【PS3】テイルズ オブ エクシリア レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2011-09-08 |
価格 | 8379円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:揺るぎなき信念のRPG ■ プレイ人数:1人(戦闘時のみ最大4人) |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 1pt |
70pt
GOOD!
先に書いておくと、個人的にはシリーズ中トップ3に入る。
・圧倒的な高クオリティ演出
今作からUfotableが加わったことを差し引いても、3Dモデルの挙動やアニメシーンの挿入タイミングなど、シリーズ随一の演出だと思う。
特に3Dモデルの演出面は秀逸で、アルヴィンやエリーゼの描写が素晴らしい。なんか巷で腹立たしいとか言われている二人だが、そんな感情的なことはレビューの観点に入らないだろう。むしろ、生々しいまでの腹立たしさが人間味に溢れているといえる。
「そんなよかったか」と思う人は、序盤の船上でのミラとエリーゼのやり取りや、裏切った後帰ってきた時のアルヴィンなどを見ればすぐ分かる。
これと比べて、続編の棒立ち感は見てられないくらい酷いと思う。まあ、開発時間的にまともに演出をやってられなかったのだろうが。
・イノセンス以来のサブキャラフル活用のシナリオ
はっきり言って、サブキャラをちゃんと使えているかだけでシナリオ構成のまとまり具合は決まると言ってもよいと思うが、今作ではイノセンス振りにちゃんと使えている。
一度使ったサブキャラは基本再登場し、かつ前回の登場から間を空けすぎず常に主人公たちの冒険に絡める。これはある意味当然のことのはずなのだが、テイルズオブシリーズではしばしば「主人公が行く先を目で追っていくだけ」という視野の狭いやり方になりがちな部分がある。
実際初期のテイルズオブがそれで、ただあの頃はシナリオの質自体が素晴らしかったので構成なんざクソ食らえでも良かった。
ただ最近は、昨今の厨二病ファンやら鬱シナリオムードやらに載せられて扱うテーマ自体が安っぽくなってきたので、構成が酷いとすぐ目立ってしまう。グレイセスがその典型で、元々友情という幼稚なテーマなのに(だがこれ自体は悪くない)世界・キャラ設定をほぼ利用できていないので味気なさが目立つ目立つ。
そういう意味でエクシリアは、実際のシナリオの質はともかく、ちゃんと世界設定にまとまりをつけサブキャラをフル活用出来ていたので、印象深い物語ではあると思う。
・共鳴の新鮮さ
共鳴には問題点も多いが、やはり二人一組で動き合体技を出せるというのは新鮮で良かったと思う。
後発のハーツRやゼスティリアを見れば分かるが、テイルズオブの戦闘に(合体技自体は過去作からあるので、明確に)ペアという概念を持ち込んだ、新機軸の作品となったのは間違いない。神依など、結局良いことだったのかどうかはともかくとして。
・作品独特の雰囲気が出た音楽
これも巷で批判が多いらしいが、個人的には続編よりも雰囲気の出し方ではクオリティを大きく上回っていると思う。
今作の世界設定の元となっている中央アジアや特にウイグルをイメージした哀愁漂う楽曲が多く、戦闘面ではマザーシップ初の女性主人公・ミラの為の高音中心の戦闘曲が作られ、と気合の入り方が過去作と全く違う。
実際の音楽の質はともかく、テイルズオブシリーズでは桜庭氏のバリエーションの多さが見え隠れする数少ない作品ではないかと思われる。
・やはり雰囲気が掴めるグラフィック
3Dモデルで頭身が上がったこともプラスではあるが、それ以上に風景のグラフィックの質が格段に上昇している。
今まで歩き回るだけだった場所が、ある程度見栄えするようになったのは良い。
・選んだ主人公間での、程よい違い
これもやはり巷での批判点らしいが、私的にはあの程度の差異の量で良かったと思う。
というより、まず初っ端から主人公同士が分かれて進むようなシナリオでは、主人公に一人につき2人付いていくとして、合流するまで賑わいの無い寂しい物語展開になってしまったのではないかと思う。
またRPGを作る際、頻繁に仲間の入れ替えがあるのは非常に労力を要するらしい。比較的開発スパンが短いテイルズオブシリーズでは、とても出来るわけがない(これはスタッフの努力云々でどうにかなるものではなく、上層部の意向なので抵抗は不可能)。
そんな中あえて主人公を選択制にし、第3部だけでも分かれるシナリオを作ったことは賞賛に値すると思う。
BAD/REQUEST
・マルチプレイヤーへの残酷な仕打ち
共鳴システムには、オーバーリミッツが共用になってしまったとか一人で戦うのが困難になったとか問題点も多いのだが、特にマルチプレイへの配慮が皆無なのは大失態といえる。
マルチプレイをするなら、普通はプレイヤー同士で共鳴をするだろう。するとどうでしょう、操作が出来なくなりましたーー。
結局分かれてAIと共鳴することを余儀なくされるというのは、マルチプレイの幅を狭めてしまっていて非常に良くない。4人プレイなど、基本的に無理にさえなる。
更に良くないのが、以降のR二作やエクシリア2・ゼスティリアでもマルチプレイが不遇になっているということ。今作は、マルチプレイヤーへの虐めを開始した記念作といっても過言ではない。
・従来のシステムの簡素化
ワールドマップの廃止、飛空挺や船などの乗り物の廃止、料理システムの実質廃止、称号システムは共用化。
制作側は見やすいように、また革新性を与えるためにこれらをやったのだろうが、ほぼ全てが裏目に出てしまっている。
特に料理システムが事実上廃止となってしまったのは、過去作内での歴史や、やはり後発の作品に与えた影響を見るに完全な失態だったとしかいえない。
・簡単だがやり込みの効かない戦闘システム
共鳴だけではなく、コーションシグナルの無駄さや術技の少なさなど、どうにも続編ありきのシステムが多過ぎる。
また戦闘難易度が非常に低く、普段ノーマルでも苦労する人が、今作は二周目からいきなりアンノウンにしてもそのまま突き通せるほど。ちょっと簡単過ぎる。
・記念作なのにカメオ出演無し
これも地味に手痛い点。記念作にも拘らず、カメオ出演が無いのはマイナス。
・上記までの点のほとんどが続編で改善されている
改善された事自体は良いが、これではまさに続編ありきの実験作。
「実験作」というのは飽くまでまた別の完全新作に活かすノウハウを得るためのものであって、直接の続編でこれをやっては意味が無い。
COMMENT
物語構成や革新性はとても良かったが、周辺システムの廃止の量と記念作の割のファンサービスの少なさが気になってしまう。
それとシステム面で大きく改善が見られた続編が出てしまったため、今更買う気にはならない状態なのもあまり良くない。
前作のキャラをもっとよく知りたい!という方は今からでも買うべきだが、そうでないなら、良ゲーであることには違いないが、あまりオススメできないのも本音。
ただ、個人的にはシリーズ中でもかなりまとまりの良い方だと思う。これで続編が出なければ、もっと評価できたはず。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt |
68pt
GOOD!
テイルズシリーズ初です。RPGを最後までやったのもかなり久しぶりです。ミラ編のみクリア
正直かなりヌルゲーマーでかつ飽きっぽい自分が最後までやったという点で良くできていると思います。理由は3つあって、テンポがいいこと、システムがストレスないこと、そして自分がミラが好きだったことですね。
1. テンポがいい
戦闘が爽快感あってそれほど難しくない、イベントがかなり頻繁に入る、チャットが楽しいの3つが大きいです。チャットは正直、テイルズの他シリーズの体験版ではベタで引き気味でしたが、やるとかなり楽しかったです。
2. システムがストレスない
選択させることと選択させないことがはっきりしていて、選択させないことはかなりストレスなくできます。マップの移動、任意の場所でのセーブ、買い物のしやすさ、戦闘のレベル選択、ロードの短さなど、面倒さで投げ出すことのないシステムです。
3. ミラが好き
正直RPGの主人公としては行動原理が意味不明で感情移入しにくいことこの上ないという指摘もその通りだと思いますが、自分はミラ見た目的も性格も好きですよ。ジュード選んでたら確実に途中でやめてたと思う…
BAD/REQUEST
不満はまあ皆さんと同じですかね
1. ミラ編だけだとストーリーが消化不良
W主人公だから両方やってというのはわかります。でも特に後半の分岐はミラしかやってないとかなり消化不良感が強いです。
2. 感情移入しずらいキャラクター
この話はメインがミラ、ジュード、アルヴィンだと思いますが、3人とも非常に感情移入しづらいキャラクターです。全員行動原理がよくわからんのです。小説ならまあこれもありかと思いますが、RPGだと結構つらいものがあります。
3. 力押しの戦闘システム
戦闘システムは爽快感はあるのですが、勝つときはほとんど力押しで勝てるし、ボスで負けるときは秘奥義で一発でやられるしと駆け引きの面白みはあまりないです。回復もAIがやってくれるので、殴るだけでもなんとかなってしまいます。
やれることは多いのですが、逆に多すぎて覚えられない。正直自分は秘奥義の出し方が最後までわかりませんでした。
COMMENT
本作のストーリーは非難される部分も多く、自分も不満を感じる部分もありますが、この話から原発問題を想像する人も多いのではないでしょうか。そう考えると、このどこか煮え切らない話もなんとなく納得がいきます。
製作は3.11前からしていましたから、その前はもっと素直な勧善懲悪の話だったのが、3.11を経て素直に割り切れない話になったのではないかという気もします。その迷いが自分は嫌いではありません。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 2pt | 4pt | 2pt | 4pt | 2pt |
66pt
GOOD!
【ストーリー】
いろいろと非難されていますが、自分は嫌いではありませんでした。
前回グレイセスのシナリオがひどかったのでそれに比べたらかなりましでした。
もともとダブル主人公で二人ともプレイするのが前提の今作なので片方だけでは意味がわからないところが出てくるのは致し方ないかと。
【戦闘】
今回リンクシステムにより仲間との連帯が重視されています。
協力技がとても多く、戦況に応じてパートナーを指定したり、自分好みの戦い方が可能です。
固い敵にはアルウィンにリンクしたり、TPがきつくなってきたらエリーゼにリンクしたりとこまめにリンクを切り替えることで戦闘中いろんな動き方ができます。
またキャラに応じて戦い方の豊富でダブル主人公のジュードとミラでいうとジュードは接近重視のコンボ型です。
緊急回避などもあり瞬時なバックアタックなどが可能です。
ミラはエリアルに特化しており、ほとんどの技が空中使用可であり、スキルで算段ジャンプや空中ステップ・瞬時に地面に着地などアクロバティック操作が可能。
状況次第で魔法タイプに特化したりなど、できることの幅がとても広く、極めれば極めるほど動かしがいのあるキャラです。
敵も強すぎずバランスはいいと思います。
【グラフィック】
背景などとても綺麗に作りこまれています。
文句なしのテイルズ最高域のグラフィックです。
キャラクターグラフィックが若干荒っぽさも感じますが、自分はあまり気になりませんでした。
男主人公ジュードが住む町イルファンのグラフィックはさすがTOXの象徴する町として発売前より公の場に数々出されていただけあってとても綺麗です。
また、今回はTOV(アニメ調)とTOG(水彩画調)を足して割ったようなグラフィックを採用していますが、テイルズらしさをうまく表現できており、ただリアルなだけの最近のゲームに成り下がっていないのでよかったです。
今回キャラの等身があがったことで細かい動きも再現されています。
よりリアルの人間に近いキャラグラになっており、ジュードとミラ身長差はジュード(163cm)ミラ(168cm)のわずかの差がちゃんと表現されています。
一番大きいアルヴィンは等身が7頭身ぐらいあったり、一番小さいエリーゼは5頭身ぐらいだったりと今までのどのキャラも大きさ一緒ジャンのテイルズではなくよかったです。
【キャラクター】
ミラ様かわいいよミラ様
レイアあんたいい娘すぎや・゚・(つД`)・゚・
【システム】
メニュー画面やスキル欄など全体とても出来上がっていました。
戦闘中の自動アイテム使用の設定の細かさなどいちいちアイテム欄を開きながら使用することもなくPTメンバーが瞬時に判断して使ってくれるのでとても便利でした。
またロード時間が限りなく早いです。
戦闘に入るまでのロード時間は従来どおりの長さですが、街の切り替わりだったりイベントの切り替わりだったりほぼロード時間なしで進みます。
とても快適でした。
またダンジョンMAPですが一部ではフィールドを検索する楽しみがないとの声も上がっているようですが、自分は近作のほうがよかったです。
いちいちダンジョンに入るたびに隅から隅まで検索するのはだるいので。
【アニメーション】
文句なしの過去最高のできです。
悪いですがIGもう首切ってください・・・。
ufotableと比べたらとてもじゃないですが話しにならないレベルでした。
キャラもかなり動きますし、背景がとても綺麗です。
また、今回従来のテイルズにありがちな5秒〜10秒で終わるような全く意味を成さないアニメパートはありません。
すべて意味を成したアニメパートでありしかも長いです。
ついついアニメを見ているかのような錯覚を起こしてしまいそうなできばえでした。
テイルズのアニメーション最高域のできばえだと思います。
【主題歌】
自分は浜崎あゆみさんのファンなので今回あゆの起用ということでとても期待していました。
文句なしの主題歌でした。
OPのクオリティーの高さと主題歌の壮大さでかなり期待できる作品になったと思います。(実際中身は糞作品でしたが)
PVであゆの主題歌を聴いて購入を決めた人は多いのではないでしょうか??
BAD/REQUEST
【ストーリー】
ダブル主人公にする意味があったのかな?って感じでした。
ラスBOSSが違うとか、EDが違うとかあるならまだわかるんですが・・・。
ほぼ違いなしでこのレベルでダブル主人公って歌うぐらいならミラだけでいいよっと・・・。
ジュードは好きになれないので・・・。
もともとミラ主体で動くシナリオですし(大筋はですが)
【戦闘】
一部のボス戦(ジュード対イバルやミラ対ミュゼなど)のバランスがとても悪いです。
「いやwww初めての人絶対勝てないだろwww」とイライラしながらコンテニューを何度もしました。
タイマン戦の癖にやたらBOSSが強いです。
また、今回状態異状に二種類あり、スキルで自動で治るものと治らないものがあり技封印は自動では一生治らずアイテムが切れている場合死ぬまで治らない。
コンボ・技ありきのこのゲームで技不可能が一生治らないとかだるすぎる。
またリンクシステムですがリンクを組んだとたんにキャラが動かなくなったり、一切攻撃しなかったりします。
後衛と組んだ前衛は前衛がピクリともしません。
後衛同士で組むと片方がピクリともしません。
前衛と後衛が組むと後衛が敵前に突っ込みます。
明らかにバランス調整不足です。
AIが頭悪すぎてリンクを切ることが多数あります。
後、今回キャラへの命令設定がありません。
いちいちBOSSのときに設定画面で変更したりしないといけないです。
なんで今まであった便利機能を削除するのかほんと理解に苦しみます。。。
テイルズ最近こういったの目立ちますよ・・・ほんと・・・。
【キャラクター】
ミラ・レイア・エリーゼ以外のPTキャラに好感が全くもてない。。。
ローエンはまだ紳士的でいいキャラなのですがジュードとアルヴィンが個人的に嫌いなジャンルの人間でした。
ジュード:ナヨナヨしはっきりしない・結局最後はご都合主義&理想だけでどうにかしちゃう点綴的なテイルズ主人公
アルヴィン:PTメンバーをこれでもか!!ってほどだまし続ける
上記二名はとてもじゃないですが好きになれません。
敵キャラの背景なども薄く、「なぜそのキャラがそういった道を歩むことになったのか??」「なぜそこまでしてその人のために命をかけるのか??」「なぜそこまでその人は信念を貫き通すのか?」などの描写が一切ない。
無理やり納得させられて、シナリオが進んでいきます。
気づいたら重要キャラ死んでるしwww
【システム】
リリアルオーブといわれる今作の成長システムですが、はっきり言っていらないですね。
めんどくさい上に限りなくみ難いです。
しかもレベル上げると結果どんな道を進んでも一緒ですし、いちいちこんなシステムを採用した意味がわからない。
レベル上がるたびにメニューを開かないといけないのでだるいだけでした。
自動オートで上げる機能もないですし。。。
【サブ要素&やり込み】
今作もっともユーザーから非難をあびている部分ですね。
いろんなテイルズファンサイト・2chなどで叩かれています。
なんといってもメインシナリオに関するもの意外すべて排除されています。
・闘技場の歴代テイルズキャラの出演なし
・隠しダンジョンの限りない手抜き(ダンジョンMAP自体はTOVのダンジョンと同じ仕様だがBOSS・要素が手抜きすぎる)
・主題歌のオーケストラVerなし
・キャラを掘り下げるイベントなし
・隠し技・隠し奥義なし(奥義はミラ・ジュードの合体技が一個だけあり)
・外見を変化させる服が3キャラ1個しかないwwwwwww(ほかはすべてDLC課金w)
・アニメーション・スキットなどクリア後に見れる要素なし
今思いつくだけでもこれだけあります。
すべて従来の作品ではあったものです。
ファンを裏切った糞内容に成り下がってしまっているのがわかると思います。
「どうせ一年後に完全版を出す為の手抜きだから完全版出るまでは買わないほうがいい」と各サイトで言われており、ここまで露骨で悪質だと認めざる得ない状態ですね。
これで「祝!15周年記念作品!!」なんて歌って過大広告してるわけですからユーザーも呆れますね。
【音楽】
え〜と・・・・
なんというか・・・・
ここまでひどいBGMをさらけ出したゲームはテイルズに限らず久々でした・・・
話になりませんでした。
「桜庭さんもう首にしていいよ??」ってレベルでしたね・・・。
結構自分は桜庭さんのBGMは好きな音楽も過去いっぱいあったのですが今作は一曲も耳に残りませんでした。
あまつさえBGMすらないMAP多数。
スタッフの手抜きなのか桜庭さんの手抜きなのかしりませんが、ここまでひどいBGMのRPGは久々というか初めてだったかもしれないですね。
主題歌のオーケストラVerなしにしろ今回BGMへの手抜きっぷりがあまりにも目立ちます。
テイルズスタッフはもっとBGMの偉大さを自覚するべきです。
演出もへたくそですし。
【DLC】
相変わらずのバンナム商法です。
ソフト代でお金を出しているのにDLCで更に搾り取ろうとしてるのが見え見え。
結果ソフト自体にもともと入っている衣装変化アバはほぼなくなりすべて課金でお金を必死に取ろうとしています。
この商法もユーザーの間でかなり叩かれているのでこんなことばかり続けているような会社でしたら遅かれ早かれつぶれるでしょうね。
ユーザーが「バンナムの作品は買わない」と作品ではなく会社を見始めたら既にこの会社は手遅れでつぶれるだけの道を歩むでしょう。
テイルズファンとしては残念な会社に成り下がったものです。
COMMENT
ミラ・ジュード編クリア済み。
攻略サイトなどに載っている要素すべてクリア済み。
いろいろ批判も書きましたが大のテイルズ好きです。
テイルズ過去作品ほぼすべてプレイ・レベルMAXまで上げています。
結果からいうと「どうしてこうなったテイルズ15周年作品(笑)」といった感じの作品。
超期待していただけあり幻滅もかなりのものでした。
確かに新規取得だけでみればわかりやすい内容ではあると思います。
全く隠し要素がありませんからwwwww
ただ目にめるものを消化していけばいいだけのゲームです。
過大広告をし、新規ユーザーにアピールすれば売り上げだけの数字は伸びるでしょうね。
しかし、今作ほどファンが荒れた作品はあるのかな??
ファンサイト・2chサイトではすでに「テイルズももう終わったな」「糞過ぎて話しにならねーwww」など散々叩かれており、ファンが一気に離れていっていますね。
あまつさえ最近のバンナムの「一年後完全版商法」により何とか残ってくれているファンですら「もう新作を発売日にはかわない」といっている人多数w
自分もその一人になってしまいそうですね、この調子だと。
よく言えば無難なテイルズ作品。
はっきり言って自分はこの作品はお勧めできないですね。
TOVやTOGのほうが明らかにユーザーを満足させてくれる要素盛りだくさんです。
比べるのすら話にならないレベルでした。
豪華な声優陣を起用しているのになんとももったいないゲームデザインでした。
テイルズスタジオスタッフ(っというか今作TOXを作ったチーム)は反省するべきです。
声優さんまで批判されています。(某サイトで)
過去のテイルズ作品は何かしら特化しているものがあり、悪いところがあってもそれを補えるほどの要素を備えていたものなのですが、今作は全くそれがありませんでした。
公式でユーザーからの意見を募集していますので言いたいことがある人は今のうちに言っておいたほうがいいと思います。
この会社言われるまで改めないオーラーがびんびんと感じます。
今回の駄作をもっと自覚させるべきです。
自分は普段めんどくさいのでださないのですが今回ばかりは出してきました・・・。
※※※※※※※※※
ここからは過去テイルズ作品をあまりしたことのない人の為の【個人的】お勧め作品紹介です。
今作をテイルズのすべてだと思わずほか作品のプレイをお勧めしたいです。
あくまで個人的な意見ですが。
【全体的なシナリオ重視】
TOD(リメイク版)>TOA>TOH
【BGM重視】
TOL>TOV>TOR
【戦闘重視】
TOG>TOV>TOD(リメイク版)
【印象に残るシーンなどがある作品】
TOR>TOD(リメイク版)>TOL
【過去作品だけどお勧め】
TOE>TOP>TOD2
【全体的なボリューム】
TOV(PS3)>TOG(PS3)>TOA
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-08-03
2に向けてとりあえずクリアしようと始めましたが、
意外にも大変面白かったです。
テイルズはF,D,D2をプレイしたことがあったのですが、
グラフィックの進化に驚きました。
そしてリンクシステムが非常に爽快で良いですね。
昔からのファンの方からすると、色々便利になりすぎて
やりごたえが無いように感じるのも事実だと思います。
しかし、こういったやりやすい仕様になったのは今の需要だと思います。
ストーリーが分かりにくいという評価も多く見られますが、
チャット内容までしっかり見ていれば分かると思います。
時折矛盾点や変な展開の部分があったのは事実ですが、
そこは行間を読むように理解したり、多少許容すれば問題ありませんでした。
ストーリーが秀逸だとは思いませんが、
私としては戦闘システムが大変面白かったので、
プレイを続けることが出来たと思います。
しばらくテイルズに触れていない方で、3D戦闘に不安がある方でも、
この作品であればオススメできます。
GOOD!
・ムービー(アニメーション)
ufotable製作のアニメーションですが、良いですね。よく動きます。
当然ながら作画崩壊なんてありません。
・音楽
戦闘を盛り上げるBGMも良いのがそろっている気がします。
特にミラ編のBGMは良かったです。
・ロード時間
ほとんどありません。イベント・戦闘共にサクサクです。
・戦闘
テイルズは戦闘が面白いと聞いていたのですが、予想以上でした。
共鳴術技を繋げていくのはかなり楽しかったです。
難易度が4段階(5段階)あるのも良いですね。途中で変更できるので
私みたいなヘタレでも詰むなんてことはありません。
・グラフィック
風景、キャラクター、エフェクト、どれも綺麗です。流石にFFみたいなのとは天地の開きがありますが、こちらはアニメ調ですし、あそこまでは必要ないでしょう。
キャラクターの表情等もよく作られています。手は抜かれていません。
・キャラクター
ミラ…人の気持ちがわからなかったり、勇気と無謀を履き違えたような場面が見られます(後に本人も自覚しますが)が、『使命に奔走する精霊の主』という設定通りの強いキャラクターだったと思います。ガンダラ要塞の一場面ですが、仲間が人質になった瞬間ナヨナヨになるなんてこともなく、見てて気持ち良かったキャラクターです。
真の年長者として、仲間を力強く引っ張ってくれました。
アルヴィン…ある意味で影の主人公。今作で一番葛藤があったキャラクターですね。散々裏切りを繰り返して必至の思いでエレンピオスに帰ろうとしていたのに、実際に帰った後の「なんでこんな終わった世界に戻りたかったんだろう」というセリフは心にくるものがありました。
ジュード・ミラ両編に加えてサブイベントを見ないと全容がわかりません。
ローエン…経験と知識をもって若輩を導く年長者というキャラなのかと思っていましたが、彼自身陰があり、過去の因縁から抜け出せていない、という良い意味で意外性があるキャラでした。
スキットでの妙なテンションも個人的にツボでした。
他にもガイアス、ナハティガル、ジランドは良いキャラだと思いました。
ティポはマスコットとしても、キャラも良かったですね。スキットでも開会のように笑いを提供してくれました。
BAD/REQUEST
・ストーリー
まず根本的な問題として、ジュード編・ミラ編に分ける必要があるのか謎でした。
別行動はほとんどしないし、敵味方に分かれるなんてこともないのでイベントが8割方共通しています。
周回プレイをする意義を与えたかったのかもしれませんが、それにしてもあまりに被りすぎです。
ストーリーも盛り上がりに欠けました。特にエレンピオスに来た後はワールドマップも新しくなって「ここから異世界編だ!」と思ったらアッという間にラスボス戦。内容が薄すぎて完全版出す気満々じゃないのかと疑ってしまうほどです。
所々説明不足でもあります。「何が、どうなって、こうなったか」がわからない場面が多々あります。
・キャラクター
ジュード…主人公の一人であるジュードですが、基本的にミラについていくだけで、『自分』が無かったように思います。やってることは正しくても、終始「ミラは正しい」「僕もそう思う」では流石に共感は出来ないと思います。
レイアも成長イベントみたいなものが無くて印象が薄いです。でも性格はとても良いのでキャラクターは気に行っています。
・音楽
戦闘曲は良いのですが、マップやイベント曲の印象がどうも薄いです。
それと、イベントシーンで無音の部分が多々あるのは一体どういうことなのでしょう?
・秘奥義
強いことは強いですが、共鳴術技のようにチェインの過程で繋げて出せないので使いづらく、影が薄い気がします。
また、基本的に1つしかないので何回も出すと見飽きますね。ジュードとミラに協力奥義があるので、キャラクターの組み合わせ毎に協力奥義があっても良かったと思います。
・やりこみ要素
昨今のRPGと比較してクリア後にできることが少ない気がします。特にエレンピオスはワールドマップがスカスカなので、クリア後に何かあるのかと思っていたらそんなことはなかったです。上でも書きましたが完全版フラグですかね?(笑)
・DLC
もう救いようがないレベルです。バンダイナムコの体質なのでテイルズに限った事ではありませんが。
高いし、一度買いだすと後が怖いので手は出してません。
COMMENT
テイルズシリーズは初プレイだったのですが、評判の通り戦闘はとても楽しかったです。
そして、ストーリーはそれほどでもない、というのも評判の通り。
RPGがやりたかったので衝動と話題性で買った今作ですが、総合的に見て「買って良かった」と思います。
少々ボリュームに欠けるところを除けば、それなりに満足は出来る作品だと思います。