【PS3】NINJA GAIDEN 3 レビュー
発売元 | コーエーテクモゲームス (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2012-03-22 |
価格 | 8190円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1人(オンライン:1〜8人) ■ コレクターズエディション:13,440円 ■ PlayStation Move:対応 |
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 1pt | 0pt | 3pt | 2pt |
32pt
GOOD!
※全体的に非常に辛口の批評となります。
●良かった点
・弓のデザイン(折りたたんで背負うのでシルエット的に邪魔にならない)
・コンティニューが早い。いちいち「コンティニューしますか? YES/NO」の確認がないのも良い。
・忍法が派手(ただし一種類しかないためすぐに見飽きる)
……これくらいしか思いつきません。これ以上無理矢理搾り出すとすれば、ゲームを起動したときにメーカーロゴの表示を最後まで見ないで飛ばせるとかそんなくらいしかないかなと。
BAD/REQUEST
●悪かった点
他全部です。……と言ってしまえば簡単なのですが、具体的に。
1.戦闘が非常につまらない
・一度に湧く雑魚の数が多い(たまにそれが原因で処理落ちもする)
・絶技が任意のタイミングで出せない(条件が必要)
・忍法も同じ(ゲージが必要、戦闘毎にリセットなので持ち越し不可)
・雑魚敵がやけに硬い
つまり、大量に湧く硬い雑魚を通常技でひたすらぺしぺし斬りまくるしかないということ。使える技も限られているのでひたすら同じことの繰り返しになる。爽快感も何もない。断骨がでれば敵を瀕死に追い込めるが、発生条件も不明瞭。絶技が使用可能になる条件も同じく不明瞭で、自由に戦えない。
さらに、過去作では難度を上げると爆破手裏剣祭りになったりしたが、今作では難度ノーマルでも爆弾祭りになっていて非常にウザい。
絶技も単に瞬間移動連続断骨でしかなく(刀のレベルが上がっても攻撃回数が増えるだけで見た目は変わらない)、忍法も一つしかないのであっという間に見飽きてしまう
2.ボス戦もとにかくつまらない
・ボスの体力ゲージが表示されないので、どれくらい攻撃すれば終わりなのかわからない
・加えて、ボスの腕などを斬り飛ばしてもすぐに再生するので(しかも何度も何度も)、ちゃんとダメージを与えられているのかどうかすらわからないことが多い
・特定の手順を踏まないといくらダメージを与えても倒せないボスがいる
・またQTE(?)か……
・またヘリか……
3.ボイスがとにかくヘボい上に敵も味方も喋りすぎ
・日本語だとイベント中の口パクが合っていない
・敵兵士などは同じ声の人ばっかり、しかも超ド下手(素人がやっている?)
4.クナイクライム
・同じくL1R1で操作する綱渡りも同じ。この二つは何が面白いのかさっぱりわからない上に操作性も悪くて面倒でしかないのに、強制される場面がとにかく多い
5.ストーリー
・「あってないようなもの」と言われた2のストーリーの方が100倍良かったと思えるレベル。ストーリーに力を入れたとかほざくなら、頼むからきちんとした脚本のプロに書かせてほしい。本作の話のキモである腕の呪いも、戦闘中にいきなり邪気眼イベントが起きて無敵スローモード(面倒くさい)が発動するくらいでほとんど意味なし
COMMENT
「主人公の抱えた業を表現したい」とか「忍者は刀一本背負っている姿が美しい」とか……。妙なこだわりに囚われて呪いを受けているのは主人公ではなくスタッフではないのでしょうか? やりたいことはわかりますが、それがゲームとして面白いのか、プレイヤーが望んでいることなのか、しっかり考えてほしかったと思います。少なくとも本作ではそれが全て裏目に出てしまっています。
最初の1、2時間は楽しめたのですが、ひたすら同じ戦闘の繰り返し、つまらないボス戦、頻発するクナイクライムに失笑もののストーリー……ということで中盤くらいでもう飽きてしまい、クリア後は二周目なんて全く考えられませんでした。満足感0点の理由です。
追加武器として爪と鎌の無料配信が決まっています。武器が一つだけというのが問題の一つではあるのですが、戦闘システム(断骨、介錯、絶技や忍法の仕様、敵)の根本が腐りきっているので、そんな程度では焼け石に水だと思います。仮にΣ3が出て、プレイ可能キャラクターが増えたとしても同じでしょう。何も変わらないと思います。
オンライン要素に関しては、私は2回ほど対戦をやっただけで飽きて止めてしまったというだけにコメントを留めておきたいと思います。
ニンジャガイデンはDSのも含めほぼ全てプレイしてきましたが、一周目をクリアする前から嫌になったのは本作が初めてです。
好きなシリーズだったので、本作もわざわざ限定版のほうを購入したのですが、早々に処分しようと考えています。
発売前に海外のサイトで10点中3点という評価だったというのを聞き、まさかそんな、たまたまその人の嗜好に合わなかっただけだろうと思いつつ購入しましたが……。自分も同じ評価を下すことになるとは思いませんでした。
繰り返し言いますが、ニンジャガは好きなシリーズだったので、それだけに落胆が大きく、文句ばかりの厳しい批評となってしまいました。不快になられた人がいましたらお詫び申し上げます。
3はもうどうにもならないでしょうが、もし4が出るのであれば、本作は単なる一時の気の迷いだったんだと思えるような名作として復活してほしいと切に願っています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
73pt
GOOD!
・そもそも大人気のアクションゲームのシリーズ作品なので、面白さの骨組みがすでに出来上がっている。
なので一本のアクションゲームとしてみれば本作も安定して楽しめる。
シリーズの中ではややボリュームが物足りない仕上がりですが…
・前作までに比べて爽快感が増している。ボム的に使える敵一掃の忍術と自動追尾になった絶技は格段に使いやすく、使っていて爽快。
・もともと大人気のキャラクターですが、主人公のリュウ・ハヤブサが非常にかっこいい。
個人的にはアクションゲームの主人公で一番かっこいいと思っています。
・弓のデザインが変わり、背負ってもスタイリッシュになった。前作まではちょっとダサかった(笑)。
・紅葉が相変わらずかわいい。
・シナリオも個人的に良かった。エンディングのハヤブサはとてもかっこよかったです。
BAD/REQUEST
・なんといってもボリューム不足。
不満点のほぼすべてがこれです。
ステージの長さ、武器、忍法の種類が前作までに比べて大幅カット。
予算の問題だったのでしょうか…
・新要素のクナイクライムは全くいらなかった。ストレスたまっただけ。
・技名表記がなくなった。「鍾馗天翔飛燕」とかかっこよくて好きだったし、なにより技を覚えやすかったのですが。
COMMENT
前作のNINJA GAIDENΣ、Σ2のファンです。
なので買った当初はあまりのボリュームの無さに「とんでもないクソゲーだ」と思ったのですが、時間がたって考えてみるとけっこう楽しいゲームだったという結論です。
前二作が出来が良すぎたので、今作に対する期待値が上がりすぎていたのかも知れません。
一本のアクションゲームとしては普通に楽しめました。
次回作があるならたぶん買うと思います。
少なくとも糞ゲではまったくありませんでした。
糞ゲと言えば、最近発売された「マックスア○ーキー」というゲームのほうがはるかに糞ゲでした。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt |
73pt
GOOD!
オフラインのみ
※まず、私はアクションが得意ではありません。シリーズもGAIDENΣ2が初NINJAで、プレイもその一本のみです。
・クリア一回(HEROモード)
・現在NORMALモードで二週目プレイ中。
世間一般のみなさんやここでの評価がとても低いので驚いています。初プレイだったΣ2がおもしろかったので予約購入しましたが、今作もクリアまで飽きることなくやれました。断骨システムやボタン入力(QTE)をする戦闘も、戦闘の中のひとつの味として良かったと思います。(そんなに気になる程のものではないですね。)
一本のゲームとして、飽きっぽい私が二週目をやろうと思えたので、私にとっては良作でした。
BAD/REQUEST
クナイクライムと、ロープ渡りはいらないなと思いました。スピードのある戦闘をこなし、忍者になりきって楽しめているところに、なんだかムダな作業が入ってしまう感じです。どうせアクションを入れるなら、もう少し忍者っぽいスピード感のあるものにしてほしかったです。
また、一部のモンスターが固過ぎでした。打ち上げができないうえ、断骨が発生しないと消耗戦。。。これには少しストレスを感じました。
DLCで爪の武器が追加されましたが、それでも武器の少なさと、忍法のワンパターンに飽きてしまいます。この辺はストーリーとの兼ね合いもあるのかなと思いますが、いろいろな武器で闘いたいものです。
COMMENT
私はゲームがヘタなので、HEROモードでやっとこさクリアしました。私でもクリアできたので、HEROモードはおそらく大多数の方がクリア出来るレベルだと思います。(これがなかったら危なかったかもw)
もともとのファンの方にはとても残念なゲームになっているようですが、私のようなさほどNINJAに思い入れのない人にとっては、普通に楽しめるゲームになっていると思います。
現在NORMALモードに挑戦中ですが、自分が上手くなっていることを実感できるし、敵も強くて倒しがいがあるので楽しいです。(HARDはムリでしょうがw)4月は目玉ゲームもないし、繋ぎのゲームとしてはうってつけではないでしょうか。
Amazonレビュー
レビュー日: 2015-05-24
そして続編である3もやりたいと思ったわけですが、びっくりするくらいの低評価で驚きました。何やら武器が一種類・回復アイテム無し・絶技制限・QTEなど、あまりの変更仕様に加え、プロデューサーが板垣さんから早矢仕と言う板垣さんの部下に変わったと聞き、正直購入する気にはなれませんでした。
しかしプライム対象商品で400円くらいの物があったので暇だし購入したところ、酷評の割には楽しめてます。やっぱりニンジャガはシステムが秀逸ですのである程度仕様変更が変わっても楽しめるわけです。
ただアクションゲームとしてこの作品だけを見れば面白いのであって、ニンジャガイデンシリーズとしては正直微妙としか言いようが無いです。クソゲーとは思いませんが、若干リュウの動きは遅い(攻撃した後・ジャンプで着地した後に直ぐに次の攻撃に移れない)、断骨のシステムのせいか自動で攻撃が起きてしまい、演出が連発されるせいで画面がぐちゃぐちゃだし、少し攻撃するだけで勝手に断固つされるわけだから自分で倒してる感覚もあんまり無いし、忍術も一つで強いのは分かるが、敵がやられている描写がよく分からないので一掃した快感が微妙だし、後無駄に敵が多すぎる(ニンジャガシリーズは確かに雑魚敵が多いのですが、特に多い物には神珠があったりと条件付きだったわけです)ので、武器が少ないのもあり、ハイスピードアクションとして楽しめないことも無いが作業感は否めないし、後弓矢が自動ロックオンしたのをいい事に空中から敵が出まくってそれを弓矢で打つわけですが一発で死ぬし何か味気ない。難易度が高いのは元からですが、それは学習さえすれば達成できる難易度なんです。しかしニンジャガ3の難易度は兎に角敵の数を増やす、錬金術士とか言う駆け引きはあるものの硬いと言うか攻撃を弾きかえしてくる・体力と気力を奪う攻撃・即死に近い自爆技を仕掛けてくる・イズナ落としがしにくいといったバランスがめちゃくちゃな敵、龍の剣の呪いのせいでアクションゲームのスピード感が損なわれる。クナイクライムは面白い試みですが押しっぱで交互にするのはちょっと面白く無い、どうせならLRでパッパッパと押して登るならスピード感もあり面白かったでしょう。まだまだ言いたいことはありますが、ちょっとね...w
何故日本のゲームメーカーは世界に売るためでしょうが、無駄に海外のゲーム仕様を取り入れようとするんでしょうかね。
世界で受けてる日本のゲームって日本独特の味が出ているからだと思うんですよね。後海外の真似したからって所詮真似だから本物に似せるのが限界で越えるのは難しい話なんだからもっと和ゲーとしては個性を追求して欲しいと思います。
GOOD!
オリジナリティ:断骨システムにより、つながると連続で敵を倒せるので爽快感あり。
グラフィック:リアル路線で、画面はきれい。
ストーリーは今までのシリーズとは違い、主人公の内面を中心に描いているのだがそれほど違和感なく楽しめた。
オート回避モードがあるので誰でもクリア可能。
行き先などのガイド機能やアイテムなど何もないので、さくさく迷うことなく進める。
BAD/REQUEST
熱中度:途中までノーマルでやったか、最後のほうで面倒になってヒーローモード(オート回避)にてクリアしたが、もうやり直す気になれなかった。
もともとこのシリーズは最高のアクションゲームを作るとして、実際成果は出しているはず。なのに今回はそのアクション部分を完全否定している。クナイクライムやその他のボタンを押す戦いはアクションではないだろう。演出面としてはいいのかもしれないが、ただの作業ですよ。絶技や忍術が自由に出せないなんてプレイヤーの自由度がまったくない。あげく回復アイテムまで削って、それこそプレイヤーの技量を無視していて、合わないシステムだろう。それをオート回避なんて、救済措置なのだろうがボタン連打でクリアして何が面白いんだ?自ら自分を否定しているようなものだ。
チャプターなどでランクなどが表示されないため、モチベーションも保ちにくかった。
敵もシリーズからそのままアレンジして使いまわしたような動きだし、できるアクションも少ない作業的戦闘を何度もプレイする気になれなかった。
難易度:このシリーズは難しいと言われていたが、こつを掴めばほぼ無傷でボスを倒せたり、いろいろそれぞれの戦闘が緊張感もあって楽しかったのだが、今回は難しいというより理不尽な感じだ。異様に硬い敵や爆弾などうっとおしいだけでいらいらしただけだ。
快適さ:今までのシリーズと比べると、キャラを動かしにくい感じがする。反応が悪いといってもいい。アクションゲームとしては致命的だろう。
COMMENT
ニンジャガイデンシリーズはXBOX版のほうが好きなチームニンジャファンでした。
ヒーローでクリア。オンライン未プレイ。
最高のアクションゲームという誇り高き理想を自ら捨て去り、誰にでも受けるような仕様を目指したため、シリーズらしさを失い、ただのゲームの中のひとつに埋もれる作品になってしまっている。シリーズとしては駄作と言わざるおえない。
シリーズ未プレイであれば、私ほど辛口な意見は出ないだろう。そういう方はプレイしてみてもいいかもしれない。