オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
57pt
GOOD!
ペルソナシリーズはこのタイトルが初体験でした。よかった店はストーリですね。途中アニメシーンが入るところもあり冒頭からスムーズに入り込むことができました。あとキャラクターがいいですね。個性豊かでメインキャラサブキャラ含めて好感もてました。
BAD/REQUEST
とくにないですね。しいてあげればけっこう最後までプレイすると長いですね短時間クリアしたいひとにはむきません。グラフィックはそこまでこだわる作品ではないと思いますし普通です
COMMENT
ペルソナシリーズは初でしたが様々なサイトでの評価がたかいので初めてプレイしてみました。小難しいイメージを勝手に印象としてもってましたが意外とコミカルなストーリでシステムも慣れれば難しくなく大丈夫でした。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
54pt
GOOD!
3,4で変わった部分からメガテンに戻った・・・と言うべきかな。
交渉の復活
1や2のキャラごとの交渉コマンドではなく、選択肢型のメガテンに近いコンタクト。
敵がシャドウではなく旧来の悪魔に戻った。
これネタバレなのかな・・・
ペルソナ呼ぶときの演出でちゃんとペルソナを呼ぶ。
1や2のカタルシスが3でなくなっててちょっとショックだったので・・・
近接武器とは別に銃が復活。
これは2から消えて1やメガテンシリーズからの復活か。独自のシステムでなかなか面白かった。
これらについては3からのファンは思うところがあるだろうけども、私は嬉しかった部分。
BGMはボス戦のBGMだけがやたら浮いている以外は雰囲気にあった良いものだったと思う。
BAD/REQUEST
シナリオ全般。
時事ネタや2chのネタなんかを見る限り0代より上の人間をターゲットにしているのに、このラノベ的な中二病のコンプレックス(社会やコミュニティから爪弾きにあってる=無能ではない、俺は悪くないっていう)丸出しのシナリオはどうにかならなかったのか。
しかも爪弾きにあう理由が納得いかないものばかりで、設定確立のために作中のキャラクターの知能やモラルが意図的に落とされてる。
今回5の表向きのテーマが社会悪で、3以降の共通したテーマが絆であるのでやりたいことはわかるんだけど、
必要悪の描写が主人公側に完全に傾いていてバランスが取れてないので『自分たちと自分たちに味方する人間だけが正しい』っていう状況になってる。
主人公たちの能力や正義を際だたせるために衆愚を一際衆愚らしく描写するのはどうなのかと。
サブイベントの問題にもゲームのシステムを使って切り込むものがほとんどなので、その後に問題が起きそうなものばかりだし。
あと3や4より楽になったとはいえ、相変わらずADV部分がダレる。ファン的にはギャルゲー要素が必要なのはわかるが、延々と同じことをやらされてるだけ。
なんかコレのお陰でキャラクターが薄っぺらくなってる気がしなくもない。
クリアに80時間くらいかかったが、3分の1~半分くらいはこれで潰されてるので、ボリュームとは呼べない代物。
ただでさえ演出のために時間取るゲームだしね。
ダンジョンのギミックも全てが一目見ればわかる簡単なものばかりで、ただただ回を追うごとにめんどくさくなっていくだけ。
COMMENT
シナリオや設定に難があるものの、それでも水準以上ではあるし、十分良作(ファンにとっては名作)に仕上がっていると思う。
グラフィックもモデリングはともかくとして演出は綺麗だし、元ネタ(怪盗モノ)作品っぽく描写してある。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 2pt | 3pt | 3pt | 1pt | 2pt |
53pt
GOOD!
モンスターが悪魔になって声やモーションなどが個性的で面白くなりました。
交渉もあって悪魔に愛着がつきます
戦闘面での演出
このシリーズはモーションが変なのが多かったですが今回はかっこいいモーションや攻撃が多いです
UI
わかりやすくて操作しやすい
ボス戦
相変わらずというか演出に力が入って某大作RPGみたいで面白いです
コミュを上げると色んな要素が解禁されるのは面白かったです
キャラ
今回ボケ役の祐介と猫のモルガナが気に入ってます
BAD/REQUEST
テンポ
カレンダーシステムの演出と街のざわめき、登校などが毎回挟まれるのですごくテンポが悪いです
音楽
今回はいまいちでした
シナリオ
序盤は演出も力が入っていたのですが、段々とやってることと言ってることが同じで飽きてきます。
ワンパターンな悪役がまったく魅力ないのが残念です。悪役にしても4や2のサイコパスはカリスマ性がありました。
悪役を心を奪って改心しても何の爽快感もなかったです。クリアしても前作までのような感動はあまりなく、何も心にも残らないです。
コープ
シナリオがつまらないのが多いです。祐介と竜司のしか面白くなかったです。
ダンジョン
2周めが面倒なダンジョンなのでパッチで何とかしてほしいです。
雑魚戦
ワンパターンです、相変わらず。
COMMENT
この前にカリギュラをやってたのですが、元ペルソナライターだけあってこっちの方が綺麗にまとめてましたし、コープシナリオもよかったです。
あっちはシステムが難ですが。
続編があるならライターはサトミタダシと分担してほしいです。
あとカレンダーシステムはもう限界だと感じました。昔のゲームならともかく、他のゲームは快適なのでかなり5はしんどいです。
なんせ80時間以上プレイするわけですから。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-01-21
ファミコンが発売されたのが小学2年生。
マリオやドラクエで遊び、その後PCエンジンの華やかなゲーム画面やメガドライブの地味なゲーム画面(笑セガ派ですからね!)、スーパーファミコンの回転、拡大機能やプレステ、セガサターンのポリゴン全盛時代と
ゲームハードの成長と共に自分も成長してきた。
そんな世代のおやじであります。
しかしながら、あれほど熱狂していたゲームも大人になるにつれてだんだんやらなくなりました。
社会人になり単純に遊ぶ時間がとれないこと、家族との時間を優先するようになったこと、その原因はいろいろありますが、一番大きな原因が『ゲームをおもしろいと思わなくなった』という自分の気持ちが大きいかと思います。
これは歳のせいなのかなぁとちょっと寂しい気持ちになっていましたが、よく考えるとそれだけでない気がします。
最近僕が買ったゲームといえば、メタルギア5とアイドルマスターPSの2本で、
メタルギアは未完成品かと疑うばかりの商品をメーカーの都合で押し付けられ、
アイドルマスターPSに至ってはバンナムお得意のDLC商法と課金ガチャ。
これらゲームの共通点はユーザーのことは放っておいて、「金」「金」の拝金主義が前面に来て、肝心のゲーム自体のおもしろさは二の次なことでしょうか。
口ではユーザーファーストというくせに、その実はゲーム会社と制作者ファーストだったような気がします。
多大な広告費をかけた過大広告と、ニコニコやツイッターによる制作ディレクターの吹聴で、バカなユーザーをだまして金を巻き上げようという心持ちが見えて、やり場のない怒りを抱えていました。
そんなだまし討ちのような誠意のない商売をしていたら、ゲーム業界だけでなくどんな業界でも愛想がつきますよね。
本当、最近そういうことばかりが続き、ますますゲームをおもしろく感じなくなってしまっていました。
そんなゲームに愛想が尽きかけてた中、たまたまレビュー高評価だったペルソナ5を手にとってみました。
アトラスさんのゲームはスーパーファミコンの『真・女神転生』以来であの鬼畜な難易度がトラウマになったこともありそれ以来はご無沙汰でした(笑)
遊んでみての率直な感想は「よくここまで丁寧に作り込んだなぁ」と思うほど、製作者の方の強い意思と、
ゲームをつくるということへのプライド、そしてユーザーを真に満足させたいといった気概と誠意がこのゲームのプレイを通じて感じました。
おかげさまで、すっかり頭の中はペルソナ一色、ゲームがやりたくて早く家に帰るなんて小学生以来でしょうか。
「あ、まだゲームを楽しいと思える感性が残ってたんだな」と気づかせてくれただけでも、ペルソナ5をやった価値がありました。
聞けばペルソナ5は発売するまでは延期の連続だったようで、
きっと社内での意思疎通や難しい問題がたくさんあったのだろうとお察します。
しかし、あくまでユーザーファーストを貫き、責任をもって制作されたアトラスさんには
久しぶりにゲーム業界の「良心」を見たような気がします。
きっと自分はこれからもアトラスさんが作ったゲームならば、例え新規ナンバリングタイトルでも
「アトラスが作ったんだから大丈夫だろう」と思って新品で買うでしょう。
そこには「誠意」を持ってゲームをつくってるアトラスさんとユーザーである僕との間に「信頼」があるからです。
家庭用ゲームが普及して35年になろうとした今、ペルソナ5は今いちどゲーム会社とユーザーの関係を考えさせてくれました。
ありがとうございます。
よし!ペルソナ6が出るまでゲーム業界に悲観することなく気長に待つかな!
頑張れアトラス!!
GOOD!
・システム面の強化
P3から続くゲームデザインの集大成であり、また長期間開発していた事もあってか今作のシステム周りは非常に快適です。
オブジェクト数のわりにローディングを感じさせる場面が少なく(その分カレンダーに皺寄せしていますが)
独特なUIも好感が持てます。(赤と黒が基調のメニューUIは少々目に悪そうですが)
特にパレスを採用して単調なダンジョン探索に変化を加えた点は非常に良いですね。
・コープシナリオは楽しめる
メインストーリー以外の時間、サブシナリオで任意の主要人物と関係を深める事が出来ます。
女性キャラは少々テンプレ感がありますが男性キャラは全般的に好感が上がりましたね。
BAD/REQUEST
・メインストーリー
その場その場で格好いい事を言わせているだけですね
全体を通して見ると粗が目立ちます。特に不愉快だった部分を書きますと
-敵役の性格
全員クズしか出てきません。
完膚無きまでにぶちのめしてもプレイヤの良心が痛まない為の配慮でしょうけど度が過ぎています。
また、頭が悪いというかところどころ理に適わない行動をしています。
「味方すら平然と切り捨てる冷徹非道」「人間が理解する事すら出来ない高次元な存在」
「熱しやすく冷めやすい無責任な民衆」という体で誤魔化そうとしている感がありますけど納得出来ません。
怪盗団に敵対したり非難する存在が、怪盗団にとって非常に都合が良い卑俗な愚図に成り下がっています。
-怪盗団の性格
一言で言えば覚悟が感じられません。他人の運命を大きく左右する事を部活動のノリで決定しています。
「改心」と綺麗な言葉に置き換えていますがやっている事はただの洗脳です。
ハッキリと言えば殺人と大差が無いとすら思えるのですが
怪盗団の倫理的には殺人と改心は決定的に違うらしく手あたり次第に他人を改心します。
その為、怪盗団は全員罪悪感に苛まれる事はなく終始、善行をしたという満足感に包まれています。
ストーリー序盤では作中でも改心行為が疑問視され怪盗団の正義を問う流れもあったのですが…
終盤は一体どうしてああなったのでしょうか
COMMENT
シナリオ評価は大きく分かれる作品だと思います。
加点法で評価する人にとっては傑作になり得るし減点法で考えると駄作にもなり得ます。
自分はやはり改心をする事に罪悪感が伴わない点が強く心に引っかかりました。
殺人も廃人化も改心も変わらないと思います。だからしてはいけない、とは言いません。
相手やその周りの人間の人生を狂わせる事を自覚し、その上で必要悪を引き受ける覚悟。
あるいは自分が死後地獄に堕ちる事を自覚し、開き直って我を貫き通す覚悟。
私はそういう主人公が「格好良い」と思います。
ピカレスク浪漫を名乗るなら主人公たちは正義も名誉も必要ありません。
もっと開き直ってひたすら利己的に行動してほしかったです。
今作のシナリオは色々な作品の良いとこ取りをしようとして長所を殺し合ってるように思えました。
ただその他の点、特にシステム周りに関しては全体的に平均以上の作品です。