【PS4】アサシン クリード4 ブラック フラッグ レビュー
発売元 | ユービーアイ ソフト (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-02-22 |
価格 | 8820円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1人(オンライン:2〜8人) |
- 総合ポイント
- 80
- (難易度)
- 2.07
- レビュー数
- 15
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
77pt
GOOD!
PS4ローンチタイトルとして、一番面白いのでは?
他には、無双、トゥーム、スピード、ナックをやった。FPSは苦手なので未購入
ただし、アサシンクリード自体が初プレイ。
作りこまれた世界観、
そこを自由に動き回れる楽しさ、
手配度などを簡単に下げられたり、ファストトラベルなどゲームとしての快適性の追求、
圧倒的なボリューム、
シリーズものゆえの完成されたシステムや細やかなインターフェイス。
素晴らしいのではないでしょうか。
BAD/REQUEST
シリーズものゆえに過去の作品をやっていないとわからないことが多い。
ストーリを見ていても、これが演出なのか、過去作とのリンクなのかよくわからない。
ゆえにストーリーでの盛り上がりがいまいちになってしまう。
えっ、それはそのままなの?
それは解決しないの?
など、おそらく過去作とのリンク部分は未解決のままエンディングなので
過去作を知らないとただの消化不良になる。
まあ、そもそもストーリーがわかりづらい構成になっているのもその一員。
ゆえにカタルシスのようなものは得にくい。
これは過去のシリーズ未経験なのが原因かもしれないが。
あと慣れかもしれないが、フリーランニングで岩や建物に上っていくのだが
とっとも暴発しやすい。
普通に町を走っているだけで余計なところを登ろうとする。
特に敵との戦闘時や、尾行時に暴発すると本当に迷惑。
COMMENT
むさい男たちと船にのって大海原を大航海。
航海時のBGMすらおっさんたちの歌声というこだわり。
日本産のような美形キャラやスーパーパワーを持ったようなご都合キャラはでてこない。
主人公も単体は強いけど、複数に囲まれるとあっという間にやられるシビアなバランス。
しかし相手が適度にバカなので、ちょっと隠れていればまた仕切り直しができる絶妙なバランス。
スリーズものゆえの作りこまれたリアリティーとゲームとのバランスが素晴らしいと思います。
全体的にリアリティーがあるので、リアルに海賊の世界でのし上がっていく気分を味わえます。
自分が部下の立場でも、これだけ先頭切って戦っていく船長だったらついていきたいです。
船の操舵のしにくさ、波の影響など、不便なことろもリアリティーゆえに許せます。
(他の船やみんなも同じ不便さのなかにあるというしばり、納得できます)
やりこみ要素がしっかり機能していて、シナリオを進めてもいいし、やりこみをやってもいい。
やりこみをしなくてもクリアはできるし、やればやった分ちゃんと見返りもある。
なかなかのバランスです。
男のゲーム!という感じですが素直にオススメできる秀作です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
80pt
GOOD!
シリーズPS3タイトル全プレイ済。
前作までの、現代編を絡めた独自のストーリー性が白眉であり、操作性は別にして今作1人称視点で描かれる謎に満ちた展開も素晴らしかった。
陸地探索に加え、新たに加わった海洋探索と戦闘、更には超広大なマップを攻略しながら、武器•アイテム•船舶強化が展開されることへの没入感はハンパなし。
美麗グラフィックスは今更ながら言うに及ばず、特に今作では海面を漂う水の描写が劇的に向上しており、このリアル感は一度体験すべきだと感じた。
前作3は難易度(理不尽度?)が高い事が指摘されていたが、今作はフルシンクロ条件も緩いこと、又戦闘も遠距離武器が充実しているためストレスも少なく進行可能。
土地を発見、到着後すぐに全ビューポイントをシンクロさせ、宝箱探しや暗殺ミッション遂行などで自身を強化出来るのでその後が楽。総じて歴史的優良タイトルであり、今年プレイした中では、ダントツの満足感を味わえた。
BAD/REQUEST
屋根の上を追いかける伝令捕獲ミッションや、楽譜追跡が多少の苛つきを感じさせる。操作タイミングを間違うと違う方向に飛んだり、別の出っ張りに捕まったりするため、力まず冷静な操作が求められる。
あと、主人公のエドワードがもう少しイケ面にならなかったものか…前作3のヘイザムとコナー然り。あまりにもエツィオがカッコよすぎたための贅沢な不満か…。
ロード時間、他のシステム面では際立った不満はなし。
COMMENT
このシリーズは本当に素晴らしい。
スカイリムやフォールアウトなどの伝説的名盤にも引けを取っていない。今秋のユニティ、ローグ或いはそれ以降の続編が楽しみで、最終的なストーリーがどういう形に帰結するのか、興味は尽きない。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
80pt
GOOD!
1.グラフィック
写真のように細かいところまでリアルな作り込み、というわけではないが海のうねり、建物の質感、遠方の霞んだ空気等ぱっと目に入ってきた全画面的なビジュアルのリアリティは十分に表現できていたと思う。木の葉っぱ等は至近距離では雑なつくりになっているが、そんなことは気にならない遠景のビジュアル。すべてを細かく作り込まなくても要点を押さえれば十分にリアルで奥行きのある空間を作れるんだなあと感心させられた。
動きに伴うカメラアングルもなかなかで爽快感、スピード感が味わえる。特に海で最大船速時航行している時の見下ろしアングルは海のかなたの奥行き感、風を受けて進む船のスピード感をよく表現していて、自分も風を受けているような感覚になった。
主人公の動きも滑らかで自然。
2.操作性
飛び道具の切り替え、アクションも比較的シンプル。戦闘時は状況に応じ画面右上にボタン説明が自動表示されるのでいちいちチュートリアルを確認する必要もない。
主人公を中心としたカメラアングル操作も比較的自由で、勝手にアングルが強制的に変えられてしまうようなこともない。
防御に長けた敵との斬り合いでも、カウンターボタンの受付が長めなので倒しやすい。しかし攻撃を連続で受けるとすぐ体力がなくなるので、緊張感のある戦いが味わえる。
3.熱中度
フィールドをある程度自由に移動できるので一本道感がなく、メインミッションに関係ないいろんなところを探検できて楽しい。海上での戦闘も砲撃戦から敵の船に乗り込んでの白兵戦とバリエーションがあり、本当の海賊気分が味わえる。
サブミッションや、クリアのサブ目標もあるので、かなりやりこめる。
あと、武器としては吹き矢にハマった!無音だし、隠密ミッションの際にバーサクダートで同士討ちさせるのは禁断の快感を覚えた気分。
4.快適性
メインミッションクリアのために尾行や盗聴、暗殺等段階的な目標が設定されており、失敗するとゲームオーバーになるが、オートセーブが結構こまめに入ってくるうえ、アイテム等を獲得した直後にゲームオーバーになっても獲得済みの状態でリプレイになるのでストレスも少ない。
ある程度テンポよく進めることができる感じ。
BAD/REQUEST
1.バグ
所々でバグがある。狩った獲物が崖にめり込んで皮が剥げない、変なところで主人公がハマって身動きがとれなくなる、等細かいところでチェックの甘さがあるように感じた。
2.装備変更
装備している衣装や剣、ピストルの種類を変えるのにいちいちよろず屋や船長室に行かなければならないのは面倒くさかった。せめてピストルくらいは複数種類携帯していても不自然ではないので、切り替えられるようにしてほしかった。
3.アイテム
吹き矢を製作するための骨は狩りでしか入手できないうえ、どんな大きな獲物からも1回に1個しか入手できないので骨の数を増やすのが面倒だった。ウサギはともかく、クジラを仕留めて骨が1個ってことはないでしょうに。
4.アクションの暴発
壁に登ったり屋根を飛び越えたりというアクションが簡単にできるよう、ダッシュ中のボタン入力が難しくない分、普通に走ったりしたいときに壁や柱に寄りすぎると勝手によじ登ったりぶら下がったりしてしまう。このせいで追跡ミッションでは走って後を追いかけたいのに近くの壁にぶら下がったりしている間に逃げられることがしばしば。ボタンとの同時押しでただ走るだけにできる等の工夫があればよかった。
COMMENT
アサシンクリードシリーズ初プレイ。何の予備知識も先入観もなくやってみましたが、爽快でアクティブで非常に面白かったというのが率直な感想。
悪い点を書いてはいますが、ほとんど「敢えて言えば」のレベル。
アサシン、というより海賊としての冒険がメインで暗殺はサブミッション的な感じ。しかし、シリーズ初プレイの私にとっては特に問題なし。
グラフィックが綺麗、というかカメラアングルや見せ方のうまさ、重要部分での丁寧なグラフィックの作り込みにより、広い海や市街地、森などいろんなフィールドを思う存分駆け巡る臨場感たっぷりの大冒険を満喫できました。
暗殺も派手なチャンバラも操作しやすいし、アクションアドベンチャー系のエキスパートでなくともとっつきやすいと感じました。
何度もゲームオーバーになりましたが、前述のように気の利いたリプレイ方式なのであまりストレスになりません。
ただ、このシリーズは一貫したバックストーリーがあったようなので、初プレイの私は現代のパートで?になってしまいましたが、そんなの気にならないくらいメインパートは楽しいと感じました。
私はハマってしまい、メインストーリー完了後もサブ目標・トロフィー達成率100%を目指してやり込んでしまいました(結局100%は達成できてませんが)。
興味はあるがまだプレイしていない、という人にはぜひプレイしてみてほしい1本と思います。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-07-19
これは他の作品とはかなり異質で
他の方もおっしゃっている通り
「海賊」
そのものです。
ほとんどの時間を船で過ごすという話を聞いていましたが
まさにその通りでした。
この海戦を楽しめなかったら
このゲームはその人にとっては致命的なダメージになります。
ただこの海戦、最初はかなり苦戦すると思います。
船が貧弱→資材を求めて強い船を狙う→やられる→結果船が貧弱
このループから抜け出せた中級クラスの海賊船になれるまでが辛抱です。
ドラクエのようなRPGなら弱い敵を一生懸命倒していれば
そのうち自分も強くなりますが、アサクリ4は弱い船を襲っていても
船をアップグレードするために一番必要になる鉄がなかなか手に入らないからです。
なんやかんやで船を中級クラスまで育てると
このゲームは一気に開花します。
まさに気分はジャック・スパロウ!
海戦している最中、パイレーツ・オブ・カリビアンの
劇中歌が流れてきそうなくらい気持ちいいです。
海賊なんてやりたくない、隠密だけしていたい、
そういった方はこの作品は見送った方が良いと思います。
この海戦最初は面倒くさかったですが
最終的には船で敵のお尻を追い回している日々になるくらい楽しめました。
GOOD!
地形からどのように行動するか考えてそれを実行して成功した時に満足感を得られる。人によってどのような行動をとるかは変わってくると思う。使える道具が何種類かあるので色々な方法を試すことも出来る。自分はそういったことを考えて実行するのがとても楽しかった。
BAD/REQUEST
戦闘の難易度が低いのでそこの楽しみは見出だせないと思う。
操作性が少し悪いと思う。意図した行動をうまく引き出せないことがある。ボタンの割り振りの関係上仕方がないと思う。
COMMENT
シリーズ未見なのでストーリーについてはなんとも言えない。個人的には主人公のキャラクターがわりと好みなので不満はない。シリーズ未見でも楽しむことが出来ると思う。特段優れていると感じる点はないが総合的に優秀な作品なのではないかと思う。個人的には久しぶりに没頭できたゲームだった。