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【PS3】DARK SOULS(ダークソウル) レビュー

発売元 フロム・ソフトウェアオフィシャルサイト
発売日 2011-09-22
価格 7800円(税込)
レーティング 【D】17才以上対象 暴力 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon(ARTORIAS OF THE ABYSS EDITION)改訂版の設置基準について
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:アクションRPG
■ プレイ人数:1人(オンライン時:最大4人)

【DARK SOULS with ARTORIAS OF THE ABYSS EDITION】
■ 発売日:2012/10/25
■ 価格:4,800円
通常版にDLC(1200円)を同梱した廉価版です。

総合ポイント
69
(難易度)
3.85
レビュー数
168
スコアチャート DARK SOULS(ダークソウル)レビューチャート

DARK SOULS(ダークソウル) 購入する
0.6%
0-9
1.2%
10-19
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20-29
11.9%
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12.5%
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11.3%
60-69
23.2%
70-79
22.6%
80-89
3%
90-100
【60点以上】
60.1%
【標準偏差】
19.42


デフォルト:新着順

545人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
0pt 5pt 4pt 2pt 1pt 0pt 4pt
総合点
31pt

GOOD!

・グラフィックス
非常に素晴らしい。
ムービーを多用すると言ったゲームのテンポを損なう方法ではなく、通常のゲーム画面が素晴らしい。
特に、地底湖のような場所はまるでそこにいるような臨場感と、幻想的な雰囲気を出している。
世界観を引き立てる手法としての意味でも十二分に仕事をしており、非のつけどころがない。

・サウンド
これもやはり素晴らしい。
普段は無音だが、BGMを挟むタイミングや世界観とのマッチという意味でも十分。

BAD/REQUEST

・オリジナリティ
基本的には前身であるデモンズソウルを踏襲した上で、いくつかの追加要素がみられる。
ではなぜ0点かと言うと、追加された要素のほとんどが裏目に出ているとしか言いようがないからである。
まずは武器強化システム。前作の叩き潰すや鋭利等がなくなり、壊れやすく修理できない結晶、強化しやすいが非常に弱くなる粗製、特定条件下で強化されるが強化されても強さを実感できない混沌、筋力や技量に影響せず大ダメージを出せるために育成の多様性を損なっている属性武器、どれもセンスの悪さしか感じない。
次に誓約。特定のnpcと誓約をかわすことでオンライン時におけるロールプレイに変化を与えてくれるというもの。だが現在マッチングが非常に制限されており、pvp要素もバランスの悪さとバグ技の横行によって機能しているとは言い難い。結果として、フラストレーションのたまる要素でしかない。
最後にシームレス。マップ間移動においてロード時間を無くしたというものだが、おそらくそのせいでフリーズや処理落ちといった快適さを損なう結果になっており、逆効果である。場所と場所のつながりを意識させるという意味でも、そもそも舞台が箱庭の中のため、あまり用をなしているように思えない。

・熱中度、満足感
グラフィックの美麗さや、その世界を自身で動き回れるといった感覚から熱中してプレイすることはできる。
しかし、ゲーム中の説明文通りに効果が発揮されていない魔法、鎧でも何でもなく説明文には防御力が低いと書かれている防具の防御力が異常に高かったり、ゲーム開始直後に出会う雑魚敵が落とすなんでもない盾が異様に高性能でそれ以降に特別な方法で盾を入手しても全く高揚感が無かったり、そういったゲームバランスの調整のお粗末さが目につきだすと、途端に熱が醒めていく。

・快適さ
改善されたとはいえいまだにフリーズすることがある、処理落ちの頻度が普通ではない、バグは普通にプレイしている場合にも遭遇するほどに数多く存在しているなど、全くほめられたものではない。
また、操作性が意図して悪くされている等、難易度を上げようとするあまりプレイヤーのミスを誘発するような仕様が数多くみられる。難しさをはきちがえている感があり、アクションとしては操作性の悪さは致命的である。
加えて、中盤以降追加されるワープ機能は、ワープしたい場所のほとんどにワープできない、同じマップの中にワープ先が三つも設定されている、全く意味のないワープ先が存在する、等もはやあえてプレイヤーのニーズに逆行しているのかと勘繰りたくなるほどの不便振りである。

COMMENT

前作プレイ済みです。
はじめは熱中してプレイできるが、熱中してプレイすればするほど粗が目立つという印象。

特記するに、物語、世界観や人物背景に関しての説明があまりにも少なすぎるという印象を受けた。
基本的に前作からプレイヤーの想像を促すような多くを語らないストーリーが持ち味であったが、今作のそれは想像を掻き立てると言うより妄想で補うしかないレベルでただの説明不足であると感じた。
世界観にとどまらず、各種システムに関しての説明不足も多く、アイテムに書かれている説明に至ってはフレーバーテキストなのか実際のアイテムの効果を示すものなのか不明なものまで存在する。

プレイ時間:100時間以上(クリア済)
なすびさん  [2011-10-15 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

441人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 4pt 1pt 0pt 1pt 2pt
総合点
31pt

GOOD!

【名作の後継作】
攻撃方法が基本的にデモンズソウルのシステムを流用しており、
盾で攻撃を受けて反撃、回り込んで後ろから必殺の一撃など
アクション性の高い爽快なシステムです。
ただし、バグや処理落ちも多く、ロックオンの切り替えが出来ないなど
多くの部分で劣化しています。

【類似作品がない】
オープンワールド系で似たような操作の作品もありますが、
現在のところRPGとアクションがこのレベルで融合しているゲームはありません。

BAD/REQUEST

【驚きと発見と教訓がない】
前作では、キャラクターよりもプレイヤーの成長に重点をおいたステージでした。
敵の攻撃はしっかりガードする。不利な足場に無理に突っ込まない。
敵が大量にいる場合には、まず盾を持ってない敵を探して先に遠距離攻撃で倒す。
強行突破が困難な場所でも裏道を使って奇襲をかけたり、
注意力と観察力とひらめきと自キャラの能力をフルに使って遊ぶことが出来ました。
ダークソウルは基本的に狭い足場にスーパーアーマーの敵を大量に配置しただけなので
常に真正面から1匹ずつオーク同士の殴り合いのような戦闘を繰り返すか、
敵のよこをすり抜けて全スルーするかのどちらかです。
頭を使ったり刺激になる要素がありません。ボスもゴリ押し推奨の敵ばかりです。

【試す、考える、鍛えると言う育成が出来ない】
デモンズソウルでは装備の条件が軽く、成長率が高めでした。
騎士や弓兵でも弱めの魔法なら使える、と言った感じです。
自分でまず試してみて、「これは良い」と思ったら
「ちゃんと鍛えればどのくらいの威力になるのだろう」と想像しながら
その条件にあったスキルを伸ばし、成長を実感する事が出来ました。
それに対してダークソウルでは装備条件が異常に高く、成長(特に序盤)が低いです。
なので、まず試用も何もできない状態で延々とマラソンを強いられ、
いざ能力値を伸ばしてみると、能力値に関係なく装備出来る汎用武器の方が強かったりして
とてもガッカリします。

【意味がない】
ストーリーや設定が完全に作りかけなうえに、
時間がなかったのか明らかに前作のシステムを中途半端に流用しています。
ネタバレになってしまうので詳細は伏せておきますが、
今回は、プレイヤーの目的意識に同意して
世界観に深くのめりこんだと言う意見を全く見かけません。

COMMENT

「頑張って良かった!」と言う感情を持って満足度とするのなら
これほど満足度と言うものを微塵も感じさせない作品を他に知りません。
難しいけれど名作だったデモンズソウルの後継作品と言う土台のうえに、
「難しくはないけどめんどくさい」作業のオンパレードでした。
それでも「でもデモンズの続編なんだから何か面白い要素があるはず!」
とプレイヤーに幾多の苦行を乗り越えされるものの、
何の教訓も得られない作業を延々と繰り返し、上手くなったと言う上達感も得られず、
結局最後まで何もないというまさに頑張った甲斐全く無し。
満足度0%の作品です。

プレイ時間:100時間以上(クリア済)
トーマスさん  [2011-10-20 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

525人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
2pt 3pt 3pt 1pt 2pt 0pt 4pt
総合点
31pt

GOOD!

前作は、プレイ時間700時間は越えていたと思います。オンライン1500回以上、総計で10周以上しました。

今作は、1週目を戦士でクリア。2週目に入ったところ。このままやめてしまうか、我慢して魔法使いも作ろうかと思案中

● 気合を感じさせるオープニングムービー またダークファンタジーがはじまるというワクワク感
● 前作よりも難易度が増し、前作経験者も驚く高難易度設定
● ザコ敵も相当賢くなっており、攻撃のタイミングがわかりにくかったり、バリィや致命の一撃をくらわせてくる。バリィされたときは笑った。
● 前作よりも装備品が見た目にグレードアップしている感じで、質感も個人的には気に入っている。武器の見た目も前作より凝っているように思える。能力値が足りない時の武器のモーションは笑えた。
● 個人的に戦士が好きなので、モーションモッサリ感はここで書かれているほど気にならなかった。むしろ、重装備が不利な前作は気に入らなかったので、高評価。
● MAPが相当広く、冒険している感じは1週目ではかなり感じました。

BAD/REQUEST

今作は、単体で見れば、そこそこよく出来た作品なのだろうと思います。面白くなかったわけではないです。ゲーム単体としての評価は70点くらいだと思います。

ただ、デモンズソウルを引き継いだ作品としては、難点多しです。
みなさんの評価が辛口なのも、前作を超えてくると期待されていたところがことごとく裏切られた、そんな評価だと思います。

HP上で「駄ー糞売る」と書かれてしまっていましたが、ある意味納得です。

レビューを一通り読ませていただいて、皆さんの書かれている事いちいち納得です。個人的に気になった点をいくつか書きます。

● ストーリーの薄っぺらさ
前作のストーリーの簡潔さは、プレーヤーの想像力を膨らます上で重要な要素だったので、今作も納得は出来るのですが、あまりにストーリーの説明がなさすぎて、個人的に何を目的にデーモンを倒しているのかいまいち分からない感じでした。

個人的に、作品にのめりこみたいタイプなので、もう少し冒険の目的をはっきりとほしかった。

前作は、デーモンを倒さないと世界の繋がりが保たれないから、倒してくれ、みたいな簡潔なストーリーがあったのですが、今作ではいまいちしっくり理解できることがなかった。

納得できる冒険の目的もいまいちはっきりしないまま、最後まで行きます。これで広大なマップをうろうろするので、次第に何をしているのだろう?という状態に何度か陥りました。

もう少しストーリーに関連したイベント的なムービーをゲームの進行の上でいくつかつけてほしかった。盛り上がりにかなり欠けました。

● 基本システムの説明不足
今作は、前作に比べてマップやシステムが少しややこしくなっていたのですが、それに対する説明が足りなさすぎたと思います。

たとえば、死の瞳というアイテムが手に入るのですが、これを何に使うのかが分からない。説明を読んでも、ピンとこない。

また、誓約というシステムはゲーム中説明を見つけられませんでしたし、基本システムがゲームの中で分からない意味不明仕様

せめて新しいシステムや行けるマップがでてきたら、その関連項目をNPCにその都度質問項目が増えて、質問でき、その都度ゲームの中で情報を集めて知識を深めていけるようにしてほしかった。そうしたら、もう少しMAP移動にも楽しみが出来たと思います。篝火システムも微妙なため、快適性0

結局、何をしたらいいのか分からなくなることが多く、結果攻略本に頼らざるを得ない状況が発生し、ゲームにのめりこみにくくなり、ゲームが作業化することになりました。

● 大味なシステム
 ★ ソウル稼ぎ
 他のレビューでも話題になっていますが、きちんと敵を倒して進んでいる時にわずかなソウルしか入らないのに、特定の場所では、バグ技に近いような形で、莫大なソウルが稼げてしまいます。
 結果、他でせっせとソウルを集めることが馬鹿らしくなり、ソウル稼ぎが作業化します。
 と同時に、ゲーム自体が作業化してしまいます。

 前作品でも、ソウルを貯める箇所は何箇所かありました。序盤で嵐の骸骨、中盤で空飛ぶエイ、最後はオンライン強力プレイでボス戦・・・と
 ただ、今回の作品は、あまりに一方で理不尽にわずかなソウルなのに、とたんに莫大なソウルを短時間に貯められるため、逆にそれが作業感としてどっと押し寄せてきます。
 コツコツとソウルを貯めて、アイテムや武器強化、レベル上げしていくのは意外と楽しかったのですが、今作品では興ざめてしまいました。
 ゲームバランスが悪すぎる

 ★ 人間性稼ぎ
 また、本作のテーマである人間性は入手がなかなか難しいアイテムの一つですが、効果的に手に入れるためには、後半にいくつか敵キャラが落とすので、そこで稼ぐのですが、これもまたむなしい作業になります。もう少し満遍なく敵から少しずつ手に入るようにしたほうが、各マップを楽しめたかも?作業感が出すぎました。
 
 ★ 呪術という最終兵器
 さらに、呪術という火の魔法みたいなものがあるのですが、これがソウルで強化できてしまいます。
各地でアイテムを集めて強化する武器よりも手軽な上、威力が半端ないです。
 これが、非常にバランスブレーカーになってしまいます。なにこれ?
 私は純粋騎士で楽しみたかったのですが、魔法ではないからと呪術も手に入れたのですが、結局これだけでクリアできてしまいます。
 剣を鍛えたりする作業が馬鹿らしくなり、めんどくさくなったらソウルで呪術のレベルを上げ、発火で敵を燃やし続ければ、比較的楽にクリアできるようになってしまいます。
 ゲーム自体が作業と化してしまった瞬間でした。

COMMENT

単体ゲームとして考えれば、それほど悪いゲームではないと思います。しっかりとしたダークファンタジーですし、アクションもシンプルながら奥が深い良いシステムです。

しかし、デモンズソウルの精神的続編かといわれると、承継すべき重要なシステムが開発者側の事情で端折られてしまった事で、全てが台無しになっているといわざるを得ません。

その最大の改悪点が、コストの関係で削減されたといわれるサーバーを利用しないオンラインだと思います。

よくよく考えてみると、いくら敵が強くなっているとしても、2人召還できれば何とかなるのです。おそらく、開発者側の人も、それを見越して作成していたはずです。

しかし、オンラインが実質的に過疎状態で、たまにしか召還できない・召還されない現在のシステムでは、苦行以外の何者でもありません。

やっぱり、あのオンラインシステムがあったからこそ前作は10週やっていても飽きなかった。10週しているのに、オンラインで助けてもらった人がまだ知らない面白い攻略法を実践してくれたり、3人で戦っているのに、1人の黒ファントムに全滅させられた時は、あっぱれと思いました。

やっぱりオンラインが最高でしたよ。

城3の面で見た、溢れんばかりのソウルサインの数々には思わず「うぉッ」ってなりました。ステージに入るとすぐ、10個くらい見えていたんじゃないですかね。壮観でしたね。あれは。

みんなが嫌がる腐れ谷2面でも、腐らず青ファントムとして活躍し、感謝されてフレンドになった人もいたしなぁ・・・。そのフレンドと真っ黒傾向で、1日クリアやったこともあった。

あの日々は味わえないのか・・・。フロムさん頼みますよ。

   
プレイ時間:100時間以上(クリア済)
デモンズ最高さん  [2011-10-30 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

516人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 4pt 3pt 1pt 1pt 1pt 5pt
総合点
33pt

GOOD!

前作デモンズソウル経験済 前作は相当ハマりました。

□マップグラフィックス
 前作のマップよりも多少明るい雰囲気になった。それでいて退廃的な雰囲気はしっかり継承。
 マップの『見た目、雰囲気』はデモンズよりも自分は良かったと感じます。

□エネミーデザイン
 ザコ敵もボスも、様々なタイプがおり『見た目』では楽しませてくれる。

□NPC召喚で手軽に得られる共闘感
 デモンズもNPCと共闘できるシーンがありはしたがチャンスは少なく、しかも弱い
 今回ボス戦で共闘できるNPCはかなり頼りになる。

□ボリュームアップ
 プレイし尽くしたのもあるが、デモンズはボリューム不足に感じられたので単純に嬉しい
 これで熱中できれば良かったのだが…

BAD/REQUEST

■基礎的なゲームデザインがユーザーにストレスを与える仕様
 Goodにてマップの見た目は良いと書きましたが、ゲームとしては駄目。

 見た目に反して通行できる幅がかなり狭く、機動力を駆使する戦法がとれない。
 敵の数が多く、プレイヤーを視認すると遠距離タイプならその場で延々と攻撃される。
 近距離タイプならしつこく距離を詰めてくる。
 結果としてプレイヤーの取る戦法は、遠距離攻撃の当たらない範囲まで誘導する『釣り戦法』
 釣り戦法で狭い場所でガードを固めて敵を各個撃破。機動力は役に立たず装備の幅も狭まる。
 
 難易度が上がるのは良いと思うし、前作経験者なのでそれを期待してもいた。
 しかしそれはプレイヤーの選択肢を奪うというやり方を期待していたのではない。

 前作デモンズソウルは敵の配置も計算されていたし、罠の配置もしっかり計算されていた
 敵に殺され、罠にかかって死んでも「ここでそうくるか!」という感心させられる設計だった

 しかし今回の難易度は、数の暴力、ステータス異常での嬲り殺し、圧倒的攻撃力での屠殺…
 難しいのではなく『理不尽』これに尽きる。
 実際中盤以降はそれ程難易度は感じなかった。後半には拠点ワープもできるようになる。
 しかし、ユーザーにストレスを感じさせる仕様は変わらなかった。


■人間性と対人戦
 ボス戦でNPCを召喚したり、他プレイヤーに加勢を求める『火力増強』以外メリットがない

 人間でいると他プレイヤーに侵入される。しかもバグやバランスブレイカーの装備満載
 ステルス化してロックオンできなくさせたり、強制的に重量過多にして身動きとれなくさせ
 あげくの果てに擬似無敵化まである始末。ハッキリ言ってまともな対人戦は現状無理。
 このまま行けば、待っているのは公式チートVS公式チートの地獄絵図。
 好きな装備もできない対人戦なんて…
 
 しかし、人間に戻らないと見た目はミイラです。
 いくら頑張って長い時間かけてキャラメイクしても、結局ミイラになります。
 スタッフは、この仕様でプレイヤーを喜ばせることができると思ったのでしょうか?

■呪い
 呪いというステータス異常があります。これは、最大HPが半分になるステータス異常です
 重ねてかけられることもあり、1/2の状態で再度呪われると1/4に。
 そしてその状態で再度かけられると1/8に。
 何よりまずいのが、死んでもステータス異常が解除されないこと。
 しかも呪い解除手段が少なく、呪いをかけられる場所から解除できる場所までは大抵遠いこと
 何を考えてこんなステータス異常をつけたのか意味がわかりません。
 実際これでプレイを投げかけました。 


■快適さ
 モーションは前作よりモッサリ。最も機動力を発揮できる条件は、所持限界重量の1/4以下。
 これはもう少し緩和して欲しかった。せめて1/3であればまだ装備選択の幅も広がろう。

 倉庫画面や、アイテム購入画面の見づらさ。
 総じて前作でできていたことが何故かできていない。

■マッチング
 サーバーが脆弱なのだろうか?メッセージもすぐ消える仕様だったり、血痕も見かけることも 前作より明らかに少ない。
 マッチングも環境も劣悪で、知人友人とプレイするのにサインを何十回も出し続けることに。


■熱中度
 前作は負け続けたボスをやっと倒した時、強い達成感がありました。
 今作で感じたのは、やっとこのエリアをプレイせずに済むという強い安堵感でした。
 プレイしたいという意欲や中毒性は、前作デモンズに遙か及ばないです。

COMMENT

 ■感想
 上記に書き連ねた、理不尽な仕様だらけも相まってプレイするのが苦痛でした。
 クリアはしましたが周回を重ねたり別キャラ作って再度プレイしたいとは思えませんでした。

 マッチングやバランス調整のパッチも今後配信されるでしょう。
 しかし、パッチではどうにもならない、ゲームを構成する骨子に面白さが欠けている。
 ずっと期待していました。だから本当に残念でなりません。

 作り手が前作でのユーザーの声を勘違いして受け止めてしまった典型です。
 前作デモンズソウルは『難しいから評判がよかった』のではありません。
 『難しさも、評判が良かった数ある要素の一つ』でしかなかったのに…。

 前作デモンズも完璧なゲームではありません。むしろ粗も目立ちます。 
 しかしそれを超える達成感、面白さがありました。今作ダークソウルにはそれがありません。 もし次回作があるのなら、スタッフは初心に帰って制作してほしい。

 願わくばそれが「ダークソウル2」でなく「デモンズソウル2」であってほしいと思います。

   
プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
クロさん  [2011-10-10 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: みつひろ
レビュー日: 2017-05-26
フロムソフトウェアのゲームは始めてプレイしましたがとてもやり応えがあります。
1度チャレンジして駄目でもトライ&エラーでクリア出来た時の達成感が凄いです。

オフラインでもスリルある冒険が楽しめますし、オンラインでは他のプレイヤーとの協力プレイや対戦などが楽しめます。
個人的には凄くハマった作品でお勧めです。

【PS3】DARK SOULS(ダークソウル)
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