【PS3】ICO レビュー
| 発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2011-09-22 |
| 価格 | 3980円（税込） |
| レーティング | 【Ｂ】12才以上対象 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon ／ (Limited Box) ／ ワンダと巨像 レビュー |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ ジャンル：アクション・アドベンチャー ■ プレイ人数：1人 ■ Limited Box：6,980円 |
- 総合ポイント
- 70
- (難易度)
- 1.82
- レビュー数
- 11
588人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 0pt | 3pt | 1pt | 2pt | 3pt | 2pt |
42pt
690人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 2pt |
44pt
GOOD!
■グラフィック
PS2版のゲームをプレイしていないので、比較は出来ないが、今回初めてこのゲームをプレイしてみて、特にグラフィックに不満を感じることはなかった。個人的には良い出来だと思うし、特に石造物、石造建造物へのこだわりは他のゲームとは一線を画してるものがあると言える。
BAD/REQUEST
■カメラ
元が2001年のゲームと言うのを加味したとしても、お世辞にも良い出来とは言えない。「ステージの上下左右の仕掛けや構造を、カメラで「先に」確認してゲームを進める」と言うゲーム設計になっている様に見受けられたが、それを優先しすぎた感がある。
カメラの挙動が場所によっては相当不安定になったり、通常時もカメラのスピードや慣性がおおざっぱで、ぐりんぐりんぐおんぐおんとした挙動を持つカメラを常に操っていかなければならない。ゲームの静的な雰囲気とは相反する、かなり「うるさいカメラ」であり、このカメラのせいで雰囲気自体を損なってる面があると言わざるを得ない。また、オプションでカメラの調整が一切出来ないのもマイナス要素。今回のHDリメイク化にあたり、少しでもカメラの補正や調整可能なオプションを付けて欲しかった。
■アクション
武器を振る、飛ぶ、走る（歩く）、方向転換するなど、アクションの基本動作全般に言えることだが、とにかく操作性と挙動が悪い。PS1初期の3Dアクションゲームではないかと疑いたくなるほど操作性と挙動が悪い為、慎重さとは別の気遣いが必要になってくる。
■リトライ
ゲーム中に、セーブポイントからセーブポイントまでの間がかなり長いパートがあるが、このパートをプレイ中に、誤って死んでしまった場合、やり直しの手間はかなりのものとなる。このゲームの大部分が謎解き要素で出来ている為、「謎解きのリトライ（しかも、全て答えは判明済み）」をすることになる訳だが、これは何をどうとってもただの作業としかならない為、セーブポイントが少ないパートにはせめてチェックポイントをもっと配置してもらいたかった。例えば、鎖からのジャンプ失敗の落下の一撃死だけが原因で、沢山の謎解きをやり直すことになった場合等、「また、全部やり直すの？」と言う疑問とともに、徒労感や疲労感を覚えることが多い。
COMMENT
このゲームが発売された当時、若干気にはなっていたものの、キャラクターの動機や社会性が希薄な、箱庭的な物語構造や雰囲気に幾分か馴染めない面があった為、プレイすることはしませんでしたが、2011年の今になって当時を総括したり振り返ろうと思い立ったのと、当時の雰囲気を色濃く反映した作品を今改めて消化することで、どの様な認識を得られるのか知りたくて、プレイすることにしてみました。結論として一言で言えば「やはり」と言う感じでしたが、、。
当時は、他のジャンルの似たような世界観、雰囲気、物語構造を持つサブカルチャー作品やアンダーグラウンドカルチャー作品と連動し、その日常感の中で評価されていたゲームだとも思いますが、当時のノリや雰囲気、日常感が廃れた今、このゲームのコンセプトや世界観は、既に古びている部分がそれなりにあり、今では、日常的なリアリティや説得力、希求力に欠ける部分が多くあると思います。
その点から申し上げますと、今の時代に、当時と同様の評価を世間から得ることはかなり難しいと思います。個性的なゲームであることには今でも違いはないでしょうが、同時に時代がかったコンセプト、世界観のゲームである点も疑いようがありませんので、今現在となっては、「雰囲気系が好きな人向け」と言う、ニッチ層向けのアピールポイントしかないゲームと言えてしまうかも知れません。
ワンダHDも一緒にプレイしてみましたが、似た様な感想を私は覚えました。同開発陣が、次の作品のトリコでその辺をどう解消してくるのか、果たしてうまく解消することが出来るのか、注視してみたいと思いますが、作家性の威や「時代はどうあれ、これはこういう類のこういう雰囲気系なんだから」と言う様な反芻、形式主義に甘んじていていないことを願うばかりです。
565人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt |
48pt
GOOD!
PS2時代のゲームだからとしても、良くも悪くも（個人的には良い事ですが）エンディングまでが短い。
トロフィーに「2時間以内にクリア」があるぐらいなので、しっかりプレイすれば2周目エンドまで10時間もかからないと思う。（のんびりプレイの自分ですら10時間切ってるので）
この短さは人によってはBADになりうるが、個人的にグダグダだらだら数十時間やらされるよりはしっかり短時間で楽しませてくれる方が嬉しいので時間の短さもGOOD欄に書いてます。
グラフィックはPS2時代は正直一瞬だけ遊んですぐに見限ってしまったのでどこまで向上してるか分からないが、個人的にはこれぐらいのグラフィックなら十分。
下手にグラフィックにばかりこだわって中身スカスカになるぐらいならこのぐらいの綺麗さで内容に手をつけてもらったほうがありがたい。
BAD/REQUEST
アクションアドベンチャーなのに、アクション部分とカメラ部分が恐ろしく出来が悪い。
間違いなく開発陣のみでテストプレイして一般レベルの人に試させてないのがまるわかり。
まず移動に関して。
ジャンプ△、降りるのにＸ。Ｘボタンだけでよくない？
さらにスティックは律儀に倒した方向に動いてくれるので、カメラがグリングリン動く所で一方向に倒すと主人公はいきなりあさっての方向に走りだす…
しかもこのアクション重視なポイントにおいてこれまた変なポイントでカメラ固定したり、固定して欲しい部分でわざとなのかグリングリン動き出すことも。（ちなみにそんな状態でジャンプして転落死も多々あるのでたちが悪い）
この手の不満はなかったのか？と思い、過去のレビューを見ても結構「操作性が…カメラワークが…」の声がある。
なぜ直さない…（こういう点を見ても手抜き感を感じる）
敵の挙動がこれまたウザい。
主人公の攻撃は中盤まで貧素な棒切れで少年という事もあってかとにかくオーバーアクション。
一撃一撃に隙が大きく、また敵は攻撃が当たらないギリギリの位置までにしか来ず、飛び立って移動し降り立った位置に待ち伏せ攻撃しないとなかなか当たらないのでムカムカしてくる。また乱戦時は一匹相手にしてる間に後ろに回り込まれて攻撃され、ふっ飛ばされて起き上がるまでに連れ去られ…を何度となく経験。
連れ去られたら連れ去られたでまたまたご乱心なカメラマンがあさっての方向に（女の子メインになって主人公そっちのけ）向くのでここでもイライラ…
PS2時代では出来なかったかもしれない。
けどPS3に移植する際に、カメラは主人公メインで連れ去られた方向にワイプのようなミニカメラが常に女の子についてるように作り替えることもできたでしょうに…
COMMENT
シナリオ部分にかんしては最近のゲームだとLIMBOと同じで、合ってないようなもの。後々の個人のブログなどの考察で「なるほどねぇ…」と思うが、そういう基本的な部分は最低限語っとくべきじゃないの？とは思う。
いくら説明過多なゲームが多いからといって最低限の説明すら省いて「プレイヤーの想像に任せよう！」ではちょっとお粗末かも…
ただ、この部分がそこそこ評価を受けてるようなのでBAD欄ではなく、ここかなぁ？と。
なのであくまでアクションアドベンチャーとしてのアクションの出来の悪さのみに悪評をつけてます。
ただ雰囲気も良く、すでにレビューにもあるとおり謎解き部分がゲスくて邪魔臭い…というようなものが殆ど無く（ただ説明不十分な所があったり、それぐらいの段差ちょっと箱の押し方変えたら動かせるんじゃないの？というゲーム特有の開発陣のご都合主義はありますが）隠し要素以外は攻略サイトに頼ることもなく、すんなりクリアできた。
でもやっぱりファン向けなのは間違い無いと思う。
HDリメイクはいいけど過去の不満点がなに一つ解消されてないのは残念な気がします。
598人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 3pt | 2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
60pt
GOOD!
簡単に説明すると言葉の通じない二人が城から脱出するゲーム
城はいたるところがパズルのようになっていて、それを解かなくては次に進めない
主人公は運動が得意な少年で、ヒロインは運動が苦手な少女
少年が少女を助けながら進んでいく。△ボタンでジャンプ、□ボタンで攻撃など、ありきたりな動作の中で異彩を放っているのがR1ボタン
これを押すと少女と離れていれば少女を呼ぶ、近くにいれば手を繋ぐなど少女と離れないようなアクションをする
敵は基本的に少女を狙い、少女が敵の手に落ちるとゲームオーバーなのでR1ボタンを押す指に力が入ってしまう
セーブをする際もまず主人公が石の椅子に座り、その後少女が隣に座らないといけないというこだわりよう
ゲームが面白いというより発想が面白い
雰囲気的にグロい表現がありそうだったが、血を見なくてはならないシーンはほとんどなかったので助かった
インストールなしでロード時間も短いので、ロード面でのストレスは感じなかった
このゲームにおける言語は字幕なしでは意味がわからないが、ふんわりとした言葉で良い雰囲気を出している。まれに日本語に聞こえる箇所もあって面白かった
プレイ時間が短く、2周目にちょっとしたおまけがあるのも良かった
BAD/REQUEST
BGMがほぼない
その分SEに力を入れたらしいが、特に臨場感を感じない
よって終始淡白な印象を持ちながらのプレイだった
SONYのヘッドホンMDR-DS7100での感想
プレイヤーが悩まないようちまちま視点が切り替わるのだが、これのせいで予期せぬ方向にジャンプしてしまってやり直しというケースが少なくなかった
またR1ボタンで少女を呼ぶ際、押しっぱなしにすると少女の位置にカメラが移動するのでこれまた主人公が予期せぬ方向に進んでしまうケースが頻発した
自動カメラについては非常に不満を感じた
主人公はかなりタフなので、多少の高さから飛び降りてもしりもちをつく程度で済む
でも結構な高さから飛び降りたらゲームオーバーとなってしまう
セーフ、アウトの基準が把握しにくいうえ、セーフなら無傷、アウトならゲームオーバーという仕様に違和感がある
少女と一緒に脱出したいという気持ちになれない
少女は城の仕掛けを解く不思議な力を持っているので少女抜きで脱出するのは基本的に不可能なのだが、今なら一人で脱出できるのではというシーンがある
主人公が散々苦労しているときにわざとではないにせよ進路を妨害したり、小鳥と遊んだりしている奴を助けに行く理由はないように感じる
手を繋ぐというアイディアは素晴らしいし楽しいが、もう少し主人公に感情移入できる要素が欲しい
COMMENT
PS2版未プレイ
評判の良いソフトなので、いつかはプレイしてみたいと思っていたところリマスターが発売されたため購入した
期待に応えてはくれなかったが、つまらないとも思わなかった
良くも悪くもとんがったゲームという印象を受けた
快適さについては短めのロード時間とストレスの溜まるカメラワークを相殺し3とした
液晶32型HDMI接続
プラチナトロフィー取得済
Amazonレビュー
レビュー日： 2016-08-21
（ＰＳ２版プレイ済みです。）
最初のオープニングムービーでも違いがはっきり分かる位、映像がとってもクリアになりました！
ＰＳ２版の淡いぼんやりした感じも好きですが、映像がよりくっきり・はっきりしたことで、お城の仕掛け探しもより楽しくなった気がします。
登場人物のお顔立ちもはっきり見えるようになったので、カメラを寄せてアップでじっくり見たくなります。
ヨルダちゃん美人ですね！
「ＩＣＯ」はカメラワークも独特で、ゲームをプレイしているというより、１本の映画を見ているような心地になります。
普通だったら主人公が画面の中心にいて、そこを軸にカメラを動かしていく展開になりますが、これは景色が１番綺麗に見えるアングルでカメラが固定（または動いて）いくので、他のゲームにはない面白さを味わえます。
そのせいで敵との戦闘がちょっとやりにくいと感じる場面もありますが、うまく対処できれば何とかなります（笑）
シナリオもＢＧＭも必要最小限しかないにも関わらず、すごく良くまとまっている作品なので、まだプレイしたことが無い人にも是非オススメしたいです。
最後に気になった点を１つだけ。
ＰＳ３にはトロフィー機能が付いていますが、その内容が若干ネタバレになっているので、「隠しトロフィー」として内容がわからないようにすればなお良かったかと思います。
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GOOD!
オリジナリティ
HP、スタミナ、アイテムなど無く、
謎の少女ヨルダを導きながら古城を脱出するという内容。
R1を押し続ける事によってヨルダの手をつないでいくという今まで体験したことない感覚。
サウンド
これといったBGMはそれほどないが、
古城の雰囲気にあった音が良い。
快適性
インストール無しでも快適
セーブポイントが多い。
BAD/REQUEST
内容がシンプルなのかあまり面白味が感じない。
グラフィックス
PS2のリメイクとあり、画質は向上したようだが今回が初プレイの人間としては
平凡に思える。
何より酷く感じるのが、カメラワークが悪く、30分程度で酔う。
カメラは自分でも操作出来るが、それも独特な動きであり酔いを加速させる。
熱中度
上記の3D酔いのせいで熱中するまでいかない。
COMMENT
独特の作品であるが、私のように3D酔いする人間には不向きだと思う。
長くプレイ出来ず、3D酔いしてしまうと一気に疲労感が出てしまう。