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【PS4】FINAL FANTASY XV(FF15) レビュー

発売元 スクウェア・エニックスオフィシャルサイト
発売日 2016-11-29
価格 9504円(税込)
レーティング 【C】15才以上対象 セクシャル 暴力 (CERO について)
ショップ/リンク Amazon
タギングトップ3
タイトル概要 ■ ジャンル:RPG
■ プレイ人数:1人
■ DELUXE EDITION版:13,997円
■ PlayStationVR:対応

総合ポイント
60
(難易度)
1.91
レビュー数
44
スコアチャート FINAL FANTASY XV(FF15)レビューチャート

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【60点以上】
54.5%
【標準偏差】
18.72


デフォルト:新着順

55人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 3pt 2pt 1pt 1pt 2pt 2pt
総合点
35pt

GOOD!

プレイ時間:約21時間(1周目のみ、サブクエは15個ほど完遂)
「キングスグレイブ」「ブラザーフッド(アニメ)視聴済み」

※良い点

【製品化されたこと、それ自体】
・ 難産の結果、ようやく製品化された。

【キャンプというものを表現した】
・ RPGにおいて、捨象される要素を敢えて表現した。

【自動写真撮影という新しい機能】
・ 物語の中でネガティブに働く場面も多かったが、この機能自体は良いものだった。

【数々の企業コラボ】
・ アウトドア用品のコールマンや、車のアウディなど、他業種コラボは新鮮だった。

【ATRによる開発状況の報告】
・ 一度、完全に信頼を失っただけに、対ユーザーコミュニケーションの努力は評価されるべきである。

BAD/REQUEST

【理解させることを放棄している統一性・一貫性のなさ】
 祖国が襲撃され、父王が死ぬという緊急事態でありながら、観光気分が抜けない道中の旅。この中核設定にプレイヤーは混乱します。また、主人公たちは潜伏しているはずなのに、モンスター討伐で名を挙げて目立ったりもします。何がしたいのでしょうか。
 
 別の例をあげると、途中加入する イリス です。この女性の描かれ方は狂気そのものです。
 彼女は王都から別の2名と レスタルム の町に落ち延び、主人公たちと再会します。再会の直後、呑気に ノクト とお散歩しますが、さもヒロインの ルーナ がいなければ自分が ノクト とくっつけるのにという雰囲気を醸し出してきます。
 さらに、この後、一緒に落ち延びた2名のうちの1人(〇〇〇 )が帝国に〇〇〇されます。その日は悲しい顔をするも、次の日には明るく一緒にドライブして、 ノクト のほうを何度も見ながら〇〇〇 の話題まで振ってきます。まるで 〇〇〇おかげで ノクト のそばにいられるのが嬉しいかのように。反社会性人格障害のそれです。
 登場人物のほとんどがこのように行動に一貫性がなく、その場の空気にふさわしくない態度を頻繁にとるため、ストーリーを進めるたびに混乱します。
 
 他にも、帝国が何をしたいのかわからないという展開が続いたり、携帯電話で連絡取れよ!とツッコミたくなったり、突如として話が飛んだりするので、その都度、プレイヤーが「きっとこういうことだろう」とストーリーを補完しないといけません。もちろん、その補完に根拠はありません。説明されてないのですから。
 優れた映画や漫画が、セリフが少なくても省略が多くても伝わるのは、演技・表情・構図といった表現に加え、展開に統一感と一貫性があるからだと思います。しかし、FF15は、緊急事態に呑気に遊んでいるという状況で、根本的に狂っています。そこで要素を省略してしまったら、もはや何も残りません。ただ絵が動き、音が出ているだけです。
 未完成品、駄作どころではありません。事故案件です。

【オープンワールドの空虚さを埋めただけのサブクエスト】
 サブクエストは非常に多く、ぶらぶらしていたら突然開始するものや、完遂するとすぐに次のクエストに派生するものなど、寄り道の誘惑はあります。
 しかし、これらのサブクエストのほとんどは経験値とギル・アイテム報酬のためにしか存在しておらず、サブクエストをこなしたから、この世界について深く知ることができるといった物語要素はありません。まともなものといえば、チョコボを利用可能にするためのベヒーモス討伐(エピソードダスカの焼き直し)程度です。
 ただ広いだけのオープンワールドをごまかすために、スクリプトでランダム生成したのではないか?と勘ぐるほど中身のないサブクエストが大量に存在しています。何のためのオープンワールドなのでしょうか。何のための自由度なのでしょうか。
 サブクエストとメインクエストの区別ができないほど物語リッチなWitcher3 や、サブクエストを通じて世界設定やキャラクターの背景を深く知れる DragonAge: Inquisition といった秀作と比較すると、FF15のサブクエストは「ただ存在するだけ」でしかありません。
 大量にあるサブクエストは、おそらく旅のための「行き先リスト」という意味合いでしかないのでしょう。そうであったとしても、もう少し味付けすることはできなかったのでしょうか。
 
 私はクエスト前後でNPCの会話が変わることを確認するタイプのゲーマーですが、2章の時点でFF15のサブクエスト群には失望しました。「開発陣は、この世界のことを愛していない」という絶望すら感じました。本当に残念です。

【スタイリッシュにしただけの戦闘】
 戦闘に関しての問題点は大きく3つあります。(1)単調で戦略性に乏しいこと、(2)テンポを悪くする要素がたくさんあること、(3)その他操作やカメラの悪さ・魔法についてです。

(1)単調で戦略性に乏しい
 戦闘が非常に単調です。アクションですが、基本的に2つボタンを押し続けるだけの戦闘です。カウンターアクションも1種類です。攻撃途中に武器を変えて、自作コンボを作ることを想定しているようですが、見た目の派手さ以上の意味を見出せませんでした。普通に「XHB(クロスホットバー)」的なものを使うスキルアクションベースの戦闘を期待していましたが、まさかオートアタックしかないとは思いませんでした。
 リアルタイムに戦闘が進展しますが、クラウドコントロールする手段がストップしか見つけられませんでした。スロウやスリプルはどこにいったのでしょうか。スーパーアーマー状態になれる手段もありません。戦闘のペースに変化をつけることができません。
 アイテムを使える(指示が出せる)のは ノクト だけなので、強敵相手では自然と、ノクト が安全な位置に陣取り、ヒーラー役・起こし役をするようになります。もしくは、ひたすら回復薬を浪費させる仲間を戦闘不能放置して、ノクト が単騎か耐久力のある グラディオ と二人で戦うことになります。何なのでしょうか。

(2)テンポを悪くする要素がたくさんある
 ウェイトモードは ノクト を操作してない場合に自動で発動します。気を抜くと、意図せずに戦闘が勝手に止まってしまいます。何を考えてこのような形で実装したのでしょうか。開発陣は DragonAge: Inquisition をプレイしたことがないのでしょうか。
 敵の攻撃による吹き飛ばしが頻繁に起こり、復帰までに時間がかかります。受け身や動作キャンセルができないのはアクションと呼べるのでしょうか。
 仲間は ノクト と比べると弱いです。それ自体は良いのですが、ノクト の回避パリイやシフト移動を前提にバランスされているようで、仲間が頻繁に倒れます。回復手段はアイテムだけ。アイテム欄を開くたびに戦闘がとまります。戦闘がとまるだけではありません。さらにアイテム使用のモーションが入ります。この回復アイテムに関わる戦闘中断が4人分発生します。
 ちなみに回復アイテム使用モーション中は無敵です。ダークソウルのようにアイテム使用にモーションがあって、それ自体が隙になるという真のアクションゲームなら、モーションがあって良いと思います。でも、FF15は無敵じゃないですか。モーションが無意味すぎます。FF13でオプティマチェンジ時に余計なカットインが入ることが不評で、FF13-2でカットインが廃止されたじゃないですか。何を学んできたのでしょうか。

(3)その他操作やカメラの悪さ・魔法について
 ファントムソード召喚のL1R1同時押しの発動が難しいです。同時押し判定が厳しいのか、優先順位の問題なのか、考えるのも嫌になります。
 本作の召喚は、ピンチになったときに、確率で発生し、L2ボタンを長押しすることで発動します。しかし、このL2ボタン長押しですが、長押ししても画面上は何も変わらないのです。召喚には時間がかかるため、本当に召喚が実行できているのかどうかがわかりません。ボタンを押したらレスポンスがある。ビデオゲームの基本だと思いますが、基本すらできていないのはどうかと思います。
 ダンジョン内の戦闘は狭い場所が多く、カメラが暴れまくります。途中から諦めて、画面は見ずにHP・MP・コマンドゲージだけを見て戦闘をしていました。それで問題ないのです。雰囲気だけのアクション戦闘なので。
 また、ダンジョン内ではダッシュが制限されたりします。そのため、ジャンプ移動や前転移動のほうが速く移動できます。当然、使いますよね、ゲーマーならね。ダッシュのスタミナ制限なども勘案すると、間が抜けてますね。
 魔法は非常に強く、「ピーキー」といったほうが良いかもしれません。今作における攻略の救済手段、あるいは低レベルやりこみ用の要素のひとつだと思いました。しかし、非常にめんどくさく、制限もきついものです。フレンドリーファイア(仲間にもダメージ発生)は作風として認めましょう。しかし、標の付近に微妙に離れて置かれているエレメントスポットには悪意しか感じませんでした。しかも、すぐに枯れます。マジックボトルの数で持てる魔法が制限されるのだから、エレメントスポットは無限供給で良かったのではないでしょうか。
 
【RPGの面白さを破壊してしまった料理】
 ノクト は、王の力を継承するため、歴代王の剣「ファントムソード」を探すように求められます。ところが、このファントムソードが「王の力」というには失笑レベルで弱いのです。ファントムソードだけではありません。装備全てが相対的に価値を低下させられています。料理というドーピングによって。
 高い料理は、HPが1000上がったり、攻撃力が400上がったりします。料理の効果は破格なので、装備を更新するのがバカバカしくなります。王の力も料理の前では霞みます。酷いバランスです。レベル上げすらバカバカしい。RPGの醍醐味である成長デザインが根本的に狂っています。
 常識的に考えれば、ファントムソードを継承するたびに ノクト のステータスが大きく上昇したり、仲間に自動でバフが掛かったりするのだと思います。そういう形であれば、王の力を継承するたびに王としての自信と自覚も芽生え、プレイヤーは ノクト との一体感を強められたのではないでしょうか。実際は、ファントムソードはトロフィー要素でしかありませんでした。
 料理というキャンプ要素を出すために犠牲にした、世界設定と、RPGの醍醐味の成長要素。本当に虚しい。

【過剰なPRと、それに見合わないクオリティ】
 同時期に発売された Watch Dogs 2 と比較するとわかりますが、向こうは自動車がたくさん通っています。車線変更もしますし、信号待ちもします。極上のはずの FF15 はたまに自動車にすれ違う程度です。海外がサクッと続編を出してくるのこととの差を痛感しました。
 オープンワールドでどこにでも行けるはずが、見えない壁が多く、またオブジェクトを移動させて踏み台にして高所に登るみたいということも当然できません。また、そのマップも同じようなロケーションで代わり映えがしない。王都、オルティシエ、テネブラエ、帝国……一体何だったのか。
 分量的なものは作り直しというハンデがあったので、ある程度想定していましたが、一番衝撃だったのがマップ上に表示される宝箱マークです。てっきり、文字通り宝箱があったり、壺があったりするのだと思いました。色の違う、光の玉でした。隠しダンジョンに凝るぐらいなら、こういうメイン部分をもっと凝ってほしかった。
 「ここまでするのがFF」と喧伝されていましたが、実態は何から何まで「その程度」でしかないのです。バグについてはことさら述べません。1つのダンジョンにつき、数回仲間が戦闘に参加しない棒立ち現象が発生しましたし、仲間連携時にあらぬところにワープすることも何度もありました。でも、このゲームの問題はバグではないんです。そんなものは些細なことですよ、もっと根本的なゲーム性や物語性の部分に比べれば。

COMMENT

【総評の前に:グラフィックスとサウンドについて】
 グラフィックスについては Good/Bad のどちらでも触れませんでしたが、グローバル市場向けのAAAタイトルとしては、褒めるほどでないし、取り立てて悪いわけでもないといった印象でした。
 また、サウンドは声楽を使った印象的な曲もありましたが、「スタンド・バイ・ミー」で往年の映画の思い出を汚された気分になったり、ドライブに全くそぐわないのに過去FF曲をカーステレオで流す仕様にしたりと、不満がありますが、それ以上に言及しなければならないことが多かったので省略しました。

【総評の前に:かつてのPVから失われた最も重要なもの】
 FF15に生まれ変わることが発表された2013年E3の映像をみると、使われなくなったシーンや設定などが多く目につきます。もちろん、製品にするにあたり、要素の削除改変が必要であることは理解してます。しかし、最も重要な「魂」の部分まで捨ててしまったのは非常に残念です。
 2013年E3の映像では、当然ですが、登場人物たちはヴェルサスの頃から依然として「ホスト」でした。しかし、同時にとてもかっこよく、使命感や背負っているものが伝わってきました。そこに血がたぎる「熱さ」がありました。
 製品になったものは……本当に残念でなりません。

【総評:見かけ倒し】
 ゲーム内容に関しては褒められる部分はほとんどありません。それよりも、欠点が非常に目立つというのが総評です。逆に、欠点を覆い隠すほどの、素晴らしいものがあるのか?と問われると「ない」というのが私の実感です。
 このゲームは「あばたもえくぼ」というように、このゲームに恋をしてしまった人以外は高評価ができない凡庸な作品です。何もかもが見かけ倒しで中途半端です。これの一体どこが「極上」なのでしょうか。「理想とはいえないけど、まあまあの出来だった」なんてレベルの話ではありません。「凡庸」を「極上」と言わなければならない現実は、哀れでしかありません。

プレイ時間:15時間以上30時間未満(クリア済)
十年一剣さん  [2016-12-08 掲載]

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28人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 4pt 2pt 1pt 1pt 2pt 2pt
総合点
35pt

GOOD!

トロコン済み。サブイベや討伐依頼もかなりやりました。その上でのレビューです

他の方がいろいろと書いておられるので、箇条書きで簡潔に書き込もうと思います

・グラフィックはかなり良かったと思います。

・戦闘も賛否両論ありますが、爽快で楽しかったです。中盤から完全に飽きますが。

・昔のFFの曲を聴けたのはよかったです。

ま、良いところはこんなところですね。

BAD/REQUEST

以下、悪い点を簡潔に

・うわさの13章は最悪ですね。全くいらないです。ただでさえ長時間やらされてイライラしてるのに、全く不要な脅かし要素やら、ひたすらノクトに粘着する「かまってひろし」のウザさは、ここ最近やったゲームの中でも最高クラスでした。

・杖イグニスの機動力のなさと罵声ゴリラ。ただでさえ移動が徒歩縛りでイライラしてるのに、ちょっと走るとゴリラが罵声。アイテムは基本全回収したい派ので、かなりイライラしました。いや、ちがうな。途中から罵声をガン無視してソロで走り回りました。

・オルティシエのマップ。やっとたどり着けた別の大陸(笑)で待ち受ける立体迷路マップ。街マップをあそこまで複雑にする必要ないでしょ。討伐のたびに移動で迷ってイライラ。

・洞窟内でやけに脅かそうとしてくるゴブリンども。通路に鍵かけられた時は切れそう いや、ブチ切れました。

・ストレスしかなかったコースタルマークタワー。

・ぶつ切りで説明不足過ぎるストーリー。これは皆さんの書き込み通りです。端折りすぎです。

・「スタンドバイミー」  この曲自体は好きですし、使用する意味も理解できるが、「テーマ曲考えてなかったよ」感がしました。それと、エンディングで再び流れる「スタンドバイミー」の歌詞字幕が、余りにも「ご都合超意訳」でイライラしました。ホントにひどかった。ちなみにエンディングも???でした。後半の作りこみの不足のせいです。

・ロード長すぎ。ロードだけで合計1~2時間かかってんじゃないの?

まだまだありますが、パッと思い浮かんだことを書きました。

COMMENT

これほど先が気にならず、寝不足にならなかったFFは初めてです。

FF冠、しかもナンバリングものでこれはないでしょ。
買う価値ないとは言いませんが、ストレスはたまると思います。
中古で買うのが正解かも

 
プレイ時間:100時間以上(クリア済)
Bapさん  [2017-01-05 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

29人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
2pt 2pt 1pt 3pt 2pt 1pt 2pt
総合点
40pt

GOOD!

・最初は敵に近寄って○連打しかしてなかったけど途中操作に慣れてくると
ちゃんと戦略立てて攻略できるようになってくる
そういう意味では戦闘システムはよく考えられてると思った
・味方のAIも及第点連携して戦ってると思える
・過去シリーズのBGMを聞けるシステムも良いと思う

BAD/REQUEST

・ストーリーが所々端折られてるので「なんで戦うことになった?」ってことがあった
・やはりバグが消えていなかった
 私の経験では空気椅子が結構ありました
・ローディングが致命的に長い
 ファストトラベルがあるのはありますがロードに1,2分は掛かります
・ありきたりなお使いクエスト
 オープンワールドに飽きてきた人が持つ「メンドクサイ」がこれなのにやはり残った
・FF15の音楽が全く耳に残らない
 だから過去シリーズのBGMを入れたのかもしれないがとにかく音楽が残らない
 悪いというのではなく音量のバランスだと思う
 デフォルトだと戦闘中の銃の音が一番うるさい
・モーグリというぬいぐるみ
 個人的には「ファンタジー」という概念がユーザーとかけ離れてる最大の要因はこれ
 モーグリを出せってことではなく、こういうことをしようとする思考回路が今回こんなことになった原因と思った
・男だけの仲間
 途中ゲストで数人女キャラが参加することはあるが調味料程度
 男だけがどうというよりファイナルファンタジーの一つの楽しみ方すら削がれた
 そして仲間に愛着持てればいいが、ホスト×4の冒険
・キャラクター
 走り方がイラッとする
 話方がイラッとする
 定期的に同じフレーズを言ってくる仲間キャラ
・操作性
 ものすごくやり辛い
 走ってる最中(○押しながらL移動)に画面動かせないでしょこれ
 L3押し込みでダッシュ出来ますが、○のダッシュはスタミナがギリギリ無くなるところで素早く押しなおすと
 スタミナは回復します
 よってL3押し込みの意味はない

 戦闘中
 ごっちゃごっちゃになって見えないことが多々ある
 敵に対してではなく、操作性に対してイライラすることばかりだった

 移動中
 とにかく木の中にはまる
 「こんなん透けて通ればいいやん…」っていうオブジェクトがかなりある
 狭い洞窟で味方が邪魔してイライラすることが多い
 雪で滑るような洞窟もあって相当イライラした思い出がある

まだ悪いところはたくさんあるけどキリがない

COMMENT

FFシリーズは11以外は全てクリア済み
「さてレビューを書こう」と思ってこのサイトに来ましたが、GOOD!を前にして何を挙げたらいいのかわからない…
冷静に良い所を聞かれると固まってしまいました

総じて言えるのは「雑」
これにつきる

全体プランにしてもストーリーにしてもキャラにしてももっと考えて作りこめなかったのか。
オープンワールドが流行ってた時期ならこれでよかったのかもしれない
PS3の時代なら許されたこともある
「FF15が出るからPS4を買おう」と買った人って「PS4ってこんなもんなのか」と思わさざるを得ない出来です

町にいるのは人間ばかり
町人含め出てくるのは美形に仕上がったキャラばっかり
ドラクエみたいにごっついおっさんや太ったおばさんみたいな人もほぼいないのでかなり違和感感じます
今までは異形の宇宙人的なキャラクターも沢山いたでしょ
魔法もたくさんあったでしょ
ファイナルファンタジーという冠がなかったら「ただのどこにでもあるオープンワールドのゲーム」として評価され、
ファストトラベルの仕様なんか考慮したらオープンワールドのゲームの中でも、中の下すらもらえない出来ですよこれ

プロデューサーの人だったと思うけど「過去のFFに固執しすぎたユーザーがいる」的な発言があったと思います
その人にとって「自信を持って出したFFがこれだ」というのなら言ってあげたい
「FFの名前が付けてもらえてよかったですね」と。


ここ数年のスクエニの流れ的に最高のゲームが出てくるとは思ってませんでしたし、「それでもFFナンバリングなら」
と思って私も買いました
結果これですから「やっぱスクエニは終わってるんだな」と言わざるを得ない

感動するストーリー
仲間との共闘
現実にはありえない楽しいような暗いような世界
考えながらもスピーディな戦闘
耳に残るBGM

今までFFに求められてきたものを全て剥がしたゲームのどこに居場所がありますか?

 
プレイ時間:15時間以上30時間未満(クリア済)
まじめさん  [2016-12-06 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

23人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
2pt 5pt 4pt 3pt 3pt 2pt 2pt
総合点
59pt

GOOD!

・圧巻のグラフィック、演出
 FFといえばグラフィック。本作も非常に素晴らしい出来になっています。どこまでも走って行きたくなる爽やかなフィールド、ガヤガヤしていて楽しそうな街の雰囲気もバッチリ出ています。特にオルティシエの清廉さと賑やかさが同居した美しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。それまでに私は50時間プレイしていてFF15のグラフィックに慣れつつあったにもかかわらず、スゲェと本気で思ったものです。
マップだけではなく、食べ物のグラフィックにもかなり力が入っており、お米のつややかさに少々不満があるもののどれも美味しそうな描写になっています。
 演出も最初から最後まで全力を感じられます。タイタンやアダマンタイマイの勝てるのか不安になる程の圧倒的な迫力、ルナフレーナの青い花を前面に打ち出した儚くも美しい映像、ゲーム終盤のそれまでの比較的明るい世界との落差を感じる絶望的な状況などが私はかなり印象的でした。それ以外も、見れば見るほど細かい部分まで拘ってると感じます。

・仲間たちの台詞の圧倒的な多さ
 とにかくノクト達4人の台詞が膨大です。ありとあらゆる場面、例えばフィールドを走っている時や敵と戦ってる時も彼らは会話します。なので終始賑やかなゲームとなっています。また、サブクエストの受注時、クリア時の多くに専用の会話が用意されています。サブクエストを受注する時に「今度はどんな会話をするんだろう?」と期待してしまいます。
 正直、男同士の会話としてはうーんと感じる部分も多くクオリティが高いとは言えませんが、皆で旅をしている感覚や仲の良さの描写としては上手く機能しています。ノクトたちはまさに仲良し4人組という感じで、愛着も段々湧いてきます。なのでラスボス戦前の、最後のキャンプの会話や今まで撮った写真の中から最高の一枚を選ぶイベントにはグッと来るものがありました。


・ドラマを感じるBGM
 どの曲も本当に素晴らしい。全編オーケストラが使われており、壮大でドラマチックな曲がゲームを盛り上げてくれます。私はカルタナティカ駅の曲とラストダンジョンで流れるボーカル曲が一番好きですね。前者はそれまでの展開による疲弊感や変わっていく関係性への焦燥感、後者はもう少しで全てが終わる哀愁と最終決戦に向けての盛り上がりが見事に表現されています。ストーリー以上にノクト達の心理を物語っていると言えましょう。
 主題歌は誰もが一度は聞いたことがあるであろう『スタンド・バイ・ミー』のカバーです。オープニングでも使われており、その時は何でこの曲を……と思ったものですが、エンディングまでたどり着くとノクト達の友情にピッタリで、効果的な使われ方をしてるなと感心するようになりました。

・制約は強いものの、それが気軽さにつながるオープンワールド
 今作では自由度が高いゲームプレイが楽しめる、所謂オープンワールドが採用されています。メインストーリーの他にサブクエストや釣りといった本筋から外れた要素が用意されており、中盤まではメインストーリーを無視してそれらに没頭することも可能です。適当にサブイベントをクリアしながら釣りしたりチョコボレースにチャレンジしたりと、メインストーリーそっちのけで私は楽しめましたね。
 サブクエストの進行度や選択肢によってストーリーが変わるということはなく、確固たるメインストーリーが存在しますので、オープンワールドとしては決して自由度は高くありません。しかし、逆に言うと何をすればいいのかわからなくなることがない、とも言えるます。私は他のオープンワールドのゲームをやる時、自由度の圧倒的な高さ故にあれこれ考えすぎて疲れてしまうことがあるので、本作はある程度自由が制限されてるのが逆に気楽に楽しめて良かったです。初めてオープンワールドを人にとってはとっつきやすいと思います。本作をきっかけに様々なオープンワールドのゲームに手を出してみるのも面白いかもしれません。

・スタイリッシュなアクションバトル
 コツを覚えてくると楽しくなってくる、プレイヤーが成長できるバトルだと思います。最初のうちはなかなか慣れず、敵の前で攻撃を連打することしかしていませんでしたが、敵の攻撃を読んで回避する、その隙に攻撃する、といったことができるようになると、一見強くて適いそうもない敵をあっさり倒せるようになったりして、段々楽しくなってきます。これに加え、瞬時にワープする、攻防ともに強力な「シフト」を使いこなせるようになるとスタイリッシュにキャラを動かせてるな、という感覚が出てきます。
 アクションが苦手な方でもウェイトモードでじっくり戦うことが出来ますし、歴代のFFの中でもトップクラスに回復アイテムが強力なのでゴリ押しも可能なバランスになっているので、クリア自体は比較的しやすいと思います。
 その一方で最難易度クラスのボスやダンジョンはレベル99でもかなり厳しく、システムを使いこなせなければクリアできない程の難しさなので、やり込みがいもバッチリです。

BAD/REQUEST

・評価不可能なストーリー
 全体的にキャラクターや設定を出しては中途半端なまま投げ出しています。重要そうなキャラクターが出てきても、これと言った活躍や掘り下げもなくあっさり出番終了になります。パーティメンバーを含めた5,6名以外は全員そうと言っても過言ではありませんが、じゃあ彼らが充分に掘り下げられているかというと別にそんなことはないです。それと、メインヒロインのはずのルナフレーナの出番がどう考えても30分もないのですがどうなってるんでしょうか。設定もキャラクター同様に、出てきてはすぐ話題に出なくなりを繰り返している印象が強いです。
 このように、どの設定もキャラも掘り下げられぬまま進むので、何もかもが非常に薄っぺらい印象を受けます。もしかしたら奥深い設定が存在するのかもしれませんが、ゲーム中にその節が見受けられない以上ないも同然です。

 ストーリーを盛り上げるものの一つに、心理描写があります。しかし本作ではそれがほぼ描かれません。ノクト達の台詞が多いと前述しましたが、帝国と戦う決意や故郷を奪われた悲しさ、成長性などを感じさせるものはそこにありません。むしろ、故郷を奪われた直後に走りながら「だるいな」「そうだな」と言ったそれまでと同じノリの会話が繰り広げられ、もしかして彼らは何も感じていないのではないかとすら感じさせます。「仲良し4人組」と先述しましたが、その描写がストーリー上のシリアスな展開と噛み合っていません。
本来心理描写が出来る絶好のチャンスを、4章以後はほぼ毎章、時間経過のテロップで誤魔化す傾向にあります。一番酷いのは10章の始まりです。ネタバレはしたくないのでボカしますが、前の9章でノクトたちを取り巻く環境は劇的に変化します。ここからどのような経緯で旅を続けることになったのか、彼らの真意はいかに……とプレイヤーが最も興味をそそられるところでしょう。しかし、ロード中の「旅を続けるために列車に乗った」という文章と「数週間後……」というテロップだけで全て流され、それらが描かれることは一切ありません。
また、とあるキャラクターの意外な真実や真の王として世界を救うための驚くべき条件が語られてもこれまたさらっと流されて次に進みます。条件についてはかなり過酷なもので、普通に考えればそう簡単に受け入れられるわけがありませんが、ノクトは普通に受け入れます。この場面のみならず、ノクトは様々な重要なことを案外あっさりと受け入れる傾向にあります。
また、ストーリー上大事な展開を、任意でしか聞けない町中のラジオで伝えるという謎の手法も取っています。町中で調べられるものの一つでしかありませんから、ノクトたちは当然何の反応もしません。
もちろん、心理描写は必ずしなければならないわけではなく、本作はあくまでもRPGなので濃密なものを要求しているわけでもありません。また、敢えてせずにプレイヤーに想像させるというのも大いにアリです。しかし、本作を完全に理解しようとした場合、想像というよりは創造が求められます。RPGということを考慮しても、あまりに行間がないゲームなのです。
その結果、ただでさえ薄っぺらいストーリーが突拍子もなく意味不明なものになってしまいました。特にグラディオは頼れる兄貴分という描写が恐らくしたいのでしょうが、実際は「なんだかよくわからないけど突然キレる人」、ルナフレーナの兄レイヴスに至っては相当な重要人物のはずなのに言動が断片的かつ滅茶苦茶すぎて支離滅裂という印象が強いです。

いつだったかは忘れましたがPVで、スープを不味いというノクトを窘めながらも、口に含んでから不味そうにべえっと舌を出すレギスというワンシーンがありました。これだけでレギスがどういうキャラなのか、どういう親子なのかわかる巧みな描写で、これは期待できそうだなと思ったことがあります。しかし本編にはこのように、短い時間で様々な感情や関係性を伝えられるような描写はまるでなく、クリアして落胆したものです。そもそもこのシーンは本編にありませんでした。

写真選びや最後のキャンプのシーンでグッと来ると言いましたが、それはあくまでプレイの累積でしかありません。共に世界を駆け巡り、苦労しながらもお互いに助け合って強敵を倒し、様々な困難を乗り越えていく。そのようなゲームプレイで得た経験ゆえの感動であり、シナリオはハッキリ言ってプラスには全く作用していません。むしろ、シナリオが並以上であればもっと感動できたであろうという点で、私はマイナスだったと思っています。


・内容の薄いサブクエスト
 「○○倒して」や「△△持ってきて」といったお使いに終始しており、それを終えたら報酬をもらって終了です。依頼主の台詞から世界観の広がりや新たなキャラクター性が発見できるということも特になく、全編通してただのお使いと化しています。シナリオの薄さと相まって世界観に薄さを感じる要因となっています。


・戦闘のストレス要素
 まず、カメラワークが滅茶苦茶です。戦闘でカメラとノクトの間に木々などのオブジェがあった場合は、カメラが近づくわけでもオブジェが透明になるわけでもなくそのまま表示され、ノクトや敵が見えなくなります。また壁際にいる時や巨大モンスターが相手の時はカメラが変に動いたりズームアップしすぎたりしてノクトがどこにいるのかわからなくなることもしばしばです。これにより相手の攻撃をよく見て対応するということが難しくなっています。
 また、本作では操作できるのはノクトだけで仲間は基本的にAIで動くのですが、そのAIがとてつもなく馬鹿です。基本的に敵に突っ込むことしか考えておらず、敵が攻撃を仕掛けた時に突撃して勝手にダメージを受けます。この問題は敵が強くなるにつれ顕著になっていき、レベル90前後以上の敵が相手では仲間全員を生かして勝つよりも、死んでも放置してノクト一人で勝つ方が楽なこともあります。なので四人で協力して戦う戦略性は次第に薄れていきます。仲間の絆を描く本作ですから、もうちょっと強くても良かったのではないでしょうか。


・3章以降段々ショボくなっていくゲーム性
マップの拡張性という点で疑問が残ります。オープンワールドとして機能しているのは8章までの舞台となる、ルシスの大陸のみです。実はこのゲーム、3章の時点でこの大陸の8割以上のエリアに行けるようになります。残りは7章で訪れる北西のエリアとクリア後に飛行して訪れるプティウォス遺跡周辺のみです。つまり、4章以降はほとんど行ける所が増えないということです。3章の時点でかなり広い世界を実感できたため、「ここからどんどん広くなって、同じくらいの規模の他の大陸にも行けるようになるんだろうな」と期待したのですが、そんなことは全くなくかなりガッカリしました。ゲームとしての楽しさやワクワク感は間違いなく3章がピークです。

 9章でオルティシエに上陸してからは完全な一本道になり、つまらなくなっていきます。9章はオルティシエの美しさや賑やかさ、闘技場やモブハント(モンスター討伐の依頼)が楽しめるためまだいいのですが、問題は10章以降。これ以降は行動できる範囲が電車内だけ、小さな拠点とダンジョンだけなど、とにかく狭すぎます。サブクエストやモブハント等、本筋以外の要素も一切ありません。また、ルナフレーナの故郷テネブラエは城が見える丘だけ、敵国ニフルハイムは道路と塔だけと、見える所に行けない窮屈さをこれ以上ないほどに感じます。
 ストーリー上のミッションはひどく単純で、10~13章では戦闘もそれまでに比べ出来ることが少なくなっています。
 中でもノクト一人でダンジョンを探索するのがメインの13章は、力が封印されている関係でショボい魔法しか使えず、戦闘が非常につまらないものになっています。探索自体もあっちへいったりこっちへ来たりを繰り返すだけで全く面白くありません。また、何故か封印中は非戦闘時にダッシュができず、探索のいらいらを助長させます。
 あまりの自由度のなさとつまらなさに、ひょっとして後半は時間が足りず急ピッチで作ったのではないかという疑念すら生まれます。


・見えない壁
 実は8章までの舞台も上記と似た欠点を抱えています。それは世界各地に、一見進めそうなのに進めない「見えない壁」があることです。
まずガードレールの多くをジャンプで飛び越えられません。高所からは基本的に全部できず、曲がりくねった道をまっすぐ飛んでショートカット、ということが出来ません。それ以外にもジャンプの高度より低いのに飛び越えられない岩、飛行中なにもないところで強制的に旋回させられるなど、見えない壁は世界各地に点在します。その先に何もない大陸の果てでそうなるのなら仕方ないのですが、道路と道路の間の山なども進めません。このように地図上に記載されているのに行けない所はかなり多く、プレイすればするほど世界が狭く感じられてきます。


・オープンワールドとしての不満点
 広さだけではなく、質も決して高いとはいえません。街や拠点、店を除くと人はほとんどいません。たまに負傷したり車が故障して立ち往生する人がいるくらいで、それ以外は基本的にいません。なので、辺鄙な所に人がいる驚きやそこでしか聞けない話も特にありません。また、奥地に行くと妙に印象に残るへんてこな地形や模様があるということもないので、全体的に平坦な印象を受けます。
 街のあちこちにいるNPCの動きのなさも気になります。本作は時間や天気の概念が存在します。しかし、いついかなる時も彼らは決められた範囲を動きません。夜になったから家に帰るということもなければ、雨が降ったから屋根のあるところまで走ったり傘をさすこともありません。オルティシエで雨がザーザー降っているのに、階段に座って談笑するNPCの姿を見た時、このゲームに何とも言えぬ作り物臭さを感じてしまいました。


・クリア後の要素
 クリア後に一定の条件を満たすと車が飛行できるようになりますが、これが妙に難しいです。車は道路しか走れないため道路に確実に着地しなければならず、これが出来なかったらなんとゲームオーバーになります。ゲームオーバーになる条件がよくわからず、ぶつかりながらも道路に着地して走り出したのにゲームオーバーになったことがあります。
 また、飛行していけるプティウォス遺跡は、ノクト一人で戦闘のないアクションと謎解きオンリーのダンジョンなのですが、これが嫌になるほど辛い。アクションはかなりシビアなジャンプ調整や幅の狭い鉄骨渡りを求められることが多く、RPGとしてはともかくアクションとしてみた場合操作性が悪い本作では終始イライラすること請け合いです。3Dアクションの黎明期かと言いたくなります。ちなみに報酬は自動で敵の攻撃を避けてくれるアイテムで、アクションを苦手とする方向けだと思うのですが、何でアクションオンリーのダンジョンの報酬にしたのか理解に苦しみます。


・その他
 レストランで受けられるモブハントは何故か一度に複数を受注することができません。そのため「受注→倒しに行く→報告→受注→倒しに行く……」という繰り返しをすることになり、作業感が非常に強くなっています。サブクエストがいくつでも受注できるのに、モブハントを一つだけにした理由がわかりかねます。
 ロードは全体的に長く、セーブデータのロード時は仕方ないにしても、ファストトラベル(ドラクエで言うルーラに近い)や車または宿泊地に戻るといった違うエリアに瞬時に行くコマンド、新章スタートでもかなり待たされます。ファストトラベルは使う頻度が高いコマンドなので、モブハントをこなしてる時はプレイ時間の大半がロード時間になることもしばしば。
 このゲームは仲間との絆を序盤から描いてきました。しかしラスボス戦や、1月24日から行われているモグチョコカーニバルがノクト一人であるなど、絆とは一体何だったのかと思う要素がちらほらあります。
 これら以外にも気になる部分は山ほどありますが長いので割愛します。

COMMENT

 このゲームを評価する際、「サブクエストなどの、本筋から外れた遊びを楽しめるか」というのが一番のポイントになります。メインストーリーを楽しみたいという方も大勢おられるかと思いますが、本作のメインストーリーはプレイ時間にして20時間程度しかなく、出来が壊滅的なこともあって、それだけを追っても満足度はかなり低くなるでしょう。ある程度サブクエストもやって、世界を駆け回ったりノクト達の仲の良さを堪能して初めて、ゲーム自体にも愛着がわきます。一方でどうにも平坦で遊び心に欠けるため、海外産の本格的なオープンワールドゲームに親しんでいる方は物足りなさを感じる内容かもしれません。オープンワールドとかつての『FF』のような、従来の非オープンワールドの中間のようなゲームだと思っておけば楽しめるゲームではあります。

 それを考慮しても、ストーリーと後半のつまらなさは致命的で、全体的な評価は低くならざるを得ません。
 また凄そうなゲームに見えて、案外作り込みが浅いなと感じる瞬間が多々あります。世界の広がりを感じられそうに見えてそのピークは序盤にあたる3章であること。どこまでも走っていける自由度を持っていそうでそれを阻害する見えない壁。軽快なアクション性を持つものの、カメラワークの劣悪さと仲間の馬鹿さが足を引っ張る戦闘。ストーリーと後半はどうしようもないレベルではありますが、これらはもっと何とかなったんじゃないかと惜しく思います。

 とは言え、なかなかに楽しめたゲームです。序盤から中盤にかけて、メインストーリーを無視してサブクエストに没頭していた時は間違いなく楽しかったですし、オルティシエをはじめとする美麗なグラフィック、演出に圧倒され、久々にサウンドトラックが欲しくなるくらいBGMを好きになれました。レベル99が出発点とも言える高難度のやり込みも熱いです。物議を醸した、最後のキャンプでノクトが真意を吐露するシーンも問題点は多いですが、私はかなり気に入ってますので、好きか嫌いかで言えば好きな部類に入るゲームではありますね。

プレイ時間:100時間以上(クリア済)
ジョンさん  [2017-01-29 掲載]

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Amazonレビュー

レビュー者: Amazonカスタマー
レビュー日: 2016-12-06
【前置き】
・ATR全視聴、アンカバードもリアルタイムで視聴。
・映画は初日に劇場で観て、勿論アニメ作品も観ました。
・かつ、本作を50時間以上プレイのうえ既クリアです。
・なおFFはナンバリングを、11と14を除きすべてクリア済み(続編含む)。
・ヴェルサスから情報を追い続けてきた大ファンです。
・すべてのトレーラーを各10回ずつ以上は視聴しました。
・ネタバレを回避してクリアをし、それまでなぜ酷評なのか疑問でしたが今は納得です。
・「アンチ」や「ネガキャン」といった次元を超えた(勿論、そういう人達にネタにされている側面もありますが)、もっと根本的な次元で問題があります。その意味で、厳しいレビューをさせて頂きます。

【良い点】
・自由度、音楽、映像美、ミニゲーム、料理(正直、画像じゃダメだったのかとは思うが)、写真。
・オープンワールドで爽快なバトル(まだ荒削りではあるが。)
・過去のサントラ

【言いたいこと(ネタバレ(質バレ?)含む)】
・明らかに未完成品です。
・未完成と知りながら散々に嘘と誇大広告で期待を煽って、多数の特典商法で新品を買わせ、あとは売り逃げする気マンマンの、性根から腐った、ファンを馬鹿にした汚い商法。この企業、何も反省していません。まぁ一人のサラリーマンとしての田畑氏も、色々と思うところはあるのでしょうが…
・膨大にあったはずの設定はどこへ。
・ファントムソード集めの意味は?集め終わっていないのにラストのトドメQTEで13本ありましたが…。王の墓所めぐりは?シヴァ・ラムウ・バハムート戦や神話の設定は?イフリートとバハムートの通常召喚は?オルティシエ周辺のオープンワールドは?テネブラエは?テネブラエ周辺のワールドは?ガソリンスタンドとショップとトレーラーハウスのコピペじゃない他の街は?ラスボスの変化形態は?ノクトにとっては一瞬(寝て覚めたら10年)のはずなのに人として成長?久々に会った?あんなに倒してやりたかった帝国は?FFで寄生虫?ホラー?指輪をはめたら歴代の巨大な王の霊と謁見するんじゃなかったっけ(ニックスのように)?準備完了…?
・納期の関係で数々の演出等を削除するなら、せめて13のように任意で読めるテキストでストーリーや設定を補完させてほしい。アルティマニアで補完しろ?絶対に嫌です。
・モブハント(サブクエストもだが)のロード地獄。受注→車へFT(ファストトラベル)→ロード→車に乗って目的地設定してFT(ロード)→モブまでチョコボ→討伐→車へFT(ロード)→車で目的地設定してFT(ロード)→報告→受注…(以下同様)。車があるせいで不要なロードが格段に増えてしまっています。討伐時間<ロード時間と言っても過言ではなく、更にダメ押しの「1件ずつ受注」。クエストランクを上げても、受注種は増えますが受注枠は結局増えませんでした。
・トレーラーを何度も見ては想像を膨らませた主要キャラ(敵キャラ含む)に対する扱いの酷さ。FFってある種のキャラクタービジネスでしょうよ…
・結局、あんなに「入り口にすぎない」と発言しながら、映像作品を観ておくことは必須レベルの事前知識だった。
・具体的には、ルーナやルーナ兄の人物像、指輪の設定や重み、王の剣、王の盾、レギスの力や王の使命、インソムニアの生活様式、世界観。
・「インソムニアをマップとして制作するのが現実的に難しいから、映像作品とアニメに落とし込んだ。あとはユーザーが各自で見て脳内で補完してね」ということでしょうね。
・ATRでは「こんなに情報を出してくれてもいいのか?まぁ製品版にはまだまだ明かされていないマップやロケーション、街が待っているからこそできるんだよな」と思わせてくれたものだが、事前に公開したものがほぼ全てであった。(13章の前時代的ダンジョンは論外)
・「ネタバレでは?と気になる人は、ATRを見ないという選択肢もあるんですからね」とDが話していたが、そりゃ無理な話でしょう。それぐらい待っていたし、公開されるのが全てだなんて思わないから。
・イベントの度に追加された新情報は、その都度実装したばかりの「手の内」を公開していたのですね。
・ストーリーの本筋は良さそうなのに、もはや怒涛の展開どころじゃない。「こういうシーンを見せたい」という部分が先にあったのだろうが、それらをうまく論理的に結べていない。本当に無理やり繋ぎ合わせただけ。
・D曰く、「開発スタッフには失敗してもいいと言い聞かせた。とにかく挑戦しよう」、だと。チャレンジ精神は結構だが、フルプライスで買ってもらう客商売であることに加え、FFの現状からすれば失敗しちゃダメでしょうよ。ただでさえFFの名前を冠しただけの粗末な類似品で、スクエニはFFを安売りしすぎて、そのブランド力が低下しているのに。
・ここにきて「海外病」をFFが発症するとは…

長々と書いてしまいましたがつまり…

例えば高級ブランドが、ファンに向けて、
「極上の新作ができました。勿論本皮、約束された品質です。
すべての過去製品を遥かに上回る逸品です。」
と大々的に宣伝して、安くない金額で何百万個も売りつけて、
実際に購入してみたら、見栄は良いがただのペラペラの合皮、
しかも内側は酷いツギハギだらけであった場合、
そのブランドイメージは地の底まで堕ちると想像できませんかね。
(それでいてメーカーは「俺たち頑張った!」とご満悦)

当初は大層な期待と応援をしていたんですよ。
FFが、リアル路線で世界標準「オープンワールド」に挑戦する。
ゲームの頂点を目指すだと?!がんばれ!!!
国産CSが元気のない中で、FFしかそれをなし得ない!
再び、「ぶっちぎりの」「極上の」RPGを!!
日本のメーカーがまだやれるってことを世界に見せてくれ!!

結果、未完成品の売り逃げ。
事前の広報活動はウソまみれ。

海外では高評価ですよ!は?
カップ○ードルのクソコラ動画(公式)でゲラゲラ?は?
FF9とコーラのコラボCM見てよ。
というか発売1週間で出て来るニュースがほとんどそればかり?
アクセサリーのステアップ説明「まぁまぁあがる」「そこそこあがる」?は?
リヴァイアサンの意味の通じていない難しい「っぽく」見えるだけの発言…

FFって、もっと威厳あるものじゃなかったんですかね。
格式の高い、せめて国内RPGの中では、FFナンバリングは
頂点であり続ける存在、品質保証であってほしいと願うのはダメなことなのですかね。
たかがゲーム?されどゲーム、客商売でしょうよ。
ファンへの数々の嘘、売り逃げ上等の酷い裏切り行為。

FFは、終わったんですね。
この会社に舐められて食い物にされているのが癪に障ったので、
FF関連アプリもすべてアンインストールしました。
FF7Rは予約は絶対にしません。
それよりも早く、坂口氏と植松氏らがしたFF6スタッフ決起集会の続報を。

【どうすべきだったか(ネタバレあり)】
★9月に間に合わなかった時点で正直に「本当にすみません。オルティシエまでしか完成できませんでした。11月末の発売までに、9章のクライマックスであるオルティエのボス(リヴァイアサン戦)までは完成させます。ひとまずそこまでを15-1とさせてください。続きものになってしまうため、その分、少しでもお安くします。」と発表すべきでしたね。ノーマンズスカイは正直に打ち明けて対応していますね。
★そして1~2年後に、15-2として、広いテネブラエのオープンワールドと壮大な帝都戦であるべき13章、バハムート戦、ノクトが眠りにつくまで。ルーナの故郷で感動的な演出もできたでしょう。
★最後に、15-3として、それまでのマップすべて+ラスダンインソムニア。

FFがブランドイメージを回復しつつ、高評価を得て、新たに16を制作したいのであれば、どんなに時間がかかっても最低限、素人が「この程度は作ってあるだろう」と想像する程度のことは作っておかなければならなかった。
それを強引に、限られた時間で1作にまとめてしまったため、支離滅裂になり、続編も作れず、すべての超一流の素材が、それぞれの良さを1割も発揮できないままに(下村さんや声優がかわいそう)、ズタズタにされてケチャップでファストフード風に粗末に料理されてしまった。

悲しい。

【PS4】FINAL FANTASY XV(FF15)
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