【PS4】ウォッチドッグス レビュー
発売元 | ユービーアイ ソフト (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2014-06-26 |
価格 | 9072円(税込) |
レーティング | 【Z】18才以上のみ対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
ショップ/リンク | セブンネットショッピング / Amazon |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 |
■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1人(オンライン:2~8人) |
- 総合ポイント
- 68
- (難易度)
- 2.00
- レビュー数
- 16
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt |
69pt
GOOD!
1 オリジナリティ
スマートフォンでセキュリティを突破する事により世界の裏を暴くというのは中々ない感じでした。
ちょっとしたイベントの見せ方等も中々凝っていて良いと思いました。
2 グラフィックス
PS4の新作という事なので、ある意味では当然かもしれませんがグラフィックは雰囲気にあっていて、もの凄くよいと思います。
シカゴの街中を歩くのですが、リアルなのかはわかりませんがとても綺麗ですし、雨の日の濡れた表現なんかはとてもよい雰囲気だと思いました。
ちょっと郊外に行った時なんかはまるで違う風景が味わえますし、朝焼けの川岸なんかはとても綺麗です。
3 サウンド
車に乗っている時に好きな音楽が選べるので良いと思います。
4 ストーリー
主人公の性格的に大分損している部分があり、ストーリー的にも強引な部分があります。
でも全体的には先に進めたくなるストーリーで悪くなかったと思います。
5 システム
武器・バトル共にそれなりに練られていて楽しいです。
特にこちらから戦略を立てて侵入するミッションは色々考えられるのでとてもやりがいがありました。
BAD/REQUEST
1 サブイベント
サブイベントは膨大の量があってやりがいがありましたが、やってもやっても湧いてくるので途中で飽き気味になりました。
2 中盤
少し飽き気味になりました。
主人公の行動理由がイマイチでした。
3 お金
ハッキングでお金が手に入るのはいいのですが、途中からお金が余りすぎて武器も全部揃えられるし、いろんな種類の武器があるにも関わらず一番高いのを揃えられるので少し残念でした。
COMMENT
・最近流行りのスニークアクションとガンアクションを混ぜているゲームで、一見目新しさもなくあまり面白くないのではないかという当初の予想をいい意味で裏切ってくれてよかったです。
・難易度も適度で、死んでもノーリスクで再プレイできるので苦手な人でも楽しめるようにできていると思います。
・ちょっと広報的に損してるかなーといったところです。「24」っぽい悲運のダークヒーローものなんですが、一見クライムアクションっぽい雰囲気が購入に二の足を踏ませているのではないかと思います。
・主人公はストイックな暗い男ですが、ノリで犯罪をするようなやつではありません。
興味ある人は購入をおすすめします。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 1pt | 2pt |
71pt
GOOD!
■グラフィック
まぶしい朝日や土砂降りで水たまりのできた道など時間帯や天候による変化がとてもリアル。
都市の作りこみもすごく、夜景を見ながら歩いているだけでも楽しい。
PS3版もプレイ済みですがSRのスコープで覗いた遠くの建物や車が模型みたいに角ばってたがマシになっている。ただそこまでPS3から綺麗になった感じはない。
■オリジナリティ
・ハッキング
従来に全く無いこのゲーム独自のもの。銃や武器で敵を減らすのではなく監視カメラをハッキングしその映像から敵の様子をうかがい、水道管を破裂させたり爆破して敵を「見えない敵」として消していく面白さがある。もちろん堂々と銃撃戦をすることも可能です。
市民をハッキングし、裏の顔を見ることが出来るのもすごい。市民全員をハッキングできます。
・オンライン要素
尾行やハッキングも要はかくれんぼですが、街やオブジェクトの作りこみの凄さでこの広いオープンワールドのほとんどどこでも楽しめる。どこでかくれんぼや追いかけっこが発生してもいいように色んな所に隠れ場所やトラップが配置されている。
侵入される側も探し当てたらポイントをもらえ無視したり失敗して逃げられても何のデメリットもないためオン要素がいいアクセントになっている。
■快適さ
少しなれずらい操作ですが慣れてしまえば非常に使いやすい操作の配置であることに気付く。死んだ際のロードもPS3版より短い。ファストトラベルもはやい
BAD/REQUEST
■武器
種類が多いのはいいが手に入ればスロットを圧迫して切り替えが面倒になる。
グレランが強すぎるうえ弾数が多い。
■バグ
覚えたスキルがリセットされるバグがある。しかも初期から覚えてるものさえ消されてツリー式なので一部のスキルが習得不可能になる。こんな重大なバグがいまだに修正されない。発売から1年以上たってるのでおそらくするつもりもないでしょう。
字幕と音声のスピードがあってなかったり、遠くのニュースが間近で聞こえたり細かいバグも多い。
■オンライン
オンライン尾行に関してバイクでひたすら走ってる人や水上に逃げる人をどうにかする手段がない。
ある程度悪名レベルがあがると報酬が極端に下がり、失敗した際のリスクも増え気軽に侵入しにくい。
■ミニゲーム
UBIソフトのお決まりだが本編とは別のミニゲームがつまらなく難易度も高い。面白いのもありますが…
■翻訳
どころどころおかしいのがスクエニ翻訳ですがこのゲームも例外ではありません。もっといい言い回しがなかったのかと言いたくなる。
さらに英語と日本語で会話する世界観ぶっ壊しの場面まである。
COMMENT
PS3版も買いましたがPS4を買いやるゲームも無く久々にやりたいと思ってたときに安くなったので購入。
やはり面白いですが、まさかバグがPS3より多いとは思いませんでした。
GTAとよく比較されますが近代都市のオープンワールドという点では同じですが内容は全く別のゲームです。UBIの作ったGTAなんて思わないほうがいいです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
72pt
GOOD!
2016年e3でウォッチドッグス2の発表があり、それを期にps4でウォッチドッグスをプレイしました。
・オリジナリティ
このゲームの目玉はなんといっても、町中をハッキングして都市を自分の物のようにすることができるところです。
戦闘、逃走、追跡などあらゆる場面でハッキングを使いこなしていく爽快感がたまりません。また、ハッキングの種類も豊富で、自分のプレイスタイルに合わせて使うことができるのも、面白みの1つです。
・ボリュームや、やり込み要素
キャンペーンのボリュームが意外と多かった印象です。シリアスなシナリオで進めていくにつれて引き込まれていったので飽きませんでした。人と人との関係がリアルに描かれていて、世界観とマッチしていました。
やり込み要素も多く、サブミッション、ミネゲーム、探し物など、楽しいかどうかは別として、多い印象でした。
・グラフィック
もともと、オープンワールドが得意なUBIソフトさんなんですが、今回も活かされていました。最新技術を取り入れ活気に満ち溢れたシカゴと、その裏でうごめく陰謀をうまく再現してたと思います。
BAD/REQUEST
・操作性
まだまだ改善の余地はありますね。車の操作や、スマートフォンの操作、またボタン配置なんかも全て中途半端です。次回作に期待したいです。
・快適性
ロードの長さや、いちいちゲームを終了しなきゃスタンバイモードにできないないなど、まあ、オープンワールドゲームの宿命なんですが、改善できないんでしょうか?笑
COMMENT
総評
新規ipにしては良く出来たゲームだと思います。しかし、中途半端なところは事実です。オープンワールド好きにはオススメしたいです。
Amazonレビュー
レビュー日: 2015-08-02
近い将来このようにひとりひとり管理されてしまうのかな。
まだ、荒削りな部分もあります。
でも、、遊びごたえもあります。
シリーズ化してどんどん良い方向に向かってくれると良いな。
GOOD!
※隠密/TPS/オープンワールドは、アサクリ1~リベレーション・ディスオナ・アンチャ1~3・ラスアス・RDR・スカイリムをクリア済。GTAは未プレイです。
※難易度ノーマル・照準アシスト弱(オフ設定は無い)
※ドライビング要素ありのゲームはほぼ初めて。良し悪しの判断がつきませんのでレビュー薄め。ご了承下さい。
※オンラインも経験不足なのでレビュー対象外とします。
アサシンクリード3にがっかりし、あえなく中途で放棄した私が、「ああこっちがアサクリの続編だったのかな?」と満足できた作品です。
なお、一応書いておきますが、【オープンワールドではあるがRPGでは全然ない】です。ストーリーは一本(多少変化する?)。一応大暴れ・モロ悪人プレイもできる。そういうとこもアサクリと一緒、RDRにも近いです。
■キャラクター設定とストーリー
主人公は悪いハッカー。シカゴの町を掌握するシステムにアクセスし、裏仕事や盗み、口座の不正操作をおこないます。
ある人物の指図による襲撃で姪の命を奪われ、主人公は襲撃の首謀者を追います。しかし元はと言えば自分の犯罪行為が引き金となっていたこと、今もなお非合法な稼ぎをしていることにも負い目があり・・・という立ち位置。
基本的に私は「悪モン」が嫌いで、主人公は更にイマイチ薄っぺらいのですが、彼の心境はどうなんだろう、どう変わっていくんだろう、俺だったらどうするだろう、と考えながら追っていくと楽しめました。
その他の登場人物も個性豊か。特徴がモデリングでも活かされています。
■パズルがメイン
多くの場面で、「監視カメラを使ったパズル」がメインとなります。隠密=パズルだ!と捉えている方に丁度いいです。
手近の監視カメラをリモート操作して乗っ取ると、そのカメラからは見えるが自分からは見えない、死角の監視カメラも乗っ取れます。カメラを乗り継ぎ、建物の構造と敵兵の位置把握をするのが攻略のカギです。
機器をハッキングし、ドア解除、送電施設爆破、遮蔽物移動などを行い、自分の有利な状況にもっていけます。
敵兵はそれほど鋭敏ではなく、隠密系をいくつもプレイ済だと難易度はたいしたことはありませんが、新機軸という点だけで既に楽しいです。
■宝探し
アサクリで言う「ビューポイント」からして、上述のパズルを解かないと掌握できません。そしてビューポイントから探知できる範囲にさまざまな収集要素があり、これまたミニパズルつきです。時間制限つきで、フリーランや乗り物リレーが必要なこともあります。
■アクション
同様の世界を提供しているGTAを未プレイですので、比較して論ずることができないのですが、一定水準は合格しているのではないかと思います。BADに挙げる点を除き、操作性をすんなり受け入れ、即座に慣れることができました。
フリーランが非常に自然でよかったです。壁のぼり、跨ぎ越えはほぼ思いどおり、事前に予想できる動きでしてくれます。
車操作は今も苦手ですが、バイクでぶっ飛ばすのが爽快でした。視界が広く、「死ぬだろ」という速度でも急停止・急回避できて快適です。
TPSは、最初は照準アシストが入っていることに気付かず、クセが強いと思っていたのですが、「弱」にしたらほぼ普段どおりの操作になりました。「オフ」設定がないですが、「弱」でも違和感はありませんでした。
■オープンワールドとグラフィック
美しい公園、錆付いた路地裏、閉塞感のある地下道、平和でおちついたオープンテラス、河川を横断するハイウェイ。臨場感があり、ディテール十分だと思います。特に、雨濡れの表現が非常に繊細です。夜中雨が降った後の晴れた夜明け、裏路地から人のまばらな朝の街に出て電車で早朝出勤(仕事はハッキングと銃撃だけど)。リアルな絵です。とにかくだらだら散歩するのが好き、ファストトラベルばかりじゃ味気ない、という嗜好の方にお勧めです。
作品を名作レベルに押し上げるユニークな「◎」の要素がハッキング以外には無いものの、詰め込まれた各要素は「○」ばかり、という良作でした。
BAD/REQUEST
■演出・ストーリー・システム・ルールがかみ合ってないポイントが多い
あるミッションで、車を運転しながら携帯電話を盗聴しなければいけないのですが、序盤でまだ運転操作に慣れていないこともあり、せわしなくて、結局盗聴内容は頭に入りませんでした。で、そのまま、ハプニングあり、主人公の計画に明らかな穴あり、相手の行動に不自然さあり、という展開がしばらく続き、ミッションの終了時には頭が「?」だらけになりました。
ここは実は、尾行せずただ盗聴→ミッション最後のムービーに飛ぶ、だけで、ストーリーもつながるしプレイヤーにも分かりやすい、それだけの場面なのです。なのに、「いろんな体験をプレイヤーに届けたい」→「ゲームの各要素を盛り込みまくろう」→「それに合わせてストーリーを変えよう」→結果、せわしない、分かりにくい、という残念な結果に。
そういった場面が他にも結構あり、「ストーリーいまいち」という評価の一端はそこにあると思います。その都度「なんかごちゃごちゃ起こったけど、要するにー」と自分で処理することが必要です。
■ヘリ停止が使いにくい
こちらを追跡し、狙撃してくるヘリを、短時間停止させるスキルがあります。しかし、ヘリを画面に収めて□長押しをしなければなりません(送電設備爆破、信号機操作などと同じ)。これが困ったもので、乗車時はカメラ操作に制限があり、画面内に収めるのがほぼ不可能。収まる位置でも、画面中央にある信号機などが優先対象。ヘリが十分遠くに居れば捉え易いのですが、それなら積極的に止めるほどの脅威ではない、という根本的な矛盾。「大停電」「敵の全位置把握」と同じように、アイテム発動でよかったのでは。
■カバーアクションが、咄嗟の操作と相性悪い
×ボタンを押すと遮蔽物にひっつきます。次の遮蔽物に小走りするには、レティクルで移動先を狙って×を押すだけでOK。
しかし、直立状態→ひっつきも「レティクルの先」なのかな? 大急ぎで隠れようとしてかえって敵に突っ込む、という誤操作がアンチャより顕著。慣れが必要。
また、カバー中にグレネードが来た場合。範囲が結構広いので、R2でダッシュしたい。でも、カバー中のR2は何故か【無反応】。遮蔽物の壁面に対して直角方向にスティックを倒して離れ、その後で走らなければなりません。これが非常にやりづらいし、一旦グレネードのある方に向かう必要があって危険。ただただとにかく、何故【無反応】なのかが疑問。クリア後も慣れることができてません。
COMMENT
全体的にそつなくまとまって、とてもいい作品だと思います。
オリジナリティ:前述のとおり、「ハッキング」以外は至って普通。3点。
グラフィックス:満足。4点。不満は街の人の顔グラぐらい(勿論どうでもいい)
音楽:プレイ中の音楽は印象無し。3点。でもマンネリとかイライラも無し。
熱中度:人を選ぶ。3点。でもアサクリ(特にブラザーフッドの「満載」感)が好きなら4~5点かと。
満足感:4点。ゲームの棚に、いい旅行先がひとつ加わりました。
快適さ:3点。「なんじゃこりゃ」が少なかったです。鉄道もなきゃ拠点も少ない広大な地域アリ。そこの改善次第で4点もあった。
難易度:ドライビング初挑戦にはかなり敷居が高かったと思うけど、その他は難易度ノーマルがマジノーマル。
ちなみに、
・PS4のアップデートにより、○×の入れ替えが可能になりました(BADの「遮蔽物×」は入れ替え前の操作です)。格段にメニュー操作しやすくなります。しかも、カバーが○、フリーランが×になって、アンチャ・ラスアス・アサクリ・ディスオナそっくりになってとてもいい感じ。
・本作品のアップデートにより、隠密サブクエをリトライ可能になったようです(全部リセットされるので、全件クリアしてからがいいでしょう)