【PS4】Fallout 4 レビュー
| 発売元 | ベセスダ・ソフトワークス （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2015-12-17 |
| 価格 | 8618円（税込） |
| レーティング | 【Ｚ】18才以上のみ対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ ジャンル：オープンワールドRPG ■ プレイ人数：1人 |
- 総合ポイント
- 73
- (難易度)
- 2.60
- レビュー数
- 20
3人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 2pt | 5pt | 4pt | 1pt | 3pt |
71pt
0人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5pt | 3pt | 3pt | 5pt | 4pt | 2pt | 2pt |
76pt
GOOD!
FALLOUTシリーズは初プレイになります。DLCは未プレイです。
●オリジナリティー
非常に自由度が高いオープンワールドゲームです。単純にマップが広くてどこに行くかも悩みますし、人々とどう接していくかとか、プレイヤーの育成の方向性とか、街造りに没頭したりとかやれることが多くて何から手を付ければいいか悩むくらいです。
●熱中度
マップ移動だけでも目的地に向かう途中で新しいロケーションを見つけて寄り道してしまったりとか、歩けば歩くほど新たな探索場所が見つかるので最初は未踏破の場所を歩いているだけで時間を忘れてしまいます。
街造りも拘りだすと止め時が分からなくなりますし、サブイベントも豊富にあるので遊び尽すことが出来るのか不安になるくらいボリュームがあります。
○４つの勢力と色々な居住区
ゲームの舞台となるウェイストランドには大きく分けて４つの勢力があって、そのどれも極端ではあるもののそれぞれの正義に従って活動しています。中には良い人も嫌な奴もいて人間味のある組織になっているのでどこに肩入れするか悩み所です。
その他にもいろんな場所に町とか人が集まって集団生活してる場所があるんですが、すっごいカルトな思想に染まってたり、ただならぬ怪しさを漂わせたりしていて秩序が崩壊したらこういうの本当に出てきそうな感じがして面白かったです。
○視点変更
主観視点（FPS)と三人称視点（TPS)を自由に切り替えることが出来ます。自分は主観だと画面酔いしやすい質なのでこの仕様は助かりました。
BAD/REQUEST
●快適さ
まずロードに関してですが、オープンワールドならロードが長くて当たり前という思いは確かにあります。しかしこのゲームの場合は長いロードの頻度が異常に多いという事がプレイヤーにロードの長さを強く印象付けてしまっている気がします。オープンワールドでありながら外と建物の中を別々にしてしまっているので単純な討伐クエストでもロードが多く入ってしまう訳です。
バグに関してですが、特に多かったのはアプリケーションエラーによる強制終了です。オートセーブがあるのでそこまで被害は出ませんがゲーム開始するにも長めのロードがあるので気分は萎えますね。その他にも敵の死体の消失やサブイベントのフラグ消滅などが起きています。これでも初期に比べればだいぶマシならしいですが。
次に洋ゲー特有の決定とキャンセルが逆な事とカメラ操作の設定がY軸のみな仕様。開始直後も戸惑いましたが終わった後別のゲームを始めたときも感覚がごっちゃになって苦労しました。日本で出すなら日本に合わせた設定にすればいいのに。
○説明不足
ゲーム内で大した説明も無くヘルプを見ても全く解決にならないこと多数。特にクラフト関係は分からないことだらけです。拾ってきたがらくたを素材にして物作りをするわけですが、最初の内はワークショップにがらくたを突っ込むという事を知らなくて、一つ一つ素材別で荷物入れに入れて作る時に必要な物を取り出してという事をしばらくの間続けていました。その時の心境は「こんなめんどくせぇクラフトの何が楽しいんだ？」って感じでクソゲー認定直前なくらいストレスでした。説明不足のために感じなくていいストレスを感じさせているとこは多分にあると思います。
○取り返しのつかない要素
それぞれの勢力のイベントを進めていくと別の勢力を自分の手で壊滅させることになり、尚且つセーブを分けて残しておかない限り後戻りもできないときている。強くてニューゲームとかもないしクリア後も壊滅させたままの状態で今までプレイしてきた世界に放り出されるので別の勢力のエンディングが見たかったら最悪最初からやり直しになる。
COMMENT
◆トロフィー関連◆
プラチナ取得に要した時間はおよそ８０時間ほど、DLCは未プレイなので完全コンプにどれほどかかるかは不明。各勢力のエンディングを見る必要があるので各勢力別にルート分岐する前にセーブデータを分けることを推奨。あと難しそうなのは居住区の満足度を１００％に引き上げることだが攻略サイトに簡単なやり方が載ってたりするので自力では無理という人はそれを参考に。
◆総評・感想など◆
まず最初に言うべきことは合わない人にはとことん合わないゲームだという事です。今まで洋ゲーとかそんなに遊んできませんでしたが日本のゲームがいかに親切設計かってのを痛感しました。説明不足のせいで楽しさを見出せないまま投げ出してしまうプレイヤーも少なくないと思います。
あと、敵のアウトロー軍団と戦ってると普通に手足や首が吹っ飛んだりしますし、場合によっては粉々に砕け散ったりとかもするのでそういうのが嫌な人も止めといた方がいいかもしれないですね。
なんだかんだ言いつつもゲームのボリューム自体はPS４の中でもトップレベルと言っていいので説明不足を試行錯誤や自力の情報収集で補えるプレイヤーなら満足できるかと思います。
0人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 2pt | 2pt |
76pt
GOOD!
メインのストーリーのほかに、膨大な数のサブクエストがありますね。
1週目でやりつくすのは不可能ですし、非常にボリュームがあります。半端じゃないですね。
しかもそのサブクエストの筋立てが凝っているものが多いですね～。単なるおつかい的なものももちろんたくさんありますが、皮肉とツイストが効いてるものも多く、どれも興味深くプレイできます。R指定のゲームであれば、グロやエロなどの表現だけでなう、こういったお話の部分でも深みを増したものになっていてほしいですね。ちょっと話はずれますが、日本でも一部の１８禁PCゲームにおいても、18禁なのはエロだけじゃなく、お話も思い切り大人向けになっているものもありますね。具体的に言えば、倫理的な常識を揺るがすようなものであったり、善悪の軸が完全に破たんしているようなものであったり、そういうお話です。
武器や防具、家具や防衛力、家や作物などなど、いわゆるクラフト要素が多くあります。
今まではその名の通り本当の「ジャンク」だった、たとえばマグカップやおもちゃの車や鍋の蓋など、前作までは後半まず拾わなくなるようなものにまで、素材として意味のあるオブジェクトになりました。このあたりのクラフトの充実は、スカイリムの影響があるのかもしれないですね。
戦闘は基本FPSシューティングですが、VATSというモードがあり、これを使用すると時間が止まった状態で、何を行うのかあらかじめコマンド入力ができる、RPGの戦闘のような仕様になります。アクションが苦手な方や、ちょっとしたピンチの時にいったん落ち着くために使用したりといった感じだと思いますが、本作では今までと違い、完全に時間が止まらずに少しずつ時間が進む仕様となりました。
賛否両論あると思いますが、個人的にはVATSはあまりにも使い勝手が良すぎるなぁと感じていたので、改善されたと感じます。
BAD/REQUEST
グラフィックは……どうなんでしょうか。ちょっと期待をし過ぎたかもしれません。
PS3で出ていた３やNewVegasと比べて、劇的によくなっているかというと、違いを感じませんでした。
チュートリアルは、不親切ですね。
特に今作はクラフトの要素が大量にありますので、覚えることも多い（といっても覚えてしまえばそこまでふくざつなものではありません）のですが、左上のほうにちょろっと説明文が表示されるくらいで、はいあとはお願いしますといった感じ。堪え性の無い人や、ゲームというものそのものにあまり慣れてない人、単純に読解力の無い人は厳しいかもしれません。
上記と関連しますが、ストーリーに直接関係のない情報が大量にあります。
それを読み込んでいくと、ストーリーだけでは語られない様々な事情が推測できたりして、これがまた楽しいのですが、世には文章を読むのが苦痛なタイプの人も居ますので（しかもゲームの進行に直接関係ない文章であればなおさら）、そういったものが楽しめない人にはつらいゲームかもしれません。
COMMENT
好きなゲームを問われたら、その日の気分にもよりますが、だいたいGTAシリーズか、falloutシリーズを答えます。
昨今は好きなゲームをスマホゲーのこととして聞かれる場合も多いので、ぽかんとされることも多いですが、そういったゲームとは対極にあると言って良いゲームですね。
本作の何がそんなに面白いのかと問われると、色々あって何とも答えようがないのですが、早くゲームをプレイして、新しい人物、新たな事件、新たな戦いに出会いたいと思わせてくれます。箱庭としての世界を、細部に渡るまで徹底して作り込むことによって、本当にもう一つの世界がそこにあって、皆が生活しており、そして自分が主人公となってそこに生きているという実感をもたらせてくれるという、非常に稀有なゲーム体験ができる作品ですね。
6人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 4pt | 3pt | 5pt | 5pt | 1pt | 2pt |
76pt
GOOD!
フォールアウトシリーズは本作が初めてのプレイです。
※本文ではほとんど触れてませんが、本作はシナリオを追っていくRPG要素もあり、FPSも楽しめるシューティングが基本骨格です。
○自分好みに作れるキャラメイク
イメージはウイイレのエディット機能
いくつか用意された目や口、髪型などを決め、位置、大きさ、しわ…などある程度自由に作りこめる。
ターミ○ーターのようにゴツイ男に！自分が理想とする美男美女に！
そんなんで戦えるか？見るからにひ弱そうな、もやし男に！
…自分は、キャラメイクだけで一時間以上費やした。
○クラフトによる街づくり
本作の目玉とも言える要素であり、ある意味フォールアウト４の本質とも言える
廃墟となった家を丸ごと撤去し、新たに家を建てる…言葉にすると簡単に聞こえるが、その奥が深すぎる
土台を作り、壁を配置、階段で二階を作り、屋根を取り付け、形は完成
テレビや家具をどこに置こう？寝室は？ランプも取り付けないと…電力配線も考えないと…気分は、もはや建築士。
ベッドが足りないから三階に増築しよう、ここに出窓あったほうが良いよな…改築、ええい思い切って取り壊しだ！…何をするにも時間が足りない。
ベッド、絵画、椅子、テーブル、キャビネット、絨毯、マットレス…その種類は豊富でこだわり方が半端ではなく、スイカなどの農作物を育てる事や、汚れた水を浄化する機械や
敵から防衛するための設備を導入…など、出来る事が多すぎ、これだけで一つの作品になるくらい熱中出来る。
ハッキリ言おう。もはや、ストーリーなど二の次三の次だ、と。
○ガラクタ集め
クラフトを楽しむためには、その材料を集める必要があるのだが、それが楽しい
あちこちに点在する施設や廃墟の中からビンや電話など、一見何に使うか分からないパーツを拠点に持ち帰ると、クラフトに使える部品として利用できる
中には滅多に手に入らない部品もあるものだから、敵との交戦中に『あ、今貴重なパーツがあった！』なんて時には、来た道を戻って回収してみたり。
街づくりをメインにしている人にとっては『ストーリーを進めるついでにゴミ集め』ではなく、『ゴミ集めのついでにストーリー進めるか』という状況になる。
気分はまさにトレジャーハンター！…集めてるのはゴミだけど。
○武器防具のカスタマイズ
街作りに比べるとささやかな程度ではあるが、一応（？）シューティング要素を持っている以上、大事な点
単なるライフル銃にロングバレルを追加しスナイパーライフルに！
ピストルに巨大なマガジンを取り付け、リロード速度を改善するパーツを付けて、サブマシンガンのように乱れうち！
○数多くのサブシナリオ
すれ違った人と話す、ラジオを聴く…ちょっとしたキッカケですぐにサブシナリオが開始されるくらい寄り道要素が多い
その多くはいわゆる『お使い』であり、あっちへ行け、あれとって来い…素直に楽しめるものではないが、
前述したゴミ集めという目的がある人にとっては、宝探し気分で楽しめてしまうのだ。
○気づけばPS4の電源を入れている
名作ソフトの特徴として、手が空いたらついプレイしてしまうという事がある
特別何がしたいわけでもなく、ただプレイしたい。その世界に入りたい。
MMO(大人数で楽しめるネットワークゲーム)をプレイした方は特に理由無く、とりあえずログインした経験をお持ちかと思うが、まさにそんな感覚。
2016.1.5現在、オンライン要素の無い中でこの感覚をもたらした本作は『素晴らしい傑作』と言うほか無い。
BAD/REQUEST
○操作性の悪さ
良質なゲームをぶち壊してしまうのが操作性。
まず×ボタンで決定、○ボタンでキャンセルという操作方法に面食らう。
PSボタンでホームに戻って×ボタン。あれ？無反応…故障したかな？あぁ、○が決定なんだ。
水中での挙動もひどい。
水に入り、スティックを倒すとクロールでもするのかと思いきや、思い切り水中に潜る。
潜ったら最後、簡単には浮かび上がれず死亡する事も。
右スティックでカメラをうまく操作しないとまともに泳げないというのは箱庭ゲームとしては致命的とも言える。
そして、大事な戦闘時。
主なFPSゲームと違い、自動照準がないため手動で狙うのだが、これがなかなか難しい。
慣れるとそうでもないのだが、相手はゾンビや巨大なハエのように高速で不規則に動く奴もいるため、なかなか狙いが定まらずイライラする。
VATSという超スローモーションの状況で部位を狙える機能もあるのだが、能力を高めたり距離を近づけないと命中率が悪いうえに、APを消費するため、補助的な使い方にしかならない。
FPSが本当に苦手！という方は、クラフトという魅力的な要素を差し引いても熟考する必要がある。
クラフト時思った位置にオブジェクトを置くのが難しい、水平垂直移動操作が隠しコマンド扱い…など操作面で気になる点は少なくない。
○世界を旅する魅力に欠ける
クラフトを楽しめる人には良いが、純粋に広い世界を回りたいという人には向かない。
まず、核兵器で破壊された世界が舞台なため、どこへ行っても廃墟ばかり。似たり寄ったりの風景が続くのだ。
せめてハンググライダーのようなものがあれば、空から自分の作った街を眺められるのに…と思う。
あるゲームでは超美麗なグラフィックに車、自転車、バイク、ヘリ、飛行機など、数多くの乗り物で世界を旅できるのだから、
世界の探索という点では大きく劣っていると言わざるを得ない
○オブジェクトのリアクション
ガラスを踏んだら『パリッ』の音と共に割れるべきだし、ドアを殴ったらへこむべきだし、空き缶やビンを蹴飛ばせてもいいし、施錠された扉も鍵穴を銃で壊せば開いても良いじゃない。
一応ドラム缶や車を撃てば迫力満点な爆発を見せてくれるが、せっかくだから、細かい挙動まで作りこんでほしかった。
○グラフィックの質
ハッキリ言って綺麗。だが、圧倒的な感動を感じるまでに至らなかった。
質だけで言えばPS3レベル、作品によってはPS3にも負けているかもしれない。
細かい葉っぱの一枚一枚、水の表現など、PS4の機能を存分に生かしている！とは言い難い。
PS2でさえ素晴らしいグラフィックを実現した会社もあるくらいだから、さらに高みを目指してもらえると、より世界への没入間は高まるだろう。
○ロード時間が長い
ファストトラベル時(行った事のある地点に瞬時に移動する機能)、死亡時など、ちょっとした移動で何かと待たされる。
ストレスに感じるほどではないが、これも快適さを下げる原因になる。
COMMENT
とあるゲーム紹介動画を見て購入決断…結論として、数々の不満はあるものの大満足であると言える。
せっかくの長期休暇の大半を、このゲームで費やしてしまいました。
ただし、傑作であることを否定しませんが、非常に人を選ぶ作品であるため、以下に注意点を記しておきます。
○ゾンビや巨大生物などホラー表現がある
ゾンビが地面から突如現れることもある。バイオハザードなどの作品が苦手な方は避けたほうが良い。
○グロテスクな表現満載
頭を撃てば大量の出血と共に頭が取れる、手足ももげる。
○戦闘の難易度は高め
敵の強さは設定でいつでも変えられるが、操作の難易度が下がるわけではない。
純粋にFPSを期待すると楽しめない可能性がある。アクションが苦手な方は要熟考。
○街づくりを楽しめるかが熱中の鍵
正直、クラフト要素が無ければプレイしていなかったかもしれない。
それほど街づくりの完成度が高い反面、ストーリーや戦闘面での魅力がもう一歩であるとも言える。
あらかじめ、動画サイトで建築紹介動画を見てから判断するのも良いかもしれない。
○一番重要なのは時間があるか？
時間泥棒の異名を取るだけあって、何をするにも時間がかかる。
一日一時間程度しか時間が取れない方は、その魅力を存分に味わう事は出来ない。
---
良い点、悪い点共に、本当に厳選して書いたもので、とても書き切れるものではありませんが、参考になれば幸いです。
最後に一言。
まだPS4を持ってない？『プレイステーション４を買いなさい！』
PS4ってやりたいゲームが無い？…『フォールアウト４をやりなさい！！』
それだけの価値があるゲーム。
Amazonレビュー
レビュー日： 2016-01-23
発売から3年後、膨大な時間を犠牲にしていることに気が付いた私は心を入れ替え、今度は現実の経験値を上げ、peak(資格)を人並みに取り、前作のfallout:NVは唇を噛みちぎる思いで自分から遠ざけました。
やっと、やっと人生が軌道に乗ってきた矢先、fallout4発売の知らせを受け、気がつけばamazonで購入する自分が居たのです。
最初は、1日30分だけと制限を設けていました。ですが、最初のOPで断念。
ならば1日1クエスト。建築に気を取られた隙に廃墟探索が止まらない。
ならば1日ゲーム内時間で2日分。移動するだけでゲームの中では半日経っていた
今では、立派な将軍です。
街を復興させ都市にし、仲間を連れてジャンク集めに勤しむ毎日。強大な敵も、壮大な陰謀もまだまだ私を待ち受けていることでしょう。
こうしてはいられません。行かなければ
人は、過ちを繰り返す。
メールフォーム
GOOD!
とにかくプレイの幅が凄い。
何処でもいけるし、何でも出来る。
会話では片っ端から悪態をつき、気に入らなかったら撃ち殺すプレイでも、
よくあるRPGにありがちな、展開が不利になる、レアアイテムが手に入らない、という事もない。
せいぜい、その人物に会えなくなるだけ。
仲間や進行に必要な人物は居なくならないので、安心して悪人出来る。
所謂”ゲーム的な”しがらみやストレスを考えず、行きたいところに行く。やりたいことをやる。
というのがまたこの没入感を高めている。時間泥棒の謂れも納得。
ただでさえ箱庭系RPGとして出来上がっているのに、拠点作りなんて、くすぐる要素もある。
そしてそれを支える資源がそこいらのゴミ。
だから探索が楽しい。何を拾っても、何かの糧になる。
むしろもう、この中毒性はある意味ではBADに入れても良いくらい。
長く遊べるゲームであることは間違いない。
BAD/REQUEST
■ロード
長い。長くて多い。体感で20秒くらいあるんじゃないだろうか。
ファストトラベルや、家の中に入る度にかかるので結構なストレス。
あっさりと殺されるのに、復帰にもまたロード。ちょっと辛い。
止め時のないゲームではあるが、この最中に萎えてしまった時も数度。
■UI
非常に悪い。
○キャンセル×決定はPSメニューと真逆なので混乱する。
メニューに当たるPip-boyもレトロフューチャーじみたブラウン管のようで見辛い。
情報量が災いして、タブが多いが故にワンアクションでしたいことを選べない。
これは環境、というか個人の問題だが、やっぱりFPSはパッドだと辛い……。
■お使いループ
大半のプレイヤーが陥ってそうな罠。
良い人面をしていると、サイドクエストの悪循環に入りがち。すると単調に感じてしまうかも。
■翻訳
奥さんで少し進めたら、字幕が男言葉だったのでやり直しました。
会話の四択も直訳なのか、賛同なのか、批判なのかちょっと意味が解らないものもちらほら。
海外ドラマみたいな言い回しに、変な翻訳が相まって何だかシュールな会話になるときがあります。
後半はもう、まあ、何だか解らんがとにかくよし、みたいなノリで聞いてました。
■敵の種類
とても少ないという訳ではないのだけど、デスクローみたいな、もうこいつはマジでヤバイ。
みたいなクリーチャーがもっと居たらなあ。
■グラフィック
凄い綺麗。
その為、凄い綺麗な死体や、グールや、あのあれを見ることになります。
虫嫌いは辛いでしょう。
伝説のアレが出てきた時は画面見ないでVATS連打してました。本当に辛い。
■フリーズ
エラー落ちが一度。エレベーターのカクツキを感じる箇所が数回。
COMMENT
フォールアウトデビューです。
凄い可能性のゲームですが、BAD面が気になって、手放しに賞賛できるものでもなかったです。
ただ、洋ゲーの大作タイトルは良くも悪くも、これが100％じゃないと思っています。
今、名作傑作とされているタイトルも、発売当初はぼろくそに言われたりしていたもので、
度重なるパッチで洗練されていった、MODの充実により遊びの幅がとんでもなくなった。等、
後発的な要因によって、「あのゲーム間違いないよ！」となったケースが多々です。
喜ぶべきことにPS4版もMOD対応が決まっているそうなので、
下地はしっかりしているだけに期待して良いと思います。
個人的には家庭内害虫をりらっくまとかに差し替えるMODが出てきたら即導入したいです。