オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 3pt | 2pt | 2pt |
53pt
GOOD!
魔女と百騎兵・魔女と百騎兵Revivalクリア済み
・キャラクター
相変わらず出てくるキャラクターに魅力があると思います。
・快適さ
前作よりもマップの探索の際のギガカロリー(行動ポイント)の消費が抑えられ快適になった。途中からギガカロリーの補給に特化したファセットも出てくるのでギガカロリー不足に陥る事が少なくなったのは良かった。
BAD/REQUEST
・キャラクター
キャラに魅力はありますが、とにかく登場人物が少ない。特にストーリーに絡んでくるかは別にして魔女はもっと多く登場して欲しかった。個性豊かなキャラクターもこのシリーズの楽しみだと思うので。
また、敵キャラクターのグラフィックが前作の使い回しが多く目新しさが無かったのは残念です。
・ストーリー
前作に比べると壮大さが無く盛り上がりに欠ける。また登場人物の少なさもあり途中でストーリーの先が読めてしまった。
・快適さ、操作性
戦闘の際にL3の押し込みでその場に止まってHPを回復する事が出来ます。しかし、移動の操作も兼ねている為、咄嗟の操作で押し込んでしまい死ぬ事が多々ありました。
キーコンフィングも無いので変更も出来ずイラッとします。特に敵の攻撃をギリギリで避けるとボーナスがありますが、それを狙う際にこの操作ミスで死ぬ事が多かったです。
・熱中度
また、このゲームは装備を強化していく事が攻略のカギとなりますが、装備を強化する為のアイテム集めがダルい。敵を倒せばアイテムは簡単に手に入りますが、すぐに所持限界に達してしまいその度に一度セーブポイントまで戻らねばならず快適さと熱中度を大きく損なっている。特にストーリー後半は苦行。
また、クリア後の特典が特に無い為、2週目をプレイする気にならない。最初から始めて武器をまた強化するのは、面倒くさ過ぎる。
COMMENT
悪い事をいっぱい書きましたが、この作品、魔女と百騎兵のシリーズが大好きです。
出てくるキャラクターは癖も個性もあり魅力があると思います。特にリサの3Dモデルは可愛いと思いました。
前作をプレイした事があるならオススメです。
前作をプレイしていない人には、前作と今回の両方のプレイをオススメします。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt |
58pt
GOOD!
・スキルなど育成要素の追加
前作は戦闘は基本的に通常攻撃とダッシュ攻撃と回避攻撃くらいでしたが、今作はスキルが追加されアクション性がアップしています。
またスキルはスキルポイントで習得&強化ができるのですがリセット機能が付いており使ったスキルポイントが100%戻ってくるので敵に よって必要なスキルをセットすることができとても便利でした。
・ファセットチェンジ
前作はメインのファセット+サブ2つで戦闘スタイルを変更していましたが、今作はファセットを3つまで選ぶことができ戦闘中にボタン一つで 着替えることができます。
物理が有効な敵には物理ファセットで魔法が有効な敵には魔法ファセットと切り替えられより効果的な攻撃ができるようになりました。
BAD/REQUEST
・使い勝手の悪い回避アクション
回避動作などが鈍く、爽快感はあまり感じられません。
回避に攻撃をキャンセル機能もないので、敵の攻撃中に攻撃ボタンをおしてしまったら被弾が確定してしまいます。
なのであらかじめ攻撃をやめ、敵の攻撃を棒立で待つことが多かったです。ぴったりのタイミングで回避すれば無敵時間が発生しますが強敵は 攻撃力が軒並み高くリスクが高いためヒット&アウェイ中心の戦闘になっていました。
・カロリーによる探索制限
HPのほかにカロリー(今作では名前が違ったかもしれません)があり、これが0になるとまともに戦闘ができないためマップにこもってレベ ル上げやアイテム集めをしていても何度も拠点に戻ってカロリーを回復する必要があります。
戦闘でカロリーを回復する手段はありますが確実ではなく効率も悪いのであまり意味がありません。
装備の強化が非常に重要なシステムなので強化に必要なアイテムが大量にいるのですが、なんども拠点とマップを行ったり来たりしなけらいけ ないので煩わしかったです。ロードも長くはないですが頻繁に入ることになるのでストレスになります。
特別オリジナリティもメリットもない機能なので消してもよかったのではと思います。
・装備の重複登録不可
ファセットごとに装備をセットするのですが同じ武器が登録できません。
敵の攻撃に合わせて攻撃重視⇔防御重視と切り替えて戦いたくてもどちらかは強化した武器を両方には付けられないので結局片方のファセット で戦う羽目になります。武器をファセットの数分強化すればいい話ですが上記の理由でなかなか強化するのが難しく、同じ装備がセットできた らなと常に感じていました。
・こじんまりしたストーリー
前作に比べストーリーが薄く感じました。
世界の謎も割と早い段階で予想がついてしまいましたし、予想外でもなかったです。
悪くはないですが、もう少し百騎兵にスポットをあててほしかったかなと思います。
COMMENT
あまり前作と変わった感じのしない作品でした。
作品の雰囲気も変わっていないので前作が好きだった方は拒否感なく遊べるのではないかなと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 2pt | 3pt |
42pt
GOOD!
・前作も比較的遊び易くてそう極端な不満点はなかったのですが、本作はその前作よりも更に遊び易い作りに
なっています。
前作で不評だったスタミナも廃止され、散々言われたカメラワークもちゃんと改善されているのは好印象。
・操作性も前作と比べたら良くなった印象。ただし一部BADもあり。
BAD/REQUEST
・システム面では遊び易くなった反面、ストーリーが何だか薄っぺらい印象。盛り上がる様な・引き込まれる
様な展開もなく、ただただ淡々と進みます。
更にそこにBGM等前作からの使い回し要素という追い打ちが重なり、途中からやる気が一気に削がれて
いきます。
キャラも前作の良くも悪くもインパクトがあったえげつない鬼畜乙女を超える存在もおらず、良く言えば
全体的に程よくまとまった仕上がり、悪く言えばこれといって突出したものがない印象。
折角面白い素材なのに、これは本当に勿体ない。
もうちょっと尖った設定でも良かったのでは。
・バトルは敵の強さが増した事により、ただただ面倒な仕上がりに。
その強さも、妙に理不尽さが垣間見える仕様なので、死にまくって途中からもうゲンナリ。
せめて難易度設定があったら少しは違ったかもしれませんが、現状ではマイナス。
これで周回必須が前提なんて、まずあり得ません。
COMMENT
面白いことは面白いのだけど、前作をプレイした人がはたして満足いく仕上がりかと聞かれたら、決して
頷けるレベルではないかと思います。
確かに進化している箇所もありますが、全体を比べたら前作の方が良い面が多く、最後まで楽しめました。
ただ、頭ごなしに面白くないと言えるまで悪くもなく、何とも中途半端な評価になりがちな仕上がりかと
思います。
結局、中の下レベル。2000円台前半なら買いかも。
ほんと日本一ソフトウェアは当たり外れが大きいですね。
Amazonレビュー
レビュー日: 2017-03-03
人生での名作ゲーム10本には入るほどの面白さでした。
超絶神ゲーなので是非続編を作ってくれと日本一ソフトウェアにハガキで送りました。
続編が出てくれただけでもう大満足なのですが、今作(限定版)を購入・クリアして少し、というか多くの点が気になり、★3としました。
レビューなんて滅多に書きませんが、今作はとにかく書きたくなりました。
以下はそういった信者目線での、個人の主観が多く入ったレビューとなります。
■ゲームシステム
前作より格段に遊びやすくなっており、文句無しです。
特にスキルシステムは戦闘の幅が広がって面白くなっています。
スタミナも廃止され自動ダッシュ+無限回避可能に、マップの穴埋めも必要なくなってストレス要素も減りました。
ボス戦も以前よりミスティカルダッジが弱くなったため歯ごたえが増しています。
しかし、本質的な部分は前作と変わっていないため、前作がつまらなかった、という人は今作も合わないかもしれません。
■ストーリー
前作に比べると盛り上がりどころが少なく・・・敵も少し薄っぺらく感じました。
全体のストーリーもこちらの想像を越えてくるような事があんまり起こりませんでした。
主人公達以外の登場人物の過去もあまり語られず、さっくりと会話中の軽い説明で終わるので感情移入もあまり出来ず。
ロケーションの変化も少なく森ステージの比重が高いので、プレーしていて新鮮味も薄かったです。
進行上、2Dイラストの会話画面での魔法によるどつき合いが多すぎるのもちょっと気になります。(表現的に)
■キャラクター
デザインが原田たけひとさんから変わったのはとりあえず置いておいて、
やはり魅力的なキャラクターが少ないように感じました。
覚醒魔女プリムやカラスのフニンムギンは個人的に気に入りましたが、そもそも登場キャラの総数が少ない。
メインキャラクターの覚醒魔女もあと3人ぐらい欲しい。
前作は登場回数の少ないサブキャラクターですら強烈な個性を持っており、好きなキャラは両手で数えられない程です。
こいつがボスとして出ないの!?戦いたかったのに!とゲームクリア後に驚くぐらい、とにかく個性派揃いでした。
アートブックが絶対欲しくなるほどの前作と比べると、今作はかなりスケールダウンした印象です。
雑魚敵も9割以上が使いまわしで、これもちょっと・・・見た目の飽き以上に戦略性そのままなのが。
■音楽
前作と同じ佐藤天平さん担当なのですが、体感では6~7割ぐらい前作からの流用で、これも使いまわしの印象が強かったです。
アレンジも入っていない?ので、前作をやり込んでいた身からすると少々聞き飽きていて、
しかも使いまわした曲が、イベントやステージの場面場所と合ってないような気がしました。
(例えば、今作はかなりの部分が森ステージですが、その森のBGMが前作の陰鬱な終盤の曲ばかりなのはちょっと・・・)
せっかくの新作なのに、前作のDLCをプレーしてるような気分になるため、新規楽曲を多めにしてほしかった所です。
ボス戦などは新規楽曲ですが、前作の対魔女ボス戦曲の「百輪の薔薇」のような強烈な曲も無かったように思いました。
今作イベント曲の「Romantica」は良い曲だったのでこれが覚醒魔女戦とかのテーマだったりしたら面白かったかも。
新規で良い曲の登場機会が少なくて、旧作の聞き飽きた曲があまりに多く使われているのは勿体ない。
■最後に
予算とスケジュールと人員都合が厳しかったのか、とにかく使いまわしが多く感じました。
ですが、流用がどうとかそういう細かい粗を吹っ飛ばすほどの勢い(話、キャラ、音楽、何か)が、欲しかったです。
今作はゲーム部分が70~80点以上の出来だと思います。
ラストまでそこそこ楽しく遊べるゲームだとは思います。
しかし前作の魔女と百騎兵1は、たとえゲーム部分が50点でも、
驚きと感動のストーリー・魅力的な多くのキャラクター・素晴らしい音楽が欠点を補うほどの良さを持っていて、
その結果100点、いやそれ以上のゲームが生まれていました。
今作はゲームとしてうまいことコンパクトに収まっていますが、
作品から匂い立つオーラというか、これがやりたいという意思や、燃えたぎる何かがあまり感じ取れませんでした。
前作には確実にそれがあったと思います。
「百輪の薔薇」のような凄みのあるBGMがかかりながら、悲哀を背負った魔女達と戦うあの時の感動を、もう一度新しい形で味わいたかったです。
何だかんだと言っても本シリーズのファンなので魔女と百騎兵3を熱望しますが、
今度はぜひ泉達也ディレクターに作って頂きたい所です。(ルフランの地下迷宮と魔女の旅団も良かったし・・・)
GOOD!
〇全体的なバージョンアップ
前作に比べるとスキルが追加されたりと、幾つかの基本的な要素が追加されている。
逆に削られた部分はほとんどない為、前作とほぼ変わらないレベルでプレイが可能。
〇魅力的なキャラ
魔女シリーズ特有のゲスいキャラも多く、敵味方に関わらず一癖も二癖もある。
またボスもそれなりに歯ごたえのある攻撃をしてくる敵も多く、武器やスキルを上手く使わないといけない場面もちらほらあった。
そういう意味ではアクション面、シナリオ面においてキャラは魅力的である。
ただ難を言えば全体的にキャラが少なく、もう少しキャラを増やしてシナリオに絡めても良かったかな。
BAD/REQUEST
〇シナリオのインパクトが弱い
ボリューム自体はそこそこあるものの、シナリオのネタバレが本当に最後の最後であり、その後すぐにラスボス戦の為、盛り上がったらそのままクリア、みたいな状況になっている。
そこに至るまで盛り上がりは少なく、ローテンションで進んでいく為、どうしても、さあここからだ!みたいな勢いにはならない。
ラストもここから一捻りくらいあるのかな、と思いきやそのまま終了、という感じなので、奇をてらったとまではいかないものの、もう少しプレイヤーの予想を裏切る展開が合っても良かったかも。
良くも悪くも魔女シリーズはアクの強さが売りだと思うので、今作のような王道的な内容も悪くないと思うが、もうちょっと尖った部分があっても良かったかな。
〇大きな変更点はない点
GOODで前作に追加要素が加わったと書いたものの、実質的には前作と大きな変更点はない。
一部武器種の追加はあったものの、武器自体はほとんど前作と一緒だし、フォーム変更とスキルが追加されたくらいだろう。
それ以外の大部分はほぼ前作のままなので、前作プレイヤーからしてみると新鮮味は薄い。
まあ逆を言えば前作の時点でアクション要素の部分はある程度完成していたと言えるのかもしれないが。
〇割と大雑把なバランス
武器の強化したり攻撃する順番によってダメージに補正が付いたりするが、後半の敵は攻撃力が高く、一発食らうだけでヤバい敵も多い。
悠長に5発目まで攻撃するよりは、1発目に最強武器を装備して連打してる方が安全かつ高威力という身もふたもない結果になってしまう
結果的に一つの武器だけをとことん鍛えた方が強い、という状況に陥りやすい。
5発目まで当てないと相手のカロリーを奪う攻撃を出来ないという制限はあるものの、それもスキルで補えたりするのも難点。
COMMENT
総評としてアクションゲームとして見るなら良作といったところ。
ただ前作のファンが『魔女と百鬼兵』の続編として見るなら少し「うーん」となるかもしれない。
個人的にはクリア後の要素の少なさが気になったところ。
一応、クリア後に強敵が登場してそれを倒すという要素があるもののそれくらいだし、もう少しストーリー的な部分で追加があっても良かったかもしれない。
細かい不平不満はあれど、ゲームとしては良く出来ていると思うので、アクションゲームが好きな人にはオススメできる作品ではある。