オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
71pt
GOOD!
このゲーム、やる前は不安でした。
悪い意見が多かったのですが、やってみてそれがただの杞憂であることに気が付きました。
・「ストーリーがつまらない・短い」
メインストーリーだけを追っているとそんな風に見えるんですが、なかなかのサイドクエストがあって、中にはニヤリとさせてくれるようなエピソードもありました。
全体のストーリーではなく、エピソードの積み重ねから想像する楽しさがありました。
エピソード等の断片から世界やストーリーを想像しないと、この世界の真の魅力は分からないと思います。
・「敵が有限」
ちょっと考えて「理由もなしに延々と敵が湧きつづける」方がおかしいという事に気が付きました。
「限られている事による戦略性」を重視した作品なんだと思います。ゲームとしての戦略性・頭を使う部分を重視した良いゲームでした。
・「戦闘の面白さが落ちた」
RPGのシステム・面白さは戦闘だけではありません。
会話から情報を集めて問題を解決してあげたり、隠された世界設定を探してみたり、仲間同士の掛け合いが発生する組み合わせや場所を探してみたり、そういうのは楽しみが詰まっていました。
ちゃんとゲーム全体のシステムや作りを見ると、これが良く作られていることが分かりました。
BAD/REQUEST
批判意見の中でも「ロードが長い」というのは分かります。
長さも頻度も多いのですが、これは最近の「あまりにも快適になりすぎたゲーム」たちと比べての話で、全体で見ると平均よりちょっと下位かな?
ただ、マップが全体的に狭いのにこの長さというのはさすがに不満なので、間を取って基準値にしました。
判断しづらいのが「マップの使い回し」。
確かにバリエーションはありませんが、現実の建造物なんて皆似たようなものだし、地域が変わらなければ自然物もそんなに変わらないと思うので、これが完全に悪いかと言うと難しいところです。
「会話の自由度が減った」というのは「主人公の人間関係や個性を強くしてしまった」ことで生まれたものですから、悪いというよりは「RPGにおいて主人公のイメージを作ってしまう事自体が愚行」という話になります。
まあでも、前作の方が会話の楽しみがあった事は間違いないですね。
COMMENT
やる前の不安は全て杞憂に終わりました。
実際にやってみると、これがかなり良く出来ていて、やっぱり今の海外のRPGは凄いなあと感心してしまいます。
気になっている方は恐れずにやってみると良いですよ。
やらないのはもったいないです。
日本のRPGももっと頑張ってもらいたいですね。そろそろ間違えた道を正す時だと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
54pt
GOOD!
・和ゲーに近い感覚でプレイできます。
戦闘システムはFF12のガンビットをイメージして下さい。
全体的に無難な印象で、特に目新しさはありませんが、安定して遊べます。
・膨大なテキストをうまくローカライズしてあります。誤字もほとんど見当たりませんでした。
しかも会話はフル日本人声優ボイス。これは素直に評価できるポイントです。
・サブの書物なども全て訳されています。サブテキスト読むの好きな人には嬉しいですね。
・個性のある会話のパターンが結構あり、フルボイスでいろいろ喋ってくれます。
歩行中にPTメンバーの組み合わせによっていろいろな会話が用意されてるのもよかったです。
状況によっても変化します。もちろん全部日本語フルボイスです。
・システム・グラフィック、サウンドは特筆するほどではありませんが、平均は越えてます。
顔グラはオブリビオンよりはいいです。が、洋ゲー特有の濃さはあります。
BAD/REQUEST
・いくつかバグ(ムービーが2連続で流れる、稀にキャラ編成画面で暗転フリーズ等)があります。
故意にやらなければまず起こりませんが、金貨を無限に増やせるバグが存在するのが残念でした。
・ロードが頻繁にあります。(10〜20秒)主に地図移動時、ダンジョン、屋敷入場時です。
併せて戦闘中のカクつきもわりと起こります。このため快適さは2点をつけました。
・ロマンスというシステムがあり、主人公がバイセクシャルです。(キス、抱き付き描写あり)
重ねた唇を隠さないので(主に♂×♂の)不快感が半端ないです。
これに付随して濃い顔でツンデレ、わがままな女性キャラも不快でした。
この辺りは好みの問題ですが、個人的にはキツかったです。
・会話の選択肢は多いですが着地点が大きくずれないので自由度があるというわけではない。
・8379円(税込)は追加ストーリーがあっても高く感じました。
・モンスターの数が有限なのが残念。ただ不慣れな人によっては嬉しいポイントかも。
・会話部分を飛ばすと実際のゲーム時間はかなり短くなります。
COMMENT
32型HDTV、HDMI、ヘッドホンでプレイ。難易度はノーマル
前作が高評価、やりこめると聞いて冒険するつもりで買ってみましたが、驚きは特に無かったです。
ずっと所持してやり込もうというタイプのゲームでは無いですね。
会話がメインな所もあるので飽きは早いかも。
クエストの数も少ないのでそろそろ売るつもりです。
ただ、ローカライズは本当に大変だったと思います。
細かいところまで全て声優さん当ててるのもよかったです。
スパイクさんこれからも期待してます。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-01-29
前作と比べるとグラフィックがかなり向上しています。
前作はいかにも洋ゲーな雰囲気でしたが、洋ゲーが苦手な人も大丈夫そうなリアルタッチです。
進行はサクサクいくので、あまり悩まず何回もプレイしてマルチシナリオを楽しむのがいいと思います。
GOOD!
※続編作品ということを踏まえ、前作をプレイした上での評価です。
◆グラフィックの強化
キャラクターからオブジェクトに至るまで、前作よりも向上している。
一般的なPS3のRPG作品において中の下といったところ。
(タイトル画面放置で見れるムービーは非常に美しい)
キャラクターの繊細な表情を表現出来ており、音声を英語にするとより表情を感じられる。
◆システム面の改善
CS機向けのメモリ最適化のおかげ?か、前作で多発した処理落ちが改善されている。
◆戦闘面での追加要素
キャラクター独自のツリー・タレントなど戦闘での個性を持たせている。
BAD/REQUEST
※続編作品ということを踏まえ、前作をプレイした上での評価です。
◆アイテム、装備周り
主人公しか防具の自由な変更が不可能になったことにより、
着せかえによる見た目での楽しみも戦術的な楽しみも減ってしまった。
また前作にあった個々の装備品の説明文がなくなったことで、ただのステータスに成り下がった。
世界観や歴史を売りにした作品で、装備のいわれや歴史を垣間見る可能性を失ったことは非常に残念。
◆戦術の劣化
戦闘アニメーションについては好き嫌いもあるので省略。
ただ、キャラクターを個別に動かしたり役割を明確に区別出来るのに、
なぜか空から降ってくる追加の敵(しかもだいたい退路にもリポップ)のせいで布陣の意味を失いがち。
強力な範囲攻撃を連発すればだいたい終わってしまう。
主人公以外が武器の種類の切り替えが不可能だったり、ヒーラーが少なかったり、
リジェネレイト系の魔法がなかったりと選択肢の幅が減った。
◆友好度と敵対度、会話の選択肢
ギフトがなくなったため、仲間との感情のコントロールが会話の選択肢に絞られる。
そのためキャラクターのために会話を選ぶ必要が出てくる。
また、選んだ会話と続けてしゃべる主人公のセリフに大きな差があるものが多い。
雰囲気から友好になるか敵対になるかは判断できるが、
「こんなことが言いたかったわけじゃない」と思う場面が多かった。
主人公にボイスや選択肢以外のセリフが必要だったのか、正直疑問に思った。
◆マップ全般
洞窟全部一緒、貴族の家ほぼ一緒、岩の壁が真上にあがる・・・だと・・・!?
PS3のRPG作品において、屈指のマップ使い回し作品であることは間違いない。
◆キャラクター
言いたいことはいっぱいありますが、良くも悪くも悪くも悪くも個性的。
アンダースの改悪はもはや別人レベルなので、前作ファンの方は諦めましょう。
◆シナリオ
狭い世界で視野の狭い人たちがいっぱい人殺しして憎しみあって潰し合いの連鎖。
救いがなくてもそこに至るまでがきちんと描かれていれば良いと思います。
ただし、章の合間で1年3年とプレイヤーの知らない時間があり、
立ち入れない時間に知り合った人がいたり、過ぎ去った出来事があり、蚊帳の外という感じは否めません。
仲間も知らない間に仲良くなったり関係が進んだりと、主人公が積極的に関われない。
そして関わったところで根本的な解決がなされないことが多い。
COMMENT
総評:どうしてこうなった
DAOの続編なんてナカッタンダー/(^o^)\ナカッタンダー
※何度も書きますが続編作品ということを踏まえ、前作をプレイした上での評価です。