オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
95pt
GOOD!
・サントラが欲しくなるほどの音楽の素晴らしさ
・JRPG独自のトゥーン系グラフィック
・100時間プレイしてもダレない面白さ
・序盤から引き込まれるストーリー
・魅力的なキャラクター達が多くどのキャラクターも好きになれる
・UIや戦闘が演出が非常にお洒落でプレイしていてずっとワクワクする
・セーフティモードのおかげで初心者にも簡単に出来る難易度
・日常生活と非日常を交互に繰り返す独特のシステムと世界観が素晴らしい
・主人公や仲間達だけじゃなくコープキャラクター達も魅力的
良い点は上に書きましたが本当に素晴らしいゲームでした
ゲーマー歴は長いですが最近になってゲーム自体を楽しめない事も多くなりクリアせずに途中で投げ出してしまう事も多いなか120時間もプレイして全く飽きなかったゲームも久し振りです
PS4を持ってる方に是非オススメしたいゲームです
BAD/REQUEST
・戦闘後のリザルトのロードがやや長いのと
序盤の自由度が低い事がやや欠点
もう少しロードを短くし序盤の自由度があれば良かった
COMMENT
ペルソナシリーズは元々国内外での評価の良さは聞いてましたがプレイした事はなく今回が初めてです
その評価の良さに違わぬ日本人にしか作れない飛び抜けたセンスのあるゲームで欠点が無いわけではないですが良い点がその全てをかき消すレベルの面白さで
JRPGの理想系だと感じる出来の今年プレイした中で一番のゲームでした
これから過去作もプレイし、次回作も期待しています
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
93pt
GOOD!
シリーズは3、4をプレイ済みです。格ゲー音ゲー等の派生作品は未プレイです。
●システム
戦闘はコマンド式のターン制バトルですが、ボタンそれぞれに行動が割り振られており慣れてくると直感的に次の行動を選んでテンポよく戦闘を進めることができるようになります。敵の弱点属性をつくのが重要ですが、相手の弱点が判明していた場合、ボタン一つで弱点属性の攻撃を持ったペルソナに自動変更してくれる機能もあって便利です。直感的な操作でスピーディな戦闘をコマンド式のバトルで実現させたのはすごい。
本作では近接武器以外に銃があります。最初は単に攻撃属性が一つ増えただけという印象でしたが、ストーリーを進めて銃の特殊攻撃を覚えると「銃は切り札」という感じで一気に化けました。見た目もスタイリッシュでカッコいいです。
グラフィックはアニメ調のもので飛び抜けて綺麗というわけではないですが、例えばメニュー画面一つ取っても非常に凝っていて、いちいちスタイリッシュです。かといって別に見づらいわけでもないのが良い。
ダンジョンも前作までのような自動生成ではなく一つ一つが細かく作り込まれています。自動生成のフリーダンジョンもあり、こっちは金策やレベル上げに便利です。またダンジョン内で行った道を戻らなければならない場合など、一気に戻るか自力で戻れるか選べたりと親切な作りになっているのも良い点です。
日常生活においては学校に行ったり、本を読んだり、仲間を過ごしたりと様々なことをしながら次の事件に備えるわけですが、何かすれば何かしらの能力がアップしてくれるので、次はアレ、その次はあっちだ……と、ダレることなく日々を過ごすことができました。
●ストーリー
本作は主人公たちが心の怪盗ということで、悪人を改心させて世直しするというのが主題になりますが、いくら相手が悪人でも心を勝手にいじくるのはいいことなの? という点についてストーリーでしっかり触れられているのが好印象でした。とはいえ改心の対象となる悪役の大人たちはどいつもこいつもゲス(誉め言葉)だらけで、何とかしなければ! という気にさせてくれます。
そうやって一つの事件を解決するともう次の事件の発端が開かれていて、次は、次は……と止め時をなくすくらいプレイに没頭できました。中盤からは怒涛の展開で、そこから雪崩れ込む終盤の展開は個人的にちょっと……というところもありましたが、最後はしっかりハッピーエンドで締めてくれたので満足です。
怪盗モノのお約束についてもちゃんと意識されていて、戦闘の舞台となるパレスと呼ばれる悪人の心の中のダンジョンについても、例えば城、美術館、銀行などいかにも怪盗モノでお宝がありそうな場所が選ばれています。「花嫁を頂戴する」等の、そうそうこれこれ怪盗モノならこれがなくちゃ! というところもしっかり押さえられています。
一番燃えるのは予告状を出してからオタカラを頂戴しに行くところです。BGMでもガンガンに盛り上げてくれるのでテンションMAXでボス戦に挑んでました。
●モルガナ可愛い
個人的に本作最大のグッドポイント。喋る黒猫をカバンに入れて一緒に連れ歩くことになりますが、学校では机の中に入っていたり、カバンからにゅっと顔を出してきたり、キーピックを作る主人公の机の上でドデーンと座ってたり、仕草の一つ一つがとにかく可愛いです。猫好きにはホントたまらない。個人的には悪夢を見てハッ! と起きるときの仕草がなんか面白可愛くて好きでした。
ストーリーでも重要な役割を果たしますし、戦闘でもメインヒーラーとして大活躍します。私は最初から最後まで主人公とモルガナがスタメンでした。
ほとんど常に一緒に行動することになるので、モルガナを好きになるかどうかで本作の評価が結構分かれそうな気がします。
●ボリューム
クリアまで急がずじっくりプレイして100時間(!)。
●主人公が鬼畜(なこともできる)
恋愛対象のキャラを複数、あるいは全員同時に彼女にしたりできます。もちろん一切彼女を作らない硬派プレイも可能ですし、一途に一人だけを愛することもできます。
やるかどうかはプレイヤーの判断ですが、彼女の一人を自宅に呼び出して「悪いけどカレー(SP回復アイテム)作っといてくれる? じゃ俺、他の女のところに行ってくるから」なんてこともできたりしちゃいます。
戦闘でも、敵全員をダウンさせるとホールドアップさせてそこから敵に金品を出させる交渉ができますが、「助けてほしけりゃ金出せよ。ダメダメ、もっと出せ。よし、じゃそろそろ死のうか(総攻撃)」これもうどっちが悪役かわかんねえな?
BAD/REQUEST
悪いというほどの点はなかったのですが、気になる点はいくつかありました。
●特定のスキルが邪魔
レベル差のある敵に奇襲をかけると戦闘に入らずそのまま撃破できてしまうスキルがあるのですが、これが発動すると経験値や金が手に入らないため、レベル上げがしたいのにできないという事態が発生します。また戦闘開始時にレアアイテムを持っている敵をサーチするスキルが発動することがありますが、大して意味がない上にテンポを損なうため、これらについてはオンオフの切り替えができるとよいと思いました。
●総攻撃後の演出
総攻撃で敵を全滅させると演出が入りますが、1キャラにつき一種類しかありません。特に主人公のは何度も何度も何度も見ることになるため、できれば2、3パターンくらいあるとよかったと思います。ていうか発売前にほとんど全員分の演出が公開されちゃってるのはどうなんだろう……。
●「もう寝ようぜ」
イベントが発生した日は自由行動ができなくなります。外出したいのにモルガナに「もう寝ようぜ」と言われて家の外に出ることすらできない日々が十日近く連続することがあります。頼む、レンタルDVDを返却しに行きたいだけなんだ……。
●説教
JRPGにありがちな、「主人公たちが敵に説教をする」場面。主人公たちも法律スレスレ(あるいはアウト)なことをやっているのに敵に説教しちゃいます。ラスボス戦が特に鼻につきました。
●仲間の後期ペルソナのデザイン
初期ペルソナのデザインが良すぎたからというのもありますが、それと比較すると後期ペルソナのデザインがどれも微妙に感じました。
●スキップ
メッセージスキップがロードを挟むごとにいちいち解除されてしまいます。
●二周目
装備品は持ち越しができるのに消耗品(回復アイテムなど)の持ち越しができないのが意味不明でした。
●消化不良な点
意味深なセリフや場面があったけれども何も触れられずに終了というのがいくつかあったのがやや気になりました。シナリオが膨大なので単に整合性が取れなかっただけか、続編や完全版への伏線として残しておいたものなのかはわかりません。
ここで挙げている項目はBADというよりイチャモンに近いものなので人によっては全然気にならないかもしれません。スキルとスキップの仕様についてはアップデートで改善してくれたら嬉しいなと思います。
COMMENT
個人的には今年だけでなく、ここ数年でプレイしたゲームの中で一番面白かったです。睡眠時間を削ってまでプレイしたゲームは久しぶりでした。システム、ストーリー、キャラクター、細部に至るまで気を配って作ったのが伝わってきます。
こんな面白い作品を作っちゃったら次は大丈夫か? これを超えるゲームなんて果たして作れるのか? と良い意味で次回作が心配になりました。
完全版か、DLCか、あるいはちゃんとした続編かはわかりませんが、エンディング後の話も作ろうと思えば作れそうな感じで終わったので、そっちを楽しみに二周目をじっくりプレイして待つことにします。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
91pt
GOOD!
■ゲームシステム
学校に通いながら放課後は怪盗、半日刻みで時間が進み日々やる事を自由に決めれて大変面白い。ペルソナは初プレイなので過去作は知りませんが、このシステムは他に無く素晴らしいと思いました。
■ストーリー
メインストーリーはまぁ普通ですが量が膨大です。キャラクター毎のサイドストーリーも充実していて、クリアするのに100時間近くかかりました。やり込み無しでこれだけ長く楽しむことが出来たゲームは久しぶりです。
■戦闘
戦略性はあまり無いですが、攻守共に属性を合わせるメリットが多大なためハマった時の爽快感があります。ペルソナ集め目的もあるのでエンカウントが苦でなく長丁場ですが最後まで飽きずに楽しめました。
■日々の生活
人間関係を深める事で特殊なアビリティを覚えたり人間力が高まったりするので、誰と会うか何をするかが重要でそこに大きな戦略性があって日々楽しいです。誰が有用なアビリティを持っているのか分からないので、今ある情報から予測したり、将来貰えるアビリティのヒントが分かるアビリティがあったり、色々です。
■牢獄の意味
詳細は書けませんが、ラスト前で牢獄の意味が分かり、自分は成程と思いました。
BAD/REQUEST
■会話の選択肢
どちらも大して変わらない選択肢や、どっちを選んでも全く同じ返答になりしかもその返答に違和感がある場合が多かったです。一部重要な選択をする場合もありますが、もう少し意味のある選択が多いと良かったです。
■使わないアイテム(ペルソナも)
アイテムの種類が豊富なのですが有用なアイテムはほんの一部で、アイテムを使う場合探すのに手間がかかります。
■ボス敗北時の選択肢
どうしてもハードでボスを倒せなかった時、選択肢が一週間前に戻すしか無かったので諦めてノーマルにして倒しました。戻せる日数は選ばさして欲しかったです。
COMMENT
RPGとしては最高の部類に入る傑作でした。あくまで自分の好みですが、例を挙げるとFF8、スターオーシャン2くらい?
また、良かっただけにもっと良ければと欲も出てしまいます、特に学校生活についてはいくらでも追及代があるので、さらに最高な次回作を期待します。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-01-21
ファミコンが発売されたのが小学2年生。
マリオやドラクエで遊び、その後PCエンジンの華やかなゲーム画面やメガドライブの地味なゲーム画面(笑セガ派ですからね!)、スーパーファミコンの回転、拡大機能やプレステ、セガサターンのポリゴン全盛時代と
ゲームハードの成長と共に自分も成長してきた。
そんな世代のおやじであります。
しかしながら、あれほど熱狂していたゲームも大人になるにつれてだんだんやらなくなりました。
社会人になり単純に遊ぶ時間がとれないこと、家族との時間を優先するようになったこと、その原因はいろいろありますが、一番大きな原因が『ゲームをおもしろいと思わなくなった』という自分の気持ちが大きいかと思います。
これは歳のせいなのかなぁとちょっと寂しい気持ちになっていましたが、よく考えるとそれだけでない気がします。
最近僕が買ったゲームといえば、メタルギア5とアイドルマスターPSの2本で、
メタルギアは未完成品かと疑うばかりの商品をメーカーの都合で押し付けられ、
アイドルマスターPSに至ってはバンナムお得意のDLC商法と課金ガチャ。
これらゲームの共通点はユーザーのことは放っておいて、「金」「金」の拝金主義が前面に来て、肝心のゲーム自体のおもしろさは二の次なことでしょうか。
口ではユーザーファーストというくせに、その実はゲーム会社と制作者ファーストだったような気がします。
多大な広告費をかけた過大広告と、ニコニコやツイッターによる制作ディレクターの吹聴で、バカなユーザーをだまして金を巻き上げようという心持ちが見えて、やり場のない怒りを抱えていました。
そんなだまし討ちのような誠意のない商売をしていたら、ゲーム業界だけでなくどんな業界でも愛想がつきますよね。
本当、最近そういうことばかりが続き、ますますゲームをおもしろく感じなくなってしまっていました。
そんなゲームに愛想が尽きかけてた中、たまたまレビュー高評価だったペルソナ5を手にとってみました。
アトラスさんのゲームはスーパーファミコンの『真・女神転生』以来であの鬼畜な難易度がトラウマになったこともありそれ以来はご無沙汰でした(笑)
遊んでみての率直な感想は「よくここまで丁寧に作り込んだなぁ」と思うほど、製作者の方の強い意思と、
ゲームをつくるということへのプライド、そしてユーザーを真に満足させたいといった気概と誠意がこのゲームのプレイを通じて感じました。
おかげさまで、すっかり頭の中はペルソナ一色、ゲームがやりたくて早く家に帰るなんて小学生以来でしょうか。
「あ、まだゲームを楽しいと思える感性が残ってたんだな」と気づかせてくれただけでも、ペルソナ5をやった価値がありました。
聞けばペルソナ5は発売するまでは延期の連続だったようで、
きっと社内での意思疎通や難しい問題がたくさんあったのだろうとお察します。
しかし、あくまでユーザーファーストを貫き、責任をもって制作されたアトラスさんには
久しぶりにゲーム業界の「良心」を見たような気がします。
きっと自分はこれからもアトラスさんが作ったゲームならば、例え新規ナンバリングタイトルでも
「アトラスが作ったんだから大丈夫だろう」と思って新品で買うでしょう。
そこには「誠意」を持ってゲームをつくってるアトラスさんとユーザーである僕との間に「信頼」があるからです。
家庭用ゲームが普及して35年になろうとした今、ペルソナ5は今いちどゲーム会社とユーザーの関係を考えさせてくれました。
ありがとうございます。
よし!ペルソナ6が出るまでゲーム業界に悲観することなく気長に待つかな!
頑張れアトラス!!
GOOD!
■グラフィック
とにかく細部までの作り込みが凄いです。どうでもいい駅のポスターやら看板の内容まで細かく作られている。
手抜きを一切感じられず作れるなら作ろうという開発の姿勢が伝わってくる。
結構な広さがありますが、メインの場所にはメニューからすぐ飛べるので不便さもまったくない。
アニメの作画も前作のようなことになっておらずかなり多めに挿入されます。
■音楽
前作とがらっとかわり落ち着いた大人の雰囲気になりました。どの音楽も印象に残ります。
豪華版についていたサントラを通勤時にほぼ毎日聞いています。
■オリジナリティ・熱中度・満足感
・まずストーリーが良い。中盤だれてきたな~と思ったら怒涛の展開で最後まで続きが気になる素晴らしい構成と内容でした。悪い大人を高校生が改心させていくというものですが、悪い大人の気持ちもわかってしまいリアリティがあります。
・かっこいいだけじゃなく使いやすくわかりやすいUI。
・弱点を突いたり総攻撃で爽快感のあるバトル。
・前作はペルソナ成長にしか影響がなかったコープ(コミュ)も、段階ごとにスキルが解放されていきバトルなどに直接影響がありサブストーリーだけじゃなくパーティ強化に繋がりやりがいがある
クリアまで80時間ほどの大ボリュームなのに飽きずにやれたのはこれがの要素があったからでしょう。
前作のP4Gを超えるなんて無理だろうと思ってましたが、何をとっても前作より良くなってるのが凄い。
このゲームを超えるのはP6しか無理なんじゃないでしょうか…
■快適さ
・ロードは速く快適。バグなども一切なかったです。
・戦闘もほぼシームレスに移行します。
■難易度
ノーマルでやりましたがそれでもボスは歯ごたえがありました。次やれば勝てそう、こうやれば勝てそうと思わせる絶妙な難易度でした。
BAD/REQUEST
■アクション
身を隠しながら敵を掻い潜ったり、不意打ちを仕掛けるのは面白いが若干操作性が悪い。宝箱を調べたいのに別のオブジェクトを調べてしまうとかがたまにある。
■メメントス
狭いのですぐ下の階層にいけてつまらない。ずっと同じ階層にいれば追跡者のような強い敵が出てくるそうですが存在すら忘れてました。
■中盤のストーリー
ゆっくり進むので飽きる人はここらで飽きるかもしれません。終盤から一気に面白くなるのでぜひそこまでやってほしいです。
COMMENT
2週間ほど毎日プレイしてクリアしたのでレビューします。
前作P4Gでペルソナにはまり今作にも期待してましたが期待以上のものでした。
ストーリーとキャラクター以外は前作を超えてると思います。
今までプレイしたゲームでP4Gが一番好きでしたがこのゲームが一番になりました。