オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 4pt | 4pt | 1pt | 4pt | 1pt |
59pt
GOOD!
これまでの軌跡シリーズは全てクリア済みです。BADで言いたいことはいくつかありますがまずはGOODから。クリア時間は93時間です。
音楽に関してはさすがはファルコムと言ったところです、ちょっとしたところにファンが喜ぶような曲も入っていて良いファンサービスだとは思いました。しかし使い回しが多いかなとも思いましたね、街道などは全て同じでしたし。
戦闘に関してはオーダーが強すぎるような気もしますけど、敵によってはオーダーがあって初めて対等ということもあったのでそれは良しとします。騎神戦に関しても前作よりはまだ練られていました。それでもかなり簡単な戦闘ではありましたけどね、普通は生身の人間で戦うからこそ苦戦するような相手でも騎神で戦うのであまり緊張感がなかったのは事実ですね、あの戦いで負けることはほぼないですし。
ボリュームもかなりある作品でした。先述した通りプレイ時間は93時間、これは街の人達や生徒との会話に費やした時間がかなり多いですね。これは軌跡シリーズの伝統のようなもので、町の人との会話がかなり頻繁に内容が変わるので面白いんですよね。クエストに関しても量や難易度はちょうどいいくらいだったと思います。
シナリオに関してです。零の軌跡や碧の軌跡の舞台となったクロスベルに訪れたりとファンが喜ぶような内容が非常に多かったですね。逆に言えばこれまでのシリーズをプレイしていない人はこの作品は全くおもしろくないと思います。最後は衝撃の結末で続きが楽しみですね…良くも悪くもですが。
ロード時間は快適になっていました。ロード関連でイライラしたことは一度もありませんでした。
BAD/REQUEST
まずはシナリオについてです。あまりにも最後がぶつ切りすぎます。フルプライスでゲームを売ってあの終わり方は批判されても仕方ないですよ。まあ閃の軌跡の一作目もそういう感じではありましたけど一体いつまで続けるんだと…閃の軌跡ⅱは物語としても一段落していて良かったですがまたああいう終わり方をされれば文句もそりゃ増えますよ。
あと言い回しがひどすぎます。難しい言葉をたくさん使う割には「さすがに~すぎるだろう」「めちゃくちゃすぎるだろ」といった似たような言い回しを色んなキャラが何度も何度も使うのは見るに耐えませんでした。頭のいいはずのキャラがこんな言葉をなんども使うのは酷いですね。
そして引き伸ばしと、意味不明なぼかし方ですね。他のキャラが教えてほしそうにしているのに「まあ時間がある時に」「俺が言うのはここまでにしておこう」などばっかりで全然肝心な話が出てこないです。ガイウスなんか「おいおい話そう」と言い続けて結局打ち明けるのはかなり後半になってから。というか物語の深い部分は後半にならないと進みません。前半と中間はプレーヤーは「はよ話せや」と思いながら進めることになります。あと「彼」や「あの人」「彼女」といったぼかし方を、ぼかす必要がない場所で何度も何度も使うのはどう考えても不自然です。
グラフィックに関してです。まあこれはいつもどおり「ファルコムにしては頑張った」という感じですね。グラフィックそのものはps4になってかなり進化はしていますが、テンプレとなるモーションがいくつかあって、それを使い回しながら物語が進行していきます。まあファルコムの会社規模や開発人数を考えれば仕方がないのは理解しますけど、レビューというのであればこれをGOODに書くことは出来ません。いつかGOODに書くことが出来る日を待っています。
戦闘に関しては難易度HARDでやっても先述の通り、かなり簡単でした。オーダーのおかげもあるんですけどね、特に騎神戦はもっと考えてほしいですね。今のままだと本来苦戦する相手にもかなり楽にかつことになります。
COMMENT
まあ次回作も買いますけど、次回作でももしぶつ切りエンドならその次はさすがに考えます。これまでずっと軌跡シリーズを追ってきましたがこれ以上この調子だと見限る可能性は低くないでしょう。
ちなみに、これまでのシリーズをやってなくても楽しめるのか。という問ですがたぶん無理です。前作までならそれもなんとか言えたんですけど、今作は歴代キャラがあまりにも多く出演するので無理でしょう。新キャラが混作では10人にも満たないですからね。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 1pt | 3pt | 0pt | 4pt | 2pt |
41pt
GOOD!
軌跡シリーズはFCから全てプレイしており今作もクリア済みです。所謂ファルコム信者ですが声を大にして言わせてもらいます。
○システム
ショートカット移動が楽になった。街道の奥から街まで一瞬で移動できるのはかなり良かった。
○グラフィック
PS4になったことによりキャラのモデリングの作り込みが良くなった。スクエニクラスであればPS3でも再現できると思うが、ファルコムの規模を考えたらしょうがないかなと。
○ミニゲーム
釣りが連打するタイプから長押しタイプに変わったので楽になった。ブレードもVMになったことにより、そこそこ遊べるレベルに。
BAD/REQUEST
○シナリオ(満足感0)
他の方が書かれているように、ストーリーを引っ張りすぎてる感が否めないです。軌跡で稼いでいるような現状なので、引っ張るのもわかりますが、これ以上引っ張るとそれまでついてきてくれたファンも離れていくと思います。閃の軌跡4(仮)がLast sagaとのことなので、帝国編は次回で一旦終了と思われますが、共和国編などを考えるとあと10年は終わらないのかなーと思っちゃいます。空の軌跡をプレイしていた頃はまさかここまで引っ張られるとは思いもしませんでした。怒りを通り越して呆れるばかりです。
○グラフィック
アニメーションが酷い。特に旧VII組が帝都で再会するシーン。ハイタッチをしたり抱きついたりするシーンは酷すぎて恥ずかしくて見られませんでした。
その辺の専門学校生のほうが良いアニメーションを作れます。
○サウンド
キャラ増え過ぎで、声優の一人二役が当たり前に。
ファルコムといえばBGMですが、今作は珍しく耳に残る曲がなかったです。今作でテンションが上がったBGMは、ラスダンの戦闘で流れる『Blue Destination』やアリアンロード戦で流れる『Unfathomed Force』でしたが、どちらも過去作からなので除外です。
COMMENT
PS4 PRO SSDでプレイ。ローディングに関してはこんなものかなと。
閃の軌跡で新規は入ってきたでしょうが、碧以前の作品をプレイしないと楽しめない部分もあるので、結局はファン向けですね。そのファンすらも今の現状だと離れて行くと思うので、今後の展開について考えてもらいたいと思います。自分も次までは買いますが、それ以降はわかりません。
GOOD!
軌跡シリーズは「那由多の軌跡」を含めて全てプレイ済みです。
戦闘の難易度は最初から最後まで「NORMAL」で攻略。
・オリジナリティ
根本的にはいつものファルコムだなと感じました。
・グラフィックス
全然よくなってないと言う声を沢山聞きますが、私個人的には良くなってると思います。前作と違い、女性の方の腕や足はちゃんと細くなっていました。目も前作ははりつけた感じでしたが今回は瞳に凹凸ができていたためそれ程まで違和感がありませんでした。又光の表現もよかったです。
・モーション
髪のなびき方が凄い良かったです。これについてファルコムは2Dの時(「空の軌跡」のエステルのツインテ参照)から良かったものだと思ってます。
・熱中度
モーションが良くなったため、街に人が多くなっていてで話しかけたりするのがとても楽しかったです。
又メインのストーリーはギャルゲー要素が少なくなっていたため、ぐいぐいとのめり込んでいけました。
新しくなったカードゲームのヴァンテージ・マスターズもミニゲームとして楽しめました。
・満足感
ギャルゲー要素がホントに少なくなった事ですかね。
・快適さ
戦闘がボタン一つでいけてサクッと終わらせる事ができるため非常にスムーズ。
短縮移動も前作は街道では使えなかったのが今回は使える上に、ダンジョンの最奥まで一瞬で行けるのがとても快適でした。
又セリフのオート機能や自動スキップが付けられていたのも良かったです。
・BGM
これに関しては一部を除いて言うことはありません。
2章のクロスベルで行ける星見の塔のBGMなんかは当時のを使っていて、この綺麗なBGM大好きな私には嬉しかったです。
私は基本アニメやゲームのBGMに全く興味を持ちませんが、ファルコムさんのBGMは耳に残るものや心をかき乱すものが多くて大好きです。
BAD/REQUEST
・ボイス
これはほんと残念でしたね。動画か雑誌のどっちかのインタビューで社長が「ほぼフルボイスです!」とか言っておきながらいざプレイしてみれば、1/4程度しかありませんでした。せっかく容量沢山使えるPS4なんですからせめてメインの部分だけでもボイス入れてほしかったです。
・グラフィック&モーション
R1を押しながら歩くと駆け足になるのですがその度にスカートのしたが見えるのが残念でした。又キャラクターの移動のもっさり感がまだ残ってました。
(と言うよりも、全体的にスカートの丈いくら何でも短すぎと思った。)
後はイベントで敵に向かって走っていく場面がありますが、この走りが遅すぎて敵逃げれるんじゃないの?と言う違和感があります。
・BGM
2章のクロスベル編では個人的に全て当時のBGMを使ってほしかったな~と。
せっかく星見の塔は当時のを使っていたのですから・・・。
・難易度・戦闘(NORMALの場合)
CP満タンな状態で最初の1ターン目にラ・フォルテ&リィンのオーダー「突撃陣《烈火》」(ユーシスがいる場合は「ノーブルライズ」がオススメ)をかけSクラ連発で大抵の手配魔獣はノーダメージで倒せてしまいます。(最低限のレベ上げと、武器をUマテ、クオーツを強化してでの条件。)
CPも過去シリーズと違ってシャワー浴びれば手軽に回復できるようになったためバンバン使えるようになったのか簡単になったのでしょうか。。。
又、クルトに関しましては初期の(多分)Mクオーツ「シリウス」の回避時の反撃攻撃アップを利用して、反撃攻撃が必ずクリティカルになるクオーツ「慎恐」をセットすれば、Lv.45時点で反撃時10000以上の攻撃を与えられます。(回避率はLv.52時点で75%。此方も最低限のレベ上げと、武器をUマテ、クオーツを強化してでの条件。)
・満足感
最初はよかったのですが最後の終わり方で今までの全てが台無しでした。
・オート機能
これ、一回オートにしたらずっとオートのままにしていてほしかった。
何故か途中途中でオート機能が解除されるのが謎。
・メニューや戦闘ゲージのデザイン
メニューのデザインは今回はスッキリしたものに。個人的には前の高級感あるようなデザインの方が帝国ぽく良かったです。
項目も今回からはイラストになっていたのも選択しにくかったです。英語表記の方が分かりやすかった。
そして何より戦闘時のHP・EP・CPの数値がが見にくいったら。。。その上状態異常時の後何ターンの数値。これゲージの上の表記、マーク自体小さくって後何ターンか表記されてるのかわからないのがすごい不便ですね。
COMMENT
グラフィックが良くなり、イベントのシーンもただたってるだけの演出じゃなく良い方向に進化してました。
なんやかんやで買ってしまいますがただ今回の終わり方がほんと最悪でした。
一区切り着いての終わり方がよかったですね。
次回作は来年あたりに出るのを期待してます。