【PS3】ARMORED CORE V(アーマード・コア ファイブ) レビュー
発売元 | フロム・ソフトウェア (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012-01-26 |
価格 | 7800円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:メカカスタマイズアクション ■ プレイ人数:1人(オンライン時 同時戦闘:1〜10人/チーム人数:1〜20人) |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 2pt | 2pt |
38pt
GOOD!
・アセンブリが楽しい。
・ハンガーシステム
・フリー対戦で気軽に対人戦ができる
・ガレージで機体の動作確認ができる(OWの動作も見れたら最高だったが・・・)
BAD/REQUEST
・ストーリーミッションが少ない
→1ミッションが比較的長めだが、内容はあんまり・・・
話も急展開になるのでポカーン(まあ、あまり期待はしていませんでしたが)
・戦闘マップの数が少ない
→もう少しあったらなぁ・・・
・水の上だとジャンプできない
→いい的です 本当に(ry
・オーダーミッションが似たようなものばっかり(AC撃破など)
→あとになると1:2が基本になる 僚機連れてけと?
アイテム回収なんかあったらよかったなぁ(ストーリーでは廃品回収あるけど)
・画面表示
→被弾時に視認性が悪化。ダメージ食らってますよ的な物を表現したかったのだろうが、
個人的には必要ない。対人の時は特にそのせいで敵を見失う事がある。
(下手なだけかもしれんが)
・ある種の武器が優遇されすぎ
→対人戦時、みんな使うから戦闘風景が同じ・・・
・フリー対戦について
戦闘始まる位置が微妙すぎる
→真ん中とか速攻挟撃される うまく避けろと言われればそこまでですがね・・・
スキャン時に逆光の影響を受けると敵情報が全く分からない
→スキャンの意味無し
撃破されたら参加してるみんなのHPを表示
→今戦闘中なのか、誰が生き残ってるのか全く分からない
下にHPゲージが無い機体から攻撃される(&撃墜される)
→自分のネット環境が悪いのか?
・傭兵システム
→他チームの人と一緒にミッションにいけるのは良いと思うが・・・・
評価が明らかにおかしい。 自分のHP削って一生懸命敵倒したのに修理のせいで
報酬少なく(ってかマイナスに)なったからFランクって・・・
・領地戦
→特に決戦ミッションが・・・
問題は領地が取れる取れないより、そもそもマッチングしない。
1時間に1回なんてざらです むしろいくらやっても始まらない時もあります
過疎ってるのか?と勘違いしてしまうほどです
COMMENT
32インチ+HDMI使用
オンライン主体
みなさん書かれている事と大体一緒です。
自分のAC経験は3とfaです。
faがそこそこ面白かったため、Vを購入しましたが、う〜ん・・・
最初は面白く感じたのですが、それも束の間でした。
領地戦などいろいろ体験してる内に不満の方が多くなってしまいました。
PVやニコニコ動画配信など見て、かなり期待していただけに残念です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 1pt | 1pt | 0pt | 2pt |
26pt
GOOD!
・自分のロボットを自由に組み立てる楽しさ
これが全てだと思います。最高にかっこいいロボットを組み立て、自由に動き回る。ロボット好きにはこれ以上の幸せはありません。4シリーズでは自由度の低かったデカールやエンブレムの機能も大幅に強化され、心ゆくまでロボットをデコレーションできます。最大にして最高の楽しみです。
・操作の自由度
アーマードコアシリーズは普通にクリアするだけならさほど操作テクニックは必要ありません。今作もシリーズ内では簡単な部類だと思います。ただ、極めるとなると100時間200時間程度では全然足りない奥深さがあります。今回は操作方法も新しくなり、新しい動き、戦術、テクニックがこれから次々と生み出されることでしょう。そちらからも目が離せません。
・オンラインで助っ人を雇える
それでもゲームの得意不得意はあるので、どうしてもミッションで詰まったときはオンラインで傭兵を雇うことができます。救済の意味で初心者も安心ですし、連携プレイを心がけるのも楽しいものです。全ミッションで傭兵を雇えます。
BAD/REQUEST
・ボリューム不足
オフラインでのボリュームはシリーズ最大と宣伝していたにも関わらず、ミッションのボリュームは少なめです。
オーダーミッションの数は83と一見すると多く感じますが、内容はまったく同じミッションを繰り返しているような錯覚に陥るほど単調で、敵のバリエーションも少なく、毎回同じ雑魚敵をひたすら倒す作業が繰り返されます。大半のミッションが1分程度で終わってしまうほどワンパターンなので、遊んでいて退屈でした。ミッションという名のAC同士の一騎打ち(過去作でいうアリーナ)も多めで、無理をしてミッション数を増やしているのではと疑うほどです。
ストーリーミッションはオーダーミッションと比べると長めなのですが、こちらも長いだけで単調、しかしメインとなるストーリーや専用の巨大敵も出るのでオーダーミッションよりは遥かにやりごたえがあります、が、こちらは数が少なく10個程度。宣伝では1時間以上かかるミッションもあると聞いていたのですが、それはあくまでサブクエストをやったらの話なので普通に遊ぶと20分、長くても30分かかりません。
そしてそのサブクエスト(広いマップに散らばっているアイテムを探す等)も個人的に全く面白くないのが残念。でもこれをしないと手に入らないパーツもあるので我慢してやらなければいけません(有料コンテンツとしてサブクエストをしなくてもパーツが開放される課金システムもあります)
・パーツ総数も宣伝より少ない
雑誌等の前情報ではパーツ総数500以上とうたっていましたが、実際は同じ武器でも右手用、左手用(要するに同じパーツ)腕パーツも左右を反転させたものを別々にカウントしていたりと(性能は全く同じ)嵩増しが凄まじい量になっており(殆どの武器に右手用左手用があるため)実際のパーツはかなり少なめになってしまっています。宣伝のためとはいえ誇張しすぎではないかと思います。
・オンラインの不具合(快適さ0の理由)
正直、不具合と一言で片付けていいのか疑問なほどに酷いです。サーバーダウンはサーバーを強化すればいいだけなので百歩譲って許します。迅速な強化をお願いします。問題はマッチング関連。今作品の売りである領地争奪戦のシステムそのものが欠陥だらけで、もう擁護ができないレベルです。何十分も待たせられるのは当たり前。回線の相性によっては対戦どころかブリーフィングすら始められない始末。しかも肝心の領地システムに雲行きが怪しすぎるほどの問題があり、このままでは急激に過疎っていくのは必至。システムそのものを根本から見つめなおし、ルール等も作り変えることを勧めます。
・細かすぎて書ききれないほどの不親切な仕様全般
サーバーが落ちるもしくは緊急メンテに入るとゲームが強制終了する仕様、オフライン時に起こる様々な不都合(チームやショップ等)、テキストチャット中に相手のチャットが見えない等「本当に使ってみたの?」と思うような箇所の多さ、ユーザーインターフェースの荒さ、有料コンテンツ購入の有無に関係なくオンラインプレイ時にはダンンロードコンテンツカタログの入手が必須など、一つ一つ上げていたらキリが無いので割合します。
・ストーリー内容
お話の部分なのですが、「これは大丈夫なのか?」と思うほど突き放しています。一言でいえば「痛い」です。それでいて上手いとも思えない、ありきたりな話です。フロム脳の私ですらかなりの投げっぱなしっぷりに驚いたので、このストーリーや演出を新規ユーザーの方がどう感じるかは逆に興味深いです。恐らくアーマードコア全シリーズのなかでもダントツで意味不明な部類だと思います。
・グラフィック
これは気になる程度なのですが、かなり目が疲れます。何をするにも画面がフラッシュするので、部屋を明るくして遊んでください。
・ゲームバランス、対戦バランス
今作は属性の概念がかなり極端に設定されており、武器のランダム成長要素も重なってかなり大味なゲームバランスになっています。この部分がかなり問題視されていますが、私はまだ100時間程度しか遊んでいないので、最悪! と断言することはできません。ですが雲行きは怪しいです。
COMMENT
かなり期待していた作品だけに本当にガッカリしました。発売前にはあれだけ心躍らせて読んだインタビュー記事も、今では嘘の塊にしか見えません。宣伝では一回りも二回りも大袈裟に宣伝するのは物を売るためにはしかたがないのかも知れませんが、誇張しすぎるとユーザーの信頼を失うだけです。本当に、本当に残念です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 1pt | 3pt |
51pt
GOOD!
・ゲーム性自体はなかなかの出来
従来の同シリーズ作品をベースに、様々な新要素を盛り込んだ本作。
壁蹴りによるビルの合間を縫うような三次元機動や、キックによる荒々しい攻撃など、慣れは必要ですがロボットを動かす楽しさ・爽快感は大きいです。
敵の武装や装甲を解析するスキャン機能や、重量感のあるサウンドエフェクトにも拘りが感じられ、メカ好きな方なら一度は体験してみる価値があるといえます。
・オンラインプレイ
後述の理由により大変評判の悪いオン要素ですが、決して多人数プレイがつまらないという訳ではありません。戦場を俯瞰できるオペレータとの連携は斬新で面白いですし、オーバードウェポンという切り札武器による逆転など、開発側が意図した要素は機能していると思います。
ちなみに、「フリー対戦」というP2Pの対戦なら不具合もなくオンラインが楽しめるので、特に領地戦に興味がないという方はこちらで楽しんだほうがいいでしょう。
・EXミッション
巨大兵器を複数のプレイヤーで撃破するというミッションで、前作のアームズフォート戦を元にした内容です。巨大兵器は強さ・迫力共に驚異的で、個人的には前作よりも楽しめました。特定の時間帯だけでなく、自由に挑戦できる仕様ならより良かったと思います。
BAD/REQUEST
・オーダーミッションの手抜き
オフライン要素として、ゲーム本編ともいえるストーリーミッションと、短く手軽にプレイできるオーダーミッションの2つのシングルモードがあります。
ストーリーミッションは多少消化不良な面もあるものの割りとそつなく纏まっているのに対し、オーダーミッションは適当に雑魚やACを配置しただけという粗さが目立ちました。これならば従来作品のように、AC戦を「アリーナ」という形で別に用意したほうがよかったと感じます。
・オンライン要素の不具合
他チームから領地を奪い自チームを拡大していくというのが根幹となったオンライン要素ですが、現在不具合により大変プレイしづらい状況が続いています。
チーム戦を行うには、チームメンバーや傭兵と部隊を結成する必要がありますが、人数が揃ってもかなりの頻度で部隊結成に失敗します。結成に成功しても、敵の部隊とのマッチングまで待機しなければならないので、部隊結成が難しい現状ではなかなかマッチング出来ません。誰かが待ちくたびれて部隊を脱退した場合、また最初からです。
また、プレイヤーが集中する金曜深夜などにサーバーがダウンすることがしばしばあり、この時にプレイ中のミッションが強制終了されてしまうという問題もあります。
以上の問題点から、快適さについては最低の評価としました。
COMMENT
ゲームの根幹自体は素晴らしいものの、ネット関連の技術力不足によるオンライン要素の失態、細部まで手の届かない甘さが大きく評価を落としています。クローズドβで問題点が発覚し、販売延期までしたにも関わらず、製品版で改善がほとんど見られないことに疑問を感じます。
同社の「ダークソウル」でも発売当初はオンラインの不具合で評価を下げ、後に修正され再評価されたことがありましたが、開発者の方々は不具合があっても後で直せばいいという考えをお持ちなのでしょうか。フロムに限らず、最近は様々なゲーム会社に見られる傾向で、業界自身の信用に関わる問題だと思います。
ともかく、本作についても早急な修正パッチの適用をお願いしたいです。これから本作を楽しみたいという方は、不具合が修正されてから検討されることをお勧めします。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-03-24
GOOD!
・多種多様な装備とパラメータ
シリーズを通してアーマードコアは装備とパラメータが多く、他のカスタマイズ可能なロボットアクションゲームとは一線を画します。大抵のゲームだと、パラメータは攻撃力や防御力や体力、スピートにブースト時間…など割と分かりやすい物だけですが、ACはブースターのパラメータだけでも12個もあります(燃焼効率、出力、加速時間etc…) まったくもって取っつきにくいですが、メカオタクならば逆に盛り上がるでしょう
・壁蹴りなどの新システム
ACは既にかなりのシリーズが発売されていますが、新作ごとに新しいシステムが導入され、今回も前作になかったアクションなどが増えて目新しさがあります
・迫力ある巨大兵器戦
ボスとして巨大兵器が出てくるのですが、味方と協力してこれを落とすのはメカ版モンハンのようで面白かったです
BAD/REQUEST
・グラフィックがかなりしょぼい
そのまんまですが、グラフィックが他のゲームに比べるとかなり見劣りしていて、あまり派手さを感じません。街中に野外ディスプレイなどが映っていますが、撃っても壊れません(というか壊れるのは放置車両くらいです)そしていまいちなグラなのにフレームレートが頻繁に下がって興ざめになります
・製品版として成り立ってねえだろってキレそうになるほどひどいオンライン関係(快適さ0)
ACVは去年7月にβを実施していました。対戦のバランス調整云々の前に、ひどすぎるバグの荒らしでプレイすることが既に困難なほどでした。で、製品版はどうなったのかと言うと、半年前のβから何一つ変わっていません。出撃しようとしてもエラーで出来ず、実際のプレイ時間より接続トライ時間の方が圧倒的に多くなってます。同じ会社が去年出したダークソウルも、このバグでよく製品版を出せたなと思いましたが、ACVでもまったく同じことを思いました。どちらもコアファン向けのゲームなので、前作買った奴は惰性で買うだろって感じでユーザーを心底舐めてます
・成り立ってないオペレーター、領地戦、傭兵システム
今作からオンライン関係の新要素が登場しましたが、全然機能しておらず何の意味もありません。
●まずオペレーターから。5人中1人は出撃せず、平面の地図だけ眺めてたまに探査機を飛ばしつつ味方に指示を出すという役割なのですが、地図が見えてるのはオペだけなので○○に敵とか言われても伝わりません。マーカーも出せますが目の前に敵が居る時に視界の端っこにマーカーが出ても気が回りません。事前にチームでボイスチャットを使ってオペに関する作戦を立てればいいじゃないかと思うかもしれませんが、そこまで連携が出来るチームならそもそもオペが居なくても常勝無敗でしょう。というか単純に、オペは出撃できないので面白くありません
●たぶん一番の売りであろう領地戦も成り立ってません。対人の領地戦は防衛側で待機を開始したチームに後から攻撃側で出撃したチームがマッチングして初めて起こるのですが、マッチの条件が細分化されていてサーバー自体もひどい為まともにマッチしません。実際には防衛側はいつまで待機しても相手が来ず、攻撃側は無人の砲台を即攻略してあっさりゲームが終わります
●傭兵はチャットができない…何故? チームの数が揃わなければフリーの傭兵を雇用できるのですが、何故か傭兵のみチャットができません。チャットを通してチームへの誘いなんかも自然と起きるでしょうに不可解です
COMMENT
ベータテストは去年7月に実施され、あまりの出来のひどさに10月だった発売日が1月に延期しました。ですがこの延期は何の意味も無かったみたいです。製品版で起こっている不具合は全て半年前のベータからあったことです。
ダークソウルもそうでしたが、こんなんでよく発売しやがったなあというのが正直な感想。フロムソフトウェアはデモンズソウルの成功の頃からちょっと天狗になってますね。昔はコアなゲーマーを満足させるソフトを出す良いメーカーだったんですが…いい加減目を覚ましてユーザーの意見に耳を貸してほしいです