【PS4】Everybody’s Gone to the Rapture ー幸福な消失ー レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2015-08-11 |
価格 | 2160円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 恋愛 セクシャル 暴力 (CERO について) |
ショップ/リンク | |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ オンライン配信専用 ■ ジャンル:アドベンチャー ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 28
- (難易度)
- 0.60
- レビュー数
- 5
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 4pt | 1pt | 1pt | 1pt | 0pt |
36pt
GOOD!
DL専用タイトルでたかをくくってましたが、
グラフィックがかなり作りこまれており綺麗です。
家具や屋外部分の仕上げがきちんと出来て居ります。
また、降雨時の地面に当たる表現など凄いなと感じました。
BGM演出は基本自然音ですが、
イベント毎に哀愁漂う曲が入り込んで良く演出できてると思います。
BAD/REQUEST
終始ストーリー断片を延々と見せられるのでいまいち掴みきれません。
起承転結が把握し辛い感じになってます。
かと言って周回楽しもうと思える中毒性は皆無です。
一度だけエラーによる強制終了がありました。
オートセーブがあるので救いはありましたが。。
あと任意のタイミングでセーブさせて欲しかったです。
PS4の中断機能に対応してますがエラーしないか心配なので。。
歩く速度が変速一応ある様ですが遅すぎます。
ダッシュは無くて良いですが気持ちもう少し早ければテンポが良かったと思います。
何度か街なかを往復する機会があるので気になりました。
COMMENT
REGZA(26C3700 26V型)HDMI接続でプレイ。
ハードは500GB:CUHJ-10001にてプレイ。
只々探索して究明していくアドベンチャーゲームです。
ゲームに対してフラットな気分で楽しめます。
世界観のふわっとした把握は出来るのですが、
その要因がいまいち掴みきれませんでした。。
分かりづらく楽しくプレイ出来ませんでした。。
グラフィックが良くて雰囲気はあるのに色々と惜しい作品でした。
少しお値段に相当しないかなと感じました。
独りよがりに近い作品にも感じました。
これだけではゲームは売れません。。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 4pt | 0pt | 1pt | 1pt | 2pt |
28pt
GOOD!
住民が消失した田舎町を散策し、消失の原因や最後の時を迎える住民たちの人間ドラマを追体験する主観視点型アドベンチャー。
舞台となる田舎町がかなり作り込まれており、生活感のある和かな風景を堪能できます。また進むにつれて天候の変化があったり、農場、工場、駅やキャンプ場など色々な施設を訪れるなど環境の変化を付けて飽きさせないような配慮もあります。
BGMは基本環境音ですがイベント時に流れる音楽は登場する人物の心情とも合ってて良かったです。
ロードはゲーム開始時に長めのがありますが始まってしまえばロードを挟むことなく進められます。
BAD/REQUEST
○移動速度
他でも言われていますが移動が尋常でなく遅いです。これだけでゲームの評価が地に落ちると言っていいレベル。R2押っぱで移動速度が上がるそうですが本当に上がってるか疑問符が付くほどわずかしか速くなりません。風景をよく見てほしいとか、ローディングの都合とか色々理由はあるんでしょうがさすがにこの速度は論外です。
○ストーリー
クリアしたときの率直な感想は「結局何が原因で住民は消えたの?」でした。冒頭部分では動物の大量死や住民の謎の体調不良などかなり不穏な雰囲気で先が気になる感じだったんですが、途中から只の近隣住民トラブルや痴話喧嘩が多くなり原因が何なのかよく分からないまま終了。プレイヤーに考察させるにしてももっと開示すべき情報があったのでは?
○現在位置が分からない
一応あちこちに街の地図が設置されているのですがミニマップも無く、あまつさえ方角を示す物さえないのですぐ迷子になります。
○オートセーブ
任意セーブが無くオートセーブのみですが、セーブされるのが重要イベント発生後のみという仕様。この仕様に気付かずにゲーム終了すると最後にどこでセーブされたか、どのイベントを消化したかが完全に分からなくなってしまう。
○バグ
山の中を散策しているときにいつの間にか本来入れないはずの所に入り込んでしまったらしく閉じ込められて進行不可になるという事態になりました。
COMMENT
◆トロフィー関連◆
攻略動画ありきでおよそ5時間ほどでトロコン。収集要素がキツイ上に収集状況を確認できないので素直に動画を参照することを推奨。トロフィーの自力コンプは割と無理ゲー。
◆総評・感想など◆
PS+のフリープレイで入手。
雰囲気ゲーというやつですが移動が遅すぎてストレスマッハだし、ストーリーもよく分からないし、サブタイに幸福な消失とあるけどどの辺が幸福だったのかもよく分からんとか、本気で意味不明なゲームだった。はっきり言ってトロフィー目的以外で買うゲームじゃないです。
トロコンが楽だったので満足感に1点はつけます。熱中度と快適さは0点にしようかと思いましたがロードの事を加味して快適さも1点残しました。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 3pt | 1pt | 1pt | 0pt | 1pt |
27pt
GOOD!
とりあえずグラフィックは4点付けました。
海外の田舎の田園風景を遠近どちらで見てもかなり綺麗だと思います。
特にイベントで夜?みたいに暗くなるところでは光の演出が非常に綺麗で、初回プレイはここが本当によりどころでした。後は褒められたところはないなぁ…
BAD/REQUEST
なんかいまいちぱっとしないシナリオ。
公式HPには「1984年6月6日 06:37am この物語は、世界の終焉から始まる。」とあるけどその下の説明では
「イギリスのシュロップシャーにある農村から住民や滞在者が全員消失した。」との記載。
結局どっちなの?この村の村人達だけが消えたの?それとも世界の人間が消えたの?後者だったら主人公って何?前者だったら仰々しく「世界が…」っておかしくない?
再び公式より「“世界の終り”の謎を解き明かし、終末のドラマを再び体験するアドベンチャーゲーム。」との記載があるが…
クリアした今でも「世界の終わりの謎」ってよく解らん…
正確には何がきっかけかは分かったが、ネタバレなので勿論書けないが「本当にそれだけの理由?」レベル。ってか根本がイマイチ良く解らない。「光」がキーポイントだけどラストのシーンでも結局「だから何なのさ?」でしかなく物凄く消化不良。
ゲーム自体も多分消える直前の人達の言動を見るだけ。
悪くはない。雰囲気はかなり良い。でも…なんかこう胃もたれというか消化不良というか、ちょっと軽めの胃薬飲みたいな…な感じのままエンディングを迎えた。(あくまで自分は、ですが)
でもシナリオ以上に最悪なのが
ゲームシステム
またオサレ系が関わってんのかよ…と思いたくなるぐらい変な仕様をさも当たり前のように入れてる所。
ちなみにこのゲームではFPSのしゃがみ歩きがデフォルトの速度なので「コントローラーの故障ではありません。」安心して下さい。
ちなみに家の中に入ると「やっぱりコントローラ壊れてるって!」と思うぐらい鈍足になるので中途半端に広い村中を歩く作業がだんだんウンザリしてくる。
ちなみにR2ボタンで早歩きが出来ますが、「これで一般的なFPSの徒歩移動レベル」なので自分のようなせっかちは人は終始イライラ。
シナリオもぱっとせず、機動力がクリボー以下なのでトロフィー回収作業が本当に作業。というか、これまた「こういうのオサレでしょ♪」な意味のないものばかりな上に取得タイミングの一部がかなり変。
「は?俺何したの?」なタイミングでなんか取れたこともあったし、攻略サイト見て
「その間いる?」と思うものも。
多分たった一人でプラチナ取れた人って本当に凄いと思う。個人的に要攻略サイトだと思う。
こういう点から快適さは0点にしました。
満足度も0か1か迷いましたが攻略サイト見ながらならある程度簡単にプラチナ取れる(ただただ移動のウザさが面倒くさいだけ)のでぎりぎり1点にしました。
補足ですが、クリアするだけなら簡単です。多分「クリアできなかった。自分には難しすぎた」な人はいないでしょう。ただ遅さで断念する人は多いと思います。
COMMENT
完全な偏見ですが。普段CMとか映像畑でゲームで遊ぶ事なんて殆ど無い人たちが「俺たちのセンスを楽しんで欲しいんだ!」だけで作りました!な感じ。当然これだってテストプレイを何度もやってクリアできるか、トロフィー取れるか、ハマりがないか、その他バグがないか…とやってるんでしょうが、自分がその作業に携わったとしたらきっと発狂してると思う。「これだから芸術畑のやつがゲーム関わるの大嫌いなんだよ!」とブチギレてたでしょう(笑)
それぐらいちょっと自分で遊べば、トロフィー取得などの復周回プレイをさせる作りにするなら判るレベルのダルさをなんで直そうとしないんだろう?と。
最初はじっくり田園風景を歩いてほしいからこの速度でじっくりのんびり歩かせよう…まではわかるけど2周目以降はせめて2倍~3倍速は入れましょうよ。ってかR2押して歩いても最初全然早くならないからガセか?と思いましたよ。
とBADでも飽きたらずここでも同じ内容を愚痴るぐらい本当に移動がタルいのにストーリーが「後はみんなの脳内で補完しよう!」ではこの販売価格は不満しか出ないです。
個人的には800円税込みでPS+かセールで500円税込みが妥当でしょう。
GOOD!
「風ノ旅ビト」のような、ゲームであってゲームでない、不思議な作品です。
オープンワールドになっている「村」を探索し、ストーリー断片を集めて、ここで何が起こったかを探っていきます。エリア(=章)が分かれており、各エリアで特定の人物のサブストーリーを集め、その人物固有の「章エンディング」を見ることも目的です。
グラフィックスが非常に美しいです。しかもほぼひとつながりの広大なマップをシームレスに移動できます。「移動速度に制限を設ければPS4のオープンワールドはここまでいけるのだ!」という手本のようなものですね。テクスチャのきめこまやかさ、色彩バランス、明暗バランスもとてもよく、エリアごとに天候・時刻・地形・用途が異なることでの絵変わりも考えられています。
ストーリーや人物描写がいいです(※BADに挙げるように、一部は気に入りませんでした)。人物の3Dモデルはなく表情も見れないため、数少ないセリフと字幕だけで楽しむことになりますが、それでも背景にある悩みや葛藤が感じ取れました。
操作が簡単です。老若男女どんな方でもできるでしょう。
BAD/REQUEST
・イベント分岐がありません。章クリア必須のストーリー断片と、そうでないおまけの断片がある、というだけです。で、断片を全部拾う、というのが収集要素の一つなのですが、簡単すぎてあっさり全部見れます。
・アクションやパズルの要素はありませんので、ストーリーを見て、考察・咀嚼がすんでしまうと景色以外に楽しむものがなくなってしまいます。
・「光を操作する」場面のチュートリアルが文章解説一切無しです。要はロックピックのミニゲームみたいなものなのですが、難易度0もはなはだしく「1秒で解除」というレベル。なので難易度1になってチュートリアルが消えると、何をすべきかしばらく分かりませんでした。
・ニュース記事では「光を追っていけばストーリーも追える」という触れ込みだったのですが、この光がしょっちゅうバグって停滞したり行方不明になったりします。プレイヤーの思うがまま自由探索してると、余計にそうなるでしょう。
・第一章のエンディングを飛ばして第二章にいけてしまいます。この手のゲームでプレイヤーにモヤっとさせてはいけないと思うのですが、まんまとモヤっとしてしまう方も多いことでしょう。
・ワープがありません。ショトカはあるにはありますが、あってよさげなところになく、収集コンプをする際に障害になります。
・任意セーブがありません。なお、前記の「章クリア必須のストーリー断片」がセーブポイントで、「おまけの断片」は見てもセーブされない模様。
・サブタイトルの「幸福」(または原題の rapture=歓喜)というのは、説得力が足りないように思います。製作者の強弁ではないでしょうか。俺個人は登場人物それぞれのストーリーにずーっとウルウル来てたのですが、最後だけ腹が立ちました。「お前!!お前が言うか!!」(ただし、今後の再プレイで俺の人物考察は変わるかもしれませんが・・・)
・トロフィーに関してはあくまでおまけだと考えていますので、通常BADに挙げません。これは俺個人が決めている原則です。が、このゲームは本編におまけ要素がなさすぎるので、結果的にその分トロフィーで楽しむしかない。ところがちょっといくらなんでもこのゲームのトロフィー設定はひどすぎる。まず、トロフィー一覧にウソや紛らわしい説明(その半分は多分日本語訳のせい)が多い。それがなかったとしても、ある隠し要素の収集が困難すぎて、ネタバレ無しでかつ偶然に頼らずコンプするには100時間でも足らない。んなくらいならとっとと別のゲームをやりましょう。
COMMENT
根本のストーリーはよくある感じ、個々の主人公たちのサブストーリーもただただ普通で、オリジナリティというものは特にありません。3点。
グラフィックスは最高品質じゃないでしょうか。5点。リアル系にこれ以上何を望むか。
音楽は、5章の始まりが絶妙!と思いましたが、それ以外はあまり印象なし。悪くもないです。3点。
熱中度は完全に人を選びます。特に、「探索好き」「散歩好き」以外のプレイヤーは、ストーリーを全部見たら完全におしまいでしょう。2点。
これで風ノ旅ビトの倍の値段すると言うのは納得できない人が多いと思います。客は開発費用でなく満足度に対してお金を払うわけですから・・・。2点。
快適さ:早歩きでもなお遅いのは、緻密なグラフィックスをロードするためのトレードだと思いますので、俺はあえてBADには挙げません。その代わり、任意セーブと章スタートへのワープくらいあっていいと思います。どう考えたって実装するのは簡単なんですから。サボんな。1点。
難易度:クリアする前に飽きるかどうかだけの問題です。風ノ旅ビトよりさらに簡単です。
オープンワールドはアクション性のあるゲームなら無限の可能性があるけど、この作品では無理。おまけ要素をもっと入れればいいのに。クリア後天候を操れるようになるとかだけでも、風景の楽しみが数倍になると思うんだけど。