭があるのに根本的に活かしきれていない。トロフィー目的で車探し、金のフィルム缶探しも結局、ゲーム自体と全く関係なし。トロフィーに興味ない人はどう楽しむのか理解に苦しむ。
COMMENT
「顔の表情がすごい」と感嘆するのも最初だけで、中身はよくあるオーソドックスな推理ADV。箱庭世界もただそこに在るだけで、ゲームの面白さと関係ありません。
この年代に興味があり、海外刑事ドラマが好きな方は面白いと感じるのかもしれません。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 1pt | 2pt | 2pt |
45pt
GOOD!
■ゲームシステム
斬新、捜査ゲーとしては新境地なのではないか。
はじめより中盤まで一気にやってしまうくらいまでのめり込めた。
慎重に捜査して行けば、いろいろな伏線など細かい事に気づきアメドラを見ているような雰囲気になります。
捜査尋問では嘘をついている人間の表情を読み取って尋問するなどのウリの要素がイケてます。
はじめは何分も表情を見続けて回答を考えたりもするでしょう。
■ゲームのバックグラウンド
昔の町並みをよく再現したなぁと思います。捜査そっちのけでハリウッドに車で行ってみたりもしました。BGM、小物などもとても良くできていると思います。
■進行が自由
適当に車でドライブしたり、相棒に運転させて回ったり、観光地を回ったりといろいろできます。
サイドで進む細かい事件も自分で選べます、暇だと思ったら行けばよいし、めんどいならすっとばせば良い。
BAD/REQUEST
■ゲームシステム
数値の要素が非常に少ない。。レベルアップはおろか、お金まで無いとなるとねぇ。。
ゲームとしての個人スキルを重視したゲームも多いが、このゲームはそこまで個人スキルが重要とも思えないしなにか物足りない。せめて自分の所持する拳銃くらいは好きなように買いたかった。
正直たんたんとこなすのもゲームとしては良いのかもしれないが、事件解決後も後味があまり良くないために達成感が少ない。
■操作性
ほかのアクションやFPSに比べてですがとても動きにくい。。。
銃のエイムモードも正直当てづらい、FPSガチの私としてはなんであんなところで撃たれんねん、うぉお!全く当たらん!とストレスを感じてしまうことも多々。
■爽快感
まるで無い。今までのロックスターゲームと比較してはいけません。
車でボコボコに突っ込んだり、むやみに銃で発砲できないなどいろいろとイライラさせられます。
車も安全運転じゃないと事件の評価が下がります、いままでのスタントクエストなどに比べるとまさに真逆。
セーブせずに車で暴れ回った事はありますが、それならGTAでもやれという感じでしょうか。
■進行は自由であるが
とはいえ、たいしてすることも無い、速そうな車を探して拝借するくらいか。。
観光が終わればたんたんとストーリーをこなすだけ。
COMMENT
総評は「まぁまぁ」です。
正直、初めののめり込み度はハンパなかったですが、途中からの飽きも急速に訪れます。
たんたんと進むストーリーが問題ではないか。
オムニバスであることは悪くないんですが、いかんせん同じことの繰り返しが多すぎます。
かといって自分のレベルアップも数値的にも、ゲーム的にも見えません。作業ゲーです。
サイドで進む小さな事件も40くらいの総数はあったはずですが、パターンは5パターンくらいです。
捜査するためにいろいろ動き回るのもめんどくさくなって、○ボタン連打しながら部屋を徘徊。
といった感じの超ずさんな捜査でも少し考えればなんとか解決できます。
と、結構な酷評に聞こえますが、斬新なのは間違いないです。
ゲームとして飽きさせないためにアクションステージの割合がもっと増えればかなり良い作品になっていたでしょう。
「地道」な「捜査」とはまさにこれです。ゲームでまでしたくありません。
あとは時代背景が好きな方であればグラフィックが綺麗なためにドライブするのもかなり楽しいでしょう。
3日くらいなら余裕で時間がつぶれるくらいのハマリ度は持ってますので「まぁまぁ」です。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-01-14
私は、現代的な科学捜査が浸透していない前時代の刑事もの、探偵ものが好きなんですが、LAノワールをプレイする前からシャーロック・ホームズやLAコンフィデンシャルが好きでした。
だからというわけでもないんですが、今作品は完璧な時代考証と雰囲気で一気にのめり込んでしまいました。
簡単にレビューすると、今作品は最後までプレイできる熱意かあるかないかで、評価がわかれる作品なんだと思います。ラストが気に食わない方もいるでしょうが、あのラストは個人的に最高にかっこいい男の生き様でした。RDRのジョン・マーストンもしかりですが、R☆は、漢が描ける数少ない会社だと思います。
開発のチームボンディが倒産してしまったのは、すごくやりきれない思いでいっぱいですが、ここまでの規模と雰囲気、時代考証のオープンワールドを製作したことだけでも敬意を表したいし賞賛に値します。
最後に、この言葉で締めくくらせて頂きます。
R☆最高!!!
チームボンダイすげえ!!!
では、よい週末を。
GOOD!
☆リアルな表情。
登場キャラがとても細かい表情で演技をします。
口はもちろん、その他の表情や首の筋まで連動して動く。
今までのソフトの中で、これだけリアルな表情を表現したものはないですね。
☆尋問システム。
上記の通りとても細かい表情をするので、相手の気持ちを読み取っていくのが楽しい。
まばたきが多くなったり、落ちつきなくキョロキョロしたりと様々。
ただ「疑う」と「反証する」の判断がつきにくい部分が少しあるのがちょっと残念。
でも適当にやってもどうにかなる難易度なので問題はないかな。
☆グラフィックス。
映画や写真くらいでしか見たことがないですけど、1940年代のLAをリアルに再現できてると思います。
グラフィック自体は凄く綺麗ってわけではないですが、全体的に見ると高い水準に仕上がってますね。
BAD/REQUEST
★自由度。
GTAと同じロックスターなので期待してたのですが、ストーリーはほぼ一本道ですし、食事や服装の買い物などは一切できません。
かといって、街中で暴れたりすることもほぼできない感じ。
暴れても悪い事しかないですしね・・・w
★銃撃戦。
全体を通してけっこう銃撃戦があるのですが、銃や動作の種類が少ないのであんまり楽しくない。
隠れる→撃って倒す→移動して隠れる→撃って倒すの繰り返しで楽勝。
とても単調な作業なので、ここんとこはもうちょっと改善できたんじゃないかなぁ。
体力も自動回復ですしね(^_^;)
★マップが無駄に広い。
普通にプレイしてたら、一度も行かないで終わる場所もけっこうあるのではないでしょうか。
次の目的地に向かおうとしてたら路上犯罪の無線が入ってきて、その現場の位置を確認したら全然逆方向でやたら遠かったりすることが多々あったりします。
大抵相棒がいるので運転を任せたら一瞬でワープしてくれるのですが、それをやってしまうと相当淡白なゲームになってしまうw
★車種。
トロフィーの1つに「全ての車に乗る」というものがあるのですが、全部で95種類あって見た目も似たものが多く分かりにくい。
「え?これまだ乗ってなかったの?」的な微妙に違う車が多く、いまだに88種類しか見つかってなく行き詰っております。
まぁ普通にプレイするうえでは関係ないんですけどねw
後、ドライブもGTA4程楽しくないです。
★操作性。
操作キャラの動きが全体的にもっさり。
小回りがきかず、微妙な調整をしようとするともたついて操作しにくい。
物陰に隠れてて動き出す時も、物陰から離れる→動き出すの間にワンテンポありスムーズじゃない感じ。
GTA4でも同じ操作感覚だったので改善してほしかったですね。
物陰に隠れてて
COMMENT
環境:HDTV37型 HDMI接続。
ロックスターなのでGTAのような内容を期待して買うと絶対裏切られますね。
とにかく最初から最後まで渋くストイック。
自由度もほぼ皆無で、GTAとは全く真逆な内容になってます。
GTAやRDRなど自由を求めてきたが故、全く逆なものを作りたい心境になったのかな?
表情や尋問を除けば古くからあるオーソドックスな推理アドベンチャー。
正直、容疑者があからさまに証拠を残してたりして、推理ものとしては微妙に感じたのも事実。
ちょっとした推理ものをゲームで楽しみたい、40年代のLAの空気を感じたいって人は購入しても損はしないかな。
ただ、本格的推理ものを期待する人は肩透かしをくらうかもね。