オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 5pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt |
50pt
GOOD!
・BGM
シリーズ通してBGMは中々良く、今作が特別良かったというワケではありませんが世界観に引き込まれるものがありました。
染谷戦のBGMは必聴。
・挿入歌
世界観に合っていないと批判も多い山下達郎さんの挿入歌ですが、私は大変良かったと思います。
今作は過去作と比較して暖かい描写や切ない描写が多く、山下達郎さんの楽曲はそういった描写に凄く合っていて沁みました。
BAD/REQUEST
・グラフィック
龍が如くシリーズはムービーさえ綺麗にしていればいいやという手抜きが常であり、グラフィックをあまり考慮しない私でさえ苦痛に感じる程でした。
それが今回エンジンを一新しかなり綺麗なグラフィックに変わり、動きも滑らかな物へと変わった点は良かったと思います。
しかしエンジンを変え綺麗にはなりましたが、中のモデリングは以前の製作工程と同じなのか、とにかく荒くマネキン気質。
また光沢が強過ぎて不自然な点もいただけない。
某スニーキングゲームレベルまでは求めませんが、せめて現行作レベルまでは頑張って頂きたい。
・挿入歌の多用
GOODに挿入歌を挙げましたが、少し乱用して感動が薄れる点は気になりました。
ここぞという所で使わないと、せっかくの素晴らしい楽曲が台無しです。
・バトルシステム
一新したチャレンジ精神は良かったのですが、連打ゲーに拍車をかけてしまって面白みがない。
龍が如く0のシステムに+αで良かったのでは?
・モブキャラの声優
芸能人キャストの棒読みは諦めもつくし、ある種の面白みかなとも思えるのですが・・・。
モブキャラ(特に子供)の声がプレイ中に気になる程酷い。
キャスト等に資金を使い過ぎたのはわかりますが、流石にオッサン声の子供とかはどうにかならなかったのか。
・ラスボス
ネタバレになるので一言。「お前じゃない!」
COMMENT
私は今作で批判の多かったストーリーについては概ね不満はありません。
シリーズ通して見守ってきた重要人物の未来が思い通りにならなかったという批判もあるでしょうし、今作はそれなりに893絡みがあった作品なので面白いかどうかはともかく遊びたかった893の世界観には入れはしました。
ただラスボスの存在とラストバトルのチープさは擁護出来ない程お粗末です。
また今に始まったことではありませんが、とにかく毎シリーズで代り映えが無く、しかも今回は特に薄味に仕上がっているかなと・・・。
同じ舞台を題材にしているので仕方がないのもわかりますが、流石に手抜きなのが露骨に見えてゲンナリします。
過去に大金をはたいて大コケし、なるべく少ない予算でという気持ちは解らなくもないのですが、ここまで酷いと怒る客が多いのも納得。
ましてや主人公のラストと歌っている作品なだけに、もう少し頑張って欲しかった。
龍が如く0はストーリーが良過ぎたために別格だとしても、今作のガッカリ感は拭えません。
5のストーリーが酷くて足を引っ張ったのかなとは思いますが、もし・・・もし次があるのであれば期待したい。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 2pt | 2pt | 3pt | 2pt | 1pt |
48pt
GOOD!
PS3での前作でも十分綺麗なグラフィックだったが、今回、PS4専用となり、まるで実写のようなリアルな街の描写が美しい。
食事が重要な成長要素になり、その飲食店へ読み込みなしでシームレスに移動できる為、街をブラブラするだけでも十分楽しい。
面倒だったアイテム管理が一新され、使いやすくなった。
歴代でもダントツで取り易いプラチナトロフィ。
有名芸能人が多数参加され、企業のタイアップも数多く、良くも悪くも「リアル」な日本社会がゲームで感じられる。
BAD/REQUEST
背景は綺麗だが、人物の描写が美しくない。絵的にも表現的にも。突っ立って話してるだけのムービーを何度も見せられるのもセンス無し。
建物に入るのがシームレスになったが、行ける場所は驚くほど多いわけでもない。ほとんど飲食店。ブラブラするのも数時間で飽きる。
アイテムが体力回復に関するものばかり。武器が削除されたのはともかく、装備品が微妙なものが多い。あれこれ選ぶ楽しみが失われた。
プラチナトロフィーが取り易くなった原因は、ゲーム内容の過剰な削減であると言っても過言ではない。
芸能人のスケジュール、企業の都合を優先した結果、金を払うお客様に誇張広告を行った、と取られてもおかしくない責任者の行動。
COMMENT
自分は歴代全て遊んできた古参のおじさんですが、今回は何もかもが薄すぎた。
薄っぺらいストーリー、薄っぺらいオープンワールド、薄っぺらいミニゲーム・・・。
中でも一番耐え難いのは、メディアに過剰に露出している2名の責任者達の薄っぺらい「自画自賛」。
間違いなく今作は出来上がっていない。納期に間に合わなかったのだ。今までの作品に触れてきた人なら誰でも分かる。
それは100歩譲ったとして、その責任をどうしてユーザーである我々が被らなければならない。どうして未完成品を買わなければならない。
納期を延長できなかったのは、有名芸能人との完成披露会のスケジュールを変更できないからだろう。協賛企業とのコラボ企画の為だろう。
だったら、内容を薄くして発売しよう、大丈夫、メディアで上手いこと言っておくさ、という行動理念が見え見えすぎる。
なにが「893は幸せになれない」だ。結局、お前達が幸せになりたいだけじゃないか。カッコいい事言うのなら、まず行動で示せ。
このゲームは、未完成品です。それを、大々的に集大成と銘打って恥ずかしげも無く売りさばいた。まるで893のやり方だ。
金に目が眩んだ者達との戦いも描いてきた良質なシリーズが、こんな終焉に至るとは思わなかった。
ただただ、残念でならない。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
76pt
GOOD!
・従来のシリーズより美麗になったグラフィック
街のグラフィックがよりリアルになり、入り組んだ地形の街を歩いているだけで楽しい
・シームレス化による快適さ
シームレス化したことにより戦闘も移動も快適
・豊富なミニゲーム
相変わらず豊富なミニゲーム。
ガンシューティングである素潜り漁やライザップ、ライブチャットが特に楽しかった
・サブストーリーの面白さ
シリーズ恒例のサブストーリーの幅広さは健在。
特に0で登場したポケサーファイターが再登場するイベントは笑えて泣けるのでお気に入り
BAD/REQUEST
・メインストーリーの残念さ
多くの人がもっとも批判するポイントに挙げている通り、メインストーリーは残念な出来。
遥の行動も納得できないしラスボスも威厳がない。
ただ「尾道の秘密」はトンデモで好き。
・ボリュームの減少
あらゆる部分のボリュームが減少し、神室町も行ける場所がかなり減っている。
特にヒートアクションがかなり減って戦闘の見た目が単調になったのは残念
COMMENT
質があがってボリュームが減って総合的にはトントンみたいな出来
プレイ時間的なボリュームはむしろいままでが詰め込みすぎていたから今作程度でもいいのだが、マップの広さとヒートアクションが減ってしまっていたのはけっこう辛い。
メインストーリーに関しては、微妙なところだが総合してみると良作にはなっている。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-06-12
GOOD!
・難易度HARD以下はプレイしてないのでちょっとわからないが、今回は体力回復アイテムを持てる数に制限があり、その分シビアな戦闘(特にボス戦)を楽しめた。
・建物の中にも読み込み無しで入れるシステムは快適で良かった(次回作では入れるところをもっと増やしてほしいところ)
・街中を走りまくると、バイクや自転車、看板などを次々となぎ倒していける様が爽快w
・キャバ嬢のサブストーリー完結の演出が良かった。最後の会話では(イヤホンをしてプレイしたので)耳元でささやかれてる感じがしてGOOD!
BAD/REQUEST
・今回はトロフィーに直接関係ないものの、達成目録を全て埋めようとしたら一部とてつもなく辛いものがあった。いわゆる「作業」となり苦痛を感じた。自分的にはぷよぷよの対戦相手を全部出す、漁でマックスレベルにする、は結局あきらめてしまった。簡単すぎるものもあったし、もうちょっと全体のバランス(達成しやすさ)を調整してほしいところ。
・グランクリエーターは最初、キャラが小さすぎて何が何だかわからないうちに勝利するという感じの繰り返しだった。終盤になると戦略性が必要となってやりがいは感じたが、もうちょっと一人ひとりのキャラを大きくして、戦況を分かりやすくするとかできなかったか。
・ザコ敵との戦闘が相変わらず面倒臭い。昔のシリーズであった「成金くん」など、一部ザコ敵の中に経験値を多くくれるキャラを登場させるなどの工夫があれば、しょっちゅうある街中の戦闘も少しは意味が出てくるのだが。
・しょうがないことかとは思うが、一部ロードが長い。プレイ再開時とか、神室町から尾道への移動時とか。
・シナリオが全体的に微妙。過去の龍が如くシリーズの一部となんとなく似ている感じを受けた。
COMMENT
これが最後の桐生一馬シリーズということで、存分にプレイさせていただきました。メインストーリーはもちろん、サブストーリーも一生懸命解決しようという姿。そして麻雀やダーツ、カラオケ、今作ではライブチャットなどミニゲームでも常に一生懸命プレイし、成功した時には思いっきり子供のように喜ぶ桐生さんが大好きでした。今までありがとう!
遥ちゃんも、最初の出会いから衝撃的だったけどその後もあまりにも波乱万丈すぎる人生(普通の人だったら死んでてもおかしくないだろw)を送ってきたので、これからは幸せな人生になってほしいと思います。