【PS4】バリアント ハート ザ グレイト ウォー レビュー
発売元 | ユービーアイ ソフト (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-07-31 |
価格 | 1598円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:2Dパズルアドベンチャー ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 76
- (難易度)
- 1.50
- レビュー数
- 2
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
76pt
GOOD!
第一次世界大戦を舞台とした横スクロールアドベンチャー。
コミカルなキャラデザとは裏腹にシナリオはかなりシリアスな内容で、戦争で引き裂かれた家族を中心に4人のキャラの視点で戦争の悲惨さを描いています。キャラデザのおかげで悲壮感はマイルドになっていますが、それでも死屍累々とした戦場や空爆から逃げ惑う市民、非道な毒ガス兵器などかなり踏み込んだ内容です。
アドベンチャーパートの謎解きはそこまで難解なものは無いしヒント機能もあるので攻略に詰まるという事はないはず。戦場では敵の銃撃やミサイルを避けて進軍するステージや、敵に見つからないよう隠れながら進むステージがありますが、どちらもチェックポイントが細かく設定されていて、やられてもロード無しですぐにリトライできるのでストレス無く進められました。
ゲーム内には100個を超える歴史的アイテムが収集物として隠されているのですが、これが当時の事を知らせる写真付きの資料となっていて中々勉強になります。
BAD/REQUEST
アクション性が低く動作がかなりもっさりしているので合わない人には苦痛でしかないと思う。
あとは洋ゲー特有の決定とキャンセルのボタン配置が逆になっている仕様。同じメーカーのゲームでもローカライズで日本に合わせて直されているゲームもあるのに何で統一できないのかな~って思う。今に始まったことではないけども。
COMMENT
◆トロフィー関連◆
プラチナは無し、7時間程度でトロコン。終盤のリズムゲー的な治療パートをノーミスクリアするのが割と難関、収集物のコンプは動画を頼ればいい。
◆総評・感想など◆
PS+のフリープレイで入手。
もっとコミカルな内容だと思ってたのでかなり重めのストーリーにびっくり。でもこの手のメッセージ性の強い作品はもっと評価されてもいいと思う。
GOOD!
グラフィック
配信ゲームによくあるコミック調の映像で、細かなところまでしっかり描き込まれています。
ストーリー
第一次大戦がテーマの話ですが、とても良かったです。私はゲームのストーリーはたいてい軽視してますが、本作のは印象に残りました。コミカルな絵柄と反対に重い話です。
史実
各チャプターで、大戦の資料が写真付きで載っていますが、これがなかなか興味深く勉強になる。顔面損傷などかなりイタイ写真もありますが、一次大戦に関心を抱けるきっかけになるかも。
お手軽難易度
指定の物を運んできて組み合わせて道を拓いていくバズルがメインで、たまに砲弾避けなどのアクションが挟まれるという構成。パズルの難易度は低く、ちょっと考えればすぐ解答が浮かぶレベル。さらにある程度時間が経つとヒント(まんま答え)が見えるので、パズル苦手な人も詰まることなく進めるでしょう。脳が老化しだしてる私にはちょうど良い難易度でした。
操作やロード
物投げたり犬に命令したりなど要求されますが、簡単なので誰でも普通に動かせる。ロードも全体に速く、死んでもほぼ直前からすぐにリスタートするのでとても快適です。
トロフィー
プラチナどころかゴールドもないですが、けっこう簡単に100%に出来る。
BAD/REQUEST
操作
一点、バツが決定でマルがキャンセルという日本式を無視したキーに不満。慣れるまで間違えることが多いし、慣れたら他のゲームで戸惑うしいいことなし。中身は日本語でローカライズされてんのに、なぜボタン配置はそのままなのか?ubiの拘りなのか?
難易度
グッドの裏返しになりますが、この手のパズルが得意な人や、ウンウン悩みながらジックリ進めていきたい人には、あまりに簡単すぎてつまんないかも。
ボリューム
数時間でクリアできるし、トロフィーも頑張れば1日でコンプてきるのでボリューム不足。リピート性もなしです。
COMMENT
ゲーム自体の出来もいいし、第一次大戦の資料としても価値のある内容だと思います。ストーリーもとても良かったし、オススメな一作です。