オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
62pt
GOOD!
〇ライブチャット
本作の新要素の一つであるライブチャット。
はっきり言ってボタンをポチポチと押すだけという、ゲーム性は皆無だが、しかし実にエロいのである。
もうミニゲームなんて形だけで、ただライブチャットでエロい事をしたい、というのがよく分かる仕様になっている。
しかしそれがいい。それでいいのである。
キャバクラやマッサージと言った『龍が如く』のエロ方面の集大成がコレと考えれば、なるほど頷けるものである。
〇マップのシームレス化
街から店などもそのまま繋がるようになり、ビルに入ると事務所があったりハンバーガー屋の二階で飯を食ったりする。
これにより街の世界観がより緻密になったと言える。
まあ一番の使い道は風俗ビルに入ってセクキャバを眺める事が出来る、それに尽きる。
〇大人の遊びスナック
キャバクラ、キャバレーときて究極の大人の遊びとも言えるスナック遊びが追加。
ぶっちゃけこれもポチポチとボタンを押すだけでゲーム性なんてあったもんではないが、しかしあのどうでもいい会話をして、最後は笑いで終わる雰囲気は、まさしくスナックのそれである。
あとスナックのママはシリーズの中でもトップの美人だと思う。
BAD/REQUEST
〇キャラクターの扱い
前々から思っていたが、ここの製作陣は遥が嫌いなのだろうか。
好き過ぎるが故のこの扱いなのか、あるいは単に物語を展開する上での都合の良いキーアイテム扱いなのか。
どちらにせよ、本作における遥の扱いはお世辞にも良いとは言えない。
『龍が如く』シリーズの主人公が桐生一馬であるのは言うまでもないが、澤村遥もまた主役の一人である。
しかしまあ前作でなぜかアイドルにされたと思えば、本作では中々に微妙な扱いを受けている。
お節介かもしれないが、シリーズの看板でもあるキャラはもう少し大事に扱った方がいいんでないかい。
〇戦闘の雑さ
元々、このシリーズの戦闘パートの出来が良いとはお世辞にも言えないが、本作はシリーズの中でも非常にストレスが溜まる。
雑魚的が大量に登場するシーンが多いが、その敵はこちらが後ろを向いていようがお構いなしに攻撃してくる。
一斉に大量の敵が殺到する為、数の暴力でボコられるという、ある種のリアルな戦闘になっている。
必然的に戦闘方法は敵集団から距離を取って自転車や椅子などの凶器を拾って敵を一掃する、というのが基本になってきて、雑魚相手に必死で逃げる桐生の姿から、かつて伝説の極道を呼ばれたなんて思えないだろう。
またボスクラスの敵はこちらの攻撃を超反応でガードや回避してくる。
あれ、これクロヒョウだっけ、と錯覚するくらいの強さである。
そしてフィニッシュブローはほとんど当たらないので、通常攻撃をペチペチと繰り返すのが一番効果的となる。
まあシリーズの恒例としてステップ攻撃が強く、特に前ステップパンチで大抵のボスは完封出来たりもするが。
COMMENT
これがシリーズの最終章なのか、というのが率直な感想。
システムやゲーム性など、細かい部分はさすがにシリーズを続けてきただけあって洗練されているところも多い。
しかし逆に惰性で続けている部分も多く見受けられる。
キャバクラなんかはもう無くしてもいいんじゃないのかというクオリティなので、やるにしてももう少し気合いを入れてほしかったところ。
正直、ヤクザゲームと言うよりは、ヤクザ風ミニゲーム集みたいなものになってしまっている。
個人的にはこれがシリーズの最後でなければ、もう少し評価は出来たと思う。
今後もシリーズが続いていく中の一作として見るならば、今回は少し毛色が違うな、という程度で済んだかもしれないが、これがラストだと思うとどうしても、そうじゃないだろ感が生まれてくる。
特に脇役に関しては、今までシリーズを支えてきた真島や冴島がメインストーリーに一切絡まず、新規キャラばかりで固められたのは、評価の分かれる部分だと思う。
むしろ最後だからこそ『龍が如く』オールスターの活躍を期待した人も多かったのではないか。
最後はヤクザとの決別が描かれると思ったが、結局ヤクザはどこまでいってもヤクザ、というのがこのシリーズを通して描きたかった事なのだろうか。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 0pt | 0pt | 1pt |
28pt
GOOD!
グラフィック
さすがPS4!と言っても過言じゃないグラフィック。しかも案外似てるぞビートたけし!(後雨上がり宮迫も)
龍オリジナルキャラの顔はCGではあるが、凄く人らしく描けてるのでここは素直に褒めたい。
シームレス
一部イベントで「エリア移動」が求められる時にはちょっと不便だが、全体通して細かいロードが多数入るよりはこの方がはるかに良い。
BAD/REQUEST
ボリューム
大幅ダウン。
全編作り変えた、という事でいつもの年/1作レベルの超大幅アップデート的な出し方でなくなった弊害か。
そのくせそこには膨大なボリューム注ぐのね、なタイアップ系。毎回気持ちの悪いぐらいの媚び諂いっぷりだが今回のライザップのアレは間違いなくバランスブレイカー。個人的にはこのお陰で楽できたが自制心が働かない人にとってはがっかりポイントでしょう。
それと一番腹立たしいのが、昨今のゲーム会社の「自分達は少ない労力で、ユーザーには最大限の苦痛を与える手抜きプログラム」がこれは本当に酷い。
その最たる例がサブストーリー。
元々龍が如くはメインシナリオが短編小説集の中の一本レベルの短さだけどサブストーリーがおふざけも込みで沢山入り、誰が待ち望んでるかわからないけどプレイスポットも沢山入ってた。
しかし今回はどうだ?サブストーリーは大幅に減り、プレイスポットも減らされた。
そのかわりのトラブルミッションだろうが、SNSでの数行が始まりと終わりに出るだけ。
サブストーリーとやってる事は変わらないけどサブストーリーの演出は放棄したのと一緒。
なんでそういう手抜きをするの?作るのが大変??ユーザーに取っちゃそんな事知らねぇよ。そういう手抜きを擁護するのは「ゲームファン」だけで、そういう手抜きばっかりするからゲーム人口が減って行くんだよ。
戦闘+α
こんなんだったらいつもの過去作のちょい改変でよかったね。
今回は武器が「落ちてるもの」しかなく、その為町中を歩くただのチンピラがナイフだ大金槌だピストルだ…と日本の警察は仕事しないの?(笑)レベルの無茶っぷり。
しかもちょっと近くを通れば「おっ!いたぞ!」と暫く付け狙われるレベル。ドンパチギャングでお馴染みのGTAでもそこまで襲ってこんわ!(笑)
さらに過去作の(桐生+秋山)/2的な身軽さだからか、AIの作り込みを完全に放棄してただの雑魚がスーパーアーマー&怯み体制&終盤は能力MAXでも通常攻撃だけなら倒せない雑魚すら出る始末。
この手の雑魚はヒートか周囲アイテムで楽にはなる…が、その為周囲アイテムに異常な強さを持たせてしまい、ただのパイロンで素手5発分~以上の攻撃力。町中のパイロンは石ですか?鉄製ですか?(笑)
所謂ボスキャラはこちらのボタン読みと超反応ばかりでこれもAIの作り込み放棄。
EASYでもちょっと面倒でストレス発散には程遠いが、ヒート状態だと即死コンボ状態。間はないのか??
ここらへんは快適さ0点理由になります。EASYぐらいサクサク遊べて、上の難易度で調整しなさいよ…
グラフィック(芸能人キャラ)
GOOD欄にビートたけしと宮迫は似てる、と書いた。が後は不気味の谷レベル。
なまじ有名人の顔を知ってるだけにあの変に似てないのに声は本人というのが本当に気味が悪い。
声はゲスト声優(芸能人)でも良いけど、顔を似せる意味は何?
特に言いたいのが今回のキャバクラ。ご本人の顔を見てないのでなんともいい難いが数名露骨にどブス過ぎるでしょ。本人はあのモデリングで納得したの??自分の顔がゲームに出るからって無理から納得せざるを得ない…のレベルでしょ。
GOODにも書いたとおり龍オリジナルキャラは本当に良く出来てるんだから似せれないなら無理に似せずに声だけ当ててもらったほうが良かった…
声優
一部の俳優さん。芸人に負けてどうする…
クランに出てくるプロレスラーにちょっとだけ勝ててる…かな?レベル。
このゲームに限らずだがゲストとして起用するのは本当に話題性だけなんだな…とウンザリする。
せめて近場で声を聞いてるんだから感情が声に乗ってない以上はリテイクを何度もやらせなさいよ。だから「声優の仕事を奪わないで欲しい」って声優さんからもファンからも言われるんだよ。
ストーリー
過去の龍が如くに思い入れがあればあるほど叩きたくなる気は本当に解る。
多くは言わない。「お前は何を見てきたんだ?」でシリーズファンは解るでしょう…
それ以上にがっかり(満足感0点の最大の理由)だったのがあのラスト。
どうしてもネタバレになるし、「○○みたいな」と書いた時点でもネタバレになるのでどうしてもあやふやな記述になるが、ああいう展開にして最後の最後にあのシーンを入れるスタッフ(脚本?)の精神を疑う。
あんなシーンどう考えてもスケベ根性だろ。
どういう形にしろ「出す…かもね」と取られてもしょうがないぞ?
ストーリー全体もお粗末。
話の展開も水戸黄門か?暴れん坊将軍か?な時代劇のように毎回バカの一つ覚えのような展開で街のチンピラにナイフで刺され、刀身の長い刀で切られ、銃やマシンガンでバリバリ撃たれてもLIFEが多少減るレベルなのにムービーになれば「その程度で死ぬの?」というシーンばかり。
それこそ戦闘部分は作り変えたんでしょ?だったら初周は思い切って銃も刀も無くしなさいよ。そしたらムービーシーンにもある程度重みが出るのに結局ギャグ漫画レベルにバッコバコ雑魚をぶちのめし、ムービーでのちょろい攻撃で怯む&死ぬ。白けるわ。
後製作者に一番聞きたいのは「桐生って伝説の極道『堂島の龍』なんだよね?の割には一般人が知らないのはまだしも同業者がボスクラス以外知らないってのはおかしくない?」
もっと言えば龍5での突然のアイドルとか、今回の導入とかもそうだけど本当に上っ面の薄っぺらさに「大人が楽しめるドラマを描くのが龍が如くのテーマじゃなかったの?」と問いただしたい。
あのでかい会場で自身の過去を打ち明けたのがたった数ヶ月で「ほぼ沈静化」って…
芸能情報でしょ?赤の他人の不倫ごときですら1年以上経ってもまだ粘着して騒ぎ立てるレベルなのに???
せめてシナリオは裏社会を知ってる人に綿密に取材をして、その上で描きたい話を書こうよ。これじゃヤクザマンガ・雑誌好きの同人作品レベルだよ。
闇金ウシジマくんとかが人気があるのは作者が本当にそういう裏社会に通じてる人からしっかり取材を行った上で虚と実を織り交ぜながら描くから妙に気持ちの悪いリアリティがあり、そこが引き込まれるのにこれはジャンプ系漫画の展開ばかり。ジャンプ系漫画が悪いわけじゃない。「ヤクザ社会を描く作品の肝がこれじゃ駄目でしょ?」ってこと。
音楽
山下達郎に曲を作って貰ったのは解るが、要所要所に使いすぎ。
MGSシリーズの「またせたな」と一緒でMGS2のここぞという一発で使うから効果があるのにそれ以降お前はそれしか言えんのか?レベルに何度も使われると重みが無くなる。
折角のいい曲なんだからほんとに使い所が勿体無い。それでも聞かせたい!というならプレミアムアドベンチャーのカラオケに入れるなりの労力を使いなさいよ。
セーブデータ仕様
オートセーブはオートセーブを別に作りなさい。手抜きをするな。
COMMENT
正直ファンからしたら「またこいつか…」と思われるかもしれない。
でもゲームぐらい楽しく遊べてよ…ましてや自分はEASYでやったんだ。ベリーハードでやって「戦闘キツイ!」とか言ってたら身の程わきまえろバカ(笑)と言われても仕方ないがEASYで遊んでてストレス溜まる戦闘って段々プレイ意欲を無くす。
BAD欄は長文なので非常に読みづらく言葉を選ばずに書いてるので人によっては不快かもしれないが、桐生一馬の最期が「新ハードだから作るの難しくって♪」な出来では駄目でしょう。
だったらクロヒョウシリーズとか龍が如くで使うエンジンを使った新規DLミドルゲームでも手がけて満を持しての「最高傑作を作りました・・・桐生の生き様を焼き付けて下さい!」にしないと。
シリーズ初のプラチナトロフィー取れたのでEASYメインの自分が取れるんだから普通にゲーム好きなら取れる可能性が高いです。ただ本当に邪魔くさい作業ばかりだけど。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 1pt | 2pt | 2pt | 2pt | 1pt |
42pt
GOOD!
☆龍が如くシリーズはほぼ初プレイでのレビューです。
◆グラフィック
かなり頑張っているのではないでしょうか、人物の皮膚感などキレイに表現していますね。
◆色々な役者&芸人さんの起用
これについては賛否あるでしょうが、シリーズ初プレイのきっかけとしてたけしさんや宮迫さんの起用は興味を引いた部分でした(芸人さんが好きなので)
キャラとしても基本的には演技も良くハマってたと思います。藤原竜也さんはちと微妙ではありましたが。
◆過去作のキャラがあまり絡まない
これについても賛否ありまくりでしょうが、初プレイの自分にとっては新キャラ勢がメインで良かったです。
とはいえ過去作に思い入れがある人にとっては不満点になってしまうかと思います。
◆ミニゲームが地味ながらもちゃんと作られてる
麻雀だけでなくダーツやバッティングセンターは何故か黙々とプレイしてしまいました。
BAD/REQUEST
終わってみれば悪い点ばかりが目立ってしまいました。
◆兎にも角にも戦闘&単調
メインはおろか、どんなサブストーリーも基本は戦闘で解決です、
とにかく戦闘のみです。
それなのにビックリするくらい戦闘に深みが無いです、
ものすごい肝の部分なのだから、ここさえ押さえておけばつまらなくはならないのに、
全然詰められてないです。
雑魚戦→基本は近くの敵をつかんで振り回し投げで巻き込み
ボス戦→基本は近くのアイテムをつかんでヒートアクション
全共通→ライザップのアイテムを買い込んでおいて体力ヤバくなったら使用
ほんとこれだけです、通常打撃は威力が低すぎるうえガードされるはかわされるはで最後の削りくらいにしか使えません。
ちなみにお金も麻雀をやりこむと序盤で一気に100万くらい稼げるのでアイテム買いまくれます。
最初は色々試したりして楽しめましたが、結局上記が効率が良く、中盤以降作業でした。
ここが間違いなく一番の問題ですね。
◆レベル上げ
最初は色々なスキルが覚えられるんだ!と楽しくレベル上げしていたのですが、
上記の通り、戦闘が超単調なのでスキルを使う機会がほぼありません。
ただクリアするだけなら一部有用なスキルだけ取ってあとはステータス上げたほうが効率良いくらいでした。
また、手に入る経験値も項目によってバラつきが多いのも微妙に困りました。
◆ムービーゲー
っていうくらいとにかくムービーがしょっちゅう流れます。なのに内容は人物会話ばかりなので地味です。
◆よってストーリーも・・・
後半はただただダレてしまい、ストーリー展開に驚きや感動を全然感じませんでした・・・。
役者さんは頑張っていると思いましたけどね。
◆意外と行けるとこ少ないのね
結局神室町と尾道の2つの街しかいけなくて、ちょっと残念。
とくに尾道は店も少なくマップも狭いので移動が面倒なだけでした。
◆道行くキャラの服装が雑
グレーのパーカーとグレーのズボン、一昔前のギャルみたいな格好の女性、チンピラやヤクザは皆同じような格好
メインキャラ以外の服の作りが雑過ぎます、見ててつまんない。
COMMENT
とにかく何でもかんでも戦闘で解決なんだから、
戦闘が楽しくなるような作りにしてくれたらそこまで悪くならないのに、一番肝心なトコが抜けてる印象でした、
駆け引きや爽快感が薄い・・・!
お金が麻雀で一気に貯まるのも問題だったかもしれません、
ミニゲームをクリアしたらオリジナルのスキルが覚えられるとかなら色々プレイしようって気になるんですが、
経験値やお金は麻雀&ライザップアイテムで事足りるのでいまいちやる気が起きないんですなー。
ストーリーもずっとファンだった方々からしたら不満が残るかもしれませんね。
最初は色々楽しめそうな雰囲気でしたが、終わってみればダレたゲームになってしまいました。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-06-12
GOOD!
PS3での前作でも十分綺麗なグラフィックだったが、今回、PS4専用となり、まるで実写のようなリアルな街の描写が美しい。
食事が重要な成長要素になり、その飲食店へ読み込みなしでシームレスに移動できる為、街をブラブラするだけでも十分楽しい。
面倒だったアイテム管理が一新され、使いやすくなった。
歴代でもダントツで取り易いプラチナトロフィ。
有名芸能人が多数参加され、企業のタイアップも数多く、良くも悪くも「リアル」な日本社会がゲームで感じられる。
BAD/REQUEST
背景は綺麗だが、人物の描写が美しくない。絵的にも表現的にも。突っ立って話してるだけのムービーを何度も見せられるのもセンス無し。
建物に入るのがシームレスになったが、行ける場所は驚くほど多いわけでもない。ほとんど飲食店。ブラブラするのも数時間で飽きる。
アイテムが体力回復に関するものばかり。武器が削除されたのはともかく、装備品が微妙なものが多い。あれこれ選ぶ楽しみが失われた。
プラチナトロフィーが取り易くなった原因は、ゲーム内容の過剰な削減であると言っても過言ではない。
芸能人のスケジュール、企業の都合を優先した結果、金を払うお客様に誇張広告を行った、と取られてもおかしくない責任者の行動。
COMMENT
自分は歴代全て遊んできた古参のおじさんですが、今回は何もかもが薄すぎた。
薄っぺらいストーリー、薄っぺらいオープンワールド、薄っぺらいミニゲーム・・・。
中でも一番耐え難いのは、メディアに過剰に露出している2名の責任者達の薄っぺらい「自画自賛」。
間違いなく今作は出来上がっていない。納期に間に合わなかったのだ。今までの作品に触れてきた人なら誰でも分かる。
それは100歩譲ったとして、その責任をどうしてユーザーである我々が被らなければならない。どうして未完成品を買わなければならない。
納期を延長できなかったのは、有名芸能人との完成披露会のスケジュールを変更できないからだろう。協賛企業とのコラボ企画の為だろう。
だったら、内容を薄くして発売しよう、大丈夫、メディアで上手いこと言っておくさ、という行動理念が見え見えすぎる。
なにが「893は幸せになれない」だ。結局、お前達が幸せになりたいだけじゃないか。カッコいい事言うのなら、まず行動で示せ。
このゲームは、未完成品です。それを、大々的に集大成と銘打って恥ずかしげも無く売りさばいた。まるで893のやり方だ。
金に目が眩んだ者達との戦いも描いてきた良質なシリーズが、こんな終焉に至るとは思わなかった。
ただただ、残念でならない。