Amazonレビュー
レビュー者: 葉月 孝
レビュー日: 2012-02-26
レビュー日: 2012-02-26
このゲームは今の日本、いや、地球に必要な作品ではないかと思う。シューティングというゲームは、基本的に敵兵やキモグロのエイリアン、ゾンビ等を撃つことが多い。殺伐とした世界観である。しかし、この作品はシューティングでありながら、それがない。 このゲームを初めて見た方は、「バカゲー」「エロでオタを釣ってる」等と思うかもしれない。女性の方は嫌悪するかもしれない。しかしながら、考えていただきたい、自分の子供がゲームの中であっても、嬉々として敵兵を撃ち殺す姿を容認出来るであろうか?其れならばまだこのゲームを「バカなゲーム」と笑いながらプレイしている方が微笑ましいではないか。 最後にこのゲームには恋愛要素が入っているので別のゲームのセリフではあるが、この名言で締めたいと思う。 「忘れるなよ、ラブだ。愛こそすべて、愛こそしあわせ。愛が世界を覆うとき、愛は個人のものから、みんなのものに生まれ変わる。平和というそりゃ立派な名前にな」
GOOD!
オリジナリティー ガンシューティングではあるものの、普通の人撃ちゲーではなく「眼力で女の子を昇天させる」というコンセプトが今までになかった物なので、かなり衝撃だった。
グラフィック さすがにACVのような「ただの実写か」とまではいかないが、ギャルゲーとして見れば十分に綺麗だと思う。背景も変な所にやる気が見られる。図書館に稲船敬二の著書が置いてあって吹いたのは自分だけではないはず。あと、OPムービーの出来が凄過ぎて初めて見たときはかなりビビった。
サウンド 全体的に明るい曲が多く、ゲームの雰囲気に合っているものが多い。ヒロイン4人の曲がそのキャラのイメージにピッタリ。シューティングパート中に流れる曲も、ずっと聞いていても飽きないなかなかいい曲だった。一番気に入ったのが、ヒロインとのラストドキドキフィールドの曲。これのためにサントラ買ってしまったくらい。
熱中度 ストーリーもスコアアタックもオンラインランキングに対応しているため、上位を目指そうとすると非常に燃える。特にスコアアタックはストーリーに比べると、被ダメが多く、ボムでのライフ回復量が少なく、コンテニューも出来ないのでやりごたえ抜群。
それ以外にも、モブキャラのプロフィール集めや、衣装集め、称号などの収集要素もあるので、すべてやろうとするとかなり長く遊べる。熱中度は文句なく5点。
満足感 純粋にストーリーを楽しむ、あるいは、スコアアタックで全国の猛者とランキングを競いあう、またあるいは、妄想モード(1周の間に同じキャラにボム3回成功させると使える。そのキャラを眺めたり、煽いだり、揺らしたりできる。)でお気に入りのキャラを弄りながらニヤニヤしたり(笑)と、いろいろな遊び方が出来る。キャラも非常に豊富なうえ、それぞれの設定がしっかりできているので、必ずお気入りが見つかるはず。
快適さ ロードは気にならない程の短さ。キーコンフィングにも対応しているので、自分のやりやすいように設定可能。
BAD/REQUEST
PSMoveに対応しているのだが、ない場合でも必ず最初に注意事項が出るので少し煩わしい。
スコアボードで、ローカルとオンラインの切り替えにいちいちタイトルまで戻ならければならないのが面倒。あと、ランキングに反映されるまでに結構時間がかかる。
XBox360版のOPムービーはギャラリーに入っているが、PS3版が無い。起動したときに毎回見られるけど。
ミュージックプレイヤーのような物があればよかった。音楽の出来がいいだけに残念。サントラ買ったからいいけど。
キャラ自体は豊富なのだが、使い回しが多いのも気になった。色違いならまだいいとして、栗林先生とグラサン外した誘拐犯がほぼ同一人物なのはどうなんだろう。
DLCの値段が高め。追加衣装なので無くても問題はないが。エプロンと水着買っちまったけどねwww
COMMENT
19型HDTV HDMI接続+PS3用サラウンドシステム使用。
MH3Gの箸休めもつもりで購入したが、正直モンハンよりハマってしまったw
第一印象は「なんだこのバカゲーはwww」という感じだったが、体験版をやってみて、バカゲーではあるものの、思った以上の出来の良さに1時間後に予約して購入。
難易度は低めで、ボタン連打でクリアできる程度なのでガンシューティングが苦手な人でも安心。勿論それでは物足りない人には高難易度もあるのでいろいろな人に勧められる作品だと思う。
「眼力で女の子を昇天させる」のイメージがわかない方は、体験版があるので興味があるなら1度プレイしてみることをお勧めする。