【PS3】ACE COMBAT ASSAULT HORIZON(エースコンバット アサルト・ホライゾン) レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2011-10-13 |
価格 | 8380円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:超音速・大破壊シューティング ■ プレイ人数:1人 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 4pt |
64pt
GOOD!
・シナリオが現実世界を対象にしていてアニメのようなベタな演出がない(好みにもよりますが)
・プレイヤーになるキャラクターが複数人いて、そのキャラクターの視点に入る込む形でゲームがスタートする点が新しく、良いと思った。
・敵や建物が破壊されるシーンが作りこんであり、今までのフライトシューティングでは見たくても見れなかった自分が落とした敵が残骸になるシーンがじっくり見れる。
・DFMの良い点。半分くらいは操縦もオートになるので、地面スレスレや建物の隙間をすり抜けるといったスリリングなドッグファイトが楽しめる。
・一部のデモで主人公視点でRスティックで視点が変えられる点。特にタキシングのシーンなどが臨場感があって良い。
・頻繁に入るミッションアップデートによって、同時に作戦をこなしている他の部隊との連携が感じられる
BAD/REQUEST
・爆撃機を護衛している敵エースが巡航ミサイルを搭載していたり、いきなり制空圏を奪われたり戦術的な矛盾が度を越えていてちょっとなえる…
・多くの方がモノを申しているDFMについて、僕の意見。
まず、この演出は今作の一番のポイントである、超高速のおいかけっこをしながら敵をバラバラに粉砕するシーンを見せるためのものだと言える。
その点を考えると確かにその通り。
だけど、大量破壊の爽快感を楽しむはずのこのシステムが、「このシステムだけ」のゲームにしてしまっている。
エースコンバットシリーズは現代機ものの飛行機ゲームでありながら、現実離れはしているもののケツのとりあいのドッグファイトが楽しめるのが一番のウリだと感じてたのだが、今作はその良さがDFMによって半減してしまっている。
もともとこんな第五世代戦闘機が機銃の格闘戦をするわけがなく、今までの作品のように赤外線ミサイルの射程くらいでのドッグファイトをやはり基本にして欲しかった。
もちろん敵を粉砕するという演出を際立たせることにこだわった結果なのだろうが、それでも他の見せ方があったのでは?
・ヘリやブラックホークのガンナーはあんまり爽快感はなく、イライラしたのは僕だけだろうか??
・爆撃機も、結局はターゲットをレティクル内に入れてボタンが押されたかどうかだけが見られて、うまくいけばそのまま破壊シーンに移行してしまうという、ちょっとなんだかなぁな作り
・得点や撃墜数といったプレイの目安がないのはいかがなものかと
COMMENT
1,3,4,5,ゼロ、X2をプレイ済み。
今作はオフのみイージーで2周しました。
正直イージーより難易度を高くしてクリアできる気がしません。。
なんだかんだ言っても意欲作だとは思いましたし、きっと次につなげてくれると信じています。
できれば次回作はやはりオフの作りこみを重視して欲しいです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 3pt | 2pt | 3pt | 4pt | 3pt |
64pt
GOOD!
エースコンバットシリーズは今回が初プレイです。まずグラフィックが綺麗で戦闘機などが実写に見えるほどです。次に、DFMはおもしろいと思いました。敵機をしつこく追いかけて仕留めた後は達成感があります。また、ヘリコプターやドアガンナーのミッションは個人的に気に入りました。
BAD/REQUEST
AC−130のミッションは別になくてもよかったです。また、クリア後の熱中度ですが、1回クリアすれば十分です。あと、個人的にウォーウルフ隊の残りのメンバーをちゃんと出してほしかったです。
COMMENT
この作品はまあまあおもしろかったです。機体のカラーリングもできるし、戦闘機が好きな人は割と楽しめると思います。ですがどうしても敵を撃ち落とすだけになってしまうので人を選ぶゲームだと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt |
63pt
GOOD!
・オンライン対戦が面白い
対地攻撃がメインの首都攻防戦とドミネーション
空対空のデスマッチ
協力プレイのミッションCO-OPと一通り揃っています。
これがなければ一回クリアして終わりでした。
・ヘリ、ガンシップ、爆撃機、ドアガンナーが追加
戦闘機以外の兵器が増えました。
ヘリ、爆撃機、ドアガンナーは楽しめましたが、
元々戦闘機がメインのエースコンバットでは賛否両論が多いかもしれません。
・BGM
中々良いです。
・カラーカスタマイズができる
目立つ色のステルス機などオンライン対戦での自己満足にお勧め。
・舞台が現実世界
パリやドバイなど、世界各国を飛べる。
BAD/REQUEST
■キャンペーンモード
途中から速くクリアして終わりにしようと考えるほど、つまらないものでした。
・今回はストーリーも盛り上がりを見せず、
キャラクターの名前を覚える前に終わりました。
・ゲーム内容も戦闘機以外に乗っている時間が長く、
エースコンバットを遊んでいるのだろうかと疑問を感じる部分もありました。
・戦闘機以外の兵器は操作に慣れる前に
難易度が高いミッションが登場することもあり、
クリア後しばらくの間ヘリを操作するのが苦痛でした。
(慣れればかなり楽しくなりましたが)
・従来のエースコンバットよりも難易度が高く
操作に忙しいので無線を見逃すことが多かった。
・演出がある敵は無敵
例えば壁に激突して死ぬと決まっている敵は
ミサイルを何発当てても壁に当たるまで落ちません。
そういう敵が多く、特にラストバトルは嫌になりました。
COMMENT
実績解除88%
キャンペーンモードはハードまでクリア済みでエースの途中。
オンラインランク7(最高10)
4、5、ゼロはACEまでクリア済み。
6はノーマルクリアのみ。
これはエースコンバット7ではないということを思い知らされた。
アサルトホライゾンという派生作品と考えればそれほど悪くないゲーム。
オンラインは楽しいが徐々にプレイヤーが減ることを考えれば
楽しめる期間はそれほど長くないかもしれない。
DLCも価格が高めであり、追加マップもあまり期待ができなくなってしまった。
Amazonレビュー
レビュー日: 2011-10-13
5は1番好きで何周もしました。それでも飽きないくらい好きでした。
今回プレイしてみてまず皆さんがおっしゃる通り、ヘリのミッション等
いらないなぁーと感じました。
エースコンバットだよねこれ?とか思いながらやってました。
しかもそんなに爽快で楽しいわけでもないので。
そして肝心の空戦ですが、私は操作性悪くなってるように感じました。
1番感じたのは旋回のし難さで、今までのエスコンのように機体を横にして
旋回しようとすると機体がバランスを崩して敵を見失うなんてことも。
おまけにノーマルでも敵はぐるぐる旋回+ガンガン背後から攻撃してきますので
結局ドッグファイトモード(DFM)で撃墜ということが多かったです。
しかもなぜか今回通常のミサイルが本当に当たりにくい!
私が下手なことももちろんありますが他の方のレビューを見てもやはり
みなさん感じているみたいですし。
これはなんか無理やりDFMを使うようにされてるようにも感じました。
DFMはスピード感もあって迫力満点なんですが・・・さすがに・・・ね。
DFMが別にやりたいわけではないんですよね(汗
いろいろ進化してるのでしょうけど、私は今回の新機能なら以前のままの
システムのほうが断然よかったです。
新しいDFMなど進化を楽しめる方はいいと思うのですが、私みたいに以前のエスコンが
好きな人はちょっと微妙なのかなって思います。
人によって善し悪し、はっきりわかれるような作品でしょうか。
よく吟味して買われた方がいいかなと思います。
GOOD!
(長文御免)
なんといっても今回はCRAのシステムが一番の目玉でしたね。これが気に入るかどうかで個々のプレイヤーの評価が二分されるかと思われます。
DFMが非常に面白かったと思います。
過去シリーズのナンバリングタイトルを中心にプレイしてきて、その作品それぞれのドラマは常に楽しんでいましたが、戦闘システムにそろそろマンネリ感を感じていた、そんなときこのシステムは非常にありがたかったです! かなり白熱したドッグファイトができると思います。
オリジナリティーは満点を付けさせていただきました。
このシステムを使って昔の作品に登場した『黄色中隊』『8492飛行隊(グラーバク隊)』『ベルカのエース』たちなどと戦ったら、想像を絶する面白さだったと思います。
グラフィックも十二分です。PS2でも機体グラフィックには満足していましたが、リアル感がさらに増して、建物や煙のエフェクトもグッドです。
機体のカラーリングを決められるのは非常にうれしいですね。
音楽もアメリカ映画的BGMで、そういうのが嫌いな人じゃなければ全然いい曲なのでは。
ロード時間は最初に少し長めのがあった後は次の敵が出てくるまでにローディングしていたりと、プレイヤーを不快にさせない作りで好印象です。
バグも一回だけ。敵が同じところでぐるぐる旋回し続けて、△で敵を凝視できないというバグが発生しましたが、そのまま復帰できた後は全く問題はなかったので、非常に安定していると思われます。明確な処理落ちもなかったのでは。
戦闘機ミッションの難易度もよかったです。私がプレイした過去の同シリーズではとりあえずローリングしながら操縦桿を軽く引いてればほぼすべてのミサイルを回避できたのに対し、今回の最高難度では本気で回避行動を取らないと当たります。一歩間違えれば理不尽なくらいに。
地上部隊や艦船の影が異常というまでに濃くなってましたね。今まではほぼ単なる的でしたが、今回は強力な弾膜を張ってきます。弾膜の恐ろしさを痛感しました。
BAD/REQUEST
・シナリオ
まず最初に言いたいのは、ストーリーがプレイヤーに非常に伝わりにくい件です。
というのも場面によってはミッション終了後、画面が真っ暗になったらデブリーフィング(リザルト画面)など一切なく、そのまま次のミッションの目的を一切知らされぬまま機体選択、2.3ほどあるムービーのブリーフィングを除いていきなりミッションが開始されます。
どういう勢力に主人公が属していて、どんな勢力と戦っているのは理解できます。
またそのミッション中に「敵機を撃墜せよ!」、「味方を援護せよ!」とか、詳細にやるべきことも明確です。
が、しかしその間の「作戦自体の意味」が全く分からないまま戦場に放り込まれることが多々あります。
いつの間にかどこかの国のVIPがさらわれていたり。味方が捕らわれていたり。感情移入どころじゃなかったです。
とある敵も、撃墜したのにもかかわらず、そのあと脱出の報告もなしにいつの間にか当然のごとく目の前に現れてきて、何事もなく応対する主人公たちを見ると、もはやわけがわからないです。
プチ宿敵的な敵も出てきますが、一回の戦闘でサイナラです。ひどくあっけない。
キャラクターたちの暴言がひどい。
ある種それもリアルなのでしょうが、ちょっと萎えます。今までのシリーズ作品なら仕方なく要素も感じられましたが、今回はそれよりもアグレッシブな暴言の方が多いです。
DFMは操縦がセミアクティブで戦闘が行われますが、そのルートがストーリー上ある程度固定だったり、一定期間は敵が無敵だったり、低空飛行でしっかりと尻について行ったのに、いきなりオートパイロットが外れて山に激突させられたりと、いわゆる荒削り、または不自由な部分がありますね。
今回はAC-130からの砲撃ミッションや、ヘリ、ドアガンナーなどありました。
ヘリコプターの謎なミサイルの回避演出はさておき、ミッションが異様に長いことを除けばそこそこ楽しめました。
しかしAC-130とドアガンナーは完全にFPSのCOD-MW2を思い出しました。パクったんじゃないかっていうくらい。あれよりもかなり敵が見ずらいし極めて長くて最高難度は一気にクソゲーレベル。特にAC-130。最高難度のエースレベルになると敵の配置を覚えて攻撃順序をうまく考えて行かないと勝てません。最高難度では体力の自然回復がないので序盤の被弾はすべて致命傷です。そんなことを気にしながらひたすらにチェックポイントを目指すAC-130ミッションは本当に苦痛でした。10分以上もあるそういうミッションをキャンペーンミッションに挿入しないでいただきたい。いつの間にか戦闘機ゲーがミリタリーゲーになってます。ヘリも含めこう言ったものはミニゲーム的要素であり、それ相応の難度であったならまだ純粋に楽しめたと思う。
あと個人的意見だが、キーコンフィグを自由に変えられるようにしてほしかった。L3をフレアにされると、ミス使用が私の場合多発してしまい、一回も有効利用しないまま使いきってしまうのがほとんどでした。
最後に、ラストミッションのライバル機との一騎打ちはひどかったです。最高難度の場合なんかはそれが顕著に現れます。
プレイヤーの機体が敵機を後ろから追尾しているときに、敵が前方向に撃った4つのミサイルが反転してプレイヤーを狙ってきます。DFM状態を続けていると即死レベルで死ねます。DFMから抜け出して本気で回避しようとしても半分以上の確率で命中、2,3回も発射されればこちらが堕ちます。全体発射回数はもっと多いです。
ECMを使用すれば一時的にミサイルを無効化できる設定のはずだが、時々効かない。
DFM中の戦闘やカウンター攻防がうまくいった上で運勝負です。これはひどい。
それに固定ルートが多すぎて萎えます。一周目だけですね、耐えられるのは。
COMMENT
エースコンバットは1,2,3,4,5,ZEROをプレイ
良くも悪くも「エースコンバットらしくない」というのが率直な感想です。
この作品はひとつのミリタリーゲームとしてみた方が無難かと思います。
ドッグファイトは他に類を見ない面白さでしたが、シナリオがアメリカ万歳なちょっとなじみにくい内容で、不明瞭なまま一周を終えてしまったので、その辺がおしかったですね。
次はこのシステムをさらに洗練してナンバリング7を名乗れるほどの大作を作ってほしいと思います。大いに期待したいと思います。