オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt |
70pt
GOOD!
・閃の軌跡シリーズの完結
過去3作のスッキリしないラストだったのが、今作のエンディングで報われた。
・BGM
耳に残る曲も多く、各シーンを盛り上げてくれる。
・戦闘
ロードも速く、テンポも良いので、エンカウントが苦痛になることは無かった。レベルもサクサク上がるので、よっぽど雑魚を無視する人以外はレベル上げの必要も感じない。
・ミニゲーム、やりこみ要素など
全体的に難しくなく、ストーリー上で強制されることもないので、手軽に出来る。『ポムっと』は本筋を忘れるくらいハマった。
・優しい世界、シナリオ(GOOD、BADの両面があり)
個人的に大団円、ハッピーエンドは好きなので、概ね満足できた。
BAD/REQUEST
・優しい世界、シナリオ
とにかくほとんどの登場人物が優しい。町に住む大人、子供すべてまとめても大体3種類くらいの性格の人物でこの世界観を作っている。たまに悪人ぽい人物もでてくるが、シナリオ上ではほぼ《呪い》のせいになるので、個性が無い。
・センスの無いテキスト
今作一番気になった点。シリーズではNPCとの会話も楽しめる要素だったのが、上記の通り誰もが別の誰かと同じ性格で、同じ言い回しを多用するので、話しかけるのが苦痛だった。大体子供は『えへへ』。 大人は『フフッ』で会話を交わす。強敵と戦う前の決意表明で『~として。』『名に懸けて。』『~のためにも。』等を必ず聞かされるのも寒い。
・演出面のテンポの悪さ
早送り機能があるのでまだ良いが、もしこの機能がなければ間違いなくイラつく程の遅さ。この辺を期待して購入する人もあまりいないとは思うがムービー、グラフィックもPS4にしては堅い動きしかしない。
COMMENT
閃の軌跡シリーズのみプレイ済み。
空と零、碧は実況プレイ等の動画サイトでストーリーを追った程度。
続き物なので、前作プレイは必須ですが、Ⅳ単体としては良くまとまったストーリーと良質なBGM、飽きない戦闘とかなり好感触だったのが、プレイ時間が長くなるにつれて最初は気にならなかったテキストのチープさが目立つようになり、良いと思えるシナリオの評価を下げているという感想。
字幕を消すことができたならまだ気にならなかったかもしれないが、なんだか勿体ない気がした。
閃の軌跡シリーズとしては一、ニで終わっていた方がこんなにハードルも上がらずに済んだと思うので、三、四は別の主人公の軌跡シリーズが良かった。
それでも一周プレイ80時間程のボリュームで熱中もそれなりに出来たので、軌跡シリーズを追いかけてきた人であれば楽しめる作品だとは思う。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
69pt
GOOD!
・シナリオや設定はいろいろ練られていて先が気になるワクワク感がある
・カッコいい曲が多いBGM
・今までのシリーズの主要メンバーが勢ぞろい
・良くも悪くもプレイアブルキャラクターが多い。誰を使うか選べる楽しみがある
BAD/REQUEST
・キャラ多すぎて装備整えるのが面倒
・敵幹部クラスの本気出してなかったアピールは今作も健在。もしくは都合よく気絶。
・ピンチになったら助っ人が表れるのも健在
・全キャラ共通の口癖(~だっての、~っていうか、~というか、さすがに~すぎだろ等)。東京ザナドゥでもそうだった。おそらくライターの癖なのだろうが多すぎて気になるレベル
・帝都編はこれで終わったが、また新たに広がる風呂敷。シリーズの終わりが見えない
COMMENT
プラチナコンプ済み
当然のことながら閃シリーズは全部やってることが前提で、なおかつ空・零・碧もやってないと本当の意味で楽しめないと思います。
そういう意味では敷居が高いですが、やってる人にとっては懐かしいキャラに会えるのでこのシリーズが好きな人にはお勧めです。
帝国編は終わりましたが、初登場?の結社の盟主がまた意味深なことを言ってたのでまだまだ軌跡は終わりそうにないですね。
空が出てから十数年、一体いつになったらエンディングが見られるのでしょうか
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt |
73pt
GOOD!
◆軌跡シリーズ一区切り
軌跡シリーズの主人公たちが集結。序盤から夢のパーティーを組めてファンにはたまりません。最終的に意外すぎるメンバーもプレイアブルに。
空が発売されてから14年経ちますが、これまでは1進めて10伏線を張るみたいな、風呂敷の広げっぱなしと揶揄されるくらい謎が全然明かされませんでしたが、今作はレギュラーだった人が何人か離脱したり、空~閃3までに徐々に広げた伏線を一気に半分くらい明かした感じで、もの凄い情報量に思わず「ファルコムどうしたの!?」と言いたくなるくらい。続編は色々一新されそうな雰囲気。
◆ストーリー
空時代からのネタや伏線も大量に使われており、これまで広げる一方だった風呂敷をかなり畳んでいるのでストーリーが進むごとに次が気になりワクワクが止まりません。正直コマがそろいすぎていて、中だるみもあり予想通りの展開ではあったのですが、怒涛の結末に盛り上がっていくのは素晴らしいの一言。
◆会話
これも空から続く伝統。イベントの進度によって街の人の反応が逐一変わります。こういった世界観を大事にするRPGって最近あまりないですよね。Aボイスも何かが見えたときなどに効果的に挿入されるため、主人公たちの考えや心情が移動中に語られます。区切りごとに必須キャラ+任意キャラを何人か選ぶのですが、任意キャラも場面によって的確なコメントを言うのでパーティー選抜に悩まされます。
◆音楽
これまでと少し変わった曲調もありましたが、全体として耳に残りいつも通り高レベル。
BAD/REQUEST
◆OPムービー
専門学校1年生に同人で作ってもらったかのような酷い出来。顔が誰?ってレベルでとってもヤバイです。
◆敵が速い
前作でブレイクが猛威を振るいどんな強敵もノーダメで倒せた反動なのか敵の行動力が全体的に高めで、行動力をつけ通常攻撃しかしなくても敵が連続行動することも多々。クラフトのディレイはさらに重く、使ってブレイクさせても味方に順番が回る前に終わることも。Sクラはとてつもなく重く、最後に4連発でしとめ切れないと発狂した敵にずっと俺のターンで惨殺されてしまいます。
◆BP
BPは追撃で貯まり消費してラッシュやバーストを使えるのですが、今作はボスのSクラをしのぐ為に必要なので気軽に使いにくい感じ。
◆人数が多い弊害
突入時やボス前の前口上が長く、しかも何回もあります。キャラを使わせるために必須キャラがローテーションしていきますが、お金やセピスは割りとカツカツなので、装備、クォーツを付け外しするのが面倒。挙句の果てにはイベントでキャラに「さすがに多すぎだろう」と自虐ネタまで。
あとシリーズを重ねすぎたせいもあるとおもうのですが、似た性格のキャラに同じ声優を当てているため、しゃべり方や口癖も似ていて声だけだと誰か分からないことが。
◆凄さの見せ方
ミュゼは凄い指し手能力を持っているということになっていたはずなのですが、今作ではむしろプレイヤーですら簡単に先を読める程度のことしか出来ていません。むしろ悪役はやたら裏をかいてくるため、そちらの方がミュゼを凌駕していそうに見えてしまうのが残念。
◆日本語
閃でずーっとツッコんでいる、知的なキャラに難しい言葉を言わせたいために同じ言い回しを多用する点。だいぶマシになったとはいえ、やっぱり語彙力が足りないのが気になります。
COMMENT
閃1,3は中途半端すぎる打ち切りで、2はワンパターンすぎる展開に辟易していましたが、今作はGoodに書いたとおり軌跡シリーズやゼムリア大陸、教会、至宝と結社の目的の一端などが垣間見え、空のネタもふんだんに使っているのもあり満足度は高いです。物語が前作ありきなので、最低でも閃からのプレイが必要。ぜひ空からのプレイをオススメします。
真エンド後にもう一度見ると結社が話し合うシーンが追加されるので見逃さないようにご注意を!
GOOD!
【昨今では稀少な王道RPG】
スマホゲーの台頭、据え置き機向けの売上減少で軌跡シリーズのような王道RPGは本当に最近少なくなりました。ストーリーはおまけというゲームが多くなっている中、じっくりと腰を据えて物語に没頭出来るRPGはやっぱりいいなと思える作品です。
【軌跡シリーズほぼオールスターズ】
空、零碧、閃シリーズの主要キャラからサブクエスト絡みのNPCに至るまで非常に多くのキャラクターが登場しておりまさにオールスターズ。故に過去作をプレイしていないと縁のある人物である事自体が分からず、面白みが半減してしまうのは仕方ないと思います。単なる顔出しだけではなく、きちんとそれぞれの物語があり、丁寧に描かれてる点は軌跡シリーズならではです。主要人物はほとんどプレイアブルとして戦闘に参加しますし、シリーズの垣根を超えたパーティーや共闘などシリーズファン向け要素が盛り沢山です。
【ストーリーRPGの冠に恥じないストーリー】
相変わらずテキスト量が膨大で、単純に閃シリーズの完結というだけではなく、過去作から張られた伏線がかなり回収されています。一つ一つ丁寧に描かれているので分かりやすかったです。ゲーム進行度としては僅かでも、かなりのテキスト量があるので結構疲れます(笑)。
【奇をてらわない分かりやすい戦闘システム】
ロストアーツが復活した程度で戦闘そのものは理解しにくいようなものもなく、都度チュートリアルがあるのですぐ慣れます。引き継ぎなしナイトメアは序盤~中盤までが諸々整わないのでかなり難しいです。中盤以降は楽ですがどの道1周でトロコンは無理なのでおすすめしません。
BAD/REQUEST
【既視感のあるゲーム展開】
閃3の時はリィンは教官に、舞台は分校に変わったもののまるで閃1を再プレイしているような錯覚を覚えましたが、今回は閃2を再プレイしているような感覚になりました。正直、似たような展開が多く4作目はちょっと長引かせすぎたという印象です。特に2から3までの空白期間が長く、ハード移行などもあったのでしょうがその割にグラフィックなど大きな進化が見られないのも残念でした。
【必要性の感じないボス戦】
今作からではありませんが「このボスと戦うの何回目だっけ?」というくらい同じボスと戦い、倒しても決着がつかないお約束の展開が多すぎてさすがにげんなりしました。ゲーム的にボス戦として展開せざるを得ないという惰性のようなものを感じます。
【相変わらずグラフィックが前時代レベル】
背景はあまり気になりませんでしたが、やっぱりキャラゲーなのでキャラのモデリングが気になりました。JRPGらしいアニメ調なんですが他メーカーと比べると素人目に見ても「もうちょっとどうにかならなかったの?」というレベル。閃1からですが、会話時にイラストの立ち絵ではなく3Dモデルのアイコンになったのも残念ですね。キャラが多いのでイラストを用意するのは難しいのでしょうが、主要キャラだけでもイラストの立ち絵に次からは戻して欲しいです。
COMMENT
【初めて軌跡シリーズをプレイする場合、どこからプレイすべきか?】
最低でも閃1から、出来れば空3作→零碧→閃と順番にプレイ推奨です。空、零碧キャラもガッツリ絡んで来るので閃シリーズだけではちょっとよく分からない展開も多いです。閃以外はオリジナル版(PSP)はシステム的にもちょっとしんどいのでリメイク版(Vita)を推奨します。単に閃シリーズとしての完結ではなく過去作からの伏線回収も多いのでシリーズ全てをプレイするとなると時間もかなりかかりますが…。
【トロフィーに関して】
絆イベントで女性キャラの特別な思い出を共有するイベントとその他人物ノートが更新されるもののせめぎ合いで、1周目では絆ポイントが足らず両立出来ないので1周目トロコンは無理です。周回限定イベントもないので完全に作業ですがトロコンには最低2周しないといけません。