【PS3】L.A.ノワール レビュー
発売元 | ロックスター・ゲームス (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011-07-07 |
価格 | 7770円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:クライムスリラー ■ プレイ人数:1人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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2pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 1pt |
45pt
GOOD!
他のレビュアー様と同様やはり特出すべきは表情の素晴らしさ
ただ海外の表情ですので、受け取る印象は日本と違ったりする場合もありそうです。
(という感想が出せるほど精密に作られています。)
表情のグラフィックを見るだけでも今後の展望に期待できます。
車両に乗ると流れるラジオから知っている曲などが流れるとちょっとテンションが上がります。
R☆的会話のやり取りでニマニマできます。
BAD/REQUEST
主ストーリーをプレイするうえでのゲームとしての要素が携帯ゲーム並み
尋問・取り調べ内容が破綻してようがどうしようが進むストーリーはカタルシス皆無
ストーリーは違えどやってる事が一緒で、同じことの繰り返し作業
銃撃戦・格闘すら携帯ゲームのほうがまだ気が利いてるほど陳腐なゲーム性。
会話のスキップができないのでやり直す気にならず、テンポがとにかく悪い
その割にはムービーは○ボタンでスキップされてしまう。そして見逃した場合
ストーリーをはじめからやり直さなければならず、またダラダラ長い会話を1時間聞くことになる
COMMENT
刑事とか事件とか推理とかどうでも良くて、当時のロスを観光したい!それだけ!
という人におすすめのゲーム。「AFRIKA」のLA版 写真とれないけど。
今後のアップデートで操作性が改善される可能性はあるけれども、
大幅な改変は不可能と思います。
7770円内訳(個人的主観)
表情/人物グラフィック:3000円
街並みグラフィック:2500円
ゲーム性:500円
その他要素:1400円
個人的には1000円でも買わないレベル
確かにグラフィックはすごい。今までにないし独自性は高いとおもう。
ただゲームというにはあまりにもすべてが中途半端。2週目なんてもってのほか。
推理・サスペンスものの製品として売りに出していいレベルじゃない。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 1pt | 2pt | 3pt |
45pt
GOOD!
■グラフィックがきれい。
町並みや表情が非常にリアルです。
車に写りこむ背景、電灯の光の当たり方など・・・。
■音がリアル。
車が走り去る音、風きり音。
音楽も必要最小限でゲーム内の空気感を感じられます。
リアル性を求めて作られたからか、全体的に地味な雰囲気です。
■やりこみ要素が多い。
サブイベントや車のコレクション、バッジ集め等、直接事件とは関係ないやりこみ要素があります。
トロフィー集めする方には良いかもしれません。
ダウンロードコンテンツによる追加ミッション等も配信予定らしいです。
■尋問のシステムが斬新だと思います。
証拠を揃えて、表情を読んで相手を問い詰める・・・。
BAD/REQUEST
■自由度が皆無。
1つの事件を解決するまですべて一本道です。複数の事件を受け持って自由に捜索できるかと思っていましたが、それができません。
隔離された狭い現場でひたすら捜索・ロケーション(場所)移動・尋問の繰り返し。
自由に動けることといえば、ロケーション移動中ぐらいです。それでもサブイベントがたまに発生するぐらいで、街を走っていても楽しくありません。
■ロケーション移動について
車で移動中に相方がどんどん喋りまくるので、字幕に集中すると、まともに運転できない。
事件についての会話が多いので、読み飛ばすと事件の把握がしづらくなることがある。(後からオプションのログから会話内容は確認できますが、毎回テキストベースのログを眺めていても楽しくありません。)
■尋問のシステムについて
相手の表情を見て真相を暴くことを売りにしたゲームですが、正直、そんなこと不可能です。確かに表情はリアルですが、表情を読み取って正解に導ける人がどれだけいるでしょうか?
また、尋問なので会話が主体となるため、字幕が次々と表示され、表情を読み取る隙がないときもあります。
いろいろな証拠を総合してプレイヤーが判断することになりますが、どれを選択してよいか分からない場合も出てきます。その時は、ギャンブルのように賭けに出なければ先に進めません。
可能であれば尋問の難易度を調節できるようにしてほしかったです。(行き詰ったらヒントが出る等)
■キャラクターの動きが不自然
グラフィックがきれいなだけに、キャラクターが時々ぎこちない動きをするので、かえって不自然に感じます。動きもかなりモッサリしています。
■手動でセーブできない。
イベントが進まないとオートセーブされない仕様になっている。
COMMENT
発売前から雑誌や映像で「ロックスターゲーム」、「オープンワールド」などのキーワードからGTAのようなゲームを想像して購入した方がいらっしゃるかもしれません。(私もその一人です。)
自由度は皆無ですし、アクションも大味(良い言い方でいうと操作が簡単)なので、GTAなどのオープンワールドのバリバリのアクションゲーム求める方は、購入すると失敗します。
スプラッター映画のような、見るに耐えない死体などは出てきませんが、傷口がえぐられていたり骨が見えたりするシーンもあったので、こういうのが苦手な方は注意した方が良いです。
ゆっくりと時間をかけて謎を解く、推理系のゲームが好きな方には最適なゲームだと思います。
推理の難易度は高めだと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
80pt
GOOD!
・相手の表情を読んで嘘を見抜くという今までにない尋問システムがあります。相手の返答に対し嘘か本当かを判断するゲームは『逆転裁判』、さらに古くは『御神楽少女探偵団』がありますが、今作はさらに顔の表情や細かいしぐさ、目線の動きなども重要になります。
・上記のシステムを可能にしたのがモーションスキャンという技術で、これにより顔の表情がかつてないほどリアルで豊かになっています。ゲームもここまできたかと思わせるほどのクオリティです。
・1948年当時のロサンゼルスを約20万平方kmの広さで再現しており、実に細かいディテールまで再現しています。その当時の雰囲気をとても味わえました。
・ストーリーは後半になるにつれておもしろくなり、汚職や陰謀、麻薬、そして戦争の影にコールが立ち向かっていく一方で中盤のあの展開には度肝を抜かれました。また事件一つ一つもとてもおもしろかったです。
・音楽はジャズ調の素晴らしい曲で、なにより作品の世界観にも非常にマッチしていました。サントラは勿論購入しました。
・難易度は絶妙でした。役者さんがわかりやすく演技しているので、動揺しているさまは簡単にわかります。一方で狡猾な被疑者であれば心の機微をうまく隠してくるので状況に応じた判断も求められます。
・役者さん達の演技も素晴らしかったです。ただマイクに向かってしゃべるのではなく、体で演技しながらしゃべるので、一層真に迫る演技なっています。吹き替えでなくてよかったです。
BAD/REQUEST
・銃の残り弾数が分からないのはつらかったです。画面に表示するパラメータ類を排除したい意図は分かりますが…
・捜査は基本的にやることが一緒なのでややマンネリでした。
・なぜかとは言えませんが、中盤のある課がとてもつまらなかったです。
・金のフィルム缶やバッジ探索チャレンジといった収集要素がありますが、マップが非常に広く、屋内まで含めるととてもじゃないですが自力では無理でした。
・アクション性に乏しく、銃撃戦ぐらいしか楽しめませんでした。
・路上犯罪は退屈の極みでした。トロフィーがなかったらやらなかったと思います。
・リアリティを追及したおかげで面倒なところもあります。
COMMENT
40型HDTV使用です。またレビュー時に配信されていた追加コンテンツの事件は全てプレイしました。
ストーリー、音楽、グラフィックなどあらゆる面において職人芸と言うにふさわしい作品でした。とことんこだわりぬいた結果、良くも悪くも大人向けのゲームとなりました。このゲームをプレイして感じたことは、「持つべきものは友」ということですねw
またロックスターときいてGTAシリーズを連想する人も多いと思いますが、あのような自由度のあるゲームとはまったくの別物です。そもそも開発した会社も違うのですから、勝手にGTAと勘違いして肩すかしを食らわないように気をつけてくださいね。
開発を担当したTEAM BONDIは倒産してしまったらしいですが、ぜひ何かの形で続編を期待してきます。
Amazonレビュー
レビュー日: 2014-01-14
私は、現代的な科学捜査が浸透していない前時代の刑事もの、探偵ものが好きなんですが、LAノワールをプレイする前からシャーロック・ホームズやLAコンフィデンシャルが好きでした。
だからというわけでもないんですが、今作品は完璧な時代考証と雰囲気で一気にのめり込んでしまいました。
簡単にレビューすると、今作品は最後までプレイできる熱意かあるかないかで、評価がわかれる作品なんだと思います。ラストが気に食わない方もいるでしょうが、あのラストは個人的に最高にかっこいい男の生き様でした。RDRのジョン・マーストンもしかりですが、R☆は、漢が描ける数少ない会社だと思います。
開発のチームボンディが倒産してしまったのは、すごくやりきれない思いでいっぱいですが、ここまでの規模と雰囲気、時代考証のオープンワールドを製作したことだけでも敬意を表したいし賞賛に値します。
最後に、この言葉で締めくくらせて頂きます。
R☆最高!!!
チームボンダイすげえ!!!
では、よい週末を。
GOOD!
【グラフィックス】
ここまで表情にこだわったゲームはない!
今までプレイしたゲームの中で人の表情に関してはナンバー1の作品です!!
【快適さ】
ミスしてもストーリーは進むし、ゲームオーバーになってもすぐにやり直せる
直感能力という特殊能力が使えるし、振動や音楽でヒントを知らせてくれる
イベントや移動をスキップできるし、相棒が道案内してくれる
○相手のリアルな表情を見て尋問できる
○GTAの世界観で推理モノが楽しめる
○格闘戦や銃撃戦が楽しい
○ロードは気にならない
BAD/REQUEST
×事件が強制的に始まるので、GTAみたいにマーカーに行けば事件開始が良かった
×GTAのようなアクションメインのゲームではない
×回想シーンがややこしい
COMMENT
オープニングにフリーメイソンのシンボルが!
このゲームは探偵アドベンチャーゲームだと思います
表情に関しては本当にリアル、ここまでこだわるのかと感嘆します
タギングに「GOOD!表情」ってのがほしいぐらいです