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【PS4】ダイイングライト レビュー

発売元 ワーナー エンターテイメント ジャパンオフィシャルサイト
発売日 2016-04-21
価格 8208円(税込)
レーティング 【Z】18才以上のみ対象 暴力 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:サバイバルホラーアクション
■ プレイ人数:1人(オンライン:4人 / ゾンビモードDLC適用時:最大5人)

【ダイイングライト:ザ・フォロイング エンハンスト・エディション】
■ 発売日:2016/04/21
└ 価格:6,428円
本編とDLC、拡張パックなどをまとめた商品です。

【ダイイングライト】
■ 発売日:2015/04/16
└ 価格:8,208円

総合ポイント
55
(難易度)
2.73
レビュー数
15
スコアチャート ダイイングライトレビューチャート

0%
0-9
6.7%
10-19
6.7%
20-29
0%
30-39
33.3%
40-49
6.7%
50-59
20%
60-69
26.7%
70-79
0%
80-89
0%
90-100
【60点以上】
46.7%
【標準偏差】
18.64


デフォルト:新着順

11人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 3pt 1pt 2pt 1pt 4pt
総合点
41pt

GOOD!

●【オリジナリティー】オープンワールドの荒廃したゾンビだらけの都市を自由に走り回り、とある任務の為に生き抜くといったゲーム。このようなゲームは他にもあるみたいですが、私はオープンワールドといえばファンタジーなRPGしか知らなかったので、個人的にではありますがオリジナリティーは感じました。「道路→ドア→建物内」といった通常の移動をより強化?し、家の壁、塀、車・バスの側面、崖といった、「壁という壁」のふちにほぼ全てつかまってぶら下がり、駆け上がる事ができ、ごちゃごちゃした街を恐ろしい程スムーズかつスピーディに移動できる。これはとっても爽快感がありました。また、昼と夜の概念が存在し、昼はゾンビ共もおとなしめで割と一方的にボコボコにできますが、夜は活発になり、夜専用(というか暗闇専用)の強力なゾンビが登場し、逆に一方的にボコられるので、見つかり次第逃げる事になります。この強力ゾンビ、一度見つかると上記の通りの家の壁を駆け上がり、屋根から屋根へと飛び移り、屋内を駆け抜ける主人公の超脚力で逃げ回っても、背後にぴったり付いてくる程の追跡力を誇ります。スリルが半端ナイです。おそらく初見では意味もわからずやられてしまい、それ以降空が夕暮れに染まってくると「やべ!もう日が暮れる!安全地帯に・・ああー遠い!やばい!!」と思う事請け合い。・・ですが、夜間は主人公がスキルを取得する為の経験値が2倍となります。うまくできてるなーと思いました。

●【グラフィックス】絵はとても綺麗です。昼・夜ともに空気感がでており、日中の暑さが肌で感じるかのように臨場感たっぷり。廃墟と化した一般家屋や店舗内は埃がただよい、板でふさがれた窓からかすかに日の光が入り、廃墟好きな人は歩いてるだけでも楽しいはず。

●【音楽】特に耳に残るものはないものの、夜間的に発見され追跡中のBGMは非常に焦らされるものであり良かったです。街を歩いている時は若干音楽はあるものの、基本自然環境音に近いのも作品の雰囲気にあっていると思います。

●【熱中度】ストーリーがわかりやすく、映画のようで良かったです。正直下記のBAD項目のせいで途中でもうやめようと思ったのに最後までやったのは、ストーリーが気になった事が大きいです。サイドクエストもストーリー性があるものは意外な結末だったりクスッときたりと楽しかったです。

●【快適さ】細かい所ですが、冷蔵庫やタンスなどを漁った時に、自動でアイテムの方へ視界が動き、アイテム取得ボタンを押すだけなのは地味ながら便利につくってあるなーと感心しました。

BAD/REQUEST

×【熱中度】
→ゾンビ共を一掃した時や、移動がものすごくスムーズにいっている時などは時間を忘れて楽しんでましたが、やはりオープンワールドの宿命なのが、やってる内に移動がだるくなってきます。建物から建物に移動するパルクールアクションがウリですし、もしファストトラベルを搭載してしまうとゾンビに出会う事すらなくなってしまうのでしょうがないと思いますが・・せめて各地の安全拠点から本拠点への一方通行かつ、ゲーム中の一日に一回だけでもいいのでファストトラベルが欲しかった。

→ストーリーは良かったのですが、いわゆる「おつかい」感が濃く、「AさんにあってBをしてきてくれ→BをしてほしかったらCにいってDを持ってこい」とファストトラベル無しの広大なフィールドをあちこち駆け回る事になり、移動の多さからマップを開いて次の目的地が遥か遠くだと飽きがでてくる。物語中盤あたりで「話長くね・・まだ終わらないの?」と正直思ってしまった。

×【快適さ】この項目が個人的に一番気になった所
→字幕が見づらい。文字がアホみたいに小さい上、背景と同化し、もう本当に読めない。とある会話では画面全体が青く染まり読みやすいのだが、普通の会話の時もそうするか文字を大きくして欲しかった。安全地域での会話やムービー中の会話ですらこれなので、戦闘中のリアルタイムの字幕などもはや読めという方が無理なレベル。

→ロードが長い。フィールドからダンジョンに入るように、ロードを挟む移動がある際にその度にロードが入る。フィールド→屋内ならまだギリ許容できるが、屋内→フィールドの場合数えてみたら40~50秒程かかっていた。

→移動に関して
・細かいキーコンフィグが無く、R1でジャンプ、L3押し込みでダッシュというなんとも不思議なコントロールが最後までつらかった。特にダッシュがやりづらく、敵から急いで逃げなくてはならない場面で道の角を曲がった時や大ジャンプ後などにダッシュが切れて普通の歩行になってしまい「あーもう!」とイライラしてしまう場面が多くあった。
・オープンワールドで基本どこでもいけるのだが、一部登れない・進めない場所がある。それは別かまわないが、見た目でわかりづらい。どう考えてもいけそうなのに縁につかまれず、ピョンピョン跳ねてる間にゾンビにぼこられるとこれまたイライラしてしまった。
・どこにいくのかわかりづらい。例えばマップを開いて目的地を見たとき、目的地が建物内のとある部屋の隅だった時、目的地表示が建物の玄関ではなく、そのままその場所が表示され、更にそれが別の入り口から進んだ先の地下なのか、2階なのか、屋上なのかが地図からではさっぱり読み取れず、目的地建物の外周をゾンビを気を配りながらぐるぐる周るのは中々のストレスだった。とうとう行き方がわからずクリアできなかったサイドクエストもあった。
・主人公は建物を登る事には長けていても、降りる事にはもうこれクソであり、高い建物からおりたくて、屋根の隅にいって視点を下に向けても「ぶらさがる」いったコマンドが表示されず、大ダメージor即死覚悟で飛び降りるしかなく、実際それで何度も即死するとこれまた血管がぶち切れそうになった。落下ダメージを置けない緩衝地点はある場所もあるが、普通に降りるコマンドも搭載してほしかった。
・主観視点により足場の距離感がわかりづらい。主観視点を辞めろとか背後視点にオプションで変えられるようにしろとそういう事ではなく、普通のストーリー上で通る道にアクション苦手な人がコントローラーぶんなげたくなるような道を作るなと。物語終盤のとある地点では同じ場所で落下→即死を繰り返しスタッフへの怒りは最高潮に。

×戦闘に関して
→敵と主人公の戦闘力(機動力)に差がありすぎる。通常のゾンビ相手ならむしろそれは逆だが、強化ゾンビ相手だと被弾無しはかなり難しい。
また、(特に序盤)武器を普通に戦うには物量に対して敵の体力も攻撃力も高すぎる。中盤で武器が強化されて楽になってきたなと思っていると、終盤にかけて敵もアホみたいに強化されて波のように大量に押し寄せられると対処しきれない。だからこそ元々街に設置された罠や各種アイテムを使うのだろうが、それをもってしてもつらい場面が多々あった。(ちなみに私は難易度簡単(普通?)でやっていたが正直それでもきつかった。

→各敵がうざすぎる
・通常ゾンビ:序盤はまさに雑魚敵といった感じだが、終盤にかけて移動スピードがあがり、さらに火炎瓶で黒コゲにしても生存し、防弾チョッキを装備して最高性能の武器ですら数発耐え抜きとってもうざい。

・走りゾンビ:今作ウザさ第2位。ゾンビとは思えないものすごい速度を走ってきてアーアー叫びながらこちらの攻撃を回避しながら連続攻撃してくる。「大きな音をたてると出現するので急いで逃げる事」とのチュートリアルの通り、ガスボンベなどを爆発させると、どこか遠くで扉をぶちあけて出現する音が聞こえこちらに走ってくるのだが、音をたてた地点から、音をたてた時点で即行で逃げ、入り組んだ路地の家の中の隅の部屋の角にしゃがんでいようが、音たててしまったら最後、プレーヤーの近辺にポップし、私レーダーもってるんですwと言わんばかりに正確に部屋に飛び込んできて、「今のお互いの位置関係なら、ここの角曲がって、この家入ったら絶対見失うだろ」という逃走経路だろうと難なく追跡する。更に終盤にもなるともうコンセプトは崩壊し、音たてようがたてまいがその辺からわらわらと複数で突撃してくる。こうなるともはや出現=被弾確定のようなもので、最初こそ恐怖だったのが終盤はもう憎悪と殺意とイライラしか沸かず発狂しそうになった。

・巨人ゾンビ:でかいハンマーのような鉄骨をもった大型ゾンビ。動きこそ緩慢だがたたきつけ攻撃で地面に衝撃波がでてプレーヤーを吹き飛ばす。それは別にいいのだが、この衝撃波の当たり判定が滅茶苦茶で明らかに叩きつけた地点から数メートル離れていても当たる!更にハンマーが天井など当たって弾かれているのに衝撃波は発生し当たる!元々はボス的な感じで出たのに後半は強化され複数ででて面倒くささが半端ない。

・ゲロゾンビ:遥か遠くからゲロはいてくる。ゴルゴ並の精度で。近づくとマシンガンのごとく連射してくる。こいつも発見される=被弾確定レベル。この敵に限った事ではないが、一度発見されると屋内に逃げ込もうが敵はロックオンしたままなので吐きかけたゲロが家の外壁で爆発したのが、壁貫通して当たる。うざい。

・自爆ゾンビ:今作うざさ第一位。近づくと自爆し、なんと即死。この辺なら大丈夫だろうと離れていても体力半分けし飛ぶ程のダメージを受ける。見た目も太っといて良くみれば通常ゾンビと判別可能だが、わらわらと雑魚ゾンビと一緒にでてこられると判別が難しく、しかも主観視点なので後ろからこられるともう詰みである。更にドアを開けた狭い屋内に潜んでいる事が多く、慎重にすすんでいようが、敵に追われて焦って飛び込んだ先であろうが、こちらが発見した時にはもう間に合わずにほぼ即死確定である。更に更に自爆で音をたてる為、上記走りゾンビが寄ってくる。走りゾンビの量が増える物語後半は地獄である。

・人間:場合によってはうざさ一位。人間とは思えないタフさを誇り、火炎瓶で全身黒コゲの大やけどにしても、そのまま襲いかかってくる。マシンガンをもったやつも登場し、こちらも銃器をもっていない場合2秒程で蜂の巣にされ、はっきりいって無理である。例にもれず一度発見されるとこっちが隠れようが位置がばれっぱなしなのでこっちからは視界に見えてないのに、ガンガン銃弾を浴びせてくる上、撃ちながら突撃してくるとこっちをロックオンしたまま移動撃ちされるので、まるでFPSでオンライン生身の人間相手をしてるかのように被弾する。

×システムに関して
→上記の移動での落下死、敵の波状攻撃・即死攻撃でのイライラを最高潮に加速させる要素、それがデスペナルティである。なんと死ぬとレベルアップの為に溜めた経験値が減る。レベルアップまであと80000exp、ちまちま300とか1500とか溜めに溜めたポイントがただ一度のミスで一度に3000ポイントとかマイナスされるので、まさに溜まったものではない。戦闘、というか生存に緊張感を持たせるためなのだろうが、上記の敵共のせいで常にイライラしている為、コンテニューの時に素直に反省できない。

×武器強化がしづらい。このゲーム、武器に耐久値が設定されており、いずれはぶっ壊れ、素材に分解するか店で売るかしかできなくなる。その為、「武器に割と貴重品である強化アイテムを装備し強化した」武器がぶっ壊れると強化アイテムごと使い物にならなくなるので、物語序盤・中盤で後から後から更に強力な武器がでてくる状況では気軽に強化アイテムなど使えるはずもない。高額なお金を要求されてもいいから、強化アイテムは取り外させて再利用したかった。

×難易度高すぎってレベルじゃないミニゲーム:「チャレンジ」という名で、「何分以内に~に辿りつけ」やら「何分以内に敵を~体倒せ」のようなミニゲームがあるのだが、イカれた難易度で設定してある。私はゲーム開始地点から一番近くにあり、ミッション名からしても一番最初にやるのであろうミニゲームをやったが(ちなみにミニゲーム達成難易度は「普通」)、初プレイで結構厳しいなと思い、他の方がアップされた動画を参考にしてクリアしようとしたが、動画をみせて頂いて愕然、ミスを一度も許さないスーパープレイ動画のような内容であった。「個人でやるのは諦めたから、攻略動画を見よう」ではなくて『攻略動画を見て、諦めた』は人生初である。しかもネットを見て回るに更に鬼畜なミッションもあるそうで。どう考えてもスタッフがノーミスで出来るまでやったか、コンピューターで自動操作でやってでた最速タイムをそのまま制限時間にしたとしか思えない程である。こういうのって普通何人かがやったタイムの平均より少し高めか低めに設定するのでは・・

×ピッキングの難易度:扉や宝箱に鍵がかかっており、キーピックでこじあけるという状況があるのだが、鍵開け難易度なるものが4段階存在し、難易度3・4に当たるやつがPS4のアナログスティックでやるのには無理があるように感じた。左スティックでキーピックが正しく入るポイントをひたすら探すわけだが、最高難易度ともなると数mmの穴を通すようなレベルで、「左スティックを左にちょいはじくように倒す→開きそう→更に左にちょいと→まったく合わない→じゃあ右かと右にちょいと倒す→まったく合わない→左に戻す→開きそう→右に倒す→キーピック折れる」みたいな事をやってるとハゲそうになる。さらに腹立たしいのが時間とキーピック数本をつぎ込みながら、明けてみるとその辺のゴミ箱に落ちてるものと同じものがデカイ箱に2個入ってるだけだったりするのと、このキーピックであける箱の数が多すぎる事!「またキーピックかよ!あーもう・・カチャ!やっと開いた・・コーヒーとひもかよ!!そんなすぐ使いそうなもんなんで敵の本拠地で厳重に鍵かけておいてんだよ!」「(クエスト終了後)君に返しきれない恩義ができたね。せめてものお礼にこの部屋のアイテムは全部もってってくれ。」→キーピック→「じじいこらああああああ!!」ってな感じでもう終盤はめんどうくささが勝ち、「どうせ開けても大したもんはいってないんでしょ」と完全スルーでした。

×オンライン:これはゲームというよりプレーヤーのせいですが・・協力プレイをすればホストは放置のままでその場から永遠に動かず、他のゲストがいるとしてもそれぞれが好き勝手に意味もなく走り周るだけであったり、そもそもジェスチャーやチャットがないので意思疎通もできず、対人モードでは(片方のプレーヤーが強力なゾンビを使って戦う)まったくセッションできない上、やっとの思いで遊べたと思えば入った瞬間に降参か回線切断され・・。まともで出来たことないです;

COMMENT

【満足感】エンディングを迎えた時は、「クリアした~!」:「はぁ・・やっと終わった・・これで解放される;」=3:7 といった感じでした。ストーリーの結末が気になったし、オープンワールドでゾンビ共相手にサバイバル!という行為自体は当然楽しいのでクリアしましたが、合間合間にちょっかい出してくる各種ウザポイントで、正直中盤以降はムービー以外はため息ついてるか血管切れそうになってるといった具合でした。

プレイ中は「あーもうだめだ、これまごうことなきクッソゲーだわ」と何度も思いながらも最後までやれたのは、これがクソゲーではないからだと思います。ネット上での他社様方の評価は良いですし、その意見についても納得できます。ただ(下手糞な私の本当に個人的な感想ですが)上記BADのポイントがピンポイントで癇癪虫に突き刺さり、割とイライラする事が多かったです。

店頭でパッケージが目にとまり、「お!オープンワールドの廃墟の街でゾンビ相手に生き延びる!?おもしろそうじゃん!」と感じた人は「買い」だと思います。

   
プレイ時間:15時間以上30時間未満(クリア済)
helaさん  [2015-07-02 掲載]

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4人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 4pt 2pt 2pt 3pt 3pt 2pt
総合点
55pt

GOOD!

グラフィック:PS4の能力を活かしてある十分なグラフィックであった。画面の揺れが激しいこのゲームにおいては
このレベルで問題なく、また満足できる。

ストーリー:もう皆様慣れてしまっているゾンビ物であるが故に新鮮さは無いものの、人間側の恐怖、またモンスター側の恐怖と
双方を十分に描けていたと思う。最近のゲーム全般に対してあまり期待していない自分の状況もあるのだろうが・・・

操作性:プレイしている中では問題を感じた所はなく快適にプレイできたと思う。
場所によっては、登れる場所が見つかりにくい箇所もありはしたが、それをゾンビに追われながら探す楽しみもあるため
不満点には入らない程度だ。

システム:レベルアップシステムについてはバランスが取れていて良い。相手の強さが目立つ事なく、こちらが無双できる訳でもなく。
壁の上り下りだけでも経験値が入る為、レベル上げに困るシーンはさほど感じられなかった。また強力な武器である銃を使用すると
音に群がる敵が押し寄せてくるのは無双を防ぐ良いアイディアだと思った。

サウンド:状況に応じた緊迫感を生むサウンドは随所に見られるものの、耳に残る曲はなし。
だがある程度シーンに没頭できる程度の音楽ではあるため良いか悪いかで言えば、確実に良いの分類に入る。

BAD/REQUEST

オープンワールド、箱型ゲームに大抵言えることではあるが基本はお使いゲームである。
このゲームは多くのゲーマーが苦痛に感じる移動に楽しみを感じさせる事に成功している為
そこが他のゲームとの比較対象になると思うが、結局は飽きる。そう、飽きるのだ。

こういったゲームの特徴として挙げられるのが、マップを把握してしまい、ある程度レベルが上がってくると
作業ゲーに成り下がってしまう事が残念である。

ストーリー性を強く感じられるクエストはメインクエストを除くとやはり数えられる程であり、全ての要素をやり込み
するほど熱中度が高いわけではない。ゲーム性を楽しむものだと言われてしまえば終わりであるが
仮想世界に没頭して主人公に感情移入しながらゲームを行う私としてはもう少し世界の裏話を詳しく説明して欲しかった。

COMMENT

総評として述べるのあれば買いのゲームであると思う。
PS4が発売されてからキラーソフトと呼べるほどの大作がでていない現状では十分に楽しめる物である。

発売当初騒がれていたゴア規制に関しては、確かに血の色が緑に変更されている点は残念であるが
それが世界観を壊すほどではなく、部位欠損などはしっかりと描写されるため問題はないと感じる。

次に欲しいソフトがない場合、是非これで遊んでみて欲しい。満足はせずとも、後悔もしないだろう。

   
プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
unvavaさん  [2015-05-20 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

4人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 5pt 3pt 4pt 3pt 4pt 2pt
総合点
74pt

GOOD!

プラットフォームがPS4になり美麗なグラフィックと迫力の演出でゾンビと戦えます。

武器は使っていくと消耗していくので修理はできても同じ武器はずっとは使えません。(銃は除く)
なのでゾンビ達と戦いながら常に予備の武器を確保をしながら進んで行く事になります。

最初は好きな武器でずっと戦いたかったなー、とも思いましたが進めていくうちにこれが逆に面白さを出していると思います。
寄り道をしてゾンビ達と戦っているだけでも武器がなくなりますが、でもその分より強い武器を見つけた喜びもあります。
ではそこまで武器に困るかと思われた方がいるかもしれませんが武器はそこらじゅうに落ちています。なので心配はありません。

また、武器の設計図を入手することにとり持っている武器をカスタマイズできるようになり、
ただの鉄パイプから殴ると電気を発生させる鉄パイプにしたり、相手を延焼させるマチェットなどを製作することができます。
物語が始まった瞬間はゾンビ一匹にも手こずったのがレベルが上がる事によっていくらでも倒せるようになるのも楽しいですね。
強くなった実感を味わう事ができます。

また戦闘や武器以外にもパルクールというアクション(フリーランニング)というものがあり、建物や障害物の上を飛び超えて移動することができます。
パルクールも最初はゾンビゲームに本当に必要なものかと思いましたが慣れてくると建物から建物へ素早く移動する事ができる様になり
無駄に戦闘はしたくない人や色んな場所を探索をするのが好きな人はハマってしまう部分かなと思います。


他のゲームの良い部分を持って(パク・・)きており、自由に移動できる様になった時のファークライの様な開放感やパルクールアクションを使ってのアサシンクリードの様な高所を登る感覚を味わったり、ピッキングをする時のフォールアウトの様な画面が出てきたりして遊んだ事がある人ならニヤリとする部分を感じる事があるかもしれません。

BAD/REQUEST

既にAmazonの多くのレビューで書かれていますが日本での販売にあたり規制されてしまった部分があります。
生きている人間の部位欠損とゾンビ・人間の血の色の変更です。


生きている人間の部位欠損の部分は仕方なかったかもしれませんが問題は血の部分です、人によっては別に気にしない方もいるかもしれませんが・・。

ゾンビを攻撃して緑色の血が出るのはまだわかりますが、生きている人間と戦う場面でも画面に緑色の血が出るわけです。
遊んでいても違和感を感じてしまう人はきっと少なくはないと思います。


これによってゲームの世界観や雰囲気がブチ壊されたと感じるプレイヤーがいても不思議ではないです。

そんなの関係ねぇ!とか気にしないよって方はプレイしてみてはどうでしょうか。

COMMENT

元々ゾンビが出るジャンルのゲームの数はそこまで多くはないのですが、個人的にその中で面白かったのがデッドアイランドでした。
今回もこのゲームを開発したのも同じメーカーみたいです。
なのでデッドアイランドを遊んでみて楽しいと思った方は買ってみてもいいかもしれません。

あと海外のゲームをあまりしない方はまず最初にFPSの画面に戸惑うと思います。
私もFPSの画面はやるまでは敬遠していたのですが、TPSとは違って直感的で迫力のあるゲームを楽しめる事を知り好きになりました。
ゾンビが好きな人はこれを機会にやってみてはどうでしょう?ただ移動が激しいので酔いやすい方は気をつけたほうがいいかも・・。


ゲーム内容は良いだけにローカライズでマイナスの部分が目立ってしまい残念に思います。

   
プレイ時間:わからない(未クリア)
びびさん  [2015-04-21 掲載]

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3人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 4pt 4pt 3pt 4pt 3pt 3pt
総合点
69pt

GOOD!

・グラフィック
荒廃した街、廃墟の雰囲気がよくでています
風で揺れる草木や、飛んでくる塵、ゾンビ達の汚さなど、よく作り込まれている

・サウンド
音楽は地味で、これといったものがないが、効果音は素晴らしい
天井から水が落ちる音、不気味な風の音、どこからともなく響いてくるゾンビの声、ホラーっぽい感じがして緊張感があります
爆発音や銃声をたてると、扉(バリケードかも)を壊す音とともに、ゾンビの叫び声が聞こえてくる
危機が迫っているのがよくわかります
恐怖感と緊張感のある効果音はゲームへの没入感を高めてくれます

・サバイバル×オープンワールド
広いマップを徒歩で移動することになります
最初は「車乗れないの?メンドクサ...」と思うでしょうが、ちゃんと徒歩移動に特化した作りになっています
ダッシュ移動が速く、ほとんどの建物に登れます
屋根から屋根に飛び移って移動すれば、ゾンビに襲われる危険も減るし、地上ルートだとなかなか行けないような場所も楽に行けたりすることがある
サバイバルランクを上げてスキルを覚えれば、グラップリングフックを使って素早く建物を登ったり、移動することも可能です

昼はマップを探索し、武器の強化素材やメディキットを探しながら、安全地帯(拠点)も増やしていく
夜は経験値がアップするから、危険を覚悟して強敵狩りに行くのもよし、朝になるまで寝るのもよしです
日中と違い夜は真っ暗、数メートル先のものすら見えなくなります
ライトをつければ多少明るくなるものの、敵に気付かれやすくもなる
日中でもいるゾンビに加え、強敵であるボラタイルが徘徊しています
こいつに見付かった時のスリルは凄まじい
夜間のミッションは難しいぶん、手応えと緊張感があり面白い

集めた素材で武器の強化やアイテム作製ができるクラフト要素も楽しい
普通のマチェットに小型のバーナーを取り付け火属性にしたりできる
手裏剣、手榴弾なんかの投擲武器もクラフトで作れる
ショップで買うこともできるが、お値段が高い
マップを探索して素材を集めてこそ、サバイバル感を味わえる

レベルを上げ、スキルを覚えていくことによって、様々なアクションが追加されます
ゾンビを踏み台にジャンプしたり、ドロップキックやハンマーを振り回す攻撃ができるようになる
グラップリングフックもその1つですね

BAD/REQUEST

・ボマー
いわゆる自爆ゾンビ
腹を膨らませて、ぐっちゃぐっちょと音を立てながら近付いてきます
プレイヤーに接近するか、攻撃を当てると爆発するんですが、爆発の威力が高すぎる
近くで爆発すれば即死、距離を取っても体力の50%以上削られます
単独でいるならまだしも、ゾンビの群れに紛れているとかなり厄介
誤って攻撃してしようものなら、即死か瀕死にさせられます
(しかも爆発音で遠くのゾンビ走ってきますし)

・ダッシュゾンビ(本名不明)
大きい物音をたてると、どこからともなく叫びながら走ってくるゾンビです
素早い動きと、屋根の上まで追いかけてくるしつこい奴
ゾンビの大群と戦っていたり、逃げている時に現れると非常に厄介
たまに物音をたてていないのに、勝手に現れて攻撃してくる
いきなり後ろから攻撃され振り向くと、こいつが構えている

COMMENT

自分はゾンビやホラーが嫌いな方ですが、これは楽しめました
荒廃し、ゾンビがうようよいる街で武器や素材を集め、様々なアクションとアイテムを駆使して生き残る
ゾンビ系が好きな人はもちろん、サバイバル系が好きな人も楽しめる内容かと思います
難しすぎず、でも甘くない、絶妙な難易度もいい

がっこうぐらしの影響でなんとなく買ってみたゲームだけど、予想以上に面白かったです

 
プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
ここあさん  [2015-10-25 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: 阿木
レビュー日: 2017-02-10
レベルが上がり、「引っ掛けフック」が使用できるようになってからが本番。
というか、序盤にレベル上げまくってスキルを揃えないと結構キツイ難易度な気がします。
スキルさえ揃えば、敵を避けて進むアクションを最大限応用して戦えるので、前作的なゲーム『デッドアイランド』以上にカッコよくゾンビを倒していけます。
危なくなったら高い所に避難しましょう。

他の方もおっしゃってますが、ストーリーはドラマ『ウォーキングデッド』みたいなノリ。つまり “人間VSゾンビ” というより “ゾンビがあふれた地域で人間VS人間” がメインといった感じです。
個人的には全然OKでしたが、化け物ばかり相手にしたい人には残念ポイントかもしれません。

残念ポイントと言えば…個人的に三つほど気になった点があるので書いておきます。

 ・酔うタイプの人にはかなり厳しそうな主観視点。
振り向いた時、歩いて止まった時などに微妙な画面揺れがあります。普段ゲームで酔う事は滅多にないのですが、これはちょっと気持ち悪くなりました。
慣れれば大丈夫だったのですが、他のFPS等で酔う人は確実に酔うと思われますので注意。

 ・ボス戦と呼べるイベント戦闘が3回ほどあるが、基本的に武器持ちこみ不可
ストーリーの展開というか演出的に分かると言えば分かるのですが、折角「いざという時に使うぞ!」と用意していた武器をボス戦で使えないのは残念でした。
ちなみに3回のイベント戦のうち1回は嫌う人はとことん嫌うQTEだったり…

 ・英語音声、日本語字幕という仕様
『デッドアイランド』と違い、日本語吹き替え音声はありません。
「映画とか普段から字幕派だから全く問題なし!」…と言う方も注意が必要。
何故なら字幕サイズがかなり小さいからです。洋ゲー字幕は小さい事が多いですが、これは特に小さい(通常の映画字幕の1/5ぐらい?)
更にフォントの所為か背景に溶け込んでしまい読み難くなってしまってるシーンがチラホラ……正直、字幕読む難易度なんて上げないでほしいです…

…と、まぁ…いろんな意味で気楽に出来る難易度じゃないかもしれませんが、上記三つの問題点さえ気にならなければ かなり遊べるゾンビゲームである事は確かです。
協力プレイも出来るので、一緒にやるフレンドがいれば遊びの幅も広がります。

【PS4】ダイイングライト
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