オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
69pt
GOOD!
・シナリオや設定はいろいろ練られていて先が気になるワクワク感がある
・カッコいい曲が多いBGM
・今までのシリーズの主要メンバーが勢ぞろい
・良くも悪くもプレイアブルキャラクターが多い。誰を使うか選べる楽しみがある
BAD/REQUEST
・キャラ多すぎて装備整えるのが面倒
・敵幹部クラスの本気出してなかったアピールは今作も健在。もしくは都合よく気絶。
・ピンチになったら助っ人が表れるのも健在
・全キャラ共通の口癖(~だっての、~っていうか、~というか、さすがに~すぎだろ等)。東京ザナドゥでもそうだった。おそらくライターの癖なのだろうが多すぎて気になるレベル
・帝都編はこれで終わったが、また新たに広がる風呂敷。シリーズの終わりが見えない
COMMENT
プラチナコンプ済み
当然のことながら閃シリーズは全部やってることが前提で、なおかつ空・零・碧もやってないと本当の意味で楽しめないと思います。
そういう意味では敷居が高いですが、やってる人にとっては懐かしいキャラに会えるのでこのシリーズが好きな人にはお勧めです。
帝国編は終わりましたが、初登場?の結社の盟主がまた意味深なことを言ってたのでまだまだ軌跡は終わりそうにないですね。
空が出てから十数年、一体いつになったらエンディングが見られるのでしょうか
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt |
70pt
GOOD!
・閃の軌跡シリーズの完結
過去3作のスッキリしないラストだったのが、今作のエンディングで報われた。
・BGM
耳に残る曲も多く、各シーンを盛り上げてくれる。
・戦闘
ロードも速く、テンポも良いので、エンカウントが苦痛になることは無かった。レベルもサクサク上がるので、よっぽど雑魚を無視する人以外はレベル上げの必要も感じない。
・ミニゲーム、やりこみ要素など
全体的に難しくなく、ストーリー上で強制されることもないので、手軽に出来る。『ポムっと』は本筋を忘れるくらいハマった。
・優しい世界、シナリオ(GOOD、BADの両面があり)
個人的に大団円、ハッピーエンドは好きなので、概ね満足できた。
BAD/REQUEST
・優しい世界、シナリオ
とにかくほとんどの登場人物が優しい。町に住む大人、子供すべてまとめても大体3種類くらいの性格の人物でこの世界観を作っている。たまに悪人ぽい人物もでてくるが、シナリオ上ではほぼ《呪い》のせいになるので、個性が無い。
・センスの無いテキスト
今作一番気になった点。シリーズではNPCとの会話も楽しめる要素だったのが、上記の通り誰もが別の誰かと同じ性格で、同じ言い回しを多用するので、話しかけるのが苦痛だった。大体子供は『えへへ』。 大人は『フフッ』で会話を交わす。強敵と戦う前の決意表明で『~として。』『名に懸けて。』『~のためにも。』等を必ず聞かされるのも寒い。
・演出面のテンポの悪さ
早送り機能があるのでまだ良いが、もしこの機能がなければ間違いなくイラつく程の遅さ。この辺を期待して購入する人もあまりいないとは思うがムービー、グラフィックもPS4にしては堅い動きしかしない。
COMMENT
閃の軌跡シリーズのみプレイ済み。
空と零、碧は実況プレイ等の動画サイトでストーリーを追った程度。
続き物なので、前作プレイは必須ですが、Ⅳ単体としては良くまとまったストーリーと良質なBGM、飽きない戦闘とかなり好感触だったのが、プレイ時間が長くなるにつれて最初は気にならなかったテキストのチープさが目立つようになり、良いと思えるシナリオの評価を下げているという感想。
字幕を消すことができたならまだ気にならなかったかもしれないが、なんだか勿体ない気がした。
閃の軌跡シリーズとしては一、ニで終わっていた方がこんなにハードルも上がらずに済んだと思うので、三、四は別の主人公の軌跡シリーズが良かった。
それでも一周プレイ80時間程のボリュームで熱中もそれなりに出来たので、軌跡シリーズを追いかけてきた人であれば楽しめる作品だとは思う。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt |
70pt
GOOD!
【昨今では稀少な王道RPG】
スマホゲーの台頭、据え置き機向けの売上減少で軌跡シリーズのような王道RPGは本当に最近少なくなりました。ストーリーはおまけというゲームが多くなっている中、じっくりと腰を据えて物語に没頭出来るRPGはやっぱりいいなと思える作品です。
【軌跡シリーズほぼオールスターズ】
空、零碧、閃シリーズの主要キャラからサブクエスト絡みのNPCに至るまで非常に多くのキャラクターが登場しておりまさにオールスターズ。故に過去作をプレイしていないと縁のある人物である事自体が分からず、面白みが半減してしまうのは仕方ないと思います。単なる顔出しだけではなく、きちんとそれぞれの物語があり、丁寧に描かれてる点は軌跡シリーズならではです。主要人物はほとんどプレイアブルとして戦闘に参加しますし、シリーズの垣根を超えたパーティーや共闘などシリーズファン向け要素が盛り沢山です。
【ストーリーRPGの冠に恥じないストーリー】
相変わらずテキスト量が膨大で、単純に閃シリーズの完結というだけではなく、過去作から張られた伏線がかなり回収されています。一つ一つ丁寧に描かれているので分かりやすかったです。ゲーム進行度としては僅かでも、かなりのテキスト量があるので結構疲れます(笑)。
【奇をてらわない分かりやすい戦闘システム】
ロストアーツが復活した程度で戦闘そのものは理解しにくいようなものもなく、都度チュートリアルがあるのですぐ慣れます。引き継ぎなしナイトメアは序盤~中盤までが諸々整わないのでかなり難しいです。中盤以降は楽ですがどの道1周でトロコンは無理なのでおすすめしません。
BAD/REQUEST
【既視感のあるゲーム展開】
閃3の時はリィンは教官に、舞台は分校に変わったもののまるで閃1を再プレイしているような錯覚を覚えましたが、今回は閃2を再プレイしているような感覚になりました。正直、似たような展開が多く4作目はちょっと長引かせすぎたという印象です。特に2から3までの空白期間が長く、ハード移行などもあったのでしょうがその割にグラフィックなど大きな進化が見られないのも残念でした。
【必要性の感じないボス戦】
今作からではありませんが「このボスと戦うの何回目だっけ?」というくらい同じボスと戦い、倒しても決着がつかないお約束の展開が多すぎてさすがにげんなりしました。ゲーム的にボス戦として展開せざるを得ないという惰性のようなものを感じます。
【相変わらずグラフィックが前時代レベル】
背景はあまり気になりませんでしたが、やっぱりキャラゲーなのでキャラのモデリングが気になりました。JRPGらしいアニメ調なんですが他メーカーと比べると素人目に見ても「もうちょっとどうにかならなかったの?」というレベル。閃1からですが、会話時にイラストの立ち絵ではなく3Dモデルのアイコンになったのも残念ですね。キャラが多いのでイラストを用意するのは難しいのでしょうが、主要キャラだけでもイラストの立ち絵に次からは戻して欲しいです。
COMMENT
【初めて軌跡シリーズをプレイする場合、どこからプレイすべきか?】
最低でも閃1から、出来れば空3作→零碧→閃と順番にプレイ推奨です。空、零碧キャラもガッツリ絡んで来るので閃シリーズだけではちょっとよく分からない展開も多いです。閃以外はオリジナル版(PSP)はシステム的にもちょっとしんどいのでリメイク版(Vita)を推奨します。単に閃シリーズとしての完結ではなく過去作からの伏線回収も多いのでシリーズ全てをプレイするとなると時間もかなりかかりますが…。
【トロフィーに関して】
絆イベントで女性キャラの特別な思い出を共有するイベントとその他人物ノートが更新されるもののせめぎ合いで、1周目では絆ポイントが足らず両立出来ないので1周目トロコンは無理です。周回限定イベントもないので完全に作業ですがトロコンには最低2周しないといけません。
GOOD!
■ようやく完結
今作の一番の見どころではないでしょうか。
閃の軌跡シリーズはもとより、空から続いた15年越しの謎や伏線も次々回収されてやっと空、零、碧、閃と続いた話がやっと完結します。
特に閃の軌跡シリーズは、話の展開が遅く、なげー、まだ続くのかよ!って事が多かった(特に前作)のですが、今作は過去の伏線回収で大忙しのため、約70時間かかったものの「もう終わりか早いな」という印象です。
最後の怒涛の展開はドッグファイトやら大人数での空中戦等、過去最大級の盛り上がりを見せ、次回の話もチラ見せ程度に触れたため、次回作買わないつもりでしたが、ちょっと期待してしまう自分がいました。
■戦闘演出
新技が結構出てきますが、全体的に良かったです。
ただ一部で長すぎて、ほぼスキップする技もありましたが・・
最終戦の大人数バトルは展開と華麗な技も相まって最高の盛り上がりを見せてくれました。
BAD/REQUEST
■イベント演出、モーション
今作に限らず閃の軌跡シリーズを通して不満なのはここです。
グラフィックは100歩譲ってなんとかですが、仮にもPS4なのに、十何年前のPS2みたいなモーションは頂けない・・
戦闘の演出はあれだけ凝ってるのにイベントのモーションが全キャラ同じかつ、恐らく全部手付モーション。
3の時、とあるレビューアの方が書いていましたが、恐らくテンプレートみたいのがあってそれを組み合わせてるだけなのでしょう。
カメラワークもワンパターンです。緩急が全く無い。いつもキャラの周りをカメラがぐるーっと回るだけ。
近いか遠いかくらいの違いしかない。
戦闘の必殺技とかは絵コンテ切ってるのがわかりますが、イベントシーンは絵コンテ切ってるのかすら疑問です。
あと未だに「汗」、「!」マークによる感情表現を行っているのが違和感ありすぎです。
おかげで、シリアスなシーンも、感動の場面も、激しい戦闘のシーンも、全部興醒めです。
あと一応このシリーズ戦争の話、なんですよね。一応。
なのに、それらしさが全く無い。
非常線張られてるところに、二言三言ですんなり入れたり、戦闘中の地域で敵を目の前に味方同士で背中向けて話し始めたりと、リアリティー無さ過ぎです。
ドッグファイトも残念極まり無い・・
戦艦が右から左へ左から右へ飛んで行って、ただ爆発のエフェクト出してるだけ・・
別の方も書いてましたが、敵が迎撃してきた!こっちも応戦だ!って場面でキャラもロボもみんな棒立ちとか、戦場なのに「ありえない」です。
あと動きも会話も、現実ではありえないくらい遅いですね。スローモーションかかってるの?くらいに。とにかく展開のテンポが悪い。
技術力の低さから来るのか、総じて話してる時は全員止まる、動く時は全員動く、2つ以上の事を同時にしながら展開するという演出が出来ないようです。
あと、いい加減、声付くところは付ける、付けないところは付けない、ではっきりしてほしい。
突然声付いたり、消えたりで落ち着かないです。
■シナリオ
総じて台詞回し、台詞の演出が稚拙です。
本作はSF要素も結構あるので、戦艦による空中戦もあったりするのですが、ここはオペレーターの台詞で盛り上げるところだろ、ってところで全くしゃべらないとか、せめてグラフィックが追いつかないなら台詞で盛り上げるべきかと。
かと思えば、おい、ここのんびり会話してるところじゃないだろって場面で喋りまくるとか、場面の台詞の強弱っていうか緩急っていうのかそのあたりの分配がまるで駄目です。
敵目前にして、背中向けて会話するとか、敵が迫ってきてるのに決め台詞言ってから突っ込むとか。
まぁ敵もその時は律儀に待ってるんですが、戦場でそれはありえないだろ、と。
あと、気になったのは「させていただきます」症候群。
これつければ丁寧になると思っている人の書く文章。
他のレビューアも書いていますが、素人から見ても語彙、文章力なさすぎです。
同じような単語を連発します。もっといろいろな言い回しがあります。かと思えば「辞書で調べました的」な、やたら難しい単語を混ぜてくる。
■戦闘システム
いい加減古いです。
今どき棒立ちコマンド入力式とか、スマホゲーじゃないんだからやめてほしい。
スタッフも何を勘違いしてるのか、高速オートモードで快適とか書いてますが、それだったら戦闘も楽しませる努力をしてくれよ・・と思います。
まぁ高速オートをつける時点で、面白くないってことは自覚してるんでしょうが・・
COMMENT
総評としては、1-4の中では一番楽しめました。
3まではとにかく、回り道に次ぐ回り道で、1作あたり約6-70時間のプレイは、もっさり戦闘、イベントが相まって「なげー」の一言でしたが、今作は過去空からの8作分の伏線を回収するために話しの密度が高く、もう終わり?という体感でした。
勢いで一ヶ月くらいでクリアしました。以前なら3-4ヶ月くらい掛かってたので、久々に夢中になれました。
ただ、1-3のプレイは最低限必須の展開なので完全に新規お断りの内容ですね。4から始める方はあまりいないと思いますが、4だけやると、置いてきぼりでポカーンですのでご注意を。
ただ、相変わらずの語彙力、構成力の無いシナリオと残念なイベント演出が、シリアスシーンも手に汗握る、、はずのドッグファイトも見事にぶった切ってくれます(苦笑)
そんなわけで、想像力を働かせながらプレイすることをおすすめします。