オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 2pt | 2pt | 1pt | 3pt | 1pt |
38pt
GOOD!
龍が如くシリーズは維新以外はプレーしています、今回も良くも悪くも「いつもの龍が如く」でした。
このシリーズは敵も味方も「魅力的なキャラを見せる」という点においては素晴らしいと思っています。
BAD/REQUEST
GOOD!に書けないこと全部でしょうか。シリーズで一番ガッカリしました。
戦闘もヒートアクションも減少してワンパターンです、雑魚には拾った武器を振り回すか、2体同時に攻撃できるヒートアクション。ボスは超反応&スーパーアーマーなので「リスクを避けて大技狙わず普通のパンチを断続的に出すだけ」とワンパターン。
大袈裟に主張される「シームレス」に関しては現行ハードのゲームで「それ以外」が滅多にないわけで褒められたことじゃありません。
ローディング時間はなくとも探索と戦闘とがはっきり分かれている点はむしろ残念ですらあります。
グラフィックも街の作りはちょっと頑張っていますが人物のモデリング、モーションに関しては「前時代的」に粗く、古いです。
せっかく有名俳優使うのに顔の表情だけしか撮らないからムービーは棒立ちしたキャラが喋るだけ、きちんと芝居してるとこをキャプチャするほど金をかけられないのでしょう、残念です。
人の表情は顔の一部のみが動くため不気味で、桐生など架空の人物では気にならないものの、たけしや宮迫が吠えるようなシーンでは違和感が大きい。また長い時間目にする走りや戦闘のモーションが使い回しなのもガッカリしました。
音楽に関しては山下達郎の挿入歌の使い方が酷い、大御所に作ってもらってもったいないと思ったのか何度も何度も何度も流れるため「泣く所ですよスイッチ」に成り下がってます。
ストーリーは最悪で許せないレベルです、ネタバレになるので言えませんが遥というキャラが5,6と酷い扱いでこれまでの桐生一馬の文字通りの命懸けの結果がこれかとやるせない気持ちになりました。
COMMENT
PS4PRO+4Kテレビという環境を整えたこともあって5でやめるつもりだった龍が如くがPS4PROで綺麗になるのか?と中古を買ってきてプレーしました。
余談ですが龍が如くはHDRに対応したソフトでは無いようで他のソフトほど見た目は変わりませんでした。
プレー後の感想としては「桐生一馬の締め括りがこれでは寂しい」でしょうか、真島も冴島も絡むことなく新規キャラばかりで終わったことが残念です。桐生が探し求めた「子供の父親」も「ボス」も「事件の核心の謎」も「なんじゃそりゃ!」でした。
「桐生さん、あんたは手を汚しちゃいけない!」
は?さっきロケットランチャーでヘリを撃墜、墜落・炎上というシークエンスありましたけど?2回も!とか、
あれ?さっき腹を切られた人の洋服が綺麗に!?なんで?
みたいな辻褄の合わない言動とか、脚本のチェックする人いないんですかね?
おなじみの舞台「神室町」もマップの一部削除されてボリュームもダウン。
名前だけで売れるようになって開発者が手を抜いてるように感じられました。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 5pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt |
50pt
GOOD!
・BGM
シリーズ通してBGMは中々良く、今作が特別良かったというワケではありませんが世界観に引き込まれるものがありました。
染谷戦のBGMは必聴。
・挿入歌
世界観に合っていないと批判も多い山下達郎さんの挿入歌ですが、私は大変良かったと思います。
今作は過去作と比較して暖かい描写や切ない描写が多く、山下達郎さんの楽曲はそういった描写に凄く合っていて沁みました。
BAD/REQUEST
・グラフィック
龍が如くシリーズはムービーさえ綺麗にしていればいいやという手抜きが常であり、グラフィックをあまり考慮しない私でさえ苦痛に感じる程でした。
それが今回エンジンを一新しかなり綺麗なグラフィックに変わり、動きも滑らかな物へと変わった点は良かったと思います。
しかしエンジンを変え綺麗にはなりましたが、中のモデリングは以前の製作工程と同じなのか、とにかく荒くマネキン気質。
また光沢が強過ぎて不自然な点もいただけない。
某スニーキングゲームレベルまでは求めませんが、せめて現行作レベルまでは頑張って頂きたい。
・挿入歌の多用
GOODに挿入歌を挙げましたが、少し乱用して感動が薄れる点は気になりました。
ここぞという所で使わないと、せっかくの素晴らしい楽曲が台無しです。
・バトルシステム
一新したチャレンジ精神は良かったのですが、連打ゲーに拍車をかけてしまって面白みがない。
龍が如く0のシステムに+αで良かったのでは?
・モブキャラの声優
芸能人キャストの棒読みは諦めもつくし、ある種の面白みかなとも思えるのですが・・・。
モブキャラ(特に子供)の声がプレイ中に気になる程酷い。
キャスト等に資金を使い過ぎたのはわかりますが、流石にオッサン声の子供とかはどうにかならなかったのか。
・ラスボス
ネタバレになるので一言。「お前じゃない!」
COMMENT
私は今作で批判の多かったストーリーについては概ね不満はありません。
シリーズ通して見守ってきた重要人物の未来が思い通りにならなかったという批判もあるでしょうし、今作はそれなりに893絡みがあった作品なので面白いかどうかはともかく遊びたかった893の世界観には入れはしました。
ただラスボスの存在とラストバトルのチープさは擁護出来ない程お粗末です。
また今に始まったことではありませんが、とにかく毎シリーズで代り映えが無く、しかも今回は特に薄味に仕上がっているかなと・・・。
同じ舞台を題材にしているので仕方がないのもわかりますが、流石に手抜きなのが露骨に見えてゲンナリします。
過去に大金をはたいて大コケし、なるべく少ない予算でという気持ちは解らなくもないのですが、ここまで酷いと怒る客が多いのも納得。
ましてや主人公のラストと歌っている作品なだけに、もう少し頑張って欲しかった。
龍が如く0はストーリーが良過ぎたために別格だとしても、今作のガッカリ感は拭えません。
5のストーリーが酷くて足を引っ張ったのかなとは思いますが、もし・・・もし次があるのであれば期待したい。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt |
68pt
GOOD!
■先例されたグラフィック
PS4特化になっただけあり
グラフィックは、すごい向上しております
■作りこまれた街並み
歴代シリーズでも
風景は作りこまれていましたが
今作では
今まで通過できなかったような
何気ない裏道や脇道、室内エリアから屋上までへの道など
些細な場所まで入り込めるようになった他
現実では当たり前の光景とはいえ
道行く車道を、ちゃんと車が走るようになっていたり
実際の街を歩いてるかのような、リアル感がグッと増した
■全シームレス化
戦闘に入る演出もそうですが
扉を開けて、店に入る
という行為も
暗転→データロード→MAP切り替え
などの間を挟まず
「扉を開けたら、そのまま店内フロアにシフト」
と、屋外と屋内が地続きになっており
実にスムーズなシームレス化がなされている
■破壊しまくれる器物
道端にある自転車や看板など
歴代シリーズでは、背景オブジェクトに過ぎなかった多くのものに
物理演算処理が施されており
体当たりなど、攻撃することで、動かしたり破壊することが可能に
それは
コンビニ内部にある商品棚も例外ではなく
そこで乱闘を行った日には、なんとも凄惨な光景が…(笑
BAD/REQUEST
■複雑な親心
桐生さんと同じく娘を思う親心みたいのが
歴代シリーズをやってると、まぁありましてね、うん
色々とショックも受けるわけですよ…
■俳優モデル起用の多様化
そこまで不満でもないのですが
4辺りから
俳優を声優に起用するのみでなく
本人をモデルとしたキャラを登場させることが多くなり
今作では、主要キャラの大半が
それで占められている
まぁ映画やドラマとして見れば不思議じゃないですが
「龍が如くのために作ったキャラ」
という意味での、オリジナル性が損なわれる側面もあり
そのポジションのキャラを
俳優モデルのキャラに託しちゃって良いの?
と、思ってしまった部分も…
■サブイベントの大幅削減
メインに合わせ
サブイベントも全て
フルボイス化された影響なのか
今作は、ややサブイベントの総量が少ない気がする(全50ほど)
歴代シリーズだと
後半10章以降に跨るほど
幅広くサブイベントが分配されてたのに(全80近く)
今作は中盤までに
ほぼ全てのイベントフラグが出し切られてしまう
あと、恒例の闘技場や修行もない
■真島・冴島・大吾が空気
桐生さんメインの最終章という節目にあって
シリーズ通して長く付き合ってきた彼らに、ほぼ出番がない
真島の兄さんとの決闘も
シリーズの恒例行事だったのに…
まぁそこを踏まえての
「クランクリエーター」SP参戦なんだろうけど
ストーリーとは無関係ですからねぇ…
一応、秋山さんについては、割と見せ場があります
■ダッシュ移動のボタン押し仕様
今作では
どれだけスティックを強く傾けても
歩く以上のことはせず
×ボタンを押しっぱなし状態にして
初めてダッシュができる
公式曰く「作りこんだ景色を、まったり眺めて貰うために決めた」とのことですが
やはり話が進むと
町のサブイベ巡りなどで土佐周りしたり
あちこち動き回ることになるので、ダッシュする機会が多くなり
それだけに、常にボタン押しっぱという状態は、やや辛い(指が痛い…
設定で
移動タイプの切り替えが
できるようにして欲しかった
■障害物に弱い投げ技
物理演算の影響なのか
ジャイアントスイングなどの振り回し技は
壁や障害物に当たると強制的に中断され、投げ飛ばす前に終わる
なので、狭いエリアで戦うと
すぐ物にぶつかり、1回転すらできないことも(笑
COMMENT
ついに
ひとつの区切りを迎えた
龍が如くシリーズ
随分と昔に公式の方で
「遥が成人になった時点でシリーズは終わり」
的なことを言ってた気がしますが
まさか、本当にその時を迎えるとは…って感じですね
しかし悪い点に挙げたように
シリーズ節目の作品にも関わらず
お馴染みのキャラが総出演できなかった+空気扱いだったのが、ちと残念
まぁ桐生さんの主役回が終わっただけで
同シリーズ系統の作品でもあれば、まだ見せ場があるかもですが
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-06-12
GOOD!
最終章だけあって壮大で予測不可能なストーリーで予想外の展開ばかりで中々楽しめて感動出来たと思います。仲間の大切さと命の尊さが良くでていました。
エンディングは賛否両論かもしれないが、5のような中途半端な終わりではなくちゃんと最終章らしく龍が如くとして完結してくれてよかったです。
ただ敵の主要キャラクターが今までののシリーズに比べて小者っぽく存在感が少し薄いように思いました。染谷ぐらいしか印象に残ってません。
戦闘は殴りかたなどリアリティーが増していて、良い意味でも悪い意味でも地味になりました。雑魚敵も強く普通にガードや捌きを使ってくるので今までのシリーズのようなごり押しが通じなくなっており、より防御と避けの駆け引きが重要になっていって自分はわりと好きです。ただ雑魚が強い分、単体のボス戦より雑魚多々戦のほうがきついです。逆にボス戦は今までのシリーズのボス達に比べて体力が低く攻撃方も地味なのが多くあまり強く感じませんでした。
サブストーリーなど全てフルボイス化されていて非常に嬉しいです。スタッフもよく頑張ってくれたと思います。
BAD/REQUEST
上記にもあげたように敵キャラはほとんど新規で存在感が薄く地味なのが残念です。
登場人物は俳優を使いすぎですね。売れてる俳優達のうえ顔もそのままなのでなのでテレビでの影響が大きく画面にでてもヤクザに見えなく役者にし見えません。あとは俳優人を目立たせないといけないからだろうけど、峯や龍司のようなオリジナルキャラがいなくて残念です。最終章だからこそあまり俳優を使わずにオリジナルキャラで通してほしかったです。特に藤原竜也演じるキャラは3で演じたキャラと被るのでまた出す必要があったのか疑問に思います。
一部グラフィックが適当で、喋るとき口パクとあってなかったり、喋ってるのに不自然に無表情だったり違和感を感じました。
画質もps4にしては普通かなと思います。
COMMENT
最終章として素直に楽しめたし、充分満足出来ました。やっぱり龍が如くは素晴らしいと改めて思いました。
今後桐生一馬ではない新たな龍が如くを期待してます。