【PS4】STREET FIGHTER V(ストリートファイターV) レビュー
発売元 | カプコン (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2016-02-18 |
価格 | 8629円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 セクシャル 暴力 麻薬 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:対戦格闘 ■ プレイ人数:1~2人(オンライン:最大8人) 【ストリートファイターV アーケードエディション】 ■ 発売日:2018/01/18 ■ 価格:5,389円 通常版にDLCを同梱した廉価版です。 |
- 総合ポイント
- 45
- (難易度)
- 2.45
- レビュー数
- 11
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 2pt | 3pt | 0pt | 2pt | 2pt |
38pt
GOOD!
・グラフィック
SF4より遥かによくなってます。
・チャンピョンエディションだとキャラクターのコスチュームや使えるキャラクターが豊富
ケンのコスチュームでダンテ、コーディのコスチュームにバージルが使えるところが個人的にお気に入りです。
それだけです…
BAD/REQUEST
言い出したらキリがありません。
・ストーリーがつまんない
ゼネラルストーリーをクリアしましたが…格闘ゲームは基本ストーリーが面白くありません。
一応スキップ出来ますが使いたくないキャラを無理やり使われ買われます。
・キャラクターに魅力がない。
SF4から思ってましたけど変な奴ばっかです…使いたくないキャラが多すぎです。
SF2から参戦したTホークも使いたかったのに残念…
・ネットにつながないと殆どやることがない
プレイヤーレベルやキャラクターレベルは、ネット対戦しないと上げることが出来ません。
アップデートをインストールしようとしても毎回エラーになりますからオンラインプレイは諦めました。
折角プレイステーション+に加入したのにお金がもったいないです。
・トロフィーの取得はネットにつながないと殆ど取得できない
ゼネラルストーリーモードをクリアしてもトロフィーが取得できません。
チャンピョンエディション買いましたけどアーケードモードが6種類ありますが、アーケードモードクリアしても何も得られません。
COMMENT
チャンピョンエディションをプレイ。
発売日に買いに行きました。値段が安いのはいいですが
いずれ売りに出そうと思ってます。
機体してましたが…見事な期待外れです。
こんなのやるくらいならSF4やった方がまだましです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 2pt | 2pt | 1pt | 2pt | 2pt |
37pt
GOOD!
・技数やキャラ数が増えすぎて複雑化したウル4から、一旦リセットして簡略化させた。
・3の様に主人公をいきなり変えたりせず、4と同じくちゃんとリュウのままで続行した。
BAD/REQUEST
・発売前から決まっていた大会日程に無理矢理にでも合わせる為、未完成品を見切り発車で発売した。
・マッチング待機時間が4よりも遥かに長い、最悪の場合5分以上かかる事も。
・ロード時間が異常に長い。
・マッチングシステムがあまりに杜撰。
初心者レベルの人が超上級者とマッチングする事がザラにある。
・相変わらず新キャラに魅力が全く無い。
・空中百裂脚考えた&採用した奴はとっととクビにするべき。
・今ではパッチが来て多少マシになったが、発売当初は手抜き丸出しなほどに1人用モードの数があまりにも少なかった。
・凄まじい大炎上を経て5にウンザリした人達が消えてしまい、4とは比べ物にならないくらい過疎った。
COMMENT
4で復活した世界最強の格闘ゲームが、今や存在自体がネタ扱いされ、日本ですらも累計本数がポッ拳にダブルスコアで負ける始末……。
余談ですが、オンライン周りはカプコン社員の知人である社長が夫婦二人で立ち上げたNettentionという韓国の企業に委託したそうです(察し)。
きちんとβを出して手抜きクソゲーぶりを認知させて、購入被害者を減らした=クソゲーを騙し売りするメーカーが多い中、時限的とは言え体験版を配信した事は評価に値します。
ジョジョASBも体験版を配信すれば被害者が減ったのに……。
「スーパーやウルトラ等の続編は出さない!」(=「完全版商法はしない!」)と言い切った清々しさも良いです。
完全版商法は買い控えを誘発して業界を縮小させる悪要素ですから、完全版を出さないと公言するソフトはそれだけで評価に値します。
「極めよ道、悟れよ我」はスト2の伝説的CMですが、カプコンは手抜きを極めてしまったようです。
その証拠にメタクリティックのユーザースコアは、中々お目にかかれない3.4点という凄まじい低得点に……スト6はもっと真剣に作って下さい。
Amazonレビュー
レビュー日: 2016-08-12
プロツアーというのは、かいつまんで説明すると、世界中のあちこちで開催される大会に、順位に応じたポイントが設定されており、参加者たちはこの大会で好成績を収めることでポイントを蓄積し、その年間成績が上位のものがカプコンカップという最終的な大会に出場出来るという一年がかりで行われる大会システムです。
システム上、世界を飛び回っていくつもの大会に参加することが非常に有利、というよりもほぼ必須となっており、実際、上位に食い込んでいるのはスポンサーによって資金援助を受けているプロや、それに近い形で援助を受けているセミプロがほとんどです。
こういった試み自体は、観戦する側としても面白いものだとは思うのですが、問題は、このゲームタイトル自体までもがプロツアーのために存在しているという点です。
杉山プロデューサーは、発売前からこうしたツアーの盛り上がりを重視するような発言を行っています。
多くのレビューで指摘されている、アーケードモードなどの初心者向けに必須とも言える機能を搭載しないで、ただ対戦しか出来ないような未完成品として発売したのも、プロツアーの日程にあわせるためではないかといった指摘も多くなされています。
そして、カプコンはこのプロツアーが終了するまでゲーム内容の調整をしないことも宣言しています。
キャラの性能差などのバランスについて、既に多くの不満が生まれていますが、「プロツアーの途中で変更すると影響が出るから」手をつけずに放置するのだそうです。
ダウンロードコンテンツとして、ステージやキャラのコスチュームが相場よりも高額で売り出されましたが、この価格設定は大会の賞金などの費用にあてるためだそうです。
あなたが世界を飛び回っていくつもの海外大会に参加するつもりなら文句なくおすすめのソフトですが、そうでなく、家庭で格闘ゲームを楽しみたいだけならば、他の、一般プレイヤー向けに制作されたタイトルをおすすめします。
カプコン、及び杉山プロデューサーはあなたのような一般プレイヤー向けにこのタイトルを開発していません。
GOOD!
■難しい部分の撤廃、シンプル化
・平均的にダメージが高くなり、特殊なカウンターが発生する「クラッシュカウンター」や先行入力、緩くなった目押しのおかげで連続技も簡単になり爽快感が増しました。
・今作では今までの格ゲーでは当たり前だった削りKOがクリティカルアーツ(超必)のみになりだれでも逆転できる作りになりました。
・前作にあったセービング、前々作にあったブロッキングなど使いこなすのが難しいシステムがなく代わりにVトリガーと言う暗転ストップ演出のかかるシステムになり組み込みや使用確認が容易になっています。
・複合入力の撤廃(ただし後述参照)、バックステップ、起き攻めの弱体化により前作のような理不尽なハメが緩和されました、かつ「Vリバーサル」と言うガードキャンセル機能が付き脱出方法も追加されました。
BAD/REQUEST
■全体的に劣化した商品
・まず皆様が最初にあげる部分としてオンライン部分だと思います。
マッチングするまで時間にムラがありすぐマッチングする時はあっという間ですがしない時は長時間待たされます、特に後者の方が割合多いです。
それと読み込みも長く、トレーニングでもVS画面がありなぜかロード時間が長いです。おそらくオンライン対戦以外にも最初からログインする仕様のせいでこうなってるのだと思います。
そしてとどんな状況で切断してもLPが減ったり罰則ペナルティというものが設けられておらず、不正が横行しててランクマッチが機能してません。
・強引にまとめた調整、見栄えが死んでる対戦
初心者が入り込むにはシンプルな設計になったものの、色々割きすぎて逆に行動の幅が少なくなりました。
正直やりごたえのないテクニックや戦法、だれがやっても同じに見える立ち回り、読み勝った行動でも観戦側にはすごいと伝わらない描写、
一体どう作ったらこうなれるのか逆に不思議です。
ガードバックもかなり増えて攻め継続は減ったものの逆に「変な間」が生じ対戦のテンポが悪くなりました、その割に起き攻め自体は何回もできなくなりましたが起き攻め自体はできないわけじゃなく、何回もしないかわりに火力が高くなったため一回の起き攻め通しに集約したにすぎません。
キャラバランスも正直首をかしげるレベルで、火力が高いからどのキャラでも勝てないわけじゃないという無理やりな作りなだけであってキャラ調整格差はあります。
Vスキルなども同じように言え、とくにリュウなどVスキル発動のストップを利用し確認してから昇竜拳やCAの入力の余裕を持ったり、ナッシュの回避ワープなどは相手の行動を見た瞬間ボタンを押すだけなど寒すぎる部分などがあり全体的にバランスが悪いです。
なおかつ見た目と攻撃判定がイマイチ一致しなかったり、全体にリーチが短めに設計され、かつ今作では判定に中が弱に勝つ、強が中、弱に勝つというじゃんけんを設け、いくら発生が早い弱でも負けやすい仕組みになりされているので比較的リーチの長い攻撃をブンブン振る見栄えの悪い対戦になり、攻撃が当たっても適当にやってたら当たった感が強くて両者納得がしづらい作りになっています。
格ゲー初心者、上級者は最初の触りは面白く感じるんでしょうがやっていくうちに微妙なゲームに感じるかもしれません。
・バグがある点
(なぜか)あまり騒がれてないのですがバグがあります。
①同じ攻撃でも1Pと2Pで位置が入れ替わるとやられ、または攻撃判定が変わる。
②確率は低いですがごくまれにラウンド1から1Pか2PどちらかのVゲージ、EXゲージ両方が満タン状態になり開始。
③オンライン対戦でのデータ取得が取れないことが多い。
とくに①は対戦部分に支障が出るレベルで、有名なのは春麗のしゃがみ弱Pのやられ判定が変わって一部の攻撃がかわせたりすることです。
■グラフィック
少々リアル寄りになったのは良いのですが地味になり、粘土細工のような質感、一部のキャラの顔があまりにも酷すぎます。
COMMENT
格ゲー初心者向けとして設計され理不尽なテクニックでやり合うという部分を割いたという大胆な作りは評価できるんですが
裏を返すと単なる手抜きとしか言えず、かつシンプルだからこそやることが少なくって最終的に逆に難しい対戦ゲームになっている気がします。
そして将棋や囲碁ならそれで構わないのですが終始動く格ゲーでその作りなので見栄えがせず盛り上がらないという設計なのが致命的です。
ただそれ以前にまず未完成商品として出したことが問題です。
一人用プレイモードが微妙で後日アップデートで追加するという暴挙、8人制オンラインラウンジもパッケージに書いてある癖に最初から設けられておらずアップデート追加と言う詐欺。
そして1から作り直さないと無理にしか思えないオンライン周り。
βテスト公開ですでに問題視されていたのにもかかわらず解決してないどころか対戦すらもとことん割いて問題を無理やり破棄した強引に感じます。
事実メーカーの人が海外で大会に間に合わせるために急いで作った発言が暴露されています。妙に話題性ばかりに力を注いて出るのもきな臭いです。
ゲーム制作と言うのは大変なのもわかりますがまるでストクロの二轍を平然と繰り返し、8000円というただでさえ高価な値段なのに遊ぶプレイヤーからしたら大会とかそんなどうでもいい事情に振りまわれた中身を押し付けられるなどあってはいけない思います。
対戦部分は人それぞれの好みですが個人的にはやりこみがいや幅が薄いので長く続けるにはきつい作りだと思います。