オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
0pt | 2pt | 2pt | 2pt | 3pt | 0pt | 2pt |
34pt
GOOD!
空の軌跡からプレイしているユーザーにとっては、空・零のメインキャラが勢揃いなので、シリーズファンとしては嬉しい作り。
長かった今シリーズも謎は残しつつある程度納得できる終わり方。
軌跡シリーズは空の軌跡はPCから始めているので、14,5年の付き合いになるが、ようやく自分の中ではシリーズに見切りをつけることが出来てよかった。
空の軌跡はそれこそコンシューマーのグラフィック進化がすさまじい中、2Dならではの愛嬌とアイデアと脚本でユーザーをひきつけていた傑作だった。
零では好感度を取り入れギャルゲー要素も加わり、新しい楽しさも見出せた。
しかし閃にはいってから、使いまわしの展開、次回へ続くエンドの連発と酷い有様。
相変わらず結社関連は一部明らかになっただけで次回へ続くエンドだったが、個人的に空・零・閃と続くこのシリーズが終わってくれたことに安堵できる所がGoodかと。
BAD/REQUEST
一部シーンで最適化が不十分なのかかくつきやティアリングの発生を確認。
誤字もひどく、校正やデバッグが不十分なまま発売したのが明らか。
グラフィックもキャラモデル・マップ・背景ともに閃3からの使いまわしはまだいいとしても、なぜユミルやバリアハード・ルーレなど閃1で出ていたマップが出てこないのか。
まぁfalcomに技術力を求めるのも見当違いなのでそこは目を瞑ろうかと。
フルボイスでないのも残念。おそらく容量か予算かの都合がつかなかったのだろうけど、シリーズ総決算ならそこにもこだわって欲しかった。
シナリオは相変わらずのご都合主義は閃1からの伝統なので、納得できる。
不死者でなぜCだけが奇跡の恩恵を受けたのか、変なところで遺伝子情報がとか技術的なことで納得させようとする安易な脚本も我慢できる。
過去作のキャラ勢揃いの弊害か、それぞれ出番を出すため強制パーティー編成→同じダンジョンを散策が非常につらかった。
イベントシーンが長く、開戦前ムービーはおそらく30分ほど見続けなければいけない辛さ(PS4はスタンバイがあるので、まだ良かった)
肝心のウロボロス関連も、さすがに盟主や結社の全貌くらい見えてくるものだと思っていたのに、相変わらず明らかにされず、次回作もいつまでも引っ張る気が見え見えなのに腹が立つ。
今後どうなるのか気にはなるが、私の中では軌跡シリーズは完結したので、次回作を買うことはないだろう。
おそらくSO3のようなこの世界はゲームだったんだ的展開になりそうだが、そこは今後も追っかけるユーザーやプレイ動画で補完しようと思う。
COMMENT
真エンドクリアまで75時間ほど。
割と料理や釣り、サブクエストを丁寧にこなしていたため、時間がかかったのかと。
もちろん1周では全部コンプは無理なので、2周目は時間を空けてやるつもり。
改めてになるが、閃にはいってからは惰性で買い続けていたこのシリーズ。
物語はまだ続くのだろうが、自分の中では区切りをつけることが出来た。
リアル等身のエルテル・ヨシュアが見れただけでも価値はあった。
ただ、前作の圧倒的不評も有り、軌跡シリーズをプレイするくらいなら、他により面白く、ユーザーを大切にしているゲームはあるので、そちらをプレイすることをオススメしたい。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt |
53pt
GOOD!
(1) 終盤のシナリオ
中だるみする場面もありますが、終盤の展開は文句なしの素晴らしさです。
過去作である空の軌跡~碧の軌跡のストーリーやキャラクターも絡んでくるシナリオで、軌跡シリーズの総まとめといっても過言ではないスケールで話が展開していきます。
閃の軌跡だけ遊んでいるプレイヤーはもちろん長年の軌跡ファンまで満足出来る大団円エンディングでしょう。
次回作に向けて新たな伏線を張っている部分もありますが、今まで謎だった部分を一部明らかにしている点も評価出来ます。
(2) 魅力的なキャラクター
空の軌跡から閃の軌跡までに登場した主役・準主役のほぼ全員が活躍する総決算的な展開です。
それら過去の作品を遊んだことがあるプレイヤーは彼らの「その後」を公式で知ることが出来て感慨深いと思います。
また、閃の軌跡Ⅲから登場した新Ⅶ組のメンバーの成長も垣間見られる点も良かったのではないでしょうか。
(3) BGM
安定と信頼のファルコムクオリティです。が、前作までに比べると耳に残る楽曲は少ないです。
格好いい場面で流れるBGMも閃の軌跡3以前のものが多く、肩透かしだった部分は否めません。
BAD/REQUEST
(1) キャラクターが多すぎる
過去作で登場したキャラクターも登場するため、どうしてもシナリオ展開が煩くなります。
具体的には、序盤~中盤にかけてのシナリオ展開のワンパターンさが顕著な問題として挙がります。
主人公勢の戦闘→勝利→敵の奥の手/増援→過去作の主人公が突然現れてピンチを救う場面の連続です。
また、プレイアブルキャラクターも最終的には30人前後に膨らむことで強引なダンジョン攻略を強要されるシーンも多いです。
複数チームを編成してダンジョンを攻略しながら最終エリアにたどり着く展開の多さもご都合主義に感じてしまいます。
(2) OPムービーの質が低すぎる
10年前の低予算アニメーションのような質の悪い動画です。
これであれば変にアニメ化しなくても静止画を上手くつかってくれた方が良いと思いました。
(3) いつまで経っても終わる気配を見せない軌跡シリーズ
閃の軌跡はこれで完結しましたが、性懲りもなく終盤で次回作への伏線を張っています。
空の軌跡が発売してから10年経ちますが、最初からプレイし続けているユーザは何人残っているのでしょうか。
話としては壮大になっている気はしますが、過去作の設定を新作で塗り替える(前作の○○は新作での○○の布石だった)のは止めて欲しいです。
今作でも、意味深な言葉だけ残して本筋に大きく関わらないキャラクターなどもおり辟易します。
(4) DLCのコスチューム設定画面のインタフェースが悪すぎる
今回はDLCを色々と買ってみて見た目の変更を楽しんでいるのですが、ユーザインタフェースが悪すぎます。
選択できるコスチュームは多岐に渡るジャンルがあるのですが、衣服以外の要素(髪型やメガネ、アクセサリ)が一切カテゴリ分けされていません。
入手できるコスチュームは数十個あるため、毎回膨大なリストの中から意図したものを選択する作業を強いられます。
COMMENT
空の軌跡から閃の軌跡Ⅳまでずっとプレイしてきました。
軌跡シリーズ総決算ともいえる中盤~後半の展開はとても面白く、寝食を忘れて没頭するほどでした。
ですが、10年経っても終わらないシナリオに付いていくのが辛くなってきました。前作の設定を引き摺り過ぎではないでしょうか。
イースシリーズのように作品単位では独立しながら壮大な世界観を描くような形になって欲しいです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 2pt |
82pt
GOOD!
■帝国編完結
本シリーズをプレイしていて一番のポイントだと思います
思えばクロスベルを舞台とした「碧」も帝国の一部でしたし、遂に完結したのかというのが率直な感想
■多彩で多彩なキャラクター
過去シリーズを含めて名前だけしか出てこないキャラを含めて全員が何かしらの形で関わっている
シリーズをプレイしていて懐かしい名前が出てくるのはシリーズファンとして楽しかったです
■結社関連での新たな展開
いい加減にしてくれと思う部分もありますが、結社関連でも結構話が進んだので良かったかと
早く軌跡シリーズが完結してくれないかと願う部分でもありますが、お馴染みの展開ではなかった部分は良かったかと
■幅広い難易度での戦闘
イージーからハードまでは常に設定変更できるため、ストーリーを進めたいだけならイージー
戦闘を楽しみたいならハードと切り替える事で、かなり難易度の印象が変わるため気軽にプレイすることができる
■圧倒的なボリューム
クリアまで130時間以上を費やしました
全シナリオクリア程度で全てのやりこみ要素をやりこんだわけではないですが、かなりのボリュームです
BAD/REQUEST
■金を取る価値もないオープニングムービー
他の方からも酷評されていますが、素人が作ったのか?と思えるほどの内容
キャラクターのイラストも全く似ていないため、色で判断するしかない程酷かった
■中身のないストーリー
今までもそうだろ?と言われるかもしれないが、今回のストーリーは同じことを繰り返しているだけでつまらない
過去作と同じ流れというより、本作の中だけで同じストーリーをキャラクターを変えて繰り返すだけとなっている
登場キャラクターの多さからもセリフ回しに個性がなく、同じ言葉を繰り返すだけになっている
剣士は全て「意気や良し!」の繰り返し
COMMENT
シリーズファンならば今までの総集編としてプレイする価値があるかと思います
今までの作品の2倍以上のボリュームはあったと思います
逆に言えば、長くて疲れるという印象もありましたが、それでも全体を通して楽しかったと思います
閃の軌跡シリーズの中では1~3を足したぐらいのボリュームであったのと
全体のストーリーが大きく動いたのもあり満足度は高いです
新規でプレイする人はいないと思いますが、旧作をプレイしていない人にはオススメできないですね
GOOD!
シリーズは零、碧、閃1から3までプレイ済。
〇BGM
ここは毎度安定しています。
〇ボリューム
難度ノーマルでクリアまで約80時間かかりました。「あーこれは引き伸ばしが目的だな」と感じられる部分も多かったですが。
〇シナリオの一部
燃える展開や泣ける場面がちらほらと。
〇ロボのデザイン
騎神はどれもカッコイイ。
〇難度(戦闘、ミニゲーム)
前作はとにかくブレイクさせてボコるで大抵何とかなった印象ですが、本作は難度ノーマルでも結構歯応えがあります。またミニゲームのカードゲームも、前作は完全に接待で何も考えなくても楽勝という難度でしたが、本作はデッキ構築もしっかり考えないと勝てないレベルに調整されています。落ち物パズルのミニゲームなんてパズルゲー苦手な人は中盤からもう勝てないだろうというくらい殺意満々で殺しに来ます。
それでもちゃんとクリアできるあたり、難度調整には気を遣ったんだろうなぁと感じました。
〇公式の絵師さん
エンディングだけで一体何枚描き下ろしたんだ……。凄まじい労力と時間が必要だったと思います。お疲れ様です。
BAD/REQUEST
〇遅い!
カメラワークもキャラクターの動作も。技術力不足が原因なんでしょうけど、殺陣をスローモーションで誤魔化すのもやめてほしい。
〇グラフィック
OPアニメは3から続いて作画が酷すぎる。また主人公が意味ありげに仮面なんか被ってますが、その仮面は最後まで一切出てきません。なんだったのこれ?
全体的にグラフィックはPS4の標準に達しているか怪しいです。スパイダーマンをプレイした直後だったので余計に酷く感じられました。
戦争の演出なども、幾分マシにはなりましたがそれでもまだ褒められない出来。敵本拠地に飛空艇で特攻! 敵が迎撃部隊を出してきたのでこっちもロボを飛空艇の甲板に出して対抗だ! って場面で、遠距離攻撃の手段を持ってるロボは銃を撃ったりしているのにそれ以外のロボはせっかく甲板に上がったのに完全に棒立ちのまま! っていうのがあって爆笑させてもらいました。いやいやダメでしょこれは。
〇シナリオ(特に終盤)
3までは謎や伏線をちりばめて盛り上げていくパートだったので先が気になって楽しめましたが、その解明や回収にあたる本作はとにかくガッカリな出来。こちらの期待や予想を上回るものは一つもありません。四作目まで引っ張った謎の真実は、ミステリー小説で言うなら「犯人は双子だった」レベル。それどころか説明されないまま終わるものもあります。あの光る石って結局何なの? ちゃんと理由があるとかインタビューで社長が言ってませんでしたか? またいきなり生まれ変わりという単語が出てきて、みんな何の疑いもなくそれを信じちゃうのもどうかと思いました。え、そんなのが当たり前にある世界観だったっけ……? はっきりと覚えてはいませんが、少なくとも閃1から3では一切出てきませんでしたが。ていうか大陸の外に出られないという設定なのに大気圏は突破できちゃうというのもなんか釈然としないです。
前作までで死んだキャラはなんかよくわからないけどみんな復活するので緊張感皆無、裏切ったキャラはよくわからない理由で仲間に戻る(特にシャロンというキャラは本当に意味不明)し、オマケに最後は奇跡が起きてなんやかんや。軌跡シリーズだけに奇跡のバーゲンセールや! というのは冗談として、これで満足しろってそりゃ無理な話でしょう。ここ数年のファルコムゲーは全部ラストをやっつけ気味なご都合主義で無理矢理ハッピーエンドにして片づけているので嫌な予感はしていましたが。クリア後の素直な感想は「なんだこのクッッッソ茶番は」でした。多分ここで感動してほしいんだろうなぁと感じつつ、ものすっごい真顔でスタッフロールを見てました。本作ではノーマルエンドとトゥルーエンドがありますが、ノーマルエンドのほうが遥かにマシでした。
〇日本語等
「雛鳥」「薫陶」などの台詞、背中向けたままバイバーイのポーズなどは、前作で散々言われただけあって本作では激減しています(ゼロではない)。代わりに本作で滅茶苦茶気になったのが、これも以前から頻出でしたが、「とっとと」。ライターさんは「早く」「急いで」「さっさと」等の他の言い回しを知らないんでしょうか(1で確か「疾く」というのは出ていたような気がします)。先に挙げた「薫陶」などは、3で実際には十数回程度しか使われていなかったようですが、本作のとっととはヤバいです。数えていませんが軽く200回以上は見たような気がします(先に挙げた「早く」等の使用回数はなんとゼロ)。また、「〇〇しろ」等の命令時にも必ず「〇〇するがいい」という言い方をするので、たまにもやもやしてしまうことも。敵艦が迫る中、艦長が部下に向かって命令を出す場面がありまして、ここで「主砲を展開しろ!」「主砲を展開せよ!」また「主砲展開!」でもいいですが、ここでも実際の台詞は「主砲を展開するがいい!」です。何か気になりませんか? 違和感を感じる(これも実際に本作で出てきます)とかが気になる人は要注意。「せいぜい」の使い方がおかしい場面も。
ていうか他のゲームもやっていて、作中の日本語がこんなに気になるのって本当に本シリーズくらいですよ? 擁護するのであれば、テキスト量がとにかく膨大なのでチェックするのは大変なんだろうということでしょうか。もちろんそんなの言い訳になりませんが。あ、ちなみに前作で大流行していた「手の平に拳を叩きつけて気合を入れるポーズ」は本作でも大流行中です。「〇〇しよう」と言いたいときに「〇〇するとしよう」という言い方にするのも依然大流行中。「とっとと〇〇するとしようぜ」。
〇ワンパターン
台詞だけでなく、ストーリー展開もやっぱりワンパターンです。ピンチの時には必ず助っ人が来て何とかしてくれるのは相変わらず。
場面切り替え時に「遠景」→「建物外観」→「建物内部」とカメラがゆーっくり切り替わるのもワンパターン。ここはいつも早送りですっ飛ばしてました。
個人的に一番酷いと感じたのはダンジョン。結構数はありますが、ギミックは「ボタンを押して道を繋げる(壁が開く等)」、「ダクト」の二つのみ。他に何か思いつかなかったんでしょうか……。ダクトに入るとキャラが文句を言いますが、言いたいのはこっちだよ!
〇キャラ多すぎ
完全に新規お断り仕様。それは別にいいんですが、キャラが多すぎるので装備を整えるのにも一苦労、入れ替え時にクオーツやアクセサリーをセットするのも面倒極まりないです。一応クオーツ一括セットはありますが、本当に適当にセットしてくれるだけという感じであまり使えません。たまにゲスト参戦で装備もアクセサリーも全部固定というキャラがいますが、正直7組以外は全部その仕様でよかったと思います。
またキャラが多すぎるためどうしても使わないキャラは出てきてしまいますが、本作ではとにかく複数チームで攻略、ボス戦というのが多く、使う気もなく適当に控えに置いておいただけのキャラが強制で唐突にボス戦に引っ張り出されるという事態もありました(もちろんその際、戦闘前にメニューを開いて装備をいじったりはできません)。このボス連戦も時間がかかるのでとにかく面倒でした。中盤のクライマックスでのボス連戦は本当に酷かった。まだあるのかよ!と思いながら戦闘してました。
COMMENT
本作からいきなり軌跡シリーズに入る人はいないでしょうが、もしいらっしゃるのであれば、せめて前作の3はプレイしておくとよろしいかと思います。
色々不満もありますが、戦闘は概ね満足です。前作に比べてロード時間はやや長めですが、会話内容が更新された場所などは一目でわかるなど親切な仕様だったのでその辺はストレスなくプレイできました。
とにかく閃が終わるまでは、という気持ちでいたので、これで私の軌跡シリーズは終了です。今のところ次回作以降はプレイする気ありません。
せっかくなのでと限定版を購入しましたが、デカくて邪魔なので処分しようかどうしようか考え中です。本作の出来が満足の行くものであれば、名前の通り永久保存版となっていたのでしょうけども。