【PS4】アサシン クリード ユニティ レビュー
| 発売元 | ユービーアイ ソフト （オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2014-11-22 |
| 価格 | 9072円（税込） |
| レーティング | 【Ｚ】18才以上のみ対象 暴力 犯罪 (CERO について) |
| ショップ/リンク | Amazon |
| タギングトップ3 |
   |
| タイトル概要 |
■ ジャンル：アクション ■ プレイ人数：1人（オンライン：2～4人） |
- 総合ポイント
- 46
- (難易度)
- 2.50
- レビュー数
- 16
23人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt | 2pt |
63pt
4人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt | 3pt |
41pt
GOOD!
・グラフィックが綺麗になった
まあ当然なのですがＰＳ４になり、旧世代機とのマルチもないため綺麗になりました。
・ステルスがより重要になった
直接戦闘能力が低下しており、ステルスがより重要になりました。
見つかったら即シンクロ解除は少なくなりましたが、代わりにタコ殴りで死亡することが多いです。
・一からアサシンになっていくストーリー構成
主人公は身軽な一般人からスタートして師匠に習い、マスターアサシンとなって行きますので
シリーズ未プレイ者に優しい作りとなっております。
シナリオそのものもしっかりとアサシンとしてのお話ですので王道な？アサシンストーリーです。
・墓荒らしのリーダーキル（ＤＬＣのデッドキング限定、無料なのも良い）
訓練された兵士と違い彼らはリーダーが倒されると逃げていきます。
これにより、リーダーだけを暗殺すればその後見つかっても問題ないという少し新しい暗殺プレイが出来ました。
テンポも良いし、決まると爽快感ありますので今作のステルスプレイでは一番のお気に入りです。
※今作唯一の新しいステルスプレイ
BAD/REQUEST
・マスターアサシンの性能が低い
近作はオンライン協力プレイを意識してなのか従来作よりも圧倒的に性能が低いです。
鷹の目：一定時間で切れる。仕様毎にクールタイム有。範囲も装備で強化しないととても狭い。
ダブルアサシン：判定が非常に狭く、敵が少し動くだけで片方だけになる。
エアアサシン：可能な高度も低め。ダブルの判定も厳しく失敗で見つかってステルス終了が多発。
動作：全体的にモッサリしており、爽快感ダウン。マスターアサシン感が低いです。
直接戦闘能力も大幅に下がっていますがステルスの重要性が上がっているのでコレ自体は悪くないです。
消耗品についても同じ理由でなっとく出来るのですが、
アサシンとしての暗殺スキルまで低下しているのはストレスしか感じませんでした。
・ロード時間の長さ
シリーズを重ねるごとに快適になっていたのにまた長くなってしまいました。
ｐｓ３版の初代・２（１作目）よりは早いけど、他より遅くてリトライが苦痛でした。
・収集要素
無駄に多くてやる気が起きないうえ、宝箱は鍵が掛かっており、
序盤～中盤はほとんどあけることが出来ないため、後で取りに来る必要がある。
オンライン認証しないと開かない宝箱ってなんやねん。
・推理ミッション
本作の売りの一つである、推理ミッション
基本的に移動して証拠品収集して各証拠品のテキストを読んで犯人を当てるだけのゲームです。
ほぼ全部が水増しミッション程度のクオリティなので推理クイズ好き以外はプレイもしないと思います。
しかもクイズの内容は某逆転裁判５についていたおまけの推理クイズ以下の難易度です。
・オンライン協力プレイ
マッチングが遅すぎる。一応待ち時間も街を探索出来るのだが何回もやっていると苦痛でしかない。
ソロでプレイしていてもサーバーとの接続が切れると強制終了させられる意味不明さ。
誰か一人でも見つかったらステルスゲームとして成立しないので根本的な修正をしないと厳しい。
ほとんどの場合、敵に突っ込んでいくプレイヤーがいるため野良プレイは厳しい。乱戦を楽しむことは出来るが・・・
また、今作はオンラインミッションが多めに用意されている関係かソロミッションは少なめで一つ一つが簡素なものが多い。
推理ミッションという証拠品を集めて犯人当てクイズがあり、
従来のような暗殺ミッションやアスレチックを駆使するミッションが少ないのでボリューム不足に感じてしまいました。
COMMENT
据置機のアサクリは全プレイ済みですが、今作はコレジャナイ感が凄いです。
オンラインを意識して色々犠牲になっているのにオンラインもイマイチという残念な作品になりました。
従来作の暗殺ミッションやアスレチックアクション、時には一人で無双プレイなど
飽きさせないようにバランスよく作られていたのだなぁと再認識させられました。
出来れば次回作からは従来シリーズの作品とオンライン特化の作品と分けて開発して頂きたいです。
そうして開発陣もユーザーもこなれてから今作のような融合型にチャレンジして頂きたいと願います
24人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1pt | 5pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt | 3pt |
45pt
GOOD!
assassin creedシリーズはリヴァリティ以外プレイ済み。
ストーリーや協力プレイミッション全てクリア済みのトロフィー60％。
UNITYは今までのassassin creedのシリーズでは新しい
シングルプレイを他プレイヤーと最大4人で協力することができるタイトルです。
今までもマルチでウルフパックという協力プレイがありました。
ですがそれよりも個々の自由度が高くなり標的を倒す過程に自分好みなプレイができるようになりました。
グラフィック：5点
満足しています。街並みは勿論服の質感も、とてもいいとおもいます。
アルノという今作の主人公が最初に着ている服についてですが自分はとても好きです。
非常に丁寧に作られているとおもいます。なんといっても
ゲームシステム上走り回る、高低差のある建物を移動するフリーランという操作があるのですが
まるで映画を観ているかのような錯覚に陥りました。それだけで買ってよかったと思っています。
サウンド：3点
耳に残るようなbgmは残念ながらありません、が
悪くはないとおもいます。盛り上がる場面ではアップテンポな曲が流れますし。
ライフルを撃つ音などはとてもいいです。ですが気にならない程度によかった
と言えばそれまでですので3点にしておきました。
下方向フリーランの追加がされて今までの移動にプラス素早く建物から降りることができる
アクションが追加されました。これはとても嬉しいです。よりアサシンっぽくなりました。
上り下りする際の細かいキャラクター動作も自分的にはとてもgood。
武器を取り出し一呼吸入れるような挑発アクションも好きです。
それに加えてダブルアサシンのなどの暗殺も、流れるように倒してくれるでストレスなくプレイできます。
コープシステムの導入
これも個人的にすごくでて欲しかったシステムなのでユニティはそれがあるだけで買おうと即決めでした（笑）
ウルフパックをとても楽しくプレイさせて頂いた自分としては、かなり嬉しかったです。
ですが今作に期待し過ぎていたせいか、ウルフパックにあったシステムが今作には無いのか。
バッドにて書かせて頂きます。
BAD/REQUEST
熱中度:2点
まず宝箱についてですが、普通に開けれる宝箱と鍵が付いてる宝箱があります。
それはいいとして、スマートフォンアプリやアサシンクリードのファンサイトに登録してレベルを上げて初めて開けることができる宝箱があります。計4種類ですね。正直いらないです。
なぜゲーム単品で解決することができないのか、今時スマートフォンやパソコンを持っているのが
当たり前だから？
そんなの関係ありませんよね。自分はアサシンクリードが大好きなのでモチロン両方
ダウンロード.サイト登録させて頂きました。利用させて頂いた上で感想を述べています。
こんなところに時間を費やすのならマルチで遊んでいたほうが有意義です。
ゲームなのになぜこんなに手間のかかる仕様にしたのか。
アサシンファンならともかく初見の人達に全く配慮されていませんよね。
自分で言うのも変ですが、かなりのアサシン好きでフィギュア付き限定版を買った
自分でさえも途中で嫌になるほど手間でした。目の前に宝箱があるのにゲームをしているだけでは決して空かない物は正直邪魔です。表示させない機能を追加してほしいくらいです。
そんな機能を追加するならもっとストーリーやゲーム内容に力を入れてください。
と勝手に熱くなってすみません、以上にしておきます。
オリジナルティ:1点
今回はカスタマイズができます。
頭と上着と腕と脚と武器とアビリティです。
種類は少なくもなければ多くもないです。
ですが1番納得いかないのが服に性能が付いています。なぜですか？
まずカスタマイズできることにはとても嬉しくおもいます、本当に。
ただ服に性能を付けるなら主人公に能力カスタマイズを付けてほしかったです。
そうすればより好きに服装をカスタマイズすることができるのに。
全て似たり寄ったりな性能ならまだしも伝説級防具が高性能なので
終盤は伝説級で固まります、オンラインも伝説級防具ばかりで個性が映えるのは色くらいです。
武器も同じく最終装備がぶっ飛んで強いので自然と「あれ？君もその武器？」「そうです、なんせ強いですからな！」という感じになります。なぜ武器ごとに長所短所を入れないのか。
カスタマイズ機能が完全に死んでます。デザインが好きなだけで使うにはかなり辛い。
性能によって大きく差が出てしまうので、敵を倒す、倒されるのに大幅な違いが出てきまス。
少なくもなければ多くもない服や武器が上記の理由でほぼ一択です。
快適度:2点
現在はパッチでひどいという箇所は修正されました。
ですが正直発売前にパッチを用意して置いて欲しかったです。
これじゃトレーラー詐欺と言われても文句言えないでしょう。
民衆が恐るべき数いるので処理落ち対策もかなり大変だとはおもいますが。
COMMENT
総評として50点もいかないです。
かなり辛口な採点をしましたがアサシンクリードは大好きなので
好きだからこそ、こうあればいいのにとか個人的な感想ばかりになりました。
ですが丁寧に遊べばアサシンシリーズの醍醐味は味わえます。
お互いがカバーしつつステルスプレイに徹すれば面白いゲームです。
1番残念なのは前作ウルフパックよりも盛り上がりに欠ける部分です。
ウルフパックはタイムアタック＋暗殺方法についてのオーダーが個人別にあり
それをこなしてより早く、より正確に暗殺するのがすごくハマってしまいそれもあってか
今作に期待しすぎてしまいました。ウルフパックの最後の締めのカットインなど
とても燃えるものがあっただけに今回ないのは残念でした。
ブラックフラッグのウルフ パックは未だにプレイしても楽しいので
次回作があるなら期待しています。
1人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2pt | 3pt | 3pt | 0pt | 0pt | 0pt | 3pt |
15pt
GOOD!
いい意味で汚い町並みもちゃんと描けてる。
どうしてもゲームとなれば浮浪者や当時の倫理観的道路ごみ（ならまだしも人糞などの汚物）だらけな面も、先にお詫びを挟むことによってちゃんと描く。
昨今現在の表現規制に合わせて歴史改竄をするのが当たり前な風潮が目立つがそれをしてないことは評価に値する。
というか、ほぼそういう部分しか褒める点がない。
BAD/REQUEST
ジャンキーモンキー。
主人公の挙動はどれだけ言葉を濁して言ったとしても非合法なクスリでラリった猿以外例えようがない。
普通に走ってるのに旧に変な段差に飛びついては犬の躾でいう「待て」の状態で動かなくなる。
一旦入力を止めて、逆方向や横方向に入力して初めて降りてくれる…と思ったらこのお猿さん建物登っちゃった(笑)
こんな事がほぼザラ。稀に偶発して鬱陶しい！ならまだしも「思い通り動いてくれたの！偉いねぇ！！」って褒めてあげたくなるぐらい直感的な操作が不可能なアクションゲームってアクションゲームとして破綻してる。
新桃伝以来。
新桃太郎伝説。スーパーファミコンのRPGでPCエンジンの桃伝2の正式な続編かつ、FF6のケフカを彷彿とさせるほど迦楼羅の残虐非道な立ち振舞な悪役っぷりや、各種斬新なシステムが売りで面白いのにリメイクもバーチャルコンソール的なのも出ない伝説のゲームだが、このゲームの最大の敵は「常にワンテンポ遅れるボタン入力」によるストレスの半端なさ。
メニューを開くのにボタンを押して・・・・・・・・・ポン！と出るメニューなど、常にワンテンポ遅いのでイライラして連打すると先行入力的にキーが反応してたりして余計にイライラ…。
それを彷彿とさせるワンテンポどころか、ツーテンポぐらい遅い入力反応。
如実に出るのが戦闘。
他の方のレビューでも「戦闘がムズい」とありますが、あえて否定するなら難しいのじゃなくテンポが悪くて入力が効いてないor2重入力で思った通りの行動をしないだけでムズいんじゃなくこのニウ力プログラムの稚拙さにやられてるだけ。
実際大半の戦闘は多少離れた所からバーサークブレードで同士討ちさせるか、特攻して足元に煙幕撒いて一体ずつ仕留めるだけ。ほぼこれだけ。
何だけど先に書いた入力部分のプログラマーの素人仕事でマトモに入力が効かず、攻撃を仕掛けては敵がボタン読みして弾いたり、連続攻撃しても全て裁かれ棒立ちからの「捌きボタン連打を完全無視してダメージ食らう」や、「煙幕使用ボタンを無視して棒立ちからの敵の連打ヒット」か2重煙幕（ただの無駄使い）が頻発する、というかほぼ毎回それ。
更に敵が複数いても大きく剣を振りかぶっても「ダメージが当たるのは一人のみ」なので敵の乱打にボタン入力が負けてしまう。
それに加えての激貧体力。
まぁ、高額装備でライフ寄りにすればかなり耐えれますが、逆に言えばライフ寄りにしなければいつまで経っても「たびびとのふく」を着てるようなもの。
もっと付け加えれば自分は歴史に疎いのですが、この時代には既に冴羽獠やデューク東郷レベルのスーパースナイパーが一般雑魚レベルでゴロゴロしていて、レーサーサイトも存在してたのでしょう、群衆の中にいても3発打たれた弾は綺麗に全弾命中します(笑)特に初回の射撃はヒット率95％オーバーの最強スナイパー状態で「この弾避けれたら100万円！」レベルにヒットします。（どうも奇数発射の時はヒット、偶数発射の時は命中率が下がるっぽい感じです。あくまで「感じ」です。）
賽の河原。
実際にはちゃんと減ってはいますが、ムダに広いマップに点在するムダに多い収集アイテムとやる事がほとんど代わり映えしないサブミッション。クリアしても回収してもマップにはまだまだ無数の収集物＆サブミッション。
無限地獄に落ちたような感覚です。
こういう点から熱中・満足・快適さを0点にしました。
正直快適さはマイナス5点にしてもまだ高いぐらいです。
COMMENT
以前映画版のアサシンクリードが公開される記念に過去作2作がPS+会員は共に100円で買えるセールがありました。
その時に買っておいてお金もなくやるゲームもないのでやり始めて…のこの評価です。
「100円で買ったのにこの評価」だということを強く強調したいと思います。
シリーズファンならシリーズすべてプレイ」という為にどうぞ。その他の方なら気持ちのいいアクションゲームは他にもたくさんあります。
わざわざこんなの選ぶ必要ありません。
自分にとってはこれで激甘評価だと思ってます。本心で語れば100％NGワード的表現規制も相まってこちらのサイトに迷惑がかかるのでかなり我慢してこのレベルに抑えました。
嘘だと思うなら是非プレイしてこのレビューに文句をつけて下さい。それが一番だと思います。
Amazonレビュー
レビュー日： 2015-06-01
発売当初のあまりの酷評っぷりに、しばらく静観していました。
パッチの配信で色々と改善されたようなので半年遅れでの購入です。
全体的な難易度としては、今までのシリーズに比べて高めになっているかと思います。
金額の高い装備で強くなり、アサシンの技もメインストーリーのクリア等でもらえるポイントを使って覚えていくというシステムになったので、
序盤は苦労するかもしれません。特に気を付けないといけないのは敵の銃撃です。
どんな場面でもバンバン撃ってきます。人間の盾もなくなったので慣れるまではイライラさせられました。
敵はエリアによって強さが変わるので、装備、スキルの強化は必須です。
ゲームも後半になってきて強い装備やスキルを覚えると、かなり楽に戦えます。
茂みに隠れるということが出来なくなったからでしょうか、
街に人が多くなり、入れる建物が多くなり、壁や障害物などに張り付いて隠れることが出来るようになりました。
慣れると多数の敵に追いかけられた時などに壁などに隠れることができれば、カバーキル無双などもできます。
アサクリ4やローグなどからのシステムの変更が結構あるので、主人公が弱く感じますが、
慣れればこれもアリだなとおもいます。
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GOOD!
ＰＳ４で向上したグラフィックとアングルによるパリ市街の広大感の見せ方は見事。細部でも町の雑踏、綺麗さと汚さ、いろんなことをやっている市民たち、あと少しグロいが淡々とギロチンで首をはねる処刑人とそれに群がる興奮した市民。革命期のパリってこんな感じだったんだろうなあ、と感じさせてくれる臨場感あるビジュアルです。また、平面的にはさほど広くないマップですが、地下や建物の上り下り、建物内部まで含めると相当の面積があり、そこを自由に走り回り飛び回るのは自由・爽快感がありました。
しかもマップ上にミッションの場所や重要な場所もアイコン表示されているので、迷子になったりどこに何があるかわからなくならないのは助かります。
メインストーリー以外にサブミッションも盛りだくさん。やり込み要素もあります。
ミッションと無関係に犯罪者を暗殺してみたりというのも自由で楽しい。
これまでのシリーズ同様、ステルスキルが基本なので、敵に見つかると集団でフクロにされすぐ死ぬあたりも緊張感があって、うまくいくと快感。適度に敵がバカで注意力がないので難しすぎ、ということはないと思います。
殺人ミステリーは「アサシンが殺人事件捜査？」とちょっと違和感はありますが、追われるか殺すかが基本のゲームの中で気分を変えて推理に没頭してみるのもアクセントとしてありと思いました。
メインストーリーも比較的シンプルで理解しやすい（ただ登場人物は多いので、サブミッションばかりやっていた私はストーリーを忘れてしまい、誰がどういう役回りのキャラだったかわからなくなったりしましたが）。
操作については以前プレイしたブラックフラッグではダッシュ中に壁のぼりが暴発してしまうことが多々ありましたが、今回はボタンと同時押しで登り降りを行うように改善されており暴発しにくくなっているのが評価できます。
BAD/REQUEST
致命的な欠点が２つあり、そのせいでゲームの爽快さ、スピード感が台無し。１つはバグの多さ。壁に埋まって動けなくなる、地面に埋まって動けなくなる、突然ボタンも操作レバーも効かなくなる、ロード中にフリーズする等々。仕方なくリスタートした回数は30回を下らない。こんなにバグの多いゲームをやったのはゲーム歴35年の中で初めてかも。特にＰＳボタンすら効かなくなった時には祈る気持ちでＰＳ４のコンセントを抜きました。データ破損には至りませんでしたが、「絶対にやらないでください」と書いてあることをやるのは冷や汗ものです。
結構画が止まったり動いたりカクカクとする場面があったので、ソフトのスペックにＰＳ４というハードが追い付いていないのか、ソフトの作り込みの問題なのか・・いずれにせよ残念です。
もう１つがロードの長さ。３０秒近くかかっているのではないでしょうか。高速移動をするたびこの待ち時間はせっかくのスピード感に水を差しています。
あとそれ以外では装備や武器の特性のなさ。
剣は片手・両手・大型とありますが、片手以外は隙が大きすぎ使いにくいため、結局片手剣しか使いません。
また、ピストル等遠距離武器はライフルもピストルもファントムブレードもほぼ射程距離が同じでしかも短いという使えなさ。石を投げても届きそうな距離をライフルで届かないというのはあんまりでは？以前やったブラックフラッグでは銃でも射程が長いもの、射程は短いが威力があるもの、等それぞれに特性があったため種類を集める意味もありましたが、今回はただ種類があるだけ、という感じであまりコレクション意欲がわきませんでした。装備もほぼ同じ。特に「○○の衣装」については入手に苦労する割には単に見た目が変わるだけ。
何か固有の特殊効果をつけてほしかった。ノストラダムスミッションが徒労に感じました。
あと、マップについてですが、マップ上のアイコンではアルノの向いている方角が表示されないのが不便。目的地に向かって走っているつもりがマップを開いて確認すると真逆に向っていたりということがありイライラしました。
オンラインで協力しないとクリアできないミッションがあるのも不満。一人でじっくりプレイするのが好きな人用にＮＰＣとか用意してほしかった。
COMMENT
気になることを書くと悪い点ばかりになってしまいがちですが、このゲームは決して平均以下ではありません。むしろ致命的な２点の問題がなければかなり良い出来のゲームになったと思います。
走る・登る・飛ぶ・隠れる・殺すいろいろなアクションが緊張感とともに楽しめます。
メインストーリーはそれほど深みはありませんが、その分寄り道をしながらでも進行を覚えていられます（頭の老化している私は別として）。
武器や装備について不満を書きましたが、「暗殺者」ということを考えれば武器の性能に頼らず、いかに不利な条件下で見つからずにミッション達成するかに知恵を搾るべき、とも考えられ、まあ目くじら立てるものでもないかと。
あと、追加ダウンロードシナリオのキングオブ何とかというやつをまだやってないのでそれを
プレイしたらまた何か書き足すかもしれません。
最後に実はこれが個人的に最も不満なんですが、ＵＢＩ社のＨＰは日本語対応してくれないんですかねえ。日本のメーカーが作ったハードにリリースするんだから、そこは敬意を表して日本語ＨＰもほしかったですね。現役の学生さんは英語でも理解できるかもしれませんが、５０前のオジサンは全く理解できません。
イニシエートやらＵＰＬＡＹやらと表示に従いアクセスするのですが、何が書いてあるのか全く分からないので、とっていないアイテムやら解放していない追加ミッションやらありそうな気が。
その意味ではこのゲームをまだ楽しみつくせていないかもしれません。
ダウンロードコンテンツのデッドキングをプレイしたのでその感想も書き足したいと思います。
ショートストーリーなので純粋にアクションが楽しめるつくりとなっています。
洞窟内での盗掘者との戦いがメインなので、一般市民や衛兵がおらず、ステルスアクションに集中できるのがいいですね。
本編では、人助けしたのに衛兵に攻撃を受けるのもムカつきましたが、それにより罪のない衛兵を殺さなければならないのも何となく罪悪感があったので、それがないのは個人的に好きです。
ラストシーンは本編よりこちらのほうが冒険ものっぽくて好きです。インディージョーンズ的な感じでしょうか。
しかし、やはり問題はバグ。
本編よりはマシでしたが、一部の武器が装備できないとかありました。
品質チェックの詰めが甘いですね。日本のメーカーではあまりないレベルです。
とはいえ、洞窟内の構造を利用した上り下り・飛び移り・変装・物陰への潜伏・高所からの偵察等、アサシンアクションを存分に楽しめるので、ぜひプレイしてみることをお勧めします。