【PS4】NieR:Automata レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス (オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2017-02-23 |
価格 | 8424円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象 暴力 犯罪 麻薬 (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクションRPG ■ プレイ人数:1人 |
- 総合ポイント
- 78
- (難易度)
- 2.18
- レビュー数
- 17
スコアチャート
Amazonレビュー
レビュー者: ING
レビュー日: 2017-03-04
レビュー日: 2017-03-04
前作にあたるニーアレプリカントは全ED確認済み。
また関連作であるドラッグオンドラグーン1、2、3でも全てのEDを確認済みの、所謂シリーズファンです。
今作はサブクエストを積極的に埋め、約40時間かけてA~Eエンドを見ました。
この作品を作り上げてくれたクリエイターの方々に感謝を伝えたい。
大げさかもしれませんが、心からそう思いました。
発売前から積極的にプロモーションが行われていたために入ってくる情報が多く、
キャラクターの魅力、アクションパートへの安心感、劇中曲への期待はとても高いものでした。
しかし同時に、ヨコオタロウ氏がどんなシナリオを書くのか、どんなゲームに仕上げるのか…という不安も大きくありました。
それが蓋を開けてみたら不安に感じていた部分は綺麗サッパリ消え、積み上げてきた期待にしっかりと応えてくれました。
体験版での感触どおり、操作キャラはデザインもアクションも洗練されていて操作が楽しい。
戦闘に関しては基本ノーマル、素材集めやハッキングに疲れたときだけイージー(オートチップオン)という感じで遊んでいたのですが、丁度いい難易度でした。
アクションが得意な方はヌルい・単調と感じてしまうかもしれませんが、この作品はおそらく普段ACTに触れない人をターゲットにした調整なんだと思います。
自機をカスタマイズするチップ(装備品みたいなものです)には、攻撃や防御、移動速度などの基本性能を上げるものももちろん用意されているのですが、
それ以上にオートアイテムをはじめとする多数の回復手段、被弾した際のリカバリーなど、生存性を上げる効果を持つものが多く見られました。
実質プレイヤーの手で難易度を調整できるような作りになっているので、アクションはちょっと…と尻込みしてしまっている人にこそ触れてみてほしいです。
物語に関しては、せめてC・Dエンドを見るまでは。可能であればEエンドを見るまでは評価を下さないで欲しいです。
おそらくAエンドまでならゆっくり遊んでも15時間といったところでしょうし、内容もここで終わり?とボリューム薄に感じるでしょう。
しかし、A・Bエンドは終わりではなく区切りです。そこから始まり、C・Dエンドを経てEエンドで終わる。これはそういう物語だと思います。
周回ゲーだと言われると億劫に感じるかもしれませんが、二周目は新規カットを加えた総集編といった内容でサクサク進みますし、
三周目に入ればまるで一周目のときのような驚きとワクワクを感じられると思います。少なくとも私は三周目が一番のめり込めました。
そして周回中に気が向いたらでいいので、サブクエストをやってみたり、手に入れたアーカイブに目を通したり。どうかより深くこの世界に触れようとして下さい。
その方がきっと、ずっとこの作品を楽しめると思います。
私はこの作品を非常に楽しめたし、心底好きだと言えます。
ですので好意的な感想を多く述べますが、唯一惜しかったと言うか、納得はできるけど批判されても仕方ないと思う部分があります。
多くの人が挙げている、「ハッキング時のSTG要素」についてです。
ただしその内容についてではなく、その要素との出会い方についてです。
ハッキング時のSTG要素が強く批判されるのは、実のところプレイさせられる場面の多さでも内容でもなく、
『STG要素があるということが完全に伏せられていたから』ではないでしょうか。
シリーズ経験者が当たり前のように受け入れ、そして今作でも採用されているトップビューも、サイドビューも、イクラ弾幕も、サウンドノベルも、
初めて触れたあの時は、なんだコレと思わなかったでしょうか。思いました。なんで急に文字を読まされているんだ…と思いました。
それが今やノベルキター!と大喜びで受け入れているのは、そもそもこういう要素がある、と知っているからに他なりません。
もし、事前にSTG要素があると知っていたら。ストーリーの最中にハッキングイベントが起きても、
「おっ、STGパートきたか!」と好意的に受け入れられていたのではないかと思うのです。
ただしその場合、「なんなのだこれは!?どうすればよいのだ!」という衝撃は絶対に味わえません。
STG要素を伏せてのプロモーションは、スタッフ側にも博打のような怖さがあったのではないかと思います。
それでも伏せたのは、ジャンルの枠に囚われないという異質さを持ち、驚きを与えてくれるゲームこそがニーアだからではないでしょうか。
どうか「A・RPGなのにSTGがあるのかよ…」ではなく、「A・RPGだけどSTGもできる!」と感じて欲しいです。
もっともそんな事を言っても、既に不快感を味わってしまった人のその気持を拭うことは難しいのですが…。
これからこの作品に触れるという人に対して、新鮮な驚きを覚えて欲しいという気持ちもあれば、
事前知識を持ってすんなりと受け入れて欲しいという気持ちもあって、とても複雑です。
最後に。
生きること、生きているということは?
たとえ機械でも、作られた命でも、感情と自我を持ったそれらと人間は何が違うのか?
そんな事を考えさせてくれる作品だと思います。
どうか一人でも多くの方が触れて、最後を見届けてくれますように。
私の40時間が、その手助けになってくれれば幸いです。
また関連作であるドラッグオンドラグーン1、2、3でも全てのEDを確認済みの、所謂シリーズファンです。
今作はサブクエストを積極的に埋め、約40時間かけてA~Eエンドを見ました。
この作品を作り上げてくれたクリエイターの方々に感謝を伝えたい。
大げさかもしれませんが、心からそう思いました。
発売前から積極的にプロモーションが行われていたために入ってくる情報が多く、
キャラクターの魅力、アクションパートへの安心感、劇中曲への期待はとても高いものでした。
しかし同時に、ヨコオタロウ氏がどんなシナリオを書くのか、どんなゲームに仕上げるのか…という不安も大きくありました。
それが蓋を開けてみたら不安に感じていた部分は綺麗サッパリ消え、積み上げてきた期待にしっかりと応えてくれました。
体験版での感触どおり、操作キャラはデザインもアクションも洗練されていて操作が楽しい。
戦闘に関しては基本ノーマル、素材集めやハッキングに疲れたときだけイージー(オートチップオン)という感じで遊んでいたのですが、丁度いい難易度でした。
アクションが得意な方はヌルい・単調と感じてしまうかもしれませんが、この作品はおそらく普段ACTに触れない人をターゲットにした調整なんだと思います。
自機をカスタマイズするチップ(装備品みたいなものです)には、攻撃や防御、移動速度などの基本性能を上げるものももちろん用意されているのですが、
それ以上にオートアイテムをはじめとする多数の回復手段、被弾した際のリカバリーなど、生存性を上げる効果を持つものが多く見られました。
実質プレイヤーの手で難易度を調整できるような作りになっているので、アクションはちょっと…と尻込みしてしまっている人にこそ触れてみてほしいです。
物語に関しては、せめてC・Dエンドを見るまでは。可能であればEエンドを見るまでは評価を下さないで欲しいです。
おそらくAエンドまでならゆっくり遊んでも15時間といったところでしょうし、内容もここで終わり?とボリューム薄に感じるでしょう。
しかし、A・Bエンドは終わりではなく区切りです。そこから始まり、C・Dエンドを経てEエンドで終わる。これはそういう物語だと思います。
周回ゲーだと言われると億劫に感じるかもしれませんが、二周目は新規カットを加えた総集編といった内容でサクサク進みますし、
三周目に入ればまるで一周目のときのような驚きとワクワクを感じられると思います。少なくとも私は三周目が一番のめり込めました。
そして周回中に気が向いたらでいいので、サブクエストをやってみたり、手に入れたアーカイブに目を通したり。どうかより深くこの世界に触れようとして下さい。
その方がきっと、ずっとこの作品を楽しめると思います。
私はこの作品を非常に楽しめたし、心底好きだと言えます。
ですので好意的な感想を多く述べますが、唯一惜しかったと言うか、納得はできるけど批判されても仕方ないと思う部分があります。
多くの人が挙げている、「ハッキング時のSTG要素」についてです。
ただしその内容についてではなく、その要素との出会い方についてです。
ハッキング時のSTG要素が強く批判されるのは、実のところプレイさせられる場面の多さでも内容でもなく、
『STG要素があるということが完全に伏せられていたから』ではないでしょうか。
シリーズ経験者が当たり前のように受け入れ、そして今作でも採用されているトップビューも、サイドビューも、イクラ弾幕も、サウンドノベルも、
初めて触れたあの時は、なんだコレと思わなかったでしょうか。思いました。なんで急に文字を読まされているんだ…と思いました。
それが今やノベルキター!と大喜びで受け入れているのは、そもそもこういう要素がある、と知っているからに他なりません。
もし、事前にSTG要素があると知っていたら。ストーリーの最中にハッキングイベントが起きても、
「おっ、STGパートきたか!」と好意的に受け入れられていたのではないかと思うのです。
ただしその場合、「なんなのだこれは!?どうすればよいのだ!」という衝撃は絶対に味わえません。
STG要素を伏せてのプロモーションは、スタッフ側にも博打のような怖さがあったのではないかと思います。
それでも伏せたのは、ジャンルの枠に囚われないという異質さを持ち、驚きを与えてくれるゲームこそがニーアだからではないでしょうか。
どうか「A・RPGなのにSTGがあるのかよ…」ではなく、「A・RPGだけどSTGもできる!」と感じて欲しいです。
もっともそんな事を言っても、既に不快感を味わってしまった人のその気持を拭うことは難しいのですが…。
これからこの作品に触れるという人に対して、新鮮な驚きを覚えて欲しいという気持ちもあれば、
事前知識を持ってすんなりと受け入れて欲しいという気持ちもあって、とても複雑です。
最後に。
生きること、生きているということは?
たとえ機械でも、作られた命でも、感情と自我を持ったそれらと人間は何が違うのか?
そんな事を考えさせてくれる作品だと思います。
どうか一人でも多くの方が触れて、最後を見届けてくれますように。
私の40時間が、その手助けになってくれれば幸いです。
GOOD!
テンプレな展開を高画質で表現しているので、一応は万人向けな作品だと思います
アクションゲーム好きな人には評価出きるかもしれません
が、RPG好きには…
BAD/REQUEST
以下、ARPGとしての評価
オリジナリティ 0点
ありきたりで平凡な話を高画質にしただけなので見当たりません
よく言えばテンプレなのかもしれませんが、オリジナリティとしてはやはり評価を落とすかと
また、死亡時死体を落とすなどダークソウルの丸パクリなども見られます
熱中度 0点
一つの武器を強化してしまったら普通はその武器を使い続けることになるので常に同じ攻撃モーションで戦うことになります
腕部位強化などで他の武器も一律強化みたいな形にしたほうがいろんな武器がつかえて飽きにくくなったかと
またLVアップしてもまるで成長が感じられないゲームなのでやりがいがなく、熱中出きるはずがない
どうしてここまでRPG要素を作らなかったのか意味がわかりません
ARPGはどうアクション面とRPG面を出すかが鍵だと思っているのですが、RPG面が出てくることはなく、終始アクション一辺倒な感じです
リフト移動中、鉄塊みたいなマップギミックで潰されて即死した時はある意味度肝を抜かれました
半強制的にやらされるSTGはテンポを損ねる上、その存在自体がやる気を削ぐ出来
チープでかつ出来が悪く、こんなところ作ってないでRPG要素をどうにかしろとイライラさせられてゲームに集中しにくい
満足度 0点(個人的には測定不能、失格)
ARPGなのにRPG要素が行方不明といった作品なので満足できるわけがない
このゲームはRPG要素より確実にSTG要素の方が強く、そこが最大の不満点になります
COMMENT
ASTGを売り上げのためにARPGと偽って出した作品って感じです
RPG要素を求める人には全くオススメできません